[3939] 年末のBSドキュメンタリーを見て 投稿者:あお 投稿日:2005/01/05(Wed) 00:41:42

こんばんは青山です。これは昨年末12月29日の深夜2時から5時までNHKのBSで報道されました“BS1BSプライムタイム「スターリングラード攻防戦・60年目の証言」(1)- 独ソ決戦の火ぶた -〜2003年 ドイツ ZDF制作〜”の感想です。ソビエトの軍需工場が集中したボルガ河の都市スターリングラード、空襲で廃墟となって戦略的価値が乏しくなっても名前がスターリンに因んで名付けられたためヒトラー、スターリンのメンツをかけて戦い、最後はドイツ軍の1つの軍団が壊滅するというドイツ人ならヒトラーのお粗末な独善ぶりにハラワタが煮えくりかえる結末となりました。でも、なぜかこの類の深みのある番組は深夜にポロッとあるんですよね。

スターリングラード攻防戦の概略→
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E6%94%BB%E9%98%B2%E6%88%A6
映画ではジュード・ロウ主演の狙撃兵の話の“スターリングラード”→
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00012T1Y8/250-4509254-7795415
ソフィア・ローレン主演の悲しい映画“ひまわり”、枢軸国(axis)側としてソビエトに攻めこんだイタリア軍、そして戦後帰らぬ夫を探す妻の切ない話→
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HARI/250-4509254-7795415

私はドイツの東部戦線での戦いを聞くと当時のドイツの同盟国“日本”の支援がなかったことをドイツ人は相当に苦々しく思っているはずだと痛感します。ドイツ敗北の原因はアメリカからソ連へのレンドリースという膨大な軍需物資支援があったからです。戦車、戦闘車両、輸送車、飛行機、衣服、衣料品、弾薬とありとあらゆる戦略物資がシベリア鉄道経由でソ連に運ばれ、叩いても叩いても攻めてくるソ連の原動力になりました。アメリカの輸送船団がソ連に行くのを日本海軍は拿捕するわけでもなく。おまけに極東で日本軍と向かいあっていた極東ソ連軍(ジューコフ元帥)がスターリングラード勝利の原動力なのですから、ああ同盟国としての日本はドイツの疫病神です。

ドイツはアフリカ戦線でもインド洋から運ばれる軍需物資で敗北します。ここでも、マレー半島、ビルマを押さえ次はインドかと言う時にミッドウエー、カダルカナルとあらぬ方向に向かいます。ドイツ軍の上層部はそんな日本軍を見て“おいおい、インドを抑えて、日本自慢の連合艦隊、機動部隊でインド洋の制海権を抑えてくれよ”と呪ったはずです。

ベルリンの壁崩壊後のドイツの外交(フランスとの和解、EUの拡大)を見るにつけドイツが第2次大戦で同盟として組む相手を間違ったと思考し、周到に練り直した結果がフランスとの共同歩調なんだと思います。日本の場合はフランスに当たるのが中国だと思うのですが田中角栄首相の失脚でアジア版EU(さしずめAUなんでしょう)の目も潰され、90年代の中国の反日教育でドイツとフランスとの和解のような歴史的な出来事は厳しい現状になりました。

最後に株式日記(2004年12月8日 水曜日)から簡略して項目別に
→ 貼り付け開始
『真珠湾−日米開戦の真相とルーズベルトの責任−』
共和党がルーズベルトの謀略を厳しく追及した理由

◆日本軍の中枢が米国派(ユダヤ・フリーメーソン)だった太平洋戦争

東南アジアの石油を確保するためならイギリス・オランダに対して戦争すればよいことであり、必ずしもアメリカと戦争する必要はなかった。それを一気にハワイの海軍基地を攻撃する価値はどこにあったのか。アメリカ国内の世論はほとんどが参戦反対であり、三国同盟に則りイギリス・オランダと戦争するだけで済んだ可能性がある。その事は衆議院議員の西村眞悟氏も指摘している。

