[148] 中国で暮らす日本人で中国残留孤児２世の読者からの連絡メールを載せます。 投稿者：副島隆彦 投稿日：2006/05/13(Sat) 06:59:27副島隆彦です。今は再び中国に戻って、青島（チンタオ）市で暮らす
中国残留孤児二世の日本人のＭさんからのメールを転載します。
副島隆彦拝（転載貼り付け始め）
----- Original Message -----
From: ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: snsi@mwb.biglobe.ne.jp
Sent: Friday, May 12, 2006 11:40 AM
Subject: 「副島隆彦を囲む会」の入会方法について、相談にのって頂けるとうれしいです。
拝啓、副島隆彦を囲む会のみなさま、毎日、私たちにこのような貴重な情報を提供して頂き本当に心より、感謝しています。
実は、囲む会の会員に入会したいんですけど、今、海外にいます、本当に、どうしても「中国ロック本」が読みたいです。
私は、＊＊＊＊と申します。３８歳、３０年前に日本に帰国した中国残留孤児２世です。８歳から鹿児島県奄美大島にて高一まで育ち、１７歳から去年まで東京の三鷹、調布で生活を営んでいました。１７歳から建築塗装業にて１９年間従事していました。
自分は日本人であり、真面目に努力し、一生懸命に生きてきましたつもりですが＜自負＞周りのかたは、そのようには見てくれませんでした。つまり、外人、中国人にしか見てくれませんでした！ 差別には勝てません！ 妻、子供、の将来を考え妻の実家＜中国の青島＞で生きていく決心し、昨年末から青島で生活しています。
今は昔の持病＜ヘルニア、五十肩＞を治すため、按摩、整体に通っています。長々とすみません。それで、どのようにして囲む会に入会できるのか、また、「中国ロック本」が読めるようにようになれるのかを、いつも悩んでいます。 ぜひ、相談にのって頂けると本当に助かります。 連絡を心より、お待ちしています。敬具
＊＊＊＊さまへ
副島隆彦です。
以下のようなメールのやりとりを、私は、今朝、知りました。
申し訳ありません。
＊＊さまの人生のご苦労と思いますと、私どもの学問道場としましては、文句なしで、会費免除会員として、即座に、会員として処遇すべきです。
私は、そのように判断します。従いまして、免除会員で申し込んでください。 私の弟子たちである「囲む会」の融通が利かない、とか、判断力がない、ということがあります。 私にとりましても、こういう官僚主義の萌芽の発生は、どうしようもないものです。
あるいは、囲む会の代表の須藤よしなお君の以下の形式的な判断であります、
（転載貼り付け始め）
●海外からのお申し込みについて
〔海外から‘学問道場’会員へのお申し込みをされたい方へ〕
海外からの直接送金は、ご遠慮下さい。
海外在住の方は、お申し込みがあれば、すぐに手続きをいたします。将来、ご帰国時か、国内のご家族またはご友人に頼んで、お振込みをしてもらって下さい。よろしくご了承ください。お申し込みをお待ちしております。 副島隆彦を囲む会 須藤よしなお拝
（転載貼り付け終わり）
という文章でご納得ください。免除申請で十分だと私は思います。
中国ロック本は、ご自分の力で、なんとか入手してください。私どもからお送りするわけにはゆきません。ご理解ください。
前田さまのお書きの、「自分は日本人であり、真面目に努力し、一生懸命に生きてきましたつもりですが＜自負＞ 周りのかたは、そのようには見てくれませんでした。つまり、外人、中国人にしか見てくれませんでした！差別には勝てません！妻、子供、の将来を考え妻の実家＜中国の青島＞で生きていく決心し、昨年末から青島で生活しています。」
というコトバの重みを私は懸命に受け留めます。これは貴兄の血の叫びにも近いものです。 人生とはどんな人にとっても過酷なもにであり、人それぞれが、多くの苦難と、悩みを抱えています。だから、とても人の苦しみになどいちいち付き合ってはいられない、というのが、現実の世の中であり、現世（げんせ）の習いであります。
私は、言論人などという、人から見れば、高みからものごとを見下ろせるような立場の人間だから、それで、甘いことを言えるのだ、とまわりの人たちは思うでしょう。 言う、書く、ぐらいならなんとでも書けます。ですから、私が、貴兄の人生の苦労を思いやって、それで、甘いことを書いて共感しても、どうにもならないです。 ですが、私の気持ちだけは分かってください。
私は、苦難の多い人生を仕方なく引き受けさせられて、生きている、すべての人のために泣きたいのです。 この気持ちだけはご理解ください。 日本人にも、親切な人は、前田さんが生きた日本にもたくさん居たと思います。その人たちとのつながりを大切にしてください。 決して、傷ついたまま、日本への、そして中国への恨みだけを抱いて、残りの人生を生きることなく、ご家族のために努力してください。
「中国残留孤児２世」の日本人としての、特殊な立場を利用して、有利に抜け目無く動いて、少しはお金儲けをしてなるべく楽な人生をおくってください。そこから先は、ご自分の自覚の問題です。
どうか、日中の平和の架け橋になってください。 私たちは、愚かなる過去の戦乱の繰り返しだけは、これからの若い人間たちの為に、絶対に、しては、させてはならない。日中を公然と、戦争に引き釣り込む、恐ろしい人間たちの正体を見抜いて、彼らとの死に物狂いの戦いを、私はこれからやります。 どうぞ遠くから見守ってください。
そして、美しい山東半島の、青島（チンタオ）の都市から、気持ちに余裕が出ましたら、ご様子等をお知らせください。今後とも宜しくお願いし申し上げます。 副島隆彦拝
（転載貼り付け終わり）
須藤よしなお君へ。副島隆彦から。 なんとか中国在住のＭさんに、ご住所が分かり次第、中国ロック本を贈ってあげてくれませんか。手間が大変だというのは分かりますから、無理にとは言いませんが。
副島隆彦拝
[147] 松本道弘 投稿者：マッドマン 投稿日：2006/05/12(Fri) 03:33:31毎日英語と格闘している在外板のマッドマンです。『道具としての英語』が再発されるんですねえ。上智大学外国語学部英語学科生だった私は当時もちろん買いましたけど、あの本は副島先生の処女作だったんですねえ。気がつかなかった。本当に不思議な縁です。
松本道弘の追っかけを当時やっていましたから、松本信者の私は聖書である『GIVEとGET』への宝島出版の便乗本だと思っていてあの時はあまり真面目には読みませんでした。（本当にすみません）
松本道弘の本はその処女作『英語道場』から中期の名作『FENを聴く』『TIMEを読む』『GIVEとGET』あたりまでは今でも全部必読ですね。私は米国の留学中も始終持ち歩いていた青春時代のバイブルです。
松本が70年代中頃に司会をやっていたＮＨＫ教育「英語会話上級」の特番、伝説の「テレビ英語ディベート」はぜひＤＶＤ化してほしいですね。米国政治家の大物がわざわざ日本まで来て登場して松本が自ら英語でがんがんにディベートするという日本の放送史上に残るすごい番組だったのですが。皆でＮＨＫアーカイヴにリクエストの葉書を出しましょう。ＮＨＫは受信料を払ってほしければああいう刺激的な番組をまた放送すべきだ。
中期以降はどうしてあんなになってしまったのでしょうか。
私は今でも険しい「英語道」を歩む一人だ。
私の高校時代のアイドルだった鳥飼久美子氏が最近の朝日新聞の記事で小学生の英語教育に大反対しており、その変容に私は失望しました。
「国家の品格」の藤原正彦も「英語は難しい言葉だから日本人は学ばなくていい」とか言って日本の伝統文化とかに逃げている。
みんなもうあきらめてしまったのでしょうか。
祝再発。
[146] 会員の方から届いた画像データ / クリントンが人類月面着陸に関連して 含みのある発言 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2006/05/10(Wed) 16:08:55アルルです。最近、会員のTさんから、副島隆彦宛のメールに、ビル・クリントン前大統領の自伝『マイライフ − クリントンの回想』（上下、朝日新聞社、２００４年９月刊、楡井浩一訳） の中に、注目すべき記述があるというメールが届きました。
これは、それまでの文章と前後関係のない、しかも、たった一段落なのですが、「アポロ計画で人類が月に行ったのは嘘だ」とクリントンやその友人に対して言ってきた老人の話です。後半のクリントンの発言が非常に含みを持っています。
この「マイライフ」には、クリントンの先生だった、キャロル・キグリー（ジョージタウン大学教授）のエピソードや、彼がビルダーバーグ会議に呼ばれたときの話等も書かれています。（上６１０ｐ）
この本はもっと研究されるべき本なのかもしれません。
問題の箇所は、日本語訳版の上巻２５７ページです。
(転載貼り付け始め）
----- Original Message -----
From: ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: snsi@mwb.biglobe.ne.jp
Sent: Wednesday, May 10, 2006 11:25 AM
Subject: 人類は月へ行かなかった
以前から私は、月へ人類が行ったというのは嘘であろうといい続けてきて多くのひとに笑われて来ました。ところが、偶々クリントンの自伝マイライフを読んでいて、次のような小文を見つけました。
その複写をコピーし添付します。
前大統領が自伝に載せる以上、多くの人の目にふれることは覚悟の上であろうし事前のチェックも行われているはずです。
何度も疑問を生じたのなら、大統領の現職の地位にある者として、当然
真偽のほどはチェックした筈だし真相は知った上でこの自伝を書いて
いると思う。
その公表はあまりにも反響が大きいのでこの程度のほのめかすような書き方しか出来なかったのであろうと思います。
この文章は、前後に繋がるものではなく孤立したものです。若い日のさりげない大工の手伝いをした時の会話に託して、アポロ計画の真相を漏らしていると思います。 ＊＊＊＊
（転載貼り付け終わり）
アルルの男・ヒロシ
[145] Re[141]: 中丸薫（なかまるかおる）女史が、書いていることは、私の本とそっくりで、私はどう言ったらいいのか考えている最中です。 投稿者：ヤン 投稿日：2006/05/10(Wed) 00:01:32初めまして。ヤンと申します。副島先生の本に出会いすっかり
真実暴き系に魅了されてしまった者です。
私の中丸さんの私見ですが「中丸さんは本物だ」と思います。
つい最近、船井幸雄先生のＨＰで中丸さんのことを知り、興味が
出たので出版されている本やＨＰ(部分的に見ることができるWorld
Report）を見ましたが副島さんのものを類似したとは思えません。
世界の真実の情報公開については副島先生よりも早いと思います。
何故、情報公開が早いのか。それは本を読んでわかりましたが世界の
主要人物に太いパイプを持っているからだと思います。そのパイプも
自ら世界中を長年渡り歩き、築いたものです。あのロスチャイルドにも
電話でモノを申せるようです。
色々と生意気なことを申しましてすいません。ただ、私は現状では
「中丸さんは本物」と考えています。
船井幸雄先生とお知り合いの副島先生でしたら船井先生に中丸さんの
人柄を聞かれてみても良いかと思います。
[144] 中丸女史のホームページ見て 投稿者：仙台のＤ 投稿日：2006/05/07(Sun) 21:01:06３０２７会員の仙台在住のＤと申します。一般民的な意見もあって良いかと思い書き込ませてもらっております。中丸女史のホームページを拝見しましたら、「太○の会」という私のような一般民からは妙な団体の主催者でした。一冊6000円で売っていました。マ○チ（宗教？）と見分けがつかないような団体の主催者と感じました。（一般人の感想です、副島先生の利益に関る者の意見ではありませんのでご意見のある、「太○の会」の方は私にお寄せ頂ければと存じます。悪しからず。）そういう人が副島先生の文章をコピーしているという事はあまりいい事じゃないと感じます。
[143] 中丸薫「泥棒国家日本と闇の権力構造」 投稿者：マッドマン 投稿日：2006/05/06(Sat) 21:42:38「パクリ」というより完全に盗作ですね。だから私は先月ここで紹介した新刊のレビューからははずしました。副島隆彦の文章を単にコピーして（加工さえもしていない）あちこちに貼り付けて中島女史の発言として一冊作った本ですから、本来なら訴訟ものです。
編集の人間がこの貼り付けの作業をして企画を出し、それを中島にしゃべらせる形にしているようです。（自らのHPでこの本を取り上げたアルル氏も私と同じ推測をされていました。）
レイアウトもしっかりしていて商品としてよくできた本です。私が買ってしまった最大の理由は、デヴィッド・ロックフェラーを筆頭にあれだけの権力者との中島のツーショットの写真が収められていたことです。
よくあれだけの大物を追っかけ回したものだと感心します。
「世界はひとつ」のキーワードで１９７３年頃は意気投合したけど、今思えばあれは双方の勘違いだったという中島の馬鹿・のんきぶりにあきれてしまいました。
ここまで徹底した盗作本ならライト・オブ・ウェイかな、と私も思って
本の最後まで読み通しましたが、本の最後の２ページが全てを台無しに
しています。
ＵＦＯが迎えに来る、とかオカルトの話になってこの本は幕を閉じるの
です。
これでは「真実言論派」がますます「陰謀論」への偏見・あやしさを
増長していることになってしまいます。
馬鹿な女だしどうでもいいとも思いますが、この弊害のリスクは心配
です。
対談相手のベンジャミン（日本に永住・帰化を決意した）は陰謀論を否定、オカルトを信じているそうですが、ベンジャミンこそ「陰謀史観」を今後もっと研究して、日本の再生に貢献すべきです。兄がロックフェラーとつきあいがあるのなら、自ら取材してゲイリー・アレンの志を引き継げばいいのです。
[142] 懐を深く、間口を広く 投稿者：ゴーマニスト左派（公法の優位派） 投稿日：2006/05/06(Sat) 20:38:51 憲法上、まだ明文化されていない国民の「知る権利」と民法の特別法の「知的所有権」のどっちを優先させるか？ の問題だと思います。 私は「公法の私法への優位」から『公』を優先すべきだと思います。 国民が「知る努力」をしても報道機関、マスコミ〈新聞、テレビ、雑誌〉が報道管制〈翼賛的に〉をひいて、あらゆる権力者にとって都合の悪いニュース、記事を「カット」・・・・どころか権力に都合の良いニュースや記事に「プロデュース、アレンジ」されてしまっていたら・・ 国民はよほどの「権利のための絶え間ない努力」しても極少数派の【真実言論派】「知る権利マニア」「退職後、生き甲斐市民オンブスマン」「暴き系」でないかぎり「真実」には到達できません。 だから、「パクリ」でも大目に見て〈彼等に「純粋理性」〈パクリに罪悪感を感じる。〉を求めもムリだと思います。〉 それより、中丸某氏の「本」から『だんだん解ってきたゾー』の国民を増やしていくことが大切だと思います。 「パクリ本」でもそれをキッカケに読者は最後は【真実言論派】「家元」の「副島流」にたどり着きます。・・・・・・・・・ 国民の【知る権利】・・・・・・・・・ ・・「誰を絶対に訴えて！！！！！！！！！！！！」やればいいのです？？か？？？「日本テレビ」？？？【法律のできる法律相談所】様 ・・・・「訴えの利益」「原告適格」「反射的利益」・・・ 橋本弁護士様、教えて下さい、慰謝料取れるのでしょうか？ 〈記憶イメージ参考文献 「法律学の正体」〉
[141] 中丸薫（なかまるかおる）女史が、書いていることは、私の本とそっくりで、私はどう言ったらいいのか考えている最中です。 投稿者：副島隆彦 投稿日：2006/05/06(Sat) 05:55:04副島隆彦です。 今日は２００６年５月６日です。以下に載せるのは、
近年、日本の主要な陰謀理論家（コンスピラシー・セオリスト）のひとりになってしまっている中丸薫（なかまるかおる）女史の、最近の本の要約文です。 徳間書店から出版された、ベンジャミン・フルフォード
氏との対談本です。 この本の中の、中丸女史の発言部分を、「なわ・よしひと」という人物が、自分のサイトで紹介というか、要約文というか、そのまま重要な部分を引用したというか、全体は批評文になっている文章です。
これは、私、副島隆彦の本からのそっくりそのままの引用ではないのか、と私が「恐れ入る」ほどの立派な出来の内容です。「なるほどなあ
、世界はそのように動いているのか」と、私が感心してしまいます。
自分の文章をミラーボールに写されて、それがそのまま他の人々の目（読解力）に触れると、こういうことになるのか、と私は唖然としてしまいます。男の評論家たちだったら、たとえ（本当はかなりがそうなのですが、）ライター（「百円ライター」とも宝島社あたりでは出版業界隠語では蔑称します）たちによって、もっと上手に、真似だとすぐにはばれないように工夫して、あれこれ手を加えて、内容を変形して、盗作箇所をあちこちにばらばらに散らばらさせて、私、副島隆彦の書いたことを剽窃（ひょうせつ）します。
「文献をきちんと引用する」ということが出来ない。たったこれだけのことが出来ない。日本人は、言論人、知識人階級の人間であっても、
「引用権」rights of quotes ライト・オブ・クオート という著作権法上の権利が、著作権法（これは、日本の法律も国際条約を批准してできた正確な世界基準に従った内容である）に定めてあるのに、この事実さえ知らない。何も知らないで、自分は言論人だ学者だと、勝手に思っている。私が、「日本の学者、言論人というのは、原住民の呪（まじな）い師階級の人間たちだ」といつも書く所以（ゆえん）である。
日本は、東アジア文明のはずれの島国なので、文明の周辺属国なので、古代以来、世界基準の諸先端文化や思想(＝宗教、たとえば、仏教、道教＝日本では神道と変名した、儒教）を受け入れる際に、「・・・という文は、日本語では・・・・という訳（わけ、和解＝わげ）だよ」という、「・・・という訳だよ」となって、すべてが、世界基準の文献の
日本語による解釈(解剖文、意味解析文）でしかありえない。
そのように丁度この２千年間の間やってきた。それはそれで、日本部族のエリートたちの学識・技術・文化受容の涙ぐましい努力の現われだから、そのこと自体は、尊重に値する。
それにしても、「・・・という訳だよ」のその前に、「自分のこの考えを、日本国内で初めて書いて発表したのは、・・・という人で、私はこの考えに賛同する」あるいは、「反対する」と書いて、それで、しっかりと文章を引用して、出典と著者名を書いて、（私、副島隆彦の場合は、引用の前後で２回、出典を明示することにしている）それから、自分の意見を書けばいい。
この作業が出来ない。学者、知識人でもしっかりとは出来ない。こういう当たり前のことができない。「他の人のアイデア（創意工夫、新思考）は、どんどん泥棒してしまえばいいのだ。分かるものか。構うものかやってしまえ」ということで、やってしまう。この精神が、根本から間違っている。