◆近代国家の国防には「訓令」が必要 西洋の植民地の本質は「民族浄化」

これと同じ指摘は丹羽春喜(著)「謀略の思想「反ケインズ」主義」のなかでも「蘭印油田地帯の保障占領こそがベスト.オプションだった」と指摘していますが、単なる結果論として論ずるには、真珠湾攻撃の戦略的なミスは謎だらけだ。同じことは村松剛氏も指摘していて、ルーズベルトの陰謀をもってしても参戦できなかったと指摘している。

◆パールハーバー空襲はもっとも愚劣な作戦だった。日本政府と官僚はなぜ最善の策がとれないのか

◆真珠湾 日米開戦の真相とルーズベルトの責任 G・モーゲンスターン著

→ 貼り付け終了

詳細は株式日記でご確認下さい。→
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu84.htm


[3938] “インド洋大津波”について 投稿者:あお 投稿日:2005/01/04(Tue) 23:13:33

こんばんは青山です。こちらのサイト“株式日記”は重掲で何度も紹介されたことで私も知り、それ以来時間がある日は毎日欠かさず見るとういう、ある意味“今日のぼやき”よりよく見るようになったサイトです。
株式日記→
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu86.htm

今日の日記(1月4日)は“インド洋の大津波と10数万を越す死者”についての日本国のメディアの偏向報道についてです。ここでtoraさんが書かれているように民放は相変わらずの“女性自身”や“女性セブン”と変わらない内容の愚にもつかない番組しかやらないのはいいとしてNHKが軽くニュースで報道するのは邦人が数百人単位で死亡していると思われる現状では目が点になってしまいます。やはり、自腹を切ってケーブルテレビなり、スカパーでCNN、BBCを見るのが無難な気がしました。

今日(1月4日)から仕事始めとういうことで、22時からのNHKのニュースも遅ればせながら25分ぐらいインド洋の大津波を報道していました。


[3937] “会員ぼやき620”の感想 投稿者:あお 投稿日:2005/01/04(Tue) 18:36:31

こんにちは青山です。新年の休みあけのNYの鉱物相場は予想通り激しく動く展開で始まりました。損失に懲りて小遣いの範囲でやるようにしたとはいえ正月休みに相場の上げ下げで悩むのも馬鹿馬鹿しいので持ってる銀は年末にさっさと売りで処分しました。今日(1月4日)は金(L1440)、銀(L221.8)ともにストップ安で明日(1月5日)も下がる展開です。

年末に考えていたことを整理したいと思い今日から投稿しています。

今回は正月休みということで趣向を変えて映画を取り上げたいと思います。ただ、取り上げるといっても重掲ですので“ポーラーエキスプレス”を紹介する訳にはいきません。“会員ぼやき【620】”で記述がありました身代金目的の誘拐の様子を現在公開されている正月映画“マイボディガード(英題:Man On fire)”がメキシコシティを舞台として描写しています。まずは“会員ぼやき【620】”から抜粋します。

→ 貼り付け開始
当然のように、「人さらい」が頻繁に起こっただろう。これは今のイラクの戦争を見ていてもわかる。有力者の人間やその家族をさらってきて、後で身代金を要求して、今で言えば一億円ぐらいの巨額の金をせびり出したに違いない。そうすることによって、戦争経済というのは成り立っている。
戦場では古今東西、必ず人さらいが発生する。アルカイーダたちは、人さらいをして、その支払われた身代金で武器や弾薬や食料を手に入れているのだろう。
人質をお金で売れなければ、残りは、女なら女郎(売春婦)として売り払うか、男なら奴隷として売り払っただろう。世の中で人間ぐらい高価な労働力になる財産はない。今もそうだ。
とにかく戦争中というのはどこの国でも弱い民衆や百姓が人質にされたり大量にさらわれて奴隷として売り払われていたというのが戦争の真実である。だから、ルールに従った奇麗事の大合戦みたいなことばっかりで、戦争のイメージを持っていること自体が大間違いである。
→ 貼り付け終了

正月映画“マイボディガード(英題:Man On fire)”は戦争での民衆の人身売買ではなく平和時のメキシコシティで多発する金持ちの子弟をねらった身代金目的のする誘拐(1日に4件)と、誘拐から身を守るために民間警備会社(元米軍の特殊部隊出身者が経営?)が活況を呈している様子を伝えています。映画では米軍の特務斑上がりの配役のデンゼル・ワシントンがかつての上司のツテで自動車部品関連の会社を経営するメキシコ人実業家の子女の用心棒として雇われ、子女との触れ合いの物語が始まるという筋の映画です。映画自体は二線級だと思いますが中南米の物騒な世相を克明に描写している点では秀作ではないかと1人確信しました。

冒頭シーンのテキサス州のエル・パソの街の様子はメキシコの境だけあってメキシコのガラの悪い物騒な環境がアメリカに侵食してきている様子を伝えていました。デンゼル・ワシントンがアカデミー賞を獲った“トレーニングディ”でもメキシコ系のヤクザ者がロスのどの地区なのか知りませんが幅を利かせているんだなあと分かる秀作(アメリカ本土がガラが悪い物騒な所になっている世相の部分で)です。
トレーニングディ→
http://homepage2.nifty.com/nao-winner/review/doc/TrainingDay.html

“マイボディガード(英題:Man On fire)”を見て分かったのは、日本企業もメキシコに多く進出しているので、米軍関係者が経営する民間警備会社に委託し日本人の護衛でボロ儲けと聞き、メキシコや南米に赴任する日本人って命懸けだなと気の毒になりました。

また、身代金保険とうのがあって、掛け金、ボディガードの人数次第で10億単位、それ以上の額を支払う身代金保険があるということです。それに群がる悪徳弁護士がいて、誘拐を装う保険金ねらいの被害者、警察、誘拐専門の犯罪者集団の三位一体、いや四身一体の連携で商売として成り立っています。映画では連携がボロボロですが、現実は更に保険会社の悪徳担当者か弱みを握られてニッチもサッチもいかない保険担当者が絡んで誘拐保険詐欺がもっと巧妙に動くのかもしれません。そういえば昔、三井物産の若王子さんがフィリピンでさらわれて、いくら保険で払ったのか詳細は明かされませんでしたが一説には何十億ではと聞きました。

ここからは映画とは全然関係ないですが、南米などの世相がかつての日本国の戦国時代の断片があるのではないかと思います。特にコロンビアなど麻薬王が各都市に乱立し武装し、中央政府の腐敗がひどく形骸化し、軍人、警察が州ごとに縄張りを持ち、反感をもった庶民が武装した左翼ゲリラが反抗の烽火を上げ各地で勢力を伸ばす状況はさしずめ日本国の戦国時代の人身売買やなんでもありの暴力でのし上がった戦国大名、力のない中央政府としての足利幕府、古くからの軍人・警察の守護大名、左翼ゲリラなど身を守るため武装した庶民達の集まりの一向宗、各宗派の信者と変わりがありません。

しかし、スペイン王国の旧植民地って愚民政策のせいなんでしょうけど、フィリピン、中南米となんでこんなひどい状況なんでしょうね。ただ、日本国もイギリスの流れを汲むアメリカの統治下ですので香港やシンガポールのような商売人だけの都市に変えられ、いいように巻き上げられています。かつての武道、格闘技の種類が世界でも類がないくらい多い武人国家に戻りたいものです。


[3936] “今日のぼやき617”の感想【3回目】 投稿者:あお 投稿日:2005/01/04(Tue) 04:25:11

新年明けましておめでとうございます、青山です。
今回も引き続き“今日のぼやき”【617】の感想です。
まずは副島先生が書かれている記述から抜粋します。
12月半ばぐらいに考えていたのですが、忘年会、年末の慌しさでまとめるのが
遅くなりました。