私は、中丸薫（なかまるかおる）女史程度の、あまり知能の高くないと思われる人の場合には、あまり怒る気にもならない。一言、私に言ってくれれば、「思う存分、勝手にどうぞ」と言ってあげるのに、と思っている。しかし、彼女は、それをする勇気が無いだろう。しばらく静観します。
それで、学問道場の会員の皆さんに、ご相談です。以下の中丸氏の対談本での発言文章（の要約）を読んで、どう感じるかを、ここの重掲掲示板に、感想、意見を書きこんでください。
私がこの件で悩んでいる点がひとつあって、それは、「思想はみんなのものであって、独り占めしてはならない」という別の原理があるからです。書いて公表して、公開してあるのだから、どれだけでも、他の人々が使えるようにしてあげなければいけない、という要請がある、ということです。
発明新案、意匠、デザイン、特許の技術など（これらを、かつては、「無体財産権」と法律学では言いました。今は、アメリカ式に「ノウハウ」とも言います）と同様で、著作権法上の権利も、これらはなるべく一般に公開されて、誰もが利用できるものになるべくしなければいけない、という「オープン・アーキテクチャー」の思想が一方で強く有るからです。
それは、１９９５年に、ウインドウズ９５からはじまった、マイクロ
ソフトのビル・ゲイツが、「ウインドウズ９５」という本当は、「アップル＝マッキントッシュ８７(年）」でしかなかったものを、大泥棒して（この「窓」＝ウインドウズの原型自身は、名古屋の日本人技術者が初めに創ったらしい）、世界基準にしてしまったのだ。
このことは、もっと大きく言うと、ライト・オブ・ウエイ right of way という考えがあって、公共財産（パブリック・プロパティ）である道路のような、誰でも使える通行権、利用権のようなものを考える法律学が、日本では致命的に進んでいません。そのことに法律学者たち自身が、どうも世界基準の最新テーマに自覚が無いようだ。
ビル・ゲイツウインドウズは、本当は、ライト・オブ・ウエイは、世界公共財産ですから、世界中で、誰でもただで使えるものでなければならないのです。それを、あの現代の強欲人間のビル・ゲイツ(彼もやっぱりユダヤ人）が、デイヴィッド・ロックフェラーの下に逃げ込んで、泣きついて、それで、「私の個人財産」ということにしてもらったのです。その防衛費用は、きっと日本政府とおなじぐらいの額（毎年、３０兆円ぐらい）を、ビル・ゲイツは、デイヴィッドに払っているでしょう。
ヨーロッパのオープンアキテクチャーのインターネット用のＯＳ（＝基本）ソフトである「リナックス」は、このビル・ゲイツ＝デイヴィッド・ロックフェラー世界通信支配体制と闘う為に、世界中の自由の戦士たちによって開発されたものです。中国政府でさえ、あつかましく、リナックスを使って、それを自国の官僚統制用に改造して、「国家基準のＯＳソフト」を作って、ビル・ゲイツの攻勢に対して、防御しつくした。
日本の総務省も、「リナックスもありますから」と、ビル・ゲイツが送り込んできた副社長クラスの者たちとの攻防戦で、日本の国家基準の(官僚基準）の通信網だけは、なんとか死守している。ここでは、公共（それは、みんなが見ているところ、という意味です）を、勝手に、公（おおやけ、公儀、権力者たちの支配秩序）と読み替えて、日本の馬鹿官僚たち自身が、自分たちの統制秩序のことを、ライト・オブ・ウエイ
だと、勘違いしているという大きな欠陥点がある。
２０００年のアメリカ大統領選挙の、大きな争点のひとつは、米民主党の候補者のアル・ゴアが、自分の「スーパー・ハイウエイ構想」に従って、ビル・ゲイツのマイクロソフト社を、文字通り、八つ裂き（かつてのＡＴ＆Ｔのように）にして、財閥解体して、それで、ウインドウズを、世界公共道路にしてしまおう、と提案してしたのです。ヨーロッパ勢は、ですから、アル・ゴア（オクシデンタル石油、アーマンド・ハマーたちの系統で、ロックフェラーと闘う）は、自分の父親の、アーサー・ゴア上院議員が、全米国道網（ナショナル・ハイウエイ）構想の提案者だったことの流れで、世界の通信道路を、みんなの物(公共のもの）にしようと企画したのです。
ビル・ゲイツにしてみれば、「アル・ゴアの野郎め。そうはさせるか」となって、それでデイヴィッドの下に逃げ込んだ、ということです。
こういう大きな話なのです。私は、このことは、まだどこにも書かなかったでしょうか？ おそらく書いていません。
ウイヤード、ワイヤード wiyard というネット最先端集団が、２０年昔からアメリカには居て、彼らがインターネットのアイデアを本当は出したのです。ＤＡＲＰＡ（ダーパ）あるいは、ＡＲＰＡ（アーパ）と呼ばれる国防総省の技術通信研究所の連中ではありません。
それで、今、ウイヤードの連中は、「自分たちは、ロックフェラーに騙された。世界人民の言論の自由、思想表現の自由のための武器として、公共の道路として作ったものを、あいつらにまんまと奪い取られてしまった」 と、８年前に宣言して、ウインドウズ９５に対して、新たなる戦いを挑むために、砂漠に帰っていったのです。彼らと通じている、
日本の副島隆彦の戦いの、決意が、おまえたちに分かるか！
・・・・中丸薫なんか、どうでもいいや。勝手にやってなさい。
何が、「闇の世界」だ。そんなものはない。あいつらは、公然と表に出来てきて、ダボス会議に、出席した日本の首相とかにも、スイスの銀行の秘密口座をご褒美（ほうび）に与えて、それで、世界裏金流通ネットワークに、入れてあげて、小泉にも老後の年金を作ってあげている。そういう程度のことをやっているだけだ。あんな奴らを、闇の権力などど、おどろおどろしく、恐れることはないのだ。あいつらは、すべて金（かね）なのです。金だけの人間たちだ。・・・・そして、私たちも、お金（の足りなさ）にいつも苦しんでいる。だから、レイシオ、リーズン（ユダヤ思想の根本である拝金、強欲の思想）を、中丸薫も、さっさと、副島隆彦から学んで、その学習成果を書きなさい。これがあなたが、若い頃コロンビア大学で習った勉強の仕方であり、宿題（アサインメント）です。 副島隆彦拝
(転載貼り付け始め）
なわ・よしひと という人のサイトから
「泥棒国家日本と闇の権力構造」
中丸薫 ベンジャミン・フルフォード 徳間書店 ２００５年９月刊
日本がアメリカの属国のようになっているということは、いろんな人が指摘していることですが、この本で紹介されている数々の事実を知ると、そのことがよくわかります。小泉首相が必死になって推進している「郵政民営化」も、結局はアメリカの支配層から命じられてやっていることでした。
小泉首相は９．１１の衆議院選挙で自民党圧勝劇の立役者となり、郵政民営化に反対した元自民党議員に対しては勝ち誇ったような態度を見せていますが、多くの日本人は、彼を「国を売った首相」として記憶することでしょう。
しかしながら、日本の政治は既にアメリカの完全支配下にあるわけですから、小泉首相だけを罪人扱いすることはできません。中丸氏もフルフォード氏も、ともにこの国の現実を憂いながら、多くの国民に気づきを与えるために思いきった情報提供をしてくれています。ここで取り上げたのはごく一部ですが、その一つひとつが、おそらく多くの人の常識を覆す内容になっていると思います。 （なわ・ふみひと）
郵政民営化の恐ろしい落とし穴 中丸薫
郵政民営化で一番大切なことは、日本国民にとっての最後の虎の子である郵貯と簡保の３５０兆円を、ハゲタカファンドに奪い去られてしまわないように、しっかりと歯止めをかけることです。今の法律のままだとザル法で、それができてしまうのです。
竹中大臣はとてもうまくカモフラージュして、郵政民営化法案をすっと読んだだけでは、何か歯止めがあるのかなと思ってしまいますが、歯止めはかかっていません。郵政民営化に反対した自民党の議員も、「歯止めをかける条文をつくりましょうよ」といったのですが、小泉さんと竹中大臣はそれをわざと無視して、「そんなこと後でもいい」といって、それをしないままいきなり解散して、「郵政民営化賛成か反対か」ということで衆議院選挙をした混乱の結果が、これなのです。
小泉政権の背後からの支配 中丸薫
今現在、竹中さんを操っている人物は、ブッシュ政権第一期の経済諮問委員会委員長をしていたグレン・ハバードで、現在はコロンビア大学ビジネススクールの学長をしています。この人物が竹中さんを背後から支配して、郵政民営化のほうにもっていく。
彼は、今後グリーンスパンの後を継いで、ＦＲＢ議長のポジションにつきたいのです。そのためには、どうしても郵政を民営化して、３５０兆円をアメリカに持ち出すことが至上命令になっているのです。だから、小泉さんは狂ったようになって、このことに邁進しているのです。
そのグレン・ハバードさんの背後には、元ＦＲＢ議長のポール・ボルカー、その背後にはデビッド・ロックフェラーが控えている。
小泉さんは、自分は郵政民営化をずっと昔から主張していたというけれども、そうではないのです。この件に関しては、２００２年９月１２日に、彼はブッシュ大統領とニューヨークで会っています。そのときに、「不良債権を早く処理しろ」とか、「郵政民営化をして、アメリカにとって一番おいしい部分の３５０兆円を早く出しなさい」という密約をしたために、帰ってきてすぐに、柳澤伯夫金融大臣を更迭して、竹中経済財政政策担当大臣の兼務としました。
この辺のところは全く隠されたまま、９・１１選挙が行なわれてしまったということです。
外資の狙い 中丸薫
外資の問題は、とても根が深いと思うのです。
最初、長銀をつぶして新生銀行をつくりました。その次に、日債銀をつぶしてあおぞら銀行をつくりました。要するに、政府系銀行を２つつぶして、不良債権があるからといって政府のお金を入れることで、一時国有化する形をとる。そして、本当にぐしゃぐしゃで複雑な権利関係をきれいに洗濯させた後で、ハゲタカ外資はとても安い形で払い下げを受けたわけです。
例えばリップルウッドの代表者のクリストファー・フラワーズとティモシー・コリンズは、去年、１１００億円ずつ儲けました。日本の中小企業では、自殺する人もいっぱい出ていますが、日本の国税庁はその２人に対して、普通は４０％かかる税金を一銭も取らずに、２人はそのままお金を持ち出しているのです。
このように、ハゲタカファンドは日本に来て、不良債権がどこにあるかというのを一生懸命探して、公的資金を入れさせ、叩いて叩いて手に入れる。
そういう人たちは、現在は竹中さんを指南して、日本売りを迫っているわけですが、それだけでなく、金融庁、国税庁のマルサ、検察庁の特捜部のそれぞれフロントにいる人たちを、特捜部ならＣＩＡとか、金融庁の関係の人はアメリカの理財局とか、それぞれのところに研究に送って、不良債権を抱えているような日本企業を獰猛に攻撃して、それを奪い取るやり方を徹底的に訓練する。その人たちが竹中平蔵の実働部隊になっているのです。
ＵＦＪ銀行を追い込んでいくところを調査しても、ものすごいやり方です。ＵＦＪから借りている企業、ミサワホームなどもどんどんつぷしていく。
最終的には、私は、世界的な大企業トヨタも狙われていると思うのです。トヨタの幹部たちはそういうことを薄々感じているから、デビッド・ロックフェラーの息のかかった政治家がいるようなアメリカの各地域に大きな工場をつくって、対応しています。
あらゆる日本の大企業といわれるものが、今そういう形でどんどん狙われている。これは、日本にとってはとんでもないことなのです。そのへんのところを国民はよくわかっていないで、外資が来ても構わないといっている間に、銀行の名前もどんどん変わっています。
今、「りそな」も危ないのです。公的資金が２兆円も入っています。どこに売り飛ばされるかわかりません。みずほ銀行でさえ危ないでしょう。あれよあれよという間にそうなる。本当はＵＦＪにしても、いきなりシティ・パンクとか外資に売るはずだったのですが、それではあまりにも見え見え過ぎる。東京三菱銀行はシティ・バンクとかの向こうの銀行とかなり深い関係があるので、一応そういうところと合併させる形をとりましたが、これからどうなるか、まだわかりません。
日本全体が、金融的にはアメリカの全くの属国になってしまっている。もう９０％まで押さえられてしまっています。
このような実状は、国民には全く知らされていないでしょう。ただ民営化反対か賛成かだけで、あんな劇場みたいな衆議院選挙が行なわれたのです。
これから国民は大変です。ハゲタカファンドに３５０兆円近いお金も行くだろうし、増税も実施されるでしょう。増税といっても、日本国民のためでなくて、アメリカがやっているイラク戦後処理とか、アメリカが抱えている大赤字を穴埋めするために、サラリーマンから搾り取っていく。
今の小泉政権では、日本の国民を守っていけないところまで来ています。これから２年間のうちに、政治家も立ち上がって、きちっとした政治をしない限り、また、国民も正しい情報を知ることがない限り、国は破産します。
マスコミも「政・官・財・業・ヤクザ」と完全にグルだ！ ベンジャミン・フルフォード
２００２年、石井紘基という民主党議員が、このままでは日本がおかしくなると、全力を出して日本を改革しようとして、家の前で刺殺されたのです。警察は、一人の右翼による事件であるとでっち上げようとしているのですけれども、東京高裁で、これは明らかに組織的なものだといっている。その記者会見にはマスコミ各社がみんな来てカメラを回していたのですが、例によってどこの新聞もテレビも報道しない。
このように政府にかかわる殺人事件など、裏を取って証拠を出しても、どこも取り上げない。今、日本はこれだけひどくなっている。
もう２年ぐらい前になりますが、勇気のある連中がテレビ朝日の「サンデープロジェクト」という番組で、日本が北朝鮮に裏金をたくさん回しているという証拠を出して、「日本の政府は本当にひどいことをしているんだ。北朝鮮にあれだけお金を渡して、国民にウソをついている」と、やっと放送したんです。
このあと、新聞やテレビがフォローするかと思ったら、スポーツ紙１紙が取り上げただけで、どこも報道しなかった。検察も動かない。自分たちがヤバイとなるとこうして無視するんです。
私は「朝まで生テレビ！」でこういう話をしようとしたら、いきなりコマーシャルに振られて、「あの人は問題発言が多いからテレビに呼べない」という。
いろんなことをでっち上げたりしていて、大手マスコミの人たちもよく恥ずかしくないなと思う。はっきりいって、あの人たちは奴隷、社畜です。
日本の惨状は闇の世界権力構造の縮図 中丸薫
マスコミが全部支配されている。これは怖いことです。
今、マスコミは３Ｓ政策（スポーツ・セックス・スクリーン）で、朝から、松井が何本打って、イチローが何本打ったということばかりです。だから、みんな真実を知らない。日本人はこれで完全にやられています。だから、こういう本とか、活字の世界で日本人を目覚めさせる方向に持って行くことが必要です。
今、マスコミは日本の五大権力（政界、財界、マスコミ界、官僚、知識人）の一つに成り下がっています。知識人にも変な人がいっぱいいます。一つのグループを形成していて、ウソだとわかっていることを、確信犯でいろいろなマスコミに出てしゃべっている。特に政治のことになると、ほとんどＣＩＡの息のかかった人でないとしゃべれない体制が、だんだんつくられてきている。
民主主義といっても、言論の自由もない。真実を語り合うことは、テレビでも大新聞でもご法度です。真実を言う人は怖くて生放送に出せないのです。私もいわれました。朝日新聞とかの人たちに、ちょっとでもそういう話をすると、目を伏せてしまって発言できない。何のためにジャーナリストになったのかといいたくなる。
フルフォードさんがおっしゃるように、日本は今完全に闇の権力に支配されている状況です。しかし、それは闇の権力のミニチュア版として日本があるということではないでしょうか。
９・１１で行なわれたような闇の世界権力の自作自演・ねつ造は、実は枚挙にいとまがないのです。
アメリカに巣くう闇の権力に踊らされた日本の歴代首相 中丸薫
ある時期、橋本龍太郎総理に、ちょっとした二重スパイみたいな人物が、あまりアメリカの言いなりにならないで、「時には米国債をちょっと売ってみたい気になる」といった方がいい、というようなことをいったと思うのです。
私の母校コロンビア大学での講演のときに、橋本さんがそれをちょっと口にしました。「ちょっとそういう衝動に駆られるときもあるんだ」といっただけで、彼はアメリカのエスタブリッシュメントからにらまれて、次の日、日本の株がどんと下がりました。
橋本さんは、どちらかというとすごく中国寄りの人だったのです。その進言をした人の行動を見ていると、本人は自分でちゃんと進言したと思っているのかもしれないけれども、ある意味では、橋本さんを失脚させるために橋本さんに近づいて、そういうことをいわせたのかなと、今ふっと思えるぐらいです。そのくらいのことをちょっといっただけで、アメリカは橋本さんの足を引っ張って失脚させた。日本に対しても、アメリカの国債をちょっとでも売ったら、日本人がアメリカに持っている全部の資産を凍結するとまでおどしたようです。
そういう中で、どこまで私たち日本人が自立していけるか。例えば、毎年１６兆円ぐらい出る（貿易）黒字をアメリカに渡して、塩漬けになっている米国債は恐らく３００兆円以上あります。
１９８５年、日本が多くのドルを稼ぎ出していたとき、プラザ・ホテルでプラザ合意がありました。そのときに、アメリカは瀕死の状態で破産寸前だったので、大蔵大臣の竹下登という政治家を闇の権力に抱き込むと同時に、日本の多額の貿易黒字でアメリカの国債を買いなさいということをいった。それまでは日本の利子が６％だったから、おじいちゃん、おばあちゃんでもある程度お金を預けておけば、老後はその利子で何とかなるという時期だったのです。
それを、アメリカにドルがより一層集まるように、日本からお金を吸い上げるために、日本の利子をいきなり０．２％にすることを押しつけてきた。日本はそれを受け入れて、そこからだんだんおかしくなっているのです。
そして今、竹中（平蔵）さんという人物そのものが、１９８０年代、ハーバード大学で、いかにして日本の大きな銀行をつぶすかという研究会に入っていた人です。シンクタンクでそういうものを徹底的に研究してきた人を送り込まれたわけです。彼の背後にはルービン（クリントン政権財務長官）とか、アメリカの現役あるいは前の経済官僚たちが３人ぐらいついて、陰からいろいろと操って、アメリカの思うとおりにやらせている。小泉さんは、自分は経済のことは全然わからないから、そういう人に丸投げした。これが現在の姿です。
今、アメリカの闇の権力は、日本の技術力のすごく高い会社を狙っています。だから、株と株を交換するみたいなことまで小泉さんは約束させられた。これは本当は２００６年施行予定だったのを、ちょっとひどいからと、１年延ばしています。もしあれが発効したら、日本のすばらしい技術を持った会社、例えば日立などをどんどん買い取られていってしまう。そういう局面まで来ています。
経済のことが本当にわからないのか、確信犯なのかよくわからないけれども、小泉さんはいろんなことをブッシュにどんどん約束させられてきているということは、やはり重大なことだと思うのです。
小泉さんが一番やりたいことは、３５０兆円ぐらいある郵貯・簡保をアメリカに売り飛ばすことです。それを約束しているのです。マスコミはそれについてはほとんどいっていない。地方の郵便局がどうとかこうとかいっているけれども、それが一番の狙いで、それを約束させられているから、あんなに強引に郵政民営化法案を通したがっている。ブッシュが来て、「郵貯・簡保、大丈夫だろうね」といわれた。あれが一番おいしいお金で、それだけまとまったものがアメリカは欲しいわけです。
これをやられたら、日本は本当にボロボロになっていきます。そこをマスコミも全然いっていません。
アメリカは、日本の銀行を大体きれいにつぶしました。とんでもない状態です。国民は何もいわない。マスコミもそのとき、きちっと伝えない。長銀をつぶして、後で見ると、新生銀行の役員の名前には、ロックフェラーから、ボルカー（前ＦＲＢ議長）から、闇の権力のフロントマンたちがみんな入っているのです。これは本当にひどい話です。
同じようなことをずっとしていこうというので、今の竹中さんが入ってきた。地方の銀行までみんな政府のお金をどんどん入れています。ということは、そういうものまで海外に売り飛ばしていく。今や青い目だけではありません。黒い目の外国人も、台湾とかいろんなところから来て狙っています。
世界の仕組みは、フリーメーソンとかいろんな言葉があるけれども、今はそういうものではなくて、アメリカの外交問題評議会とか、ビルダーバーグとか、日本もいれなければいけないというので日米欧三極委員会が、陰に隠れた世界権力構造を牛耳る人から操られて、そこからの指令で動いている。だから、日本国内でも、五大権力の中にそういう人たちがみんな入っているのです。マスコミを押さえて、政界を押さえて、いろいろなことをしているので、もう何をいっても無理じゃないのというような諦めがある。
橋本さんの一例でもわかるように、ちょっとそんなことをいわされて、権力から引きずりおろされてしまったという例を彼らは見ていますから、ほとんどの政治家はアメリカの方を向いて、怖々とやっています。新聞や何かは、そういうリサーチもしないし、国民もいわれるままになっている。
アメリカは、基軸通貨のドルを守るために、戦争をし続けなければならない。まさに戦争中毒の国になってしまっているわけです。戦争が終わることになると、ドルを発行できない大きな秘密があるみたいです。今のままだと、ドルの破産もすぐ目の前という感じです。
連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）を支配する闇の世界権力 中丸薫
アメリカが闇の世界権力＝国際金融財閥の傀儡（かいらい）に過ぎないことを示す端的な証拠があります。それが連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）です。これは常識に反し、れっきとした私有銀行です。ロックフェラーのナショナル・シティ・パンクとモルガンのファースト・ナショナル・バンクがその所有者です。この２つの銀行の株主であるロスチャイルド家、クーン・ロープ商会、ウォーバーグ商会、ロックフェラー一族、モルガン財閥がＦＲＢの真の支配者なのです。
連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が闇の世界権力のものである以上、アメリカには紙幣を発行する自由がありません。日銀を含めて、世界各国の中央銀行も同様にみな支配されています。
日銀はＦＲＢの日本支店とまでいわれています。あるいは日銀ロスチャイルドとも揶揄されるように、株の２０％はすでにロスチャイルドが持っていて、日銀の民営化を狙ってさらに３１％増やそうとしています。バブル崩壊で数兆円がロスチャイルドに渡りました。日本の有力な政治家はそのおこぼれとして大金をポケットに入れているのです！
ブッシュ家は闇の世界権力のトップ、ロスチャイルド家に続くロックフェラー家、モルガン家、ハリマン家のハリマンに仕える家柄で、第３階層に属しています。現大統領の父であるパパ・ブッシュはＣＩＡの麻薬ビジネス、祖父のプレスコット・ブッシュは、ヒトラーに送金する仕事に関わっていました。歴史の裏側は全く醜悪かつ奇っ怪ですが、本当のことを忌避せずしっかりと知ることから始めなければなりません。
ケネディは１９６３年６月４日、ＦＲＢに真っ向から対抗する行政命令を発令。財務省に銀行証券を発行するように命じました。彼は連邦準備制度を廃止し、合衆国憲法に記されているように財務省に権限を戻そうとしたのです。
半年を待たずケネディは暗殺され、このとき発行した総額４２億ドルの銀行証券は市場から回収されました。そして、マスメディアはこのことを一切語らないのです。
北朝鮮との関係もアメリカばかりに仕切らせない！ 中丸薫
小泉さんが北朝鮮に行ったときには、拉致の問題で行くとブッシュにもちゃんと話をしていたようです。そのとき、ブッシュに頼まれて、「せっかく北朝鮮に行くなら、核の問題をちゃんと話し合ってくるように」といわれたけれども、北朝鮮自身が、「核の問題はアメリカと話さなくてはダメなんだ」ということで、拉致の情報だけだった。
アメリカ大使館の中には、ＣＩＡの日本担当のトップの女性がいるそうですが、そのとき、その人が「あれだけ約束して行ったのに、核の話なんか全然しなくて何なんだ！」と、アポイントメントもなしに、首相官邸にものすごい勢いで怒鳴り込んできたそうです。（以下略）
日本の横田にある「アメリカ幕府」 中丸薫
日本の政治体系は「幕政」なのです。天皇が象徴としてあって、将軍に委ねられた。その将軍が、占領政策でマッカーサーになった。日本の中の基地としては、横田が象徴的です。
いうことをきかない政治家を、たとえば竹下さん（元首相）も、お金のことでいろんなことがあったときに、ＭＰが横田に連れていったそうです。飛行機に乗せて、太平洋の真ん中まで行って、「ここから落とす」といわれて、「イエスかノーか」と脅迫されたと聞きました。
今だって、お金のことでいろんな問題があると、ＭＰが連れていって、ヘリコプターで宙づりにして、顔を海に何回も浸けるそうです。そうすると、海水が入って頭がおかしくなる。これはすごく秘密の世界です。
今、横田とか座間に米軍基地の本拠地が来ている。日本がますます危ない状況です。中国包囲網で、朝鮮問題を片づけたら、あるタイミングを見て中台戦争も起こさせようとしているから、潜水艦なども中国を取り囲む状態になっている。そうしたら日本が戦場になってしまいます。深刻な事態です。
日本は敗戦によって、マッカーサーが幕府の将軍みたいなものになりました。アメリカが将軍になって、自民党は委任されて政治をしてきたけれども、その自民党自身が完全に取り込まれてしまっている。独自性を全くなくしてしまった状態なのです。 （了）
（転載貼り付け終わり）
副島隆彦拝
[140] 安部芳裕（あべよしひろ）氏のサイトの件 投稿者：副島隆彦 投稿日：2006/05/04(Thu) 04:46:35安部芳裕（あべよしひろ）さまへ副島隆彦です。
ご連絡のメールをありがとうございます。
貴兄のブログのサイト『日本人が知らない恐るべき真実』にお名前があったことを確認しました。以下のメールはそのまま、私の弟子たちが主宰します「副島隆彦の学問道場」の掲示板である「重掲」にそのまま載せます。 今後とも宜しくお願いします。 副島隆彦拝
(転載貼り付け始め）
----- Original Message -----
From: "Abe Yoshihiro"
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Wednesday, May 03, 2006 10:46 AM
Subject: はじめまして
副島隆彦さま
はじめまして。私は、『日本人が知らない恐るべき真実』というブログを書いております安部芳裕と申します。
副島先生の『学問道場』の「読者からのメールの転載コーナー」で、私のブログ記事が紹介されていることを、今日、友人に聞いて知りました。
http://snsi-j.jp/mail/diary.cgi?no=1&past=58
その中で「この手のサイトを立ち上げた人物が自分の名前を名乗らない点は、批判されるべきだ」とのご発言がありますが、私はページ左上の「プロフィール」ところで自己紹介をしています。参考までに、その部分を転載します。
（転載開始）
あべよしひろ
環境問題は経済システムの問題であるとの認識からオルタナティプなお金である地域通貨に希望を見出し、1999年、地域通貨グループ「レインボーリング」を立ち上げる。
講演や体験型ワークショップを全国の自治体・商店街・商工会・大学・NPO/NGO等で数多く行ない、その実践もサポート。現在、オーガニックカフェ『アリエルダイナー』の店長を務めながら、街づくりにも関わる。著作に『だれでもわかる地域通貨入門』『なるほど地域通貨ナビ』 『ボクらの街のボクらのお金』等。
（転載終了）
また、案内として「連続した文章になっていますので初めての方は2005年8月1日から日付の古い順にご覧ください」としており、始めの部分でブログを書き始めた動機と目的について述べています。
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20050801
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20050802
ですから、「自分の名前を名乗らない」というのは誤解です。
私は、大変失礼ながら、副島先生のことを昨年秋頃に初めて知り、その著作に接して、素晴らしい知識とご活躍に尊敬の念を持っておりました。 現在、最新のブログ記事にも『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』をご紹介させていただいております。
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060428
日本が近い将来、危機的な状況に陥いるという予測。そして、それに対し心を痛めていることは私も同じです。いずれ日本のために何か協同してアクションを起こせれば…とも考えておりました。ですので、先生に誤解されたままではいけないと思い、メールを差しあげた次第です。
何卒ご理解をいただいて、これを機会にお近づきになれれば幸いに存じます。よろしくお願いいたします。 安部芳裕
(転載貼り付け終わり）
副島隆彦拝
[139] ［１３０］を読んで 投稿者：坂崎進 投稿日：2006/05/04(Thu) 00:55:31副島先生ご無沙汰しております、坂崎進です。[１３０]を拝見して、特に感じ入ることが２点ほどありましたので、それについて書き込みをしたいと思います。
（１）＜ 重掲 [１３０]より引用開始 ＞
貴女は、イギリスで、翻訳業をなさっているそうですから、率直に申しますが、私の洞察では、日本語から英語に直す（翻訳する）のは、「日本文を読める」英語国民にしかできません。 反対に、英文を日本文に直す（置き換える）のは、日本人しか出来ません。 双方とも、優れた言語運用能力のある人に限られますが。あるいは、両者がチームを組んで、綿密にやるならば、双方向の翻訳が可能です。
従って、双方向の、両方ともが出来る人というのは、実はいません。この冷酷な事実は、私は、３０年前から知っていて、何回か本に書きましたが、この国では、知識人階級（読書人階級）の人間たちにも今でもほとんど知られていません。日本人で外国語を自然に書けることはありません。その逆も真です。
＜ 引用終了 ＞
いつもながら、さらっと書き流してありますが、この重要な事実に気が付いている人は決して多くありません。むしろ英語のプロを自認している人達こそ、謙虚にこの事実を認めている人が多いのではないでしょうか。
この件で私の知っていることを具体的に暴露して、いかに外国語が簡単には翻訳できるものではないかを説明しておきたい。
私がまだ米国留学を目指していたときに、私の英語の先生だった人は、日本の大学を卒業されてから渡米し、米国カリフォルニア州のスタンフォード大学へ学士入学し卒業後、５年程カリフォルニア州にある貿易会社で働かれて帰国された方でした。
まだ英語についての理解が足りない私に、こんな話をして下さったことを覚えている。
「外国語を知らない人間ほど、翻訳など簡単な作業と思っている傾向がある。実は日本語を英語に翻訳できるのは、相当に努力しても８０〜９０％が限界です。日本語を１００％英語に置き換えることなんて絶対に無理です、それくらいに奥が深いものなのです。」
その方はトヨタ自動車のトヨタ中央研究所で作成された技術論文の英訳を手懸けられており、技術論文を正確に英訳するために、論文を日本語で書いた技術者と２週間以上もマンツーマンで、日本語の意味を確認する作業が欠かせないと言われた。
「社員を６万人も抱えているあのトヨタ自動車にしても、厳密な意味の言葉を使用して英文を書くことができる社員は、ほとんどいないのが現実なのだよ。」
私はチャランポランな英語能力しか身に付かなかったが、仕事で英文を作るときがあり、
「ネイティブはこんな文章の英文は書かないだろうな。」出来上がった英文を確認して、いつもこう思い自己嫌悪に陥る。
（２）国際結婚について
自分が若かったときに、その方から教えて頂いたことを思い出しました。
日本人の男が、欧米の女性と結婚することについては充分に考慮する必要があり、「もし君が米国人女性と結婚するような事態になったら、結婚する前に僕の言ったことを是非思い出して欲しい。」とアドバイスを頂いた。
以下にその内容の要約する
結婚する前に自問自答すべきこと。
１．毎日、朝な夕なに伴侶となった女性に「I LOVE YOU」と声に出して 言うことが自分にできるのか。
２．毎晩、その女性とセックスすることができるのか。
３．もし結婚生活が破綻した場合には、女性に慰謝料として全財産を没 収されるばかりか、生涯その女性の生活を養う覚悟が自分にあるの か。
４．日本には帰国せず、生涯、生活の基盤を伴侶となった女性の国に置 くことができるのか。
(欧米の女性を日本へ連れてきて生活すると、間違いなく結婚生活は破綻する。)
「君が４つとも本心からイエスなら結婚するのを止めはしない、しかし一つでも躊躇することがあるなら絶対に結婚すべきではない、その結婚が破局したさいの代償は、君の人生を間違いなく狂わしてしまうだろう。僕も典型的な日本人だから言うが、恋と結婚は別物であることを理解しなさい。そして米国で結婚するということは、日本と違い何につけてもお金が絡むことも覚えておいたほうがいい。」
その方は約十年の滞米生活がある方でしたが、日本に戻って生活する予定だったことと、結婚した大学の友人の生活を見ていると、日本人である自分が彼ら米国人と同じ土俵には立つことができないと痛感し、米国人女性と結婚する気にはなれなかったと言われた。
副島先生から私に初めて返事を頂いた中に下記の文章があった。
− あれら（ＣＦＲ）の世界管理者たちにしても、自宅に帰れば、奥さんと喧嘩（ドメスティック･アーギュメント）をして、「女が一番、怖い。自分の財産も全部、この女に取られてしまうのだ。」ということを深刻に味わっていることでしょう。人の世とはそういうものです。それ以上ではないでしょう。−
これを読んで、私は副島隆彦は本物だと理解しました。
坂崎進拝
[138] Re[137]: 日文法の謎を解く 投稿者：会員番号１２５９ 投稿日：2006/05/02(Tue) 11:44:11会員番号１２５９です。ラテン語は「語尾の変化」による屈折語(inflectional language)に属するとされています。そして、日本語は「てにをは」という助詞をつけた膠着語(agglutinative language)に属するとされています。更に、英語等は「語順」で、主語・述語(動詞・動語)・補語・目的語などが決まる孤立語(isolating language)に属するとされています。
「語尾の変化」≒「てにをは」に相当すると解釈しました。
以上です。頑張って下さい。
Ｐ.Ｓ. 現在、西巻尚樹さんのVSOP英文法 http://www.vsop-eg.com/index.html に関する本を読んでいます。伝統的な英文法理論のアンチテーゼになっていて面白いです。
[137] 日文法の謎を解く 投稿者：長（２５０２） 投稿日：2006/05/01(Mon) 19:48:18「ふじむら ５３１５」の方で、大変に重い要請がございました。まず、私の英語力はあまり高くありません。今回、『英文法を知っていますか』（渡部昇一 文春新書）を引用しますが、学者先生方（がた）のような専門書を大量に所有することはできませんので、楽天（パ・リーグ）の野村克也監督のいう「弱者の戦略」を立てなければなりません。つまり、数百円の新書を数冊で思考を組み立てることです。『英文法を知っていますか』（渡部昇一 文春新書）によると、最初の英文法書は、イギリス人のブロカー（William Bullokar １５２０ー９０）が書いた『簡約英文典（ Bref Grammar for English, 1586)』だという（P７０ー７２）。ところが、ブロカーが英文法を書くために下敷きとしたのが、英語で書かれた『リリーのラテン文典 (W.Lily, An Introduction of the eyght partes of speche..., 1542; A Short Introduction of Grammar..., 1574) 』で、このリリーのラテン文典は、ヘンリー８世の勅令によって１５４０年以来、いわゆる欽定ラテン文法書 (The Royal Grammar) となり、他のラテン文法を学校で用いることは禁ぜられたという（ P８４ー８５）。
つまり、ラテン語文法を英語で説明した研究書がもとになって、英文法書が作られたのである。
そして、副島隆彦先生の『英文法の謎を解く』３部作と『Be と Have からわかる英語のしくみ』は、画期的な英文法研究書であるが故に、それはそのまま、必然的に画期的な日本語論、日本語文法論にならずにはすまない。
そこで思い出すのが、「メタ言語」です。
（引用始め 『現代論理学入門』沢田允茂 岩波新書 より）
私たちの言語はすべて一様に言語外の事物について語るとは限らない。私たちはある言語について言語で語ることもできる。たとえば「'Moon' は月である」というとき、私たちは実際の月について語っているのではなくて、実際の月の記号である英語の語について日本語で語っているのである。
（引用終わり P１５９）
つまり、対象を表すのが対象語で、この対象語について語るのが「メタ言語」だという。つまり、英語や英文法（さらにはラテン語文法）を対象語（対象文法）として日本語で語ることは「メタ化」なのだと思う。
ところで、ラテン語の「格」は、主格（は）nominative、属格（の）genitive、与格（に）dative、対格（を）accusative、奪格（で等）ablativeである（呼格もある）。つまり、「てにをは」ならぬ「はのにをて」といおうか。ちなみに、『はじめてのラテン語』（大西英文著 講談社現代新書）のP５９に、例として「女王（単数）」の格変化がある。
（主格）regina、（属格） reginae 、（与格） reginae 、（対格） reginam 、（奪格） regina
そして例えば、Antonius, Cleopatram, amat の３語をどんな順序に並べても、つまり、
Antonius Cleopatram amat.