→ 貼り付け開始
今の日本が一体、いくらアメリカに、日本国民の資産(資金)を奪い取られているか。2003年度の国家予算のうち、「2003年1月から2004年の3月15日まで」で、丁度35兆円の財政資金(=国家資金)を使って、「ドル買い」と言う名の、「米国債(べいこくさい、多くは、TB ティー・ビーと呼ばれる10年物の米財務省証券)買い」をやった。
日本の一年間の国家予算は、82兆円である。このうち、税収は42兆円である。一年間、どれだけ、日本国民と企業から絞(しぼ)り上げても、42兆円しか集める(源泉徴収制度その他の手口でふんだくる)ことしか出来ないのだ。 あとの40兆円は、赤字国債の発行でまかなっている。
このうち赤字国債の洗い換え(ロールオーヴァー)で、20兆円分は、満期の来た国債を再度発行しなおし、これ以外に20兆円の新規の赤字国債を発行している。これで毎年40兆円の国家予算を作っている。サラ金から金を借りて暮らしている”火の車”
人間と全く同じである。
→ 貼り付け終了
今の日本国の状況を端的に表している所がありましたので紹介します。先日、ユニバーサルスタジオに行ってきました。土曜日だったからか人も多く、巷では赤字を出す施設と聞いていたので、てっきり閑古鳥が鳴いてアトラクションを適当な数で回れるなと思っていたのですが、入って直ぐに私のささやかな野望は無理と断念しました。そこで頭に浮かんできました。“なぜ、人がこんなに多いのに赤字なんだ!!”と。
USJの赤字を簡単に(ヨミウリ・オン・ラインより)
→ 貼り付け開始
この日発表した二〇〇四年三月期決算は、売上高は前期比6・1%減の712億円だったが、税引き後損益は52億円の赤字(前期は93億円の赤字)と改善した。二〇〇三年度の入場者も、前年度比29%増の九百八十九万九千人と格安パス効果で増えた。二〇〇四年度の予想は、入場者が九百二十万人で、約20億円の税引き後黒字を見込んでいる。佐々木伸会長は「業績は回復基調だ」と強調する。
→ 貼り付け終了
上記の記事から1人当たりの客単価を単純に売上高712億/入場者九百八十九万九千人で出すと¥7192です。検索して分かったのですが売上高の7.5%をユニバーサルスタジオにロイヤルティとして支払っているとの事で、1人あたり¥539、年間にして約53億4千万がユニバーサルスタジオの看板料となるみたいです?!

ロイヤルティ7.5%を引いた残りは92.5%になり金額にして617億6千万ですが、ここから様々な経費を引いた利益に税金が法人税(国税)30%、事業税(地方税)9.6%がかかり、別に消費税(外形標準課税)5%、県税、市民税ときて、社員の所得税、社会保険、雇用保険が引かれる訳ですが、税金をどれぐらいになるのか不明で専門の方の検証をお願いしたい心境ですが、実際取り立てる側も複雑でややこしくて計算ミスがでる税制だと実感しました。

こんな具合に自分の勝手な推量でやっても不毛だなと思いましてGoogleで単純に“ユニバーサルサルスタジオ・ジャパン決算報告書”と検索すると決算報告書が全然公表されてないのに気づきました。同業のオリエンタルランドは直ぐに見つかったのですが。→
http://olc.netir-wsp.com/medias/1095264299_45hanpou.pdf

ここで諦めるのも芸がないですのでしつこく見てましたら、次のサイト「事業分析(マネーのつぼ)」にぶつかりました。→
http://park14.wakwak.com/~usj/money.htm

「事業分析(マネーのつぼ)から“営業利益”の内容について抜粋します。
→ 貼り付け開始(貼り付けの仕方が下手で読みづらいですが)

5 営業利益について 
減価償却(金融機関への返済金)しない時の営業利益については、USJは公表していないが、大阪市議会の答弁や大阪市が公表している株式会社ユー・エス・ジェイの損益計算書から推測可能である。