Cleopatram Antonius amat.
amat Cleopatram Antonius. etc. （あと３通りの組み合わせがある）
どう並べても「アントニウスはクレオパトラを愛している」という文法上の基本的意味関係は変わらない、つまりラテン語文には守るべき厳格な語順の規則がない という（同書 P５５）。
ここで、この５つの格を使って、日本語文を作ってみます。
私は、彼の、額に、丸を、ペンで、描いた。
これを英訳すると、
I drew a circle on his forehead with a pen.
こういう感じでしょうか。このように日本文と英文を比較すると、日本語文の方がよりラテン語文に近い感じがします。つまり、ここでは、日本語文がラテン語文法（ヨーロッパ文法）とつながったといえるでしょう。
今回はここまでです。
[136] 日本をアメリカ的多民族社会へ？ 投稿者：１４２６ 投稿日：2006/05/01(Mon) 08:51:38物・金ときたら最後は人ですね。これで通貨統合したら本当にアメリカの一部になるみたいだ。
先日モニター付の山手線で乗車中延々英会話の授業が放映されていたのをみて、原住民教育みたいでイヤーな気分になりました。
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外国人労働者受け入れ 議論へ
外国人労働者について、政府は、専門的な分野や技術的な分野に限って受け入れを進めていますが、企業の間からは、人口の減少による将来の労働力不足が懸念されるとして、現在の制限を見直すべきだという要望が出ています。こうした中で、自民党の外国人労働者問題に関する特別委員会は、「日本に、世界の人材や頭脳を集め、定着を図ることは、経済社会の活性化に役立つものであり、必要な人材の受け入れを積極的に進めるべきだ」とする方針をまとめ、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた検討を始めました。具体的には、製造業やサービス業でも受け入れられるようにすることや、外国人労働者の身元保証制度を充実させることなどについて、検討を進めることにしています。外国人労働者の受け入れ問題については、政府内でも、議論を始めていますが、安易に受け入れを広げれば、雇用情勢や治安の悪化につながるとして慎重な意見が強く、今後、政府と自民党の間で議論が活発化しそうです。
TITLE:NHKニュース
URL:http://www3.nhk.or.jp/news/2006/05/01/d20060501000011.html
[135] Re[134]: ぼやき「７５３」の感想 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2006/05/01(Mon) 07:33:17藤巻さんへアルルです。コメントを有り難うございます。
今回の記事は私が、既存の情報をまとめなおしただけですし、本当に凄いのは神浦さんなのですが、それでも有意義だと感じて頂き、有り難うございます。案外、情報を纏め直すというのも求められている事なのかも知れませんね。皆さん、一つ一つの情報にアクセスする時間などないでしょうから。
NYにお住まいのこと。向こうの現地事情など、ネットではわかり得ない情報をお知らせ下さるとこちらとしても非常に嬉しいです。
これからもどうぞ宜しくお願いします。
。
[134] ぼやき「７５３」の感想 投稿者：藤巻 春庸 投稿日：2006/04/30(Sun) 11:05:10学問道場の皆さん、はじめまして。
会員番号１８８４の藤巻 春庸（ふじまき はるつね）と申します。
私は４０歳代で、現在はニューヨークに住んでおります。
副島先生の本はほぼ全て読んでおります。以下に、ぼやき「７５３」の感想を手短に述べさせて頂きます。
私は、米軍基地の土壌汚染問題については全く認識していなかったので、この論文は私にとっては非常に有意義なものでした。で、この論文を読んで思ったことは、この問題はひょっとしたら世界に小さくない影響を与えるかもしれない、ということです。なぜなら米軍基地は世界中にあるからです。また巨額の土壌改良費用も大きな話題となるでしょう。費用が巨額なだけに、その費用の内訳や米軍基地の土壌汚染問題は話題にならざるを得ないでしょう。日本はこれをカードとして使用できるのではないかと思います。例えば、米軍基地がある国の代表やＮＰＯが一堂に会して基地の環境問題について討議したりすれば、それだけでアメリカへの抵抗になると思います。それともこの考えは甘くて、アメリカと日本政府・メディアに封殺されてしまうのでしょうか。皆さんの考えをお聞かせ頂ければ幸いです。
ともあれ、このような論文に接することができ、私は学問道場の会員になって本当に良かったと思います。私たちの会費が、研究員の皆さんのお役に立てて嬉しく思います。学問道場は今後日本で益々重要な位置を占めるようになっていくでしょう。研究員の皆様の益々のご活躍をお祈り致します。
[133] 補足 投稿者：長（２５０２） 投稿日：2006/04/28(Fri) 11:00:44[１３１]の補足です。As if this night were the last time
この方がいいですね。I dare say.
[132] 真実の暴きこそ国民の利益である 投稿者：会員番号２９０７ 投稿日：2006/04/28(Fri) 08:35:44「１２９」の投稿をした会員番号２９０７です。
「１３０」の副島先生の投稿の中に、私の投稿に対するコメントを添えていただき、ありがとうございました。
「無根拠のいい加減な本にまで、妄想でのめり込んで行くのはいけません」「厳しく、文章を事実検証し、証拠立てて考える読書習慣を身につけてください」など注意をいただきましたので、今後気を付けていきたいと思います。
おっしゃるとおり、水上 薫著「聖書と易学」という本は、論拠は薄く、推測、妄想の域といえばそれまでの本に過ぎないのでしょう。
（部分的には、聖書と易の偶然と思えない共通点が示されていると思うのですが・・・例えば、同書5章の「聖書の天地創造の記述」と「易の序次１乾為天から序次14火天大有までの意味」の一致。・・・これ以上は申しません。）
先生の同書に対する貴重な評価を確認できて有難く存じます。
話はかわりますが、先の投稿で言い足りなかったことを以下に述べます。
「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」の中で著者ヴィクター・ソーン氏は、世界支配者に対抗する策として、
「アメリカには今、真の革命が必要なのである。政府の枠組みを破壊するのではなく、現在の政治システムから、下劣で、不快で、邪悪な影の支配者たちを完全に排除するための革命が。」P272
「アメリカ国民以外（国際銀行家たち）から借りている（2兆5400億ドルの）国家債務（国の借金）の返済を不履行とする。」P282
（デモなどによって）「わたしたちはもうこれ以上支配者たちの思いどおりにはならないと意思表示しよう」P288
といった方法を挙げているが、その前に必要で、もっとも効果的なことは、支配者たちの行動を暴露することではないか。そうして大衆が彼らの行動を事前に知ったり、予測したりできるようになれば、それが彼らの悪行を抑止する力になるだろう。
「影の支配者たち」を「裸の大様」にしてしまえばよい。すべて大衆はお見通しと言う状態になれば、彼らも簡単には行動できなくなるだろう。彼らを妨害する大衆の勢力も大きくなる可能性があるだろう。
ネットはその武器になる。ネットから個々人の情報を探られて管理されるリスクはあるかもしれないが、一辺に、同時多発的に暴露情報が広がってしまえば支配者も大衆を管理しにくくなる。
実際そのように真実を暴いているのが、副島先生であり、ヴィクター・ソーン氏です。
デマでなく真実の暴露は、凡庸な政治家などよりもはるかに国民の利益になると思います。
それでは、今後も副島先生と学問道場の皆様が活躍されることを祈念しております。
[131] Besame mucho 投稿者：長（２５０２） 投稿日：2006/04/27(Thu) 22:04:28私はラテン語文法の本を持っていないので、代用でスペイン語の文法書を久し振りに開いてみます。そして、直接法 indicativo と接続法 subjuntivo の区別があることを思いだしました。
（引用始め 「基礎スペイン語文法」白水社より）
一般的に言って、直説法が或る事柄を客観的な事実として述べるのにたいして、接続法はそれを単なる主観的な観念上のこととして述べる。
（引用終り）
ここで突然に、ラテンの名曲の「ベサメ・ムーチョ」を歌います。
Besame, besame mucho
Como si fuera esta noche la ultima vez
besame は、besar(kiss) の kiss me 、mucho は much, a lot of , como si は「（実際はそうではないが）あたかも・・・であるように」で、現在のことをいう場合も接続法過去が使われる。つまり次の fuera が be 動詞の ser の接続法過去３人称単数形。esta noche = this night, la ultima vez = the last time, 訳すと、「あたかも今夜が最後の時であるかのように」。
これを英訳すると、As if this night would (could) be the last time となるでしょうか。
英語の the subjunctive mood を「仮定法」と訳します。
このあたりで、dare の謎が解けたといえるでしょうか。
（引用始め）
私の考えは、現在の日本文法を、そのまま、もう一度、ヨーロッパの学の正統であるラテン文法にまで遡らせ、その枠組みの中に位置づけて共通性を基礎づける、ということである。
（『Be と Have からわかる英語のしくみ』（副島隆彦著 日本文芸社 Ｐ２１７−２１８）
以上です。
[130] 在イギリスの読者からのメールを転載します。 投稿者：副島隆彦 投稿日：2006/04/27(Thu) 08:59:23副島隆彦です。在イギリスの読者のご婦人からのメールを転載します。お返事のついでに、私の考えも書きました。 副島隆彦拝 長（２５０２）君が、下↓の「１２８」までで、None Dare・・と 「陰謀」という言葉の定義をＯＡＬＤ（オウ・エイ・エル・ディ）辞書から、貼り付けて検討してくれました。
この「『陰謀』をめぐる言葉の使い方」の議論は、実は、ものすごく重要です。私は、「制度体制の枠の中にある陰謀＝犯罪 と、「制度・体制そのものをさらに大きく上から支配する陰謀」 の２種類に、分けて厳密にその使い方を、決定しなければいけないのだと、という論文を、近いうちに、今日のぼやきの広報ページに書くでしょう。このことは、私にしか出来ないし、私だけが、最先端の課題として、明白にできることです。
「権力犯罪」という言葉は、欧米近代社会には、存在しません。×power crime (パウア・クライム）という言葉、およびそれに類似する観念、政治用語、思想用語は存在しないのです。「体制・制度、権力は悪をなさず」という近代社会（モダン）という装置が作った、制度理論の大きな重しがあって、それで ×powre crime 「権力犯罪」というのは、存在しないことになっているのです。 ここの公務員（政治家）の違法行為、犯罪とされるのです。 その他、もろもろの事を、私は書いて説明します。
それから、英語辞書の定義（語義、definition デフィニション）から、行われる説明も、シンタクティリー（統辞学上、文法学上）ＯＫ，しかし、セマンティカリー（意味論、意味学上は）wrong (ウロング）またその逆もある、ということを、分からなければならないのです。
私は、言葉（コトバ）学者でもありますから、そういうことを厳密に詰めることができるのです。
modal (モウダル、ムードmood ＝「ラテン文法学の中の「（接続法とかの「法」理論系）や、auxiliary verb (オウギジリアリー・ヴァーブ、助動詞）の問題なども、私は、自著の『英文法の謎を解く』（三部作）の中で、書いています。 助動詞でかつコンデショナル（条件法、仮定法）のwould (ウッド）の使い方が、どれぐらい英文（英語）の中で重要かを、説明しています。
「陰謀」という語の使い方の難しさと、今の時代の先端性（世界基準で）を、私が徹底的に解明しますから、お待ちください。
それと、私の２２年前の処女作である、『道具としての英語 しくみ編』 が、２２年ぶりに、全面的な改訂新版の新刊書として、その原型に戻った書名で、『 Be と Have からわかる英語のしくみ』という書名で、日本文芸社（にほんぶんげいしゃ）から、先週発売になりました。この本の宣伝もぼやきの方で近くやってくれるでしょう。
英語の、ＢｅとHave が、「ここにいる、有る、在る」という存在を表している存在詞（そんざいし）という特殊で根本的なコトバなのだ、という私の持論で、かつ、言語学、文法理論上の大理論を、再度、この新版本で、詳しく提起しました。
この「存在詞」 問題は、イスラムの１３世紀の神秘主義思想（スーフィー）や、その後の、ヨーロッパ存在論哲学（ハイデガーら）に大きな影響を与えたものの原型（アーキタイプ）の問題であることを、そのうち、大きく書きます。 「（ここに）花がある」の「花（現存在、ダーザイン）と、「在る」（存在そのもの、ザイン、全存在＝神）との対立と相克として、存在論思想は、はじまったのです。文法学（原始的な論理学）から、始まったのです。「在るが花」と「花が在る」の問題です。副島隆彦の議論と頭に相当に密着して付き合ってくれている人たちにしか、分からないでしょうね。 そのうちこの課題もやります。
副島隆彦拝
（転載貼り付け始め）
----- Original Message -----
From: ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Tuesday, April 25, 2006 7:21 PM
Subject: 初めまして
副島隆彦様。
9．11事件直後、何かがおかしいと感じ、色々ネットをサーフして先生の学問道場サイトにたどり着き、これだ、探していたのは！と感じました。
それ以降、頻繁にぼやきと重掲を読ませていただいています。イギリス在住だし、両親も他界しているため、支払いが困難であることが理由で、会員にはなっておりませんが、先生の本を買い続けています。
紀伊国屋やアマゾンジャパンを通じて、海外在住でも簡単に本が手に入る環境になり、大感謝です。
申し遅れましたが、私は２０年以上イギリスに在住する主婦で、＊＊＊＊＊＊＊＊と申します。職業は翻訳業で、先生の英語関連の書籍も興味の対象です。 先生の読者には女性が非常に少ないと、よく折々に触れていますね。 私は先生の女性論には賛成ですが、そんな女性にしたのは、男性たちではないかとも思っています。
私は昭和３５年生まれで現在40台半ばです。まだ私が日本にいた頃は、女性は女性らしかった。私はよく年配の人たちに「古風」と言われました。自分では自分が古いという感覚はありませんでしたが、イギリスに来て何年も経ってからその意味がよく分かりました。今ではそんな自分の古さを非常に大切にしています。
日本男性が日本女性に何を期待しているか。その反映が今の女性に現れているのだと私は感じます。女性が変わってしまうと、男性も変わってしまう。だって、子育てをするのは女性なのですから。バブル期の前にイギリスに渡り、日本が経済大国に成長していく過程を見てきました。日本人の質も変わったと感じます。自分の国にだけに居住していると、まさに井の中の蛙です。世界から見た日本という事実が見えないだけでなく、理解できないものです。
かといって、海外に出さえすればいいというものではないと思います。それは現に海外に出ている日本人を見ればわかりますから。今の若い人たちには、どんどん海外に出て体験を積んでほしいですが、その前にやるべきことをきちんとやってから海外に出てほしいです。
英語を勉強する前に日本語をしっかり身につけておく。ファッションやビジネスを語る前に日本史を心得ておく。学歴をピカピカにする前に話し方や身のこなし方（マナー・躾）を完璧にしておく。こういったことは、家庭で学ぶものであり、母親＝女性の役割が一番肝要なのではないかと私は思います。
先生のサイトとの出会いがきっかけで、この４年半の間、私はいわゆる陰謀論系の書籍（和文及び英文）、経済・金融関係の書籍を多岐にわたって読むだけでなく、西洋の基礎ともなっている聖書を吟味したり、宗教と科学も範疇に入れて勉強したり、日本史及び西洋史を検証しなおしたりしてきました。
世の中のからくりが分かると、真実にも近づきます。 真実に近づくと、安心感があるのですね。心の平安さえ感じます。しかし、そんな私の原点は先生の学問道場であることを忘れずにいます。
先生の『属国日本史幕末編』を読んで、私の持っていた司馬観が完全に崩れましたが、爽快そのものでした。様々な煙幕を取り払ってくれ、心から感謝しております。
先日オーダーした『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』が到着しました。これから読むところです。今後の日本のゆくえが気がかりですが、学問道場が繁栄し続けることをイギリスからお祈りしています。長文をお許しください。 ＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊＊
Nissho Astridge さまへ
副島隆彦です。
丁寧な自己紹介のメールを有り難うございます。
イギリスに長くお住まいで、そこでインターネットで学問道場を探し出して、それでいつもご覧いただいているそうで、ありがたく思います。
５年前の９．１１日の事件の直後には、私たちの学問道場はすでに開始していまして、あの大事件の直後は、一日に per day viewer 、８千人ぐらいの人が見に来て くれました。今はそんなには来てくれません。
あっと言う間のこの５年間でした。小泉「アメリカの言いなり」政権が、誕生して、昨日で丁度、丸５年です。政権発足は、２００１年４月２５日のはずです。
あのやらせの大テロ事件はそのあと、５ヶ月後です。 日本のやらせ政治も、大きくは世界規模での操（あやつ）り計画の計画表どおりに進行している、ということでしょう。
イギリスのブレア政権の忠犬ポチぶりとそっくりです。たしかイギリス国民は、ブレアを、' Bush's poodle ' （ブッシュのプードル犬） とか、lapdog (ラップドッグ、 膝の上に乗せる愛玩犬） とか呼んでいましたが、今もそうですか？
遠くから見ていると、他の国のことはよくわかります。自分のこともずっと遠くの方から冷ややかに時々、気にしてして観察する人に一番、よく見えるようです。その変化の様子とかも。
貴女は、イギリスで、翻訳業をなさっているそうですから、率直に申しますが、私の洞察では、日本語から英語に直す（翻訳する）のは、「日本文を読める」英語国民にしかできません。 反対に、英文を日本文に直す（置き換える）のは、日本人しか出来ません。 双方とも、優れた言語運用能力のある人に限られますが。あるいは、両者がチームを組んで、綿密にやるならば、双方向の翻訳が可能です。
従って、双方向の、両方ともが出来る人というのは、実はいません。この冷酷な事実は、私は、３０年前から知っていて、何回か本に書きましたが、この国では、知識人階級（読書人階級）の人間たちにも今でもほとんど知られていません。日本人で外国語を自然に書けることはありません。その逆も真です。
私は英文を日本文に直すこと（翻訳すること）は、幾通りにもできます。しかし、その逆は出来ません。私が書く英文は、イギリスの中学生の英文よりもひどいものらしいのです。そのようにすでに３０年前に言われました。それで、私は、英語で本（文章）を書くことを、断念しました。
英文で「日本の政治は本当はこうなっている」という論文を書きたい、書きたい、書いて、世界中の日本研究家たちに送りつけて、私自身の業績としたいと、ずっと、４５歳ぐらいまでは思っていました。 でももう諦（あきら）めました。
私が自分で英語で文章を書いても、どうしようもないのです。私が書いた英語の文章を示して、数ページ、パラパラ読んでもらったのちに、 「書いていることは分かる。しかし、・・・・これでは意味をなさない」 と友人の英米人たちに冷たく、軽くあしらわれました。彼らは、その時に、私に済まなさそうな顔ひとつしないで、「世界基準 world
values ワールド・バリューズ からすれば、日本の国民文化から発生してくる、原住民のひとりであるお前の考えなんか、それは、世界基準の方は、受容しないのだ」という表情を、彼らははっきりとしました。
それが世界基準というものだ、と私は、２０年前から知っている
のです。 個々の日本人の所業で彼らが、無条件で賞賛し、無言で受け入れるのは、日本の伝統芸術や伝統芸能、武道、とかです。お茶、お花（華道）、歌舞伎、能・狂言、 空手、合気道、指圧、仏教、焼き物、浮世絵、などなどです。これらを自分の技芸として 知っていないと、彼らから尊敬されることはありません。
ですから、妙な話ですか、日本人で、英文学をやって、自分はシェイクスピアの研究家だ、 というような変な人種（日本国内では大学教授と称する）が、５００人ぐらいいた（もしかしたら、似たような人間たちが５千人ぐらいいたかもしれない。今はもう相当減っただろう。そういう実質、英文学書の翻訳家たちの出版業からの需要は無くなったでしょうから） のですが、彼らがイギリスに行ったら、ただのお上（のぼ）りさんの観光客でしかない。
もし、この日本英文学者が、 本当に優秀でしたら、きっと、ロンドン大学で、日本文化や日本文学の講義を担当したはずです。・・・そして、日本文学への時間的な投入（文献の読み込み）を、この英文学者
が、２０代、３０代でやっているはずはないのです。 ですから、付け焼き刃の、やっつけ仕事で、「日本文学史」を英文に直して、それで講義をしたはずです。世の中とは、そういうものだと、私は、いつも思います。どこの国（国民文化）の実情もそういうものでしょう。
私は、そういう楽屋裏、舞台裏のことばかりが気になってきた人間ですから、違和感を感じたことで、「真実はこうだろう」という事ばかりを探索して、書いて来た人間です。
この探求作業を私は死ぬまでやめないでしょう。すなわち私は、やっぱり真実の暴（あば）き系言論人なのです。アバクというコトバは、本当は、「墓をあばく」という言葉から出てきた言葉で、埋葬してある死体や骨を掘り出してさらす、という意味ですから、もともと穏当な言葉
ではありません。
しかし、私は自分の運命として、この道を自分で決断して、かつ、仕方なく追い詰められるようにして、選択して来ました。いまさら後戻りも
出来ません。このまま突き進むしかないと思います。穏和に融和的に生きている人々に顔を背けられ、意図的に無視され、「刺激的な言論」とかいう変な言葉を頂戴しているのですが、このまま書いて、真実を日本国民に知らせ続けるだけです。
イギリスの知識人階級の人々は、アメリカ人の愚かな所業を、自分たちの祖父たちが、イギリス帝国 The British Commonwealth ブリッティッシュ・コモンウエルス の時にやった ことを、一から十まで全部、真似してやっているだけだ、と体で分かっていますから、「馬鹿なやつらだ。田舎ものどもめが」と思っています。
戦前の日本人の感覚で言えば、 満州に一旗組で出かけていって、成金になった人びとが、満州国や台湾国で、優雅そうに暮らしているのを冷ややかに見ていたのと似ているでしょう。すっかり貧乏になって
すすけてしまった日本帝国の中での、こじんまりとした自分自身の暮らしから。
それが、今度は、今は、中国人たちに対して、「あの貧乏人どもが、東京のブランド・ショップで、（自分が買えない）高級品を買いあさっている」と、目をむき始めています。
日本人の中国人への目は、急激に、数年前の蔑（さげす）みから、嫉妬・羨望に変わりつつあります。世の中の変わりようを、私は、鋭くこのように見抜いています。
それは、２０代に、ロンドンのすすけた（おそらく１９世紀中、燃やし続けた石炭のせいでしょう）住宅街に暮らした時に自分でその距離感（偏差、ヴァイアス）をすでに計って 、その時の発見を自分の思想の原器と尺度として使っているからでしょう。
「あなた自分の国のことを知らないの？ 日本は、テンノーという王様がいて、今は、（イギリスではなくて） アメリカの属国、朝貢国 a tributary state なのよ」と、パーティで話した１７歳の女の子に教わった時以来のショックでした。
新渡戸稲造（にとべいなぞう）の「武士道」という本の、出来の良さは、すでに、その頃から私は知っていました。そして、「武士道」という、この高級な、高度の文化問題を 上品に扱った本を、本当に書いたのは、新渡戸の奥さんのイギリス人だろう、だから、夫婦で書いた合作だろうと、私は、すでにこの頃から知っていました。
ですから、私も野心がありましたから、自分もイギリス人あるいは、アメリカ人、もしかしたらオーストラリア人の女性と結婚して、「合作で」英語で「日本政治、あるいは、文化論」の 大論文を書くぞ、と密かにずっと思っていました。・・・・しかし、やめました。
日本人の男が、欧米人の白人の女と結婚すると、それは、それは、大変なことになる、とあまり下世話（げぜわ）なことは、書けませんが、（実感で書きたい切実なことがたくさんありますが）あるのです。それでやめました。
今から考えれば、お金の問題です。親から受け継ぐ資産とよべるほどのお金がある程度（数千万円ぐらい）ないと、外国人との結婚は破綻します。いつでも出費できてすぐに外国に行って自由に動き回れるほどのお金がないと、国際結婚は破綻します。
日本女性の場合はいいのです。女性は、一般に、生活環境へのhigh adaptability ハイ・アダプタビリティ（適応能力）があります。 自分が運命として引き受けた人生環境への高度の適応能力がありますから、外国人の旦那と、その国で、あまりケンカもせずに、周囲ともぶつからないで、その国の慣習と、ならわし、偏見（外国人から見ればそうです）に適応して、その旦那に守られて、生きて行けます。子供もきちんと育てあげます。
しかし、日本の男は、そういう訳には、ゆかないのです。見かけからして貧相だ、ということは言いますまい。自分のことを含めて。・・・・桝添要一（ますぞえよういち）氏から、私が直接聞いた訳ではないのですが、彼は、若い頃、フランス人の奥さんがいた。フランスのＥＮＡ（エナ）に行っていた頃でしょう。 彼が政治家たちとの気楽な集まりで言ったのは、「外国人（白人）と結婚すると大変なんですよ。毎晩、セックスしないといけないんだから」とのことです。桝添さん、ご免。
・・・その他、もろもろの、実感を伴った話は、そのうち、私は全部、書きます。書いて残します。それも大きな意味では、「日本（人）文化論」となるからです。貴女が、「私は先生の（女性差別的な）女性論には賛成ですが、そんな女性にしたのは、（日本の w)�ノ男性たちではないか」 というご意見に大賛成します。そして、それでも私は、日本の男ですから、日本の男である自分の立場を裏切りません。
人間は置かれた立場でものを言う（態度を決める）べきだ、というのが、私の思想です。自分の職業的な仲間を裏切るような発言や態度はしていけないと思います。ですから、属国・日本の指導者たち、支配者たちが、アメリカの金融ユダヤ人たち、あるいはその子分の政治家たちに、いじめられて、お金をせびられて（沖縄の海兵隊７千人プラス家族９千人の移転費用では、一昨日、７０億ドル＝８千億円の、日本側の負担で決着した。全費用の７０％と言うが、実質全額だろう。こういう払う必要のない金まで公然と強要される。そして、一夜明けたら、それが今度は、３兆円払え、だそうです。やっぱり今や日本はアメリカの奴隷国家だ。）
こういう判断にならざるを得ない、「日本の指導者たちの置かれた立場」を私は、理解する。私は、自分の日本語で書かれた本が、やがて英語その他の言語に翻訳された、こういう異質な（しかし、世界基準で考える）人間が日本にもいたのか、と思われるようになることを予測しています。
しかし、それはまだまだ先のことだと思います。私が書いていることのほとんどは、欧米の本物の一流の人物たちに書いていぁw)�驍アと、考えていることの、受け売りですから、とても私独自の思想、知識というわけにはゆきません。私は、自分が世界思想の日本への輸入、翻訳業者でしかないことを、よく知っています。
私独自の思考、というのはやがて、どの部分のどういう場面であるか、が厳しく判定されるでしょう。今さら私も、前述した日本の伝統技芸を習得したりする人生時間はありませんし、「日本独自の思想」などどいう粗方（あらかた）嘘くさい文物に惹（ひか）かれることもないでしょう。
ただ、ひたすら、あとはごく普通の日本人としてのんびりと生きて行けるように自分で自分の人生環境を整えて行くだけです。 今後とも「副島隆彦の学問道場」をお読みください。 副島隆彦拝
（転載貼り付け終わり）
副島隆彦です。下↓の「１２９」の「会員番号２９０７」君は、視点はよろしいのですが、それを、無根拠ののめり込みで、「聖書と易学―キリスト教二千年の封印を解く」水上 薫 (2005年出版)というような、無根拠のいい加減な本にまで、妄想でのめり込んで行くのはいけませんと、申し上げておきます。私は、この本を読んでいますが、ほとんど論拠や文献上の証拠をを示していません。頭の朦朧（もうろう）とした、あるいは、意識的に朦朧（もうろう）とした世界に入りたい人たちの本の一種です。 厳しく、文章を事実検証し、証拠立てて考える読書習慣を身につけてください。 副島隆彦拝
[129] 「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」を読んで 投稿者：会員番号２９０７ 投稿日：2006/04/26(Wed) 14:51:51重掲に初めて投稿する会員番号２９０７です（41歳）。
副島先生や学問道場の方々には、いつも私のような奴隷階級の者にも真実を分け与えていただき感謝しています。
近著「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」を読了しましたので、以下に感想などを述べたいと思います。学問道場に時折出ていた話題も含みつつ、世界支配者の様々な悪行を暴露した話がまとめられていて、価値ある一冊でした。
最もショッキングであったのは、中国が次代の超大国になるということです。
一昔前は、アメリカについで、日本が覇権国になるサイクルではないかという説もあったと思います。それが、いきなり日本人にとっては格下で発展が遅れていたと思われていた中国が大躍進するというのですね。確かにここ数年、日本経済の没落に対して中国経済は急成長し、力の差が縮まってきた感はありましたが、しばらく日本は追いつかれないと楽観していたのに・・・・。
次代の超大国が中国であるとしたら、その体制は資本主義ではないのでしょうか？
私は、中国は経済力に見合った政治体制である民主化（社会主義から民主主義、資本主義への移行）がこれから進まなければおかしいと思っていたのですが、もしかしたら従来とは全く異なる体制が生ずる可能性もあるのでしょうか？
あるいは現状のとおり、社会主義と資本主義が混合したような体制がこれからも続くのでしょうか？
いずれにせよ、第三次大戦による再編成後の中国を中心とする世界においても、世界の４大産業（金融、エネルギー、麻薬、戦争）を握るユダヤの支配者たちがこれまでどおり影響力をもつような体制であることにかわりはないのでしょう。
言語はしかし、最初は英語が併用され、やがて漢字が世界の標準語になるのでしょうか。
初期のヨーロッパで共通語だったギリシア・ラテン語がやがて英語を標準としたように。
そこで思い出されるのが、昔、本屋で見かけたC・H・カン&E・H・ネルソン「旧約聖書は漢字で書かれていた」（1998年出版）という本です。
ネットで検索すると「漢字に秘められた聖書物語」ティモシー ボイル (1994年出版)という本もあります。
といっても上記の本はアマゾンのレビューしか読んでいないのですが、「聖書と易学―キリスト教二千年の封印を解く」水上 薫 (2005年出版) http://babu.jp/~uqmk/s_e/index.htmlという本は読んで驚きました。 聖書は中国の易経の論理をもとにできているというのですから。
（アマゾンのレビュー：天地創造、処女懐胎、東方の三博士、クリスマスと三位一体…。キリスト教の数々の物語は易学の論理で組み立てられていた。易経から聖書を読み解く衝撃の一書。）
またトンデモ度が高い本ですが「失われたカッバーラ陰陽道の謎」飛鳥昭雄・三神たける著（1998年出版）という本には、ユダヤ、カバラと中国、陰陽道などとの関係が書かれています。
ちなみに船井幸雄氏が評価している森田健氏の本「運命を変える未来からの情報 奇跡の予知術が人生を解放する」には、びっくりするほど当たる中国の易占いについて書かれていましたが、彼についてはちょっと信じがたいと思っています。
このような本を読むと、古代から世界はつながっており、中国とユダヤも思想的なものも含めてつながりがあり、さらにユダヤは中国思想や文化について研究していて、統治の理論などについても随分中国から学んで自分たちの世界支配の方法に取り入れているのではないだろうか、という気さえします。
そうであれば、ユダヤにとって研究済みの中国に寄生するのはそれほど困難ではないのかもしれませんね。
近現代においても中国はアヘン戦争のときから欧米に動かされてきたし、先生の著書にあるとおりユダヤは明治維新期から日本に侵入し、日本を動かしてきた実績もある。
そのノウハウから日本にも中国にもユダヤ人はわけなく侵入できるのでしょう。
渡部昇一著「まさしく歴史は繰りかえす」に、「ユダヤ人が流れてきた国は栄える(追い出した国は衰退する)」から日本にユダヤ人を呼べばよいという提案があった。しかし、むしろユダヤ人のほうが、日本人に呼ばれる前に既に深く静かに潜行し、影で支配していたというべきなのかもしれませんね。
だから、ヴィクター・ソーン氏が「アメリカ国民は銃でもスコップでももって支配者たちの思いどおりにはならないと意思表示しよう」といったことを述べていますが、彼らがそうする前に、「搾り取るのに役に立たなくなったアメリカ国家などもう捨てる準備はできている」というのが周到な支配者たちの立場であるように思えます。
兎にも角にも副島先生の本によって、支配者たちの行動パターンを学ぶことができました。奴隷は奴隷なりに支配者たちにだまされず、ずるく立ち回るよう今後自分なりに工夫して生きて行きたいと思います。
また、日本が戦争に巻き込まれることは何とか防ぎたい。そのためにも先生の著書を世間にもっと広げる必要があると思っています。
[128] 補足２ 投稿者：長（２５０２） 投稿日：2006/04/24(Mon) 23:42:53また調べましたら、verbal auxiliary 、あるいは、modal verbs つまり助動詞なのですね。It can also be used like a modal verb especially in present tense negative forms in BrE, and is followed by an infinitive without 'to': I daren't tell her the truth. (OALD)
verbal auxiliary: to be sufficiently courageous to < no one dared say a word>
(Merriam-Webster's Collegiate Dictionary)
度々すいませんでした。
[127] 補足 投稿者：長（２５０２） 投稿日：2006/04/24(Mon) 22:42:54すいません。補足です。Grammar point
dare
usually forms negatives and questions like an ordinary verb and is followed by an infinitive（不定詞） with 'to'. It is most common in the negative: I didn't dare to ask. He won't dare to break his promise.