5−1 800万人での営業利益について
USJの初年度(2001年度)の目標入場者数は800万人である。損益計算書で、金融機関への返済金を減価償却として計上しているので、その金額が分かれば、入場者800万人でのパーク運営での営業利益が推測できる。
減価償却(金融機関への返済金)ついては、大阪市議会の答弁より推測可能
市議の質問  「ところで、ちょっと話それるんですけど、この決算見せてもらったら、8期決算公告というのを見てると、営業収益が 1,181億 5,800万。経常利益が、3月の決算ですよ、 155億 9,800万。特別損失が 174億 4,700万ですか。税引き前当期損失が11億 9,300万。これを見ると特別損失の中のほとんどが開業日償却というふうに聞いてるんですね。これいわゆる減価償却と同じ非支出費用ですよね。それと減価償却 146億円。去年1年間でこれ単純に見て 300億円のキャッシュフローをUSJはたたき出してる。 300億円を超えているという計算なんですけども、どうですか。ちょっとどう思います。おうてるかどうか。」
大阪市側の答弁 「お答え申し上げます。おおむね委員の御指摘のとおりでございます。」
上記の答弁から 初年度、目標入場者800万人での減価償却(金融機関への返済金)146億円である。
ゆえに、初年度、入場者800万人での金融機関への返済をしない時の営業利益146億円と推測できる。
しかし、初年度については、広告費・人件費・その他の開業時費用が特別に発生する。2年目以降は、初年度経費は発生しないので、その分を営業利益に上乗せしたいといけない。
初年度経費について
初年度経費ついては、大阪市が公表している収支計画書より推測可能
2001年度(初年度)と2002年度(2年目)の、収支計画書の支出項目での支出金の差により、推測な可能である。
2001年度  収支計画
 予備費      1,803,000,000円   2002年度  収支計画
 予備費        なし
上記資料により、予備費が初年度経費と推測される。 初年度経費は  18億300万円と推測できる。
2年目以降の営業利益について
初年度、目標入場者800万人での営業利益(146億円)と初年度経費の和で、2年目以降の入場者800万人での営業利益が計算できる。
 146億円 + 18億300万円 = 164億300万円
よって、2年目以降の入場者800万人での営業利益は164億300万円である。  

5−2 800万人以上での営業利益について
テーマパーク産業では、パーク維持費の固定費(損益分岐点)を超えた時から、売上に占める利益率は、飛躍的に向上する。
ゆえに、入場者800万人を超えた時点での売上額に占める利益率を求めることにより、正確な損益分岐点や入場者数別の営業利益額も推測できる。
入場者800万人以上での売上に占める営業利益率は
大阪市公開の損益計算書より推測可能
株式会社ユー・エス・ジェイの2001年度の損益計算書より
  営業利益   20,137,125,699 円
USJの2001年度、目標入場者は800万人であったが、実際の入場者は1102万人。302万人増であった。
302万人増のため、金融機関への返済金を引いた営業利益は20,137,125,699 円あった。
USJでのゲスト一人当たりの売上額は、約1万円である。302万人増では、302億円の売上増があった。
302億円の売上増で、約201億円の営業利益があったことを元に、入場者が800万人を超えた時の、売上に占める利益率を推測できる。
上記内容より、入場者が800万人を超えた時の利益率を推測できる。
 2001年度営業利益 ÷ 2001年度の売上増金額 = 800万人を超えた時の利益率
  20,137,125,699 円 ÷ 302億円 = 66.67・・・% 
 入場者が800万人を超えた時の利益率は  約67%と推測できる。

6 入場者別利益額について
入場者別利益額については、上記内容から営業利益と利益率が求められたので計算可能である。

入場者数(万人) 1000 900 800 700 600 550 500 450
営業利益(億円) 298.03 231.03 164.03 97.03 30.03 -3.47 -36.97 -70.47

→ 貼り付け終了
貼り付けした市議の質問で分かりましたのは営業収益(売上高)が 1,181億 5,800万、年3百億の余剰金が出てそこから金融機関へ年146億支払い、最終の支払い利息が3,900億なので単純に26年後に返済終了らしいということです。30年ローンで家もしくはマンションのローンを組むのと似た設定ですが金融機関、市から合わせて1,350億借りて3,900億と2.88倍になっているので貸し手を喜ばす内容だなと思いました。

あと、ふと思ったのは売上高からロイヤルティ、返済金、単年度の設備投資額を逆算して引いていったら、大入り袋状態で祝儀が出そうな状態なのにUSJは赤字体質なのかわかるかなと感じました。

早速、初年度(2001年)の営業収益1,181億 5,800万から市議が指摘したキャッシュフロー300億、ユニバーサルスタジオへのロイヤルティ7.5%(約89億)、年間設備投資60億を引くと733億残りました。