(Oxford Advanced Learner's Dictionary)
わからなくなりました。それを陰謀だと述べる必要がないくらい、真実だということを皆（みんな）知っているという意味でしょうか。
[126] None dare call it conspiracy 投稿者：長（２５０２） 投稿日：2006/04/24(Mon) 00:04:31それを陰謀だと述べる勇気がある人はいない。call = to describe sth in a particular way
dare = to be brave enough to do sth
(Oxford Advanced Learners Dictionary)
それ故に、もはや誰も呼ばない。
[125] 新しい思想への、期待はまず女性から。 投稿者：土井敏喜 投稿日：2006/04/23(Sun) 13:49:32 「女は頭がいのが一番」と言ったのは、昔・有楽町にあった日劇ミュージック・ホールの制作・支配人の故・丸尾長顕氏です。（男も同じよ、と切り替えしたのが塩野七生・女史）。「重掲123」のように女性ファンが少しでも増えることは、「真実の言論主義」にとって慶賀すべきことです。身近なところでは「会話」が可能なので副島本を読んでくれる女性もいます。メ−ル友達のハワイ在住の友人は興味をもって読んでいるようです。日本に住む女性たちは、あまり関心をもってくれません。でも、少し変化の兆候はあります。
それにしても、私の住む地方では、主だった役職についている「男性」たちは、「副島本」に関心があるのかないのか、「無視」しているようです。 私はと言えば、「今日のぼやき749」に指摘されている、「簡単に言うとＤさんみたいな人が、左翼インテリ反体制主義がそのまんま何時までも残っている人たちが古臭い人間像にならざるを得ない、批判的人間像くらいにしか言えない訳です。いくら勉強して何千冊も本を読んでもやっぱり一番有用性が無いと言う事にならざるを得ないのです」という指摘に該当します。
これから「貨幣」はどうなるか？といった思想言語を「結合」するには、私は古すぎて、『新しい時代の思想』への貢献はない部類ですから、「頭が悪い」と自覚しています。「国際戦略コラム」のF氏（匿名主義）なども、同類です。
残念ながら、私は昭和２２年生まれですので、副島先生の言われた「自分と同世代の人間たちを厚く（篤く）もてなして、同志として残りの人生を生きてゆきたいと思います。そのうち同世代（昭和２５年から３０年生まれだけ）だけで、『お茶のみの会』を開いて、私たちが見て育ったテレビ番組や、流行歌（りゅうこうか、といういうコトバがあったのです）を歌って、楽しいひと時を過ごしたいものです」に該当しません。無念。
（副島隆彦「重たい掲示版124」から引用）
ものごと「を」はっきりさせる、明確に、厳格に書く、というのはこういう努力と自覚から生まれます。（中略）以後は、私たちは、自分たちを真実言論派、真実言論主義と呼びます。これも私の宣言であって、決断です。従ってください。この真実言論派宣言は、出版業界の主要な人々との根回し、討論で、結論に達しつつものです。最終決断、決定が出ましたら、報告します。
（同上、引用終わり）
土井です。
新しい思想派宣言は、近未来に対して「重要」です。特に女性読者の拡大を望みます。私も「を」を意識して考えるては来なかったと思います。
ゆえに、『中国・ロック本』の、「下記」のようなAmazonのブックレビューでの「評価・評価せず」の正反対の感想文にも、「真実言論主義」の啓蒙が大事になります。
・（上巻）レビュアー： 海の風 (横浜) -「計り知れない世界, 2006/4/6」ランキング2641位。
まずタイトルがまったく内容に即していない。中国に関する記述はほんの数ページである。この本はnew worldに向けて表の組織とはちがった大きな流れがあり、世の中の「支配者」が厳然と存在し２０世紀から営々と世界をコントロールしてきたという。個人的には、証明のしようのないことをこれでもかと述べられても暗澹とするかゴシップ記事を読まされているようである。さらに内容のほとんどが孫引きであり信憑性を論じることができない。そもそもこの本を読んだからなにか行動を変えられるわけでもない。そこがフラストレーションの原因だろう。できれば訳者などがきちんと解説を施したり参照urlを集めるなどの労をとれば意味のある本になるのかもしれない。しかし、このままでは世の中のことに対する判断材料の基礎にはならない。ただ、このようなこともあるのかという観点でこの本を読むのは良いかもしれない。
・（下巻）レビュアー： huey 「副島説総括編, 2006/04/01」ランキング4961位。
最近はアポロとか劇画とか税金でアメリカ政治経済から完全に離れた感じの作者ですが、やっと出たというか、還ってきた副島説総括本ともいうべき本書です。彼のアメリカ政治経済ものは個人的にとても正確だと考えますので即買いました。世界経済の行方を考察するのに最適です。そこの眉に唾つけた、あなた、アポロの作者と別人と思った方がいい、すばらしいできだと思います。
…「真実言論派」宣言を期待しています。私も友人とともに「サブ・タイトル」を考えてみようと検討中です。友人は関東在で、昔から「老子」の研究をライフ・ワークとしていて、それを「戦略論」にまとめ続けています。副島隆彦と同年齢です。
（上記、友人とのメール転載はじめ）
= = = = =
＊＊＊＊様へ。
（前略）
先日の「ネーミング」の件は、よろしくお願いします。大連に行かれていたとか？街づくりの専門家の貴兄が言われることですから、上海などと比べて日本人には心地よいのは、満州国をユダヤ人主体で共に建設したことを証明したようなものですね。さて、懸案の「老子研究」を元にした「戦略論」を、次回の上京の折には、「未完成」でもかまいませんから見せて下さい。今日は、新刊本の感想を流します。でも今や、ましく「女性の時代」ですね。
☆はれことば「つながり」
…すべてのつながりは、偶然ではなく「意識」の結果…
つながりって
意識すれば
つながるし、
意識しなければ
つながらない
…中島未月『心が晴れる はれ、ことば』(ゴマブックス2006.4.10)より。
この中で著者は、「『運命』という言葉ほどあいまいなものはないような気がします。人生はもっと主体的に選びとってゆくもので、すべての『つながり』は自分の意識や行動の結果」と述べています。
でも、「運命」と「宿命」とは違うんです！
古代中国の帝王学にして、占いの「算命学」によれば、「運命」は変えることが出来るが…これは、中島未月さんの指摘どおりです。しかし、「宿命」は意志で変えることが出来ないものとして「算命学」（陰陽道、五行説）では占います。
今、話題の「小沢一郎」は、「宿命」的には、先の政治改革の時は「天中殺」でした。細川政権で旧・社会党の裏切りで失敗したのは、「算命学」的には「宿命」だったからなのです。今回は、健康さえもてば２・３年後までには政権交代がありそうです。
今度は「＊＊＊社」が、小沢一郎面倒をみるとの「裏情報」がありますので、問題が出てくれば、修正して「運命」を変えればいいことになります。
彼なら「分割して統治する論」にも、ある程度戦略的に動けるでしょう。何より「アジア人同士、喧嘩せず」の立場をとると思いますので、ひとまず「戦争回避」のためには、「民主党」を選択する余地しかないですね。
最後に、GWを控えて、日本がいかに情報統制国家になりつつあるか、TVの馬鹿らしさも含めて次の「真実」をお伝えして、これまで「難しい話題」を述べてきましたが、その分りやすい一つの「証し」として参考までに、付記します。
先日2006年4月10日 6:21:12に、ハワイの知人から「メール」が届きました。
（メールはじめ）
…こちらでは雨季の時期でほぼ１ヶ月雨が降り続き、このような気候は５年ぶりくらいです。毎回大雨だと、市の行政の道路工事がきちんとしていないのでアスファルトが穴だらけになります。タイヤがはまって危ないのです。
大雨でアラワイ河が氾濫し、下水設備も大昔のままなので、氾濫して下水がワイキキの海に流れ出し、そのせいでワイキキの海、砂浜一帯が汚染され、水泳はおろか、砂浜も立ち入り禁止となりました。バクテリアがうようよいるからです。
それでも入ってしまった人がいて、水虫か何かの小さな傷から菌が入って、足が腐り始めたので、両足を切断しなければいけないニュースがありました。この人はまさかこういう人生の事態になるとは予測もしていなかったでしょう。…
（メールおわり）
（転載記事はじめ）
「本当の海外安全情報 」
4/18(火) 7:11
本日はハワイの安全情報と仰天情報をお届けします。ＧＷにハワイに行くことを企む人は、死ぬほどがっかりする前に絶対読んだほうがいいと思います。
日本ではあまり詳しく発表されていませんが、３月からの長雨で（１９５１年以来の）、下水機能に大きく影響を及ぼし、実はなんとここ１ヶ月ぐらいワイキキは遊泳禁止となっています。
しかしこれを発表してしまうと、最大需要のゴールデンウイークに御客がキャンセルしてしまうので、なるべくいわないようにしているというのがハワイ州。いやぁ非常にいやらしい。外務省のページにもそんなことは一言も書いていません。
実際、下水機能の異常でワイキキは全面遊泳禁止。いまワイキキ周辺の海は大腸菌がうようよで、泳げば死ぬとか。今しばらくは、ハワイに来ても泳げません。ちなみに、ホテルのプールも寒くてダメとのことです。
以下は微妙に日本語が間違っている看板です。
写真１ <http://www.nikaidou.com/jcia/hawaii1.jpg>
写真２ <http://www.nikaidou.com/jcia/hawaii2.jpg>
以上、Ｊ−ＣＩＡの海外安全情報ハワイ編でした。
（転載記事おわり）
こんな情報さえ、日本のマスコミは、全く報道しません。これが「言論統制」の現状です。アメリカのローゼンシュタインBBDDという広告宣伝会社が、電通などを裏で支配してコントロールしているからです。ゴールデン・ウィ−クの観光客に知られたくない「こんな事実」から、「真実の言論」に至るまでを「鳥瞰」して、自分の立っている場所を見極めるのに、この３月の副島隆彦の講演会以後やっと「思想」の基盤が落ち着きました。
人生でいちばん大切な言葉、「ありがとう」（中島未月）です。
土井敏喜 拝。
= = = = = =
(友人とのメール転載終わり）
[124] 会員読者からのメールを転載します。 投稿者：副島隆彦 投稿日：2006/04/23(Sun) 07:56:25副島隆彦です。私の本の読者は、女性は少ないのですが、それでも、ずばぬけて聡明（そうめい）な女性たちが、私の本の真実性を見抜いてくれて、読者になってくれます。以下のメールをくださったのは、私と同世代の女性で、共に、高度成長経済期の、６０年代、７０年代、８０年代、９０年代そして、２１世紀をこの国の国民文化にどっぷりと漬（つ）かって生きてきた人です。私は、自分と同世代の人間たちを厚く（篤く）もてなして、同志として残りの人生を生きてゆきたいと思います。そのうち同世代（昭和２５年から３０年生まれだけ）だけで、「お茶のみの会」を開いて、私たちが見て育ったテレビ番組や、流行歌（りゅうこうか、といういうコトバがあったのです）を歌って、楽しいひと時を過ごしたいものです。 副島隆彦拝（転載貼り付け始め）
----- Original Message -----
From:＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: "副島隆彦" GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Tuesday, April 18, 2006 5:30 PM
Subject: Re: 本のお申し込み
副島隆彦先生
ご丁寧な返信を恐縮しております。
先生より一歳上の１９５２年生まれの専業主婦です。
＊＊県出身なので、先生の本を初めて成田市の書店で見かけて
略歴と著書の内容との落差に驚き、ネットで学問道場を知ったのが
きっかけです。
書店で先生の「老人税」の著書を手に取り、何故これ程の文章を書く人が、常葉学園大学の教授なのかという疑問と、20年以上、日経新聞を購読して「私の履歴書」が好きでしたので、先生のお名前を一度も見かけたことがないことが不思議でした。
金融関係の本から「ハリウッドで政治映画を読む」、又「英文法の謎を解く3冊シリーズ」 等約20冊やっと一回読んだきりです。
先生のご著書にのめりこんだ理由は、私の今までの漠然とした疑問が
全部わかったからです。私は大学一年の時、池袋で三島由紀夫の死の号外を読みました。確か池袋駅にいて、新聞の号外なるものをはじめて知った時でした。
団塊の世代である、3歳上の兄が学生運動にのめりこんでいて、毛沢東全集や魯迅（ろじん）全集などを読みふけっていたのをそばで見ていた記憶があります。大学一年の時、授業をよく全共闘がつぶしに来て、大学の学長がキャンパスでつるし上げられていた光景を覚えています。
全共闘運動にのめりこんでいた兄も外語大出身なので、三菱系列のプラント会社で中国関係の商社マンとして、その後は、いわゆるモーレツ社員として生きました。 まさに先生のおっしゃるかつての左翼学生であり、その後の姿でした。先生の政治遍歴の文章を読むまでの私は、当時は全くの無関心派でした。ただ活字を読むことだけが好きで、勤勉であれば人生報われるとかたくなに信じて、性善説の存在を息子二人を育てる上で、モットーとしてきました。
先生と同世代であり、又大学は＊＊＊＊の英文科でしたので、東京での学生生活で、あの頃の同じ空気を吸って生活していましたので、あのころのことは実感でわかるのです。大学一年のとき、教授達同伴での欧州研修旅行に参加しました。それが18歳になった私の価値観を変えてしまいました。
欧州研修旅行とは名ばかりで、今はやりの観光旅行とブランド品のお店でのお買い物。一ドル360円でしたし外貨持ち出しは一人当たり10万円まででした。飛行機はJALでした。
ロンドン、スイス、オランダ、ベルギー、フランス、ドイツそしてイタリア。オランダのホテルでは慶応大学の幼稚舎の修学旅行の人たちと一緒でした。さすが慶應は幼稚園の時から父兄同伴で欧州旅行でした。 大学受験勉強もせず、なんとなく入ってしまった大学でしたが、この時の欧州人の生活にあこがれ大卒後、英語もろくにできないのに、ロンドンに私費留学で一年半滞在しました。
まだ23歳であった私が、英語もろくに話せないのに当時の＊＊銀行などに就職目的で面接を受けに行ったりして、日本人がいかに卑屈にイギリス人に接しているか目の当たりにしてきたからです。
親の仕送りのお金の受け取りにロンドンのシティにある銀行に言った時も、パスポートなどろくに見ないのです、東洋人だから。 同じ銀行内で右側は日本人の銀行員がせかせかと動き回っていて、反対側のデスクには、くわえタバコのイギリスの女性ですもの。全く好対照の仕事に対する態度でした。
先生の「属国日本論」 の ’Born on the Planet of the Apes ’（ボーン・オン・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス、「猿の惑星に生まれて」）という 英文のタイトルにギョッとしましたが、先生のご本を読んだ今は、過去の自分の経験を通してそういうことだったのかとやっと疑問が解けました。
今は日経平均が 22000円だった時に買った株の後始末で、証券会社を通して10年、ネット取引で5年以上証券売買にかかわり、バブル崩壊から2000年３月のＩＴバブルそして崩壊まで、先生の金融のご本も目から鱗の事ばかり。
先生の持論の「政治と経済は貸借を取り合っている」を経験してきました。先生のご本を通していかに自分の生活に役立てるか、そういう風に考えるようにしました。今まで私達が受けた教育は一体なんだったのかと一時は鬱状態でした。
先生のご子息はまだ中学生になったばかりですか？ この6月で３０歳と２４歳になる息子がいますが、子供の眼からみても、お母さんこんな難しい本あまり読んでないと申します。せめて子供だけには、世界の中の日本の置かれた立場を理解してほしいと思っているのですが。
先生のおっしゃっているように、今のサラリーマンになった若者は本を読んでいないようです。長男も次男も近場でよいとの考えで＊＊大工学部です。長男は大学院推薦で＊＊＊＊に就職しました。学問道場を読むように教えましたが、帰宅は夜11時ごろなので、仕事で必要な工学の月刊雑誌も購買していても読んでいないそうです。
次男も工学部なので「月面着陸はなかったろう論」は信じるし、面白いと読んでくれました。
言葉（ことば）学者を自称する先生ですから、私も、もう一度英語の勉強を副島先生を通してと襟を正して意気込んだのでしたが、いつのまにか政治思想の真実を知ってしまい、人生観が変わってしまいました。 同じ世代の男の友達でこれほど勇気のある行動に出られた人を知りません。今の時代、正直と勇気のあることは危ないという風潮です。 先生のご健康を心から心配しております。
くれぐれも無理なさらずこれからは亡くなられたお父様のぶんまで末永く健康でいてくださいませ。長い拙い文章で申し訳ありません。 会員ですので、自己紹介のつもりで書きました。 ＊＊＊＊
＊＊＊＊さまへ
副島隆彦です。
再信のメールをありがとうございます。
＊＊さまと、私は同志だと思います。このあと共に老いてゆきますが、 のこりの人生を、しっかりとこの国の行く末を見詰めて生きてゆきたいと思います。
全国に同志が増えてゆくでしょう。大きな真実を知り、そして賢明に現実に対処する、決して騙されない、ということを知っている人間たちが増えてゆくことだけが重要です。それ以外は、日本の苦境からの脱出の対策や、対処の策にはならない。
そして、いざという時に自覚のある者たちがみんなで集まって、老骨に鞭打って、何事かをなせるか分かりませんが、その日のために 生きましょう。若い人たちが操（あやつ）られて扇動されて、間違った行動に出てひどい目に遭うことがないようにしてあげることぐらいは、私たち
に出来るでしょう。 残生を悔いなく、共に闘わん、です。
数日前に、NHKBS2で、大学の宿舎でたまたま見た、メグ・ライアン主演の他愛の無い映画に、OTISのエレベーターが、OTISの文字を大きく写してのシーンがあって、見ました。私は、映画評論もやるのですが、専門家ではありませんから、たまたま人生で見かけた映画のことを、あれこれ政治思想にかこつけて書いてきました。 OTIS は、昔はきっと由緒の有る会社だったのでしょう。
その映画は、１８７８年から今のアメリカに、時空の割れ目を通って、
NYにやってきたイギリス人の男爵とメグ・ライアンが、恋をするというだけのニューヨークものの典型的な女性向け都市型映画でした。１８７８年には、すでに、イギリスの貧乏没落貴族たちが、アメリカ人の（きっとユダヤ系の）成金（なりきん）の大金持ちの娘と資産目当てで、アメリカまでやってきて政略結婚するということがあったようです。その数日前には、たしか、サンドラ・ブロックの似たような女性観客向けの淡（あわ）い幸福映画をやっていました。 ・・・（以下、略）
副島隆彦拝
（転載貼り付け終わり）
副島隆彦拝
[123] 『それを陰謀だとはもはや誰も呼ばない』と書名を決定、決断することについて。 投稿者：副島隆彦 投稿日：2006/04/23(Sun) 07:00:19副島隆彦です。 下↓の「１２０」（２００６．４．２２）の文に、私の考えを書きます。これらの指摘は、以後、重要になると思うからです。（転載貼り付け始め）
『None dare call it conspiracy』(1971) は湯浅慎一訳で太陽出版から1984年に翻訳が出ている。書名は『INSIDER - 誰もそれを＜陰謀＞とは知らない』。同書は1984年に版権が移り、ラリー・エブラハム L. Abraham が内容を補完してタイトルを『Call it conspiracy』として再販している。邦訳でも同訳者により『INSIDER』の増補新版として『INSIDER Part1』『INSIDER Part2・・・・
・・・・訳者湯浅慎一氏は何者か。ドイツに留学して法学と哲学の博士号をとった学者で、帰国して信州大学、京都府立医科大学で教鞭をとった人・・・・
（転載貼り付け終わり）
副島隆彦です。 ゲイリー・アレン著のアメリカで５００万部売れた大ベストセラー 『None dare call it conspiracy』(1971) 「ナン・デェア・コール・イッ（ツ）・コンスピラシー」を、私たちは、以後、『それを陰謀とはもはや誰も呼ばない』 という日本語訳に決定します。これが一番、力強いからです。 「それは」では駄目です。「それを」です。この違いは大きいのです。
「他と区別する格助詞（副助詞？）」の「は」とは言うが、ここでは、「を」という目的格（ドイツ語なら、ダーティブ）」の方を使うのがしっかりしていて意味として強いし正しい日本語です。 「を」をきちんと使っていない文章を書く人は駄目です。だらしなく「は」を多用するのは間違いです。
「私は、それは知らない」などど書く人間は、外国語の勉強をしていないからだ。「私は、それを知らない」と書くべきです。言う（話す）時には、どうしても「それは」となりますが。 やはり、「それを」と書くときには書かないといけない。話す時もそうしなければいけない。だらしない日本語文になる。これは重要なことです。副島隆彦「は」、こういうこと「を」ものすごく、気にしながら、神経質ともいえるぐらいの厳しさ「で」文章を書いてきました。ものごと「を」はっきりさせる、明確に、厳格に書く、というの「は」こういう努力と自覚「から」生まれます。
「・・・・とはもはや誰も呼ばない」の「もはや」も、私、副島隆彦が意識的に入れたものです。以後は、かならずこの本の日本語書名は、『それを誰ももはや陰謀とは呼ばない』という名で日本国内で流通（流布）させましょう。これは、私たち真実言論派、真実言論主義の
人間たちにとっての義務です。
「陰謀だ」ということの、日本語としての「文化的、政治思想的な、重要上の劣勢、と反対理解の包摂への注意」という、この語が内包する弱点を私たちの力で補正して、前進しないといけないからです。私は、今度の私の本『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』で、このことを各所で、はっきりと書いて示しています。
このことは、S.ハンチントン著の『文明間の衝突』 ' The Clash of Civilizations '「ザ・クラッシュ・オブ・シビライゼイションズ」のことを、日本語訳書では、愚かにも『文明の衝突』としているけれども、これでは、意味を成さないのです。「ひとつの文明の内部での衝突（争いごと）」という意味にもとれて、いい加減な訳名です。せめて、『文明「間」の衝突』、より正しくは、『諸文明間の衝突』としなければいけない。
シビライゼイション「ズ」の複数形（ plural , プルーラル）をはっきりと訳出しないと、意味を成さない。
複数形や冠詞（ a と the のちがいの article アーティクル）を持たない言語である日本語の劣性を、自覚しないとこれらの問題は克服できない。 「日本（言）語の劣性」と書くと、すぐに、「各国の言語に劣性などない、それぞれの特長があるだけだ」という価値相対主義者たちとの争いになるが、このことは、これまでに他所でたくさん書いたので、書かない。
文明とは何か？文化（culture カルチャー、クルツール）とどうちがいのか。「馬鹿なことを書くな。日本文明などない」という私の立論、主張の力強さが、日本の知識人階級の言語用法を、実際に今も動かしているのです。
「陰謀論」というコトバの使い方でも注意を要する。
私たちの敵は、「あいつらの書いていることは陰謀論だ」と言って、切捨てに掛かるだろう。ところが、内心では、あの人たち自身が、国家情報官やその手先どもであって、彼ら自身が、本当は陰謀はたくさんあるだろうと半信半疑で深く信じている。日本国民は、支配者層を含めて、世界規模の大きな陰謀に対しては、自己を防衛する共同利害にある。だから団結できる。
「それは陰謀論だ」という計画的な攻撃に対して、私たち真実言論派は、陰謀（論）という言葉を、今の段階では、あまり単純にそっけなく使わないで、私たちの立論、論証を丁寧に、慎重にやってゆかなければいけないと思います。
以後は、私たちは、自分たちを真実言論派、真実言論主義と呼びます。これも私の宣言であって、決断です。従ってください。この真実言論派宣言は、出版魚介の主要な人々との根回し、討論で、結論に達しつつものです。最終決断、決定が出ましたら、報告します。
ゲイリー・アレンの『None dare call it conspiracy』(1971)を、私たちの努力で、再度、手直しして出版する必要もあるでしょう。 『それを誰ももはや陰謀とは呼ばない』が、やはりいいと思います。「それらは真実なのだ」そして「大きな陰謀（コンスピラシー）は在るのだ、有るのだ」という意味も、この書名（タイトル）の方が生きるでしょう。それで日本では闘えます。
このことは、私、副島隆彦は、「アポロ捏造派」と呼ばれるわけにはゆかない、ということと同じです。アポロ（号）の月面着陸の捏造をしたのは、NASA（ナサ）とアメリカ政府だ。私は、「それらは捏造だ
」と主張している「捏造主張派」なのであって、捏造（hoax 、ホウクス）したのはお前たちだ。そして、その肩をもって、日本国内でも謀略言論を続けている（本当は雇われて、計画的に、やっている）者たちだ。彼らが、捏造支持派、NASA支持派だ。 捏造派は、この者たちであって、私たちではない。
私たちは、「捏造だと主張している派」です。このことを私は、自分の「人類の月面着陸は無かったろう論」（２００４年６月刊、徳間書店）ではっきりと書いています。
この捏造という言葉と、陰謀（論）という言葉の使われ方は似ているので、私たちは気をつけないといけないのです。意味が逆転して使われたり、混ざったりすることで、敵たちに足元をわざとすくわれる危険性があるので、こういうコトバの使い方では、私たちは常に正確さを重んじて、慎重でなければならない。そのためには、面倒くさがらずに、何度でも、「大きな陰謀はあるのだ」と書き続けて、そして自称する時には真実言論派だと書かなければならないと思います。
湯浅慎一（ゆあさしんいち）氏という学者さんについて書きます。私は、氏が、まだ定年を迎えないで京都医科大学に勤めておられた時に、たしか１５年ぐらい前ですが、お手紙で交信したことがあります。 その後、連絡を差し上げていませんが、京都まで会いにゆこうと思っていました。湯浅先生は、温厚な人柄の御仁だという印象の記憶があります。ご存命でしょう。 湯浅先生以外にも、矢嶋欽二（やじまきんじ）青山学院大学教授（立教大学？）にも、私はどうしてもお会いしたかった。矢嶋先生もかなりの真実を研究していた優れた学者でした。矢嶋先生はその後、急にお亡くなりになりました。 副島隆彦拝
[122] 『この国のけじめ』（藤原正彦：文藝春秋社） 投稿者：マッドマン 投稿日：2006/04/23(Sun) 00:43:23（同書「愚かなり、市場原理信奉者」より引用開始）
十六世紀なかばに来日したフランシスコ・ザビエルは「日本人は貧しいことを恥ずかしがらない。武士は町人より貧しいのに尊敬されている」と驚いた。武士は刀を持っていたから尊敬されたわけではない。高い倫理道徳ゆえである。日本ほど金銭至上主義と縁遠い国は、少なくとも欧米になかったと思う。
（同書より引用終わり）マッドマンです。まもなく資本主義の終焉を迎えていくにあたり、大きなヒントになりそうなザビエルの言葉である。その時代の武士の役割が２１世紀に果たせるのは政治家ではなく、新しいヴィジョンを持つ企業家（まさにアントレプレナーシップ）しかいない。わたしたち人間は
他人から感謝をされたり、世間の役に立つことによって生きる意味があるわけだから、これこそが経営者・資本家・企業家の本来の原点なのである。
金儲けに飽き飽きしている経営者というのはやはり資本主義の限界なのであってグローバリズムという形で今はまさにその終焉の腐敗の臭いが世界中に漂っています。
発売５か月にして１８０万部を売った『国家の品格』。どうも道徳臭くて僕は未だに読む気がしませんが、こちらの最新エッセイ集の方が藤原教授の主張がはっきりしていて読みやすい。太平洋戦争の裏まできちっと理解されており、国際的な数学者であって語学力に基づいて政治・文学・歴史など幅広い教養の人であることがよくわかる。産経新聞・読売新聞がコラムをよく書かせてくれたものだ。
本人も今朝のTBSの『王様のブランチ』に出演したインタビューで言っているように、全然売れないと思ったら、意外に同じように考えている
人は多いのかもしれません。
というか、昨年の９１１選挙以降さすがにこの国はヤバイと思ってきている人がようやく（遅すぎ！）増えてきたのかもしれません。
彼の大学（お茶の水大）の生徒は誰も読んでいないらしいですが（笑）
追伸：ゲイリー・アレンの件、みなさま返事をありがとうございました。今年は「陰謀論の旅２００６」として勉強していきますのでみなさまもおつきあいのほどをよろしく。
[121] Thinking the unthinkable 投稿者：長（２５０２） 投稿日：2006/04/22(Sat) 20:27:25タイトルは盗用です。「ぼやき」を読んで、思い出したのは、"The tao of physics" (Fritjof Capra 1975) という本です。『タオ自然学』（工作社）という翻訳があります。手元に英書しかなくて、しかも modern physics を読む力はありませんが、現代物理学は、西欧の伝統的な思考、思想よりも、アジアの道教、禅仏教、ヒンズー教の考え方に近いという内容らしいです。アマゾンのレビューより
Amazon.com
First published in 1975, The Tao of Physics rode the wave of fascination in exotic East Asian philosophies. Decades later, it still stands up to scrutiny, explicating not only Eastern philosophies but also how modern physics forces us into conceptions that have remarkable parallels. Covering over 3,000 years of widely divergent traditions across Asia, Capra can't help but blur lines in his generalizations. But the big picture is enough to see the value in them of experiential knowledge, the limits of objectivity, the absence of foundational matter, the interrelation of all things and events, and the fact that process is primary, not things. Capra finds the same notions in modern physics. Those approaching Eastern thought from a background of Western science will find reliable introductions here to Hinduism, Buddhism, and Taoism and learn how commonalities among these systems of thought can offer a sort of philosophical underpinning for modern science. And those approaching modern physics from a background in Eastern mysticism will find precise yet comprehensible descriptions of a Western science that may reinvigorate a hope in the positive potential of scientific knowledge. Whatever your background, The Tao of Physics is a brilliant essay on the meeting of East and West, and on the invaluable possibilities that such a union promises. --Brian Bruya
今、ざっと目を通すと、ナーガルジュナの emptiness（空）:the essential nature of reality is emptiness が目に付きました。西欧的には、この「空」が新鮮なのだと思います。
It is amazing that, at the same time when Lao Tzu and his followers developed their world view, the essential features of this Taoist view were taught also in Greece, by a man whose teachings are known to us only in fragments and who was, and still is, very often misunderstood. This Greek 'Taoist' was Heraclitus of Ephesus. He shared with Lao Tzu not only the emphasis on continuous change, which he expressed in his famous saying 'Everything flows', but also the notion that all changes are cyclic. He compared the world order to 'an ever-living fire, kindling in measures and going out in measures' an image which is indeed very similar to the Chinese idea of the Tao manifesting itself in the cyclic interplay of yin and yang.
(The tao of physics P128)
in measures を和訳でもでたらめに訳していました。
[120] RE: 『それは陰謀とはもはや誰も呼ばない』 投稿者：吉田（Ｙ２Ｊ） 投稿日：2006/04/22(Sat) 09:58:32遅ればせながらこの件について。
『None dare call it conspiracy』(1971)は湯浅慎一訳で太陽出版から1984年に翻訳が出ている。書名は『INSIDER - 誰もそれを＜陰謀＞とは知らない』。同書は1984年に版権が移り、ラリー・エブラハム L. Abraham が内容を補完してタイトルを『Call it conspiracy』として再販している。邦訳でも同訳者により『INSIDER』の増補新版として『INSIDER Part1』『INSIDER Part2』と２巻本となっている。『None dare call it conspiracy』を元タイトルを忠実に訳せば「誰もがそれを（恐ろしいから）あえて＜陰謀＞とは呼ばない」になるだろう。それを今度は『Call it conspiracy』、「（勇気をもって）＜陰謀＞と呼ぼう！」となっている。
旧版の『INSIDER』と新版の『INSIDER Part1』が対応している。内容が変わっていないかと前に比較したことがあるが、同じだった。『INSIDER Part2』の方がラリー・エブラハムが書いた内容で、アレンの『INSIDER』以後のフォードやカーター、レーガンについて同じ視点から論じている。
ちなみにこの『INSIDER』は太陽出版の企画でシリーズ化されているようで、「INSIDER3」の副題が付いた『「世界政府」の胎動』（W.P.ホーア著、湯浅慎一訳）、および「INSIDER4」として『見えざる政府 CFR』（J.F.マクマナス著、湯浅慎一訳）がある。
ホーアは軍人上がりのジャーナリストで、マクマナスはジョン・バーチ協会の会長である。副島隆彦監訳のマッカーシー『共産中国はアメリカがつくった』（成甲書房）の「解説」でも触れられている通り（初版では「マクナマス」と誤記）。
さてこの訳者湯浅慎一氏は何者か。ドイツに留学して法学と哲学の博士号をとった学者で、帰国して信州大学、京都府立医科大学で教鞭をとった人である。ドイツ人の奥さんと結婚していた。その文化ギャップの体験を『ラインからきた妻と息子 体験的比較文化論』（中公文庫）で書いている。「在外日本人」的に見るときわめて興味深い。『フリーメイソンリー』（中公新書）という著書もある。
専門の哲学についての著書もある。『「考える」とは何か』（太陽出版）、『知覚と身体の現象学』（太陽出版）など。『「考える」とは何か』のあとがきにはドイツ語で『Recht und Sein』『Der Leib』という著書も出版しているとある。
外国語で著書を出版できる日本人などほとんどいない。こうした本物の知識人は日本ではいつも主流にはなれない。湯浅慎一の業績について再評価する必要があるだろう。
[119] 小沢一郎の『日本改造計画』 投稿者：マッドマン 投稿日：2006/04/20(Thu) 14:00:32ブックオフで１００円で入手できたので読んでみました。１９９３年の５月に出版された同本は当時７０万部のヒット、この８年間は絶版でしたが版元の講談社が急遽今週再発をしました。今回の講談社の担当者も小沢一郎という同名です。当時は消費税込み（内税）の１５００円だったのでしたが、今回は税込み１５７０円で再発。２００６年の今の視点で読んでも得るところがない本でした。抽象的な
話が多いし、１９９３年はバブル崩壊、ソ連崩壊といった直後で日本国家への危機感がこの本からは伝わってこない。それだけこの１３年間に日本という国家が追い詰められた、世界も変わったし、世の中も変わった、ということなのでしょう。今から思えばあの時にやっておけばとりかえしがついたのに、と思うことばかりだ。
田原総一郎の発言ではないけれどこの本を読みながら実行したのが小泉政権じゃないの、という穿った見方がされてしまうほど、字面だけ読むとそう読めてしまう本である。
だからあえて今読まない方がいい本である。はずしていい本だ。
小沢本人もこの本の続編（全く違うアプローチになるらしい）を９月までに発表すると言っています。彼の最近の発言は十分に合格点ですから９月までにじっくりとまとめていただきたいなと私は期待します。
小沢の今後の発言には十分注目しよう。
[118] RE[116] アルルの男・ヒロシさんへ 投稿者：よしかわ邦弘 投稿日：2006/04/16(Sun) 22:18:45アルルの男・ヒロシさんへ
よしかわ邦弘です。
「『冷戦cold war』＝だまし用語論」にコメントいただき、ありがとうございます。 わたしは「『冷戦』という言葉はだましだ」と書きました。
すると、「キューバ危機で米ソが核戦争寸前まで行ったのは事実だろう」と、反論を受けるでしょう。確かに事実です。
それでも「cold war」と名づけるのはいかがなものか？
わたしは、「中国ロック本」を読みました。そして、ロシア革命前後からの、ロシアへの物資の流れについて多くの事実を知りました。
もしも、兵糧責めすら始まっていないのであれば、どう考えるべきか？ 政治的対立によって米ソ間が緊張していようとも「war」とつけるべきではないと思います。
「cold」。 わたしには「warではないwar」という意味、言葉のごまかしにしか聞こえない。
言い方を変えてみます。
「冷戦」について本当の姿を知りたい。
もしも、そう考えるなら、米ソ間の国際貿易に関する歴史上の事実を知った上で考えるべきだ。 戦略物資の流れに関する大柄な事実、これが本当の姿を雄弁に語ります。
もしも戦後のアメリカがソ連を完全に兵糧攻めにしていたのなら、私は白旗を上げるべきです。通説にしたがって「cold war」は「war」の一つであると、わたしも認めます。しかし、「中国ロック本」を読む限り、そうではなさそうです。
このあたりをもう少し自分なりに、もっと多くの事実を積み上げて考えたい。 この件に関連して一番知りたいこと。
「ソ連の時代に、ソ連が最大の輸出品である原油の支払いは、ルーブル建て？ それともドル建て？」 そんなことすら、私はわかっていません。
戦後の米ソ間の貿易統計データなども含めた基本的な事実をもっと勉強したい。朝鮮戦争、キューバ危機、ベトナム戦争のときの、米ソ間貿易の状況はどうだったのでしょう？ そういった大柄な事実を知りたい。