USJの従業員数は正社員が900前後、準社員が6000人との事で給与体系を同業のオリエンタルランドと同じ正社員を平均752万、準社員を平均300万と見なして計算すると900人の正社員分で67億68百万、6000人の準社員分が180億の計247億68百万で人件費を引いても485億残るので後は地代とか、出資企業への株式の配当金とか、後何かもれていると思うのですが私の勉強不足で上げられません。

最後に【会員ぼやき619】から引用します。“毛沢東が言った「調査なければ判断なし」「情報なければ判断なし」という言葉が、戦略思想の第一歩だからだ。”偉人(毛沢東)が語る言葉は含蓄があり、重みがあります。


[3935] シェア・インターナショナルについて 投稿者:ゆう(1711) 投稿日:2004/12/31(Fri) 00:40:25

最近の投稿[3933]に転載されていた「会員読者からの自己思想紹介メール」を読んで、この中で紹介されていた「シェア・インターナショナル誌」について一言書いておこうと思いました。

実は私も10年くらい前から、国際情勢の記事などに興味があり「シェア・インターナショナル誌」を読んでいました。取り扱っている書店はほとんどなく、東京の場合は神田神保町の「書泉グランデ」の宗教関係の棚にあるくらいでしょうか。

対象としている読者は、主に欧米のキリスト教文化圏のやや余裕のある階層向けという印象があります。日本人には馴染みのない「宗教的な奇跡」の話などもよく掲載されているので、この学問道場の読者には拒否反応が起きやすい雑誌だと思います。
企業広告を取らないで発行しているためか、アメリカの多国籍企業の問題などもよく取り上げられています。

ただ、良識ある考えが掲載されていたとしても、その雑誌がどういう背景を持ったものかを考える必要はあると思います。副島先生が以前に書かれた環境保護運動の背景についての視点が、こういった雑誌にも当てはまる可能性があるからです。(日本ではほとんど影響力がない雑誌と考えられますが)。

2003年2月16日の副島先生のご投稿[2834]「 ぼやき「403」への加筆的な覚書。閲覧者からのメールに触発されて。」から返信の部分を転載貼り付けします。

(転載開始)

****さまへ
副島隆彦です

丁寧なメールをありがとうございます。

 以上の****様からの情報は正確なものだと思います。世界人口問題、飢餓問題で賢明で謙虚な発言をする「ワールド・ウオッチ・インスティチュート」の代表、あのレスター・ブラウンでもこのような背景があるのでしょう。

私の、環境保護団体(NPO)への視点は、ロックフェラー世界支配戦略を、私、副島隆彦流に、いつものとおり次のように考えることの一部となります。

 それは、人権、平等、人命尊重(ヒューマニズム)、デモクラシーなどの礼賛を過剰に唱えることで、各種の被差別民(マイノリティ)や原住民(現地住民)をけしかけて、「差別をゆるさない」ということで大騒ぎをさせて、それで、各国の政府を屈服させることです。あるいは、日本の現地進出企業群を「環境破壊、工場廃水問題」などでいじめる、ということをします。

 あるいは、インディアンの居留区(リザーブ)のとなりの湿地帯から石油が湧き出ることがはっきりしている場合などに、、地元の石油業者たちが石油を掘削することを、「差別されてきたインディアンの権利を守れ」という「正義の言論」で、インディアンの買収された一部の者たちや、人権活動家や、環境保護運動家などの「頭の軽い人たち」にわざと騒がせて、正当な掘削をさせない、という策略をします。

 そして、この「人権、平等、ヒューマニズム」を弱者の武器にさせることで、被差別民たちに大騒ぎさせることで、その国(社会)が混乱することを計画的に狙っているのが、かれらグローバリストのやり口です。そして彼らグローバリストたち自身は、決して、「人類(人間)の自由、平等、人権」などは、信じていなくて、above the law アバーヴ・ザ・ラーで、「雲の上」にいて、そこから、下を見下げて、上手に、操り管理するのです。

 このことは、私の「政治映画もの2巻」にそれとなく、書きました。ここの私の到達点が、分からないようなレベルの人間たちは、私からの評価は低いです。

 「人権、平等、ヒューマニズム、環境保護」を逆手に取って人類をあやつろうとする、彼らの手口を、しっかりと見抜いている者から上が、一流の人物です。だから、世界各国で、右翼、危険な人物、奇矯の人扱いされているような人々こそは、私の同志であり、世界反グローバリスト同盟の、各国代表です。当然に、日本の代表は、私、副島隆彦に自然になりつつあります。このことに異論のある人は、日本国内にはもういないのではないか。生来、頭がいい人間だったら、全員そう思うらしい。ただし、自ら、意識的に自覚的にグローバリストの手先になっていったような愚劣な人間たちからは、この副島隆彦の「大きな真実の暴き戦略」はすさまじい憎悪の的となるだろう。自分たち自身の正体を暴かれて、それで、うろたえて、慌てふためき、今にも、泣き崩れそうですらある。私、副島隆彦を今更、広瀬隆のような陰謀論者の一種と一緒にくくることも出来なくなって困っている。広瀬隆自身が、副島隆彦からの指摘をうけて、はっと気付いて、急いで、慌てて、ロックフェラー批判を始めた。自分自身が、あまりに、彼らの手に乗せられて、ロスチャイルドたたき(「赤い楯」)ばかり無自覚にやってきたことを、激しく恥じているのだろう。

 「何人も批判できない人権、平等、ヒューマニズムの人類普遍の思想」を奇妙に変質させて、それで人類を支配、屈服させるという、この薄汚い戦略については、たとえば、つぎのようなケースがある。それは、アメリカ国内の石油カルテル価格を、他の石油業者たちに崩させない為です。こういうことを、平気でやってきました。この課題は、メル・ギブソンだったかの主演の映画になっています。そういう政治映画の裏の真実の読み込みが、日本では、私、副島隆彦にしかいまだにできないのです。

 グリーン・ピースも、裏から、エクソン(エッソ、ソーカルも含む)=モービルのロックフフェラー系が資金を出していますから、それで、欧州ロスチャイルド系(ヨーロッパ・グローバリスト)であるロイヤル・ダッチ・シェルの石油タンカー座礁、オイル漏れなどを激しくたたくメディア・キャンペーンを張って来ました。そういう過去の動きがあります。

 貴兄のご質問に、私が、急いで答えようとすれば、以上のような荒っぽい書き方になります。そのうちじっくりと詳細に証拠文献を挙げながら報告するつもりです。以上です。

副島隆彦拝

(転載終了)


私はこの「シェア・インターナショナル」という組織については
「宗教的なもの」という以外はよくわかりません。

シェア・インターナショナル日本語版
http://sharejapan.org/


[3934] 中谷論文「『2010年問題』に備えはあるか」について 投稿者:バード(2262) 投稿日:2004/12/26(Sun) 21:28:21

バードです。

本題に入る前に一言、言っておかなければならないことがあります。

拙稿[3924]について、その直後の[3925]において副島隆彦先生から、
1.「アメリカ白人は、アングロサクソンだ」というのは、低劣な理解である。
2.ビル・トッテン氏はジューであり、「第五列」である。
との指摘を頂きました。

以上の二点、確かに了解しました。
間違いのない「教科書的な事実」から思考を組み立てたつもりですが、それもダメなようです。
また騙されたという感じです。
私の頭脳の、夾雑物(きょうざつぶつ)と知識(情報)不足のせいでもあります。

世の中、出版物の洪水ですが、真実を書いた本は本当にわずかということです。
どうも、クルーグマン教授のことも疑う必要があるようです。

とにかく、私としましては、この指摘をバネにするしかありません。
また私の場合は、少なくとも当分は、世界史モデルなどは、書かないのがよいのでしょう。

本題に入ります。

多摩大学学長で、UFJ総合研究所理事長の中谷巌(なかたにいわお)氏が、「2010年問題」を語っている。この「2010年問題」を、中谷氏が提唱しているのか、他の誰かが提唱しているのか、私は知らない。初耳である。
それはともかくも、12月12日付の産経新聞「正論」で、中谷氏が「『2010年問題』に備えはあるか」という見出しで、日本経済を憂えている。