以上
[117] 読者からの自己紹介メールを３本、載せます。 投稿者：副島隆彦 投稿日：2006/04/16(Sun) 04:17:37副島隆彦です。読者からの自己紹介メールを３本載せます。（転載貼り付け始め）
（１）From:＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Sunday, April 09, 2006 2:51 AM
Subject: 初めまして。
副島隆彦様
前略 初めまして、私は＊＊県に住む＊＊＊＊と申します。
学問道場の会員ではありませんが、以前に一度ビデオを購入させて頂きました。早速ですが、「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた。上・下」を読み終えました。
衝撃でした。怒りの後に泣きたくなりました。無力感と絶望感でいっぱいです。“こんな事って本当にあるのですか”と先生を詰問したいです。ここまで赤裸々に。私は、知らぬが仏でも良かったのかもしれません。 だってそうでしょう。いったい私たちに何ができるというのですか。
私は父親です。日本もまた戦争になるのですね。私は、息子たちを戦争に行かせたくない。この本が真実であれば、こんな一握りの人たちの私利私欲のために、何故、我が子の“命”を差し出さなければならないのでしょうか。人は何のために生まれてきたのでしょうか。
このメールを書く事を迷いました。単なる読み物として片付けるべきかもしれない、動揺し熱くなって大人げないと。ただ、最初で最後、１回だけ確認しようと決意しました。“こんな事って本当にあるのですか”ご多忙にもかかわらず、このようなメールをお送りすることを許してください。 最後に、副島先生、並びに学問道場の皆様の、今後一層のご発展とご健勝を願ってやみません。 ＊＊＊＊
＊＊＊＊さまへ
副島隆彦です
早速、拙本「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」の読後感想のメールをお送りくださり、ありがとうございます。この本に書かれていることはほとんどが真実です。たとえば、 （略） ・・・・・今後とも「副島隆彦の学問道場」を宜しくお願いします。 副島隆彦拝
（２）From:＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Tuesday, April 11, 2006 2:14 PM
Subject: 自己紹介の件
副島 様
自己紹介が遅れましたが私は、＊＊＊＊（情報処理サービス業）と申します。先生の御著書に触れた直接の経緯は、昨今の経済ジャーナリストの国家破産関連の本を読み進める内に、もっともらしいが、それらの本はなぜか予想が的中しない。途中までは的中したがその後予想ははずれる。もっと納得のいく回答がないかと探しているうちに、先生の本に出会いました。経済学部出身の私でが、再度経済の勉強をさせていただいております。
私も、今後日本国が近い将来破産するのかまたはアメリカの属国になりはて日米安保の代償として多額のアメリカ国債を購入しつ続けなければならないのか、日本国の現状と将来を憂えるものの一人です。 以前から国際情勢や政治・経済トレンド予測に興味を持ち２０年前から、ゲイリーアレン著の「ロックフェラー帝国の陰謀」等を読み国際ユダヤ資本が、米国を影から操り「目に見えない政府」を形成していることを知っていましたが、そのときは読み物だ程度の認識で深く追求するのはやめていました。
しかし、２１世紀に入り「９．１１テロ」以降のアメリカの軍事行動をみるにつけ副島先生が書かれることがなるほどだと思いました。アメリカにとって戦争とは、過剰設備、過剰在庫の処分で景気の維持・回復の手段にしか過ぎないという説明で、資本主義経済の限界を知りました。もっと新しい経済学が生まれるといいですね。しばらく先生の本を色々と読んで勉強させていただきます。 ＊＊＊＊
＊＊＊＊さまへ
副島隆彦です。
自己紹介のメールをありがとうございます。
拙本をたくさんお読みいただきありがとう御座います。
＊＊さまがお書きのとおり、私が自分の本で書いてきましたとおり「アメリカにとって戦争とは、過剰設備、過剰在庫の処分で景気の維持・回復の手段にしか過ぎないという説明で資本主義経済の限界を知りました。もっと新しい経済学が生まれるといいですね。」のとおりだと私も思います。 それでも悲観的にならず、人類の未来を信じて生きてゆきたいと思います。 副島隆彦拝
（３）From:＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: snsi@mwb.biglobe.ne.jp
Sent: Thursday, March 30, 2006 1:24 AM
Subject: ３月２５日講演に参加させて頂いた者です。
副島隆彦様 囲む会の皆様
会員番号＊＊＊＊、＊＊＊＊と申します。
先日は締め切り後にかかわらず、参加させて頂き有難うございました。
講演の二時間ほど前にルノアールでお見かけしながら先生の著書を読みふけっておりました。サインを頂けばよかったと後悔しています。
重たい掲示板には、副島先生が今度の講演内容に自分で少し反省しているというお話が書かれてありますが、私としてはとても理解を深める事が出来き感激しました。といいますのはこれまでに、陰謀論と呼ばれる著書を読み、イルミナティーやフリーメンソンの理解に苦しみました。
私の基礎知識の無さや、聞きなれない名詞に惑わされ、それらの説明もされないで、ただ信じるしかないた非知識人という事だったと理解しています。 ですが先生の解説を伺っていろいろと謎が解けました。有難うございました。
少し聞いて欲しい事がありまして、これから書かせて頂きます。
私が先生のお名前を知ったのは２００１年９月のテロ直後です。その少し前から面識のある医師から信用できる言論人（ジャーナリストと言っていましたが）はこの人だけだよと教わりました。 それ以前は立花隆や田原総一郎等がジャーナリストの基本と思っていたばか者です。
私は「日本壊死」に書かれているような新しい日本発の世界を変える可能性のある新技術を開発し、製造特許を持っている人 (町工場の経営者のような方です）と会社を作り、一年間運営しました。 この技術や特許のために、アメリカの数社の企業が日本での売り上げを減らす事になると予想はしておりました。しかし、あまり警戒していませんでした。 会社を作るにあたりこんな事がありました。
上記の新会社の登記するために、役員になる人から謄本に印をもらった翌日の朝５時頃 (登記に行く日） 泥棒に入られ、謄本を盗まれました。警察に来てもらいましたが、奴等は私達の感じる事の重大さを感じる人種で無いらしく、こそ泥という扱いでした。たいした捜査をしてくれなかったと思います。謄本の入っていたかばんには２０万円相当のパソコンや小物が入っておりまして、泥棒なら取りそうな物は そっちだろうにそれらは盗らず、謄本だけを持っていきました。本当なんです。
もう一度謄本を作りとりあえずは登記し会社は出来ました。一年は運営しました。それから一年後の登記した日と同日に業界の人が集まる会（ゴルフコンペなんですけどね）で変な噂を立てられ、廃業に追い込まれました。 この業界（医療機器業界）は狭い世界なので、私利私欲に走っていると噂を立てられると人が離れます。
こういう海外資本による邪魔行為が日本中で起こっていると感じさせられました。自分が９１１テロの首謀者の組織の人に邪魔されたとさえ感じた事件でした。ですから今は、こそこそと秘密裏に進めています。この新技術を広く活用してもらえるべく注意深く進めています。この治療でたくさんの末期患者の方々の命が助かるのです。
私欲の塊のように言われる医師の中にも、命を預かる仕事と使命感に燃えて頑張っている人が居る事を 知って頂きたい。日本発の新治療を世界に発信するという気概を持った医師が日本にも居る事を知って頂き、日本人も捨てたもんじゃないと知って頂きたいです。
その為にも私自身は副島先生の本や講演やぼやきを精読し、以前の誤りを二度としないようにと心がける日々です。先生のおっしゃるように最後には体に訴えてくると知り、格闘技を習ったりしています。 副島先生と囲む会の方々のご健勝とご活躍をお祈りいたしております。 ＊＊＊＊拝
＊＊＊＊さまへ
副島隆彦です。
真剣なメールをありがとうございます。
きっと＊＊さんのお書きのとおりのことがたくさん起きているのだと思います。アメリカのグローバリストたちは、日本の先端技術者たちが次々に開発する優れた先端技術を、破壊し、あるいは、泥棒することに必死のようです。 そういう醜い限りのことしか出来ない、彼らのあがき が、人類の一般的な不快度をひどく高めているのだと思います。
心底、たちの悪い人間たちだと思います。 そうでもしないと、生きてゆけないというのは、可愛そうな人間たちです。 副島隆彦拝
From＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: "副島 隆彦" GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Monday, April 03, 2006 3:08 AM
Subject: まさか返事をいただけるとは。
副島隆彦様。
まさか返事をいただけるとは思ってもみなかったものですから、とても感激しております。信じて頂き有難く思います。海外の資本はいろいろな手を使い日本の技術を狙っているのだと確信した出来事でした。ただ、実働した人たちは周辺にいる人々で、確信部分を理解している人達ではない典型的日本人だと思います。
給料を払ってくれる人に忠実なだけの戦後教育でうまいこと洗脳された人々だと思います。 平成１７年９月１１日の選挙で小泉自民に投票すると、自分の首を締めることになる事が理解できない哀れな日本人だと思います。
自己紹介をさせていただきます。私は仙台に単身赴任しております。
私は会社では、副島先生が「属国日本論」のあとがきに書かれているように、会社単位での権力闘争や社内営業（立ち回りのうまい人間）が得意でそれが生きる道だと信じてる輩と戦っている、不器用な正直者（自分で言うのもなんですが）です。
脱サラを図ろうと、先に記した会社を再度、平成１６年に妻名義で登記しました。サラリーマンをしながら自分の会社が軌道に乗るまで所属している会社を辞めずに済むようこっそりやったつもりでした。ですが、一年後に（本当にちょうど一年後でした）１７年につぶされました。副島先生のおっしゃる兵站（へいたん）の必要性が良くわかりました。まったく補給路を断たれた気分でした。かろうじて、サラリーマンは続けられていますので、まだ諦めていません。もう一度会社を再建します。いや、しなければならないと心に誓いました。
副島先生に頂いた課題について、私なりの活動報告をさせて頂きます。列強諸国による幕末から始まる日本支配の歴史を、会社の連中に、いろいろな席で話してみました。ですが、「みんな、へーそうなんだ」というばかりです。知識がある事を自慢したい人ばかりだと感じます。 それどころか私が社内で立場を優位に立たせる為にそういう話をしていると考えている人が多いようです。そういう歴史の裏側の真実の話についての、情報ソースを明らかにせよと言ってくる人間は皆無です。日本人の脳みそは溶けてしまっていると思います。
いい知恵を、自分では無理だと感じていますが、授けてくれる人が周囲にもいるかもしれませんので期待せず、地道に少しずつ、お役に立てるようやっていこうと思っております。＊＊＊＊拝
From:＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: "副島 隆彦様"GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Tuesday, April 11, 2006 11:59 PM
副島隆彦様
会員番号＊＊＊＊、＊＊＊＊でございます。
副島先生の「属国日本論」を読みたいという人間を４人程見つけました。ひそかにわかってる人は居るんだと知りました。反省しきりです。営業先でも先生から得た事を話してみて、反応のある方に先生のお名前と「属国日本論」や、「次の超大国は中国だと・・・ 」を紹介しています。
食いつきのいい話は、沖縄出身お仲間ゆきえや山田ゆうが何故、あんなに綺麗なのかの理由です。ポルトガルによる台湾（フォモサ・アイランド）経営時代から、沖縄が糸満（いとまん）地域で混血した話です。 そこから日本の歴史（副島先生や岡田英弘先生の本からの知識）を話したら、みんなにいろいろ聞かれてきまして、副島先生に行き着くというパターンです。
自社の製品のＰＲより副島先生のＰＲ活動が主になっていますが、そういう問題に興味のある人が意外に多い事を感じます。 先日メールをした後、副島先生から得た事を広めてない自分を恥、二週間ほどの時間に、違う角度で周りの人たちと接してみて、自分の過ちに気付きました。自分から態度を明らかにしない人は、何も言ってくれないんですね。営業の世界で嘘をつきまくりの私の反省です。 ＊＊＊＊拝
＊＊＊＊さまへ
副島隆彦です。
今度は、自己紹介のメールをありがとうございます。
＊＊さん。じっくりと腰をすえて生きてゆきましょう。目先のことであれこれ焦燥してもどうにもなりません。 着実に目の前の仕事をこなしてゆくしか他にやることはありません。 私は、自分が到達した反グローバリズムの思想ですが、世界的な連携の中で少しずつ達成されるのであって、急いで何かが変わるものだとは思っていません。 とりたてて悲観的になることもありません。
営業のお仕事先で、副島隆彦の考え（思想）などを、広めるという考え方はおやめになった方がいいと思います。誤解されるだけではないかと思います。私は、日本読書人階級（ジャパン・ブック・リーディング・ソシアル・クラス）の人たち最大限度３０万人ぐらいに影響を与えればそれでいいのであって、自分自身で本を買って読む、という生活習慣のない人たちには、真実の言論というのは、おそらく無関係な世界なのだろうと、思っています。 この厳しい実感で生きています。 どうぞご自分の生活を何よりも大事になさってください。 今後とも「副島隆彦の学問道場」を宜しくお願いします。 副島隆彦拝
[116] Re[110]: 『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた（上・下）』の読書感想 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2006/04/16(Sun) 00:10:48よしかわさんへ近く、「ウォルターリップマン論」をぼやき用に書きます。それから広報ページに、これは副島先生と私とで意見が食い違う点なのですが、永田メール問題について、広告キャンペーン論を元に論じた、文章を載せます。（もともと私の日記に書いた内容に加筆したものとなります）
ところで、よしかわさん。冷戦はおかしいというテーマ。色々考えていたのですが、
（引用開始）
３．
この本にほんのちらりと書かれてあったことだが、「cold war = 冷戦」という言葉、あれは「だましだなあ」とわたしは思う。あれは「戦い」ではない。アメリカとソ連が、戦後もお互いが仲良く国際貿易していたのだから。
（引用終わり）
あ、今、気が付いたのです。
米ソのなれ合いを「冷戦」とcoinしたのは、リップマンでした。
リップマン、やっぱり、プロパガンディストだったのですねえ。
キャッチコピーで物事の印象は変わりますね。「郵政民営化は国民との約束です」（実態は「アメリカ政府との約束です」）というキャッチコピーで、「ＩＱの低い」主婦層はコロッと騙されました。私も喫茶店での、「小泉さんは悪い奴の亀井静香と戦っているのだから」という中高年の主婦層の井戸端会議を目撃したことがある。主婦層は、言論と投票行動に責任は取らない。同じ人たちが「ホリエモンは悪い奴」と言っていることだろう。
リップマン、あなどれず。
[115] Re[114]: Re[112]: 『それは陰謀とはもはや誰も呼ばない』 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2006/04/13(Thu) 10:40:31確かに、私も八重洲ブックセンターで最近、ゲイリー・アレンの同書を買いました。ずいぶん、息の長い本で、太田龍などよりも先駆けて、この種の話題を取り扱っているのですが、地味な太陽出版という出版社から出ているので認知されていないかも知れません。内容は、太田龍系陰謀論書籍よりも、穏当です。しかも、コンパクトにまとまっています。
[114] Re[112]: 『それは陰謀とはもはや誰も呼ばない』 投稿者：菊地研一郎 投稿日：2006/04/13(Thu) 04:47:33この掲示板に投稿するのは初めてですが、用件が特殊なので、
自己紹介等は省略します。マッドマンさんへ
私は"NONE DARE CALL IT CONSPIRACY"(邦題：INSIDER 誰もそれを＜陰謀＞とは知らない)の日本語版を一冊持っています。古本屋で１００円で買ったものです。必要ならば、さし上げます。
また、日本語版なら、東京駅前の八重洲ブックセンターで普通に棚に置いてある可能性が大です。場所は２階か３階のユダヤ陰謀論のコーナーです。少なくとも、数年前には売っていました（記憶違いで、アレンの『ロックフェラー帝国の陰謀 見えざる世界政府』だったかもしれない）。
[113] Re[112]: 『それは陰謀とはもはや誰も呼ばない』 投稿者：どいとしき 投稿日：2006/04/12(Wed) 18:28:38マッドマンさんへ、取り敢えず、お知らせします。Amazon com で手に入ります。ユーズドの方が得かもしれません。ちなみに、Victor Thorn『The New World Order Exposed』は、フランク・フルトから送られてきました。
『NONE ARED CALL IT CONSPIRACY』by Gary Allen
http://www.amazon.com/gp/product/0899666612/102-2432116-6248121?v=glance&n=283155
None Dare Call It Conspiracy (Hardcover)
by Gary Allen "MOST OF us have had the experience, either as parents or youngsters, of trying to discover the "hidden picture" within another picture in a children's..." (more)
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以上。
[112] 『それは陰謀とはもはや誰も呼ばない』 投稿者：マッドマン 投稿日：2006/04/12(Wed) 16:52:07ゲイリー・アレンのNONE DARE CALL IT CONSPIRACYは日本語もしくは英語の書籍として現在入手可能でしょうか。
新品でも中古でもオンライン購入でも何でもいいです。会員でご存知の方、おられましたら教えてください。
よろしくお願いします。
アルルさまへ
この本は教育に関してはほとんど書かれていませんが、すでに特区の小学校では英語教育が導入されているのですね。最近マスコミでやたらととりあげられるようになりました。（調査では「日本語力を先につけろ」との理由で反対派の方が多い）
知らない間にこうして次々と法律が勝手に変えられていくのですね。
[111] Re[109]: 春の新刊レビュー 投稿者：アルルの男・ヒロシ 投稿日：2006/04/11(Tue) 23:20:15マッドマンさんへ本山著ですが、現在、「広告代理店による大衆洗脳」についての調査を行っておりますゆえ、そのあとになります。世耕議員らのチームは表の顔に過ぎません。私は永田メール問題にも広告代理店の関与があると疑った方が良いのではないかとすら考えています。
本山著の読みどころは、やはり神戸における医療特区のくだりでしょう。それから、ベクテルについての記述の数々。こういうのを読むと、「日本も有事体制に組み込まれているのだなあ」と思います。しかも、
「おたかさん」の居た兵庫県の神戸で、よりによって。
小沢一郎も、基本的には規制緩和主義者で違いは安全保障政策くらいでしょう。社民党系が食っ付いているから調度バランスが取れている。前原、松下政経塾系は完全に自民党のスパイです。永田メール問題での無為無策もわざとやっているとしか思えません。
以上