その、天木直人氏による短縮版を、貼り付けます。

(貼り付け開始:産経新聞「正論」「『2010年問題』に備えはあるか」、12月12日付)
「天木直人 12月13日 メディア裏読み」http://homepage3.nifty.com/amaki/pages/ns.htm

日本経済は実は大変な問題を抱えている。・・・2010年前後に予想される劇的な事態は『確実』にやってくる。・・・2010年ごろに何が起きるか。まず家計の貯蓄率ゼロという事態が及ぼす経済的混乱である。30年ほど前の日本の家計は23%も貯蓄していた。しかし直近(02年)の貯蓄率は6.2%に過ぎない。・・・団塊の世代が退職年齢を迎え貯蓄を取り崩す頃にはゼロもしくはマイナスになる。
・・・これは日本企業の設備投資を支える資金がなくなるということだ。・・・もっと困るのは国債を発行している日本政府である。日本国債の95%は日本人が買っている。しかし家計に国債を買う力がなくなる。高金利でないと外国人投資家に日本の国債は売れないという事態が起こる。たしかに米国の貯蓄率も低い(2〜3%)が、米国は軍事力、政治力、経済力で世界を牛耳っている。
・・・国債金利が急上昇すれば利払いだけで日本の財政はパンクする。利払いの為には、大増税をするか、国債の日銀引き受け(紙幣の増刷)しかない。前者は国民の不満を爆発させ、後者は超インフレを招く。
・・・日本にとって必要なのは、あと数年以内に財政破綻回避のシナリオを完成させなくてはならないことだ。プライマリーバランス(国債利払いを除いた歳出、歳入を均衡させること)回復のための税制改革、歳出削減、地方分権などを盛り込んだ総合的プランをつくりマーケットの信任を取り付ける必要がある。
現在のような目先の議論では・・・この国の将来は危ない。先見の明あるリーダーの出現が不可欠な状況だと思う。

(引用終了)

たしかに中谷氏が述べるように、家計貯蓄率
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2003/1120getsurei/image5.pdf
は近年急激に下がっている。このことは、誰もが実感として容易に推察できることであろう。
中谷氏はこの事実に基き、次のように論理を進める。

この家計貯蓄率の低下によって、2010年ごろには日本の国債は日本人が買えなくなる。買ってくれるのは外国人投資家だけとなる。高金利でないと外国人は買わないから、国債金利は急上昇する。そうすると、利払いだけで日本国の財政はパンクする。
だから、あと数年以内に財政破綻回避のシナリオを完成させなくてはならない。プライマリーバランス(国債利払いを除いた歳出、歳入を均衡させること)回復のための税制改革、歳出削減、地方分権などを盛り込んだ総合的プランをつくりマーケットの信任を取り付ける必要がある。
(一日も早く小泉首相を引き摺り下ろし、)先見の明あるリーダー(物事のわかった首相)が今の日本に緊急に必要である。

と、このように中谷氏は言うのだ。

「先見の明あるリーダー(物事のわかった首相)が今の日本に緊急に必要である」ということには同感である。しかしだからといって、私は中谷氏にはほとんど同意できない。

「2010年問題」なるものは、理論としては正しい可能性がある。その頃そのような国債の高金利問題が起こる可能性はある。
それは認めるが、「税制改革、歳出削減、地方分権などを盛り込んだ総合的プランをつく」れば、どうして「プライマリーバランス回復」し、「マーケットの信任を取り付ける」ことができるのか。ここの論理が納得できない。

ここ10年以上、今までさんざん「総合的プラン」を作成してきたのではないか。
官僚や(茶坊主)学者で「総合的プラン」をつくれば済むのだったら、もうとっくに「マーケットの信任」を得られているはずではないか。この十年そのようなプランをたて続けたはずではないか。名前が何であれ、またたとえ名前がなくても、実質的にはそういうプラン作成を散々やってきたはずではないか。
中谷氏の言う「2010年問題」は、その結果であるのではないのか。

すべての問題は、現在の大不況にある。
私は金利2%以下を金利ゼロ状態と考える。そして、金利ゼロ状態を続けている状態を「デフレ」だと考える。「デフレ」が続くことが、これすなわち、大不況ということだ。
物価が下落していないからと言って、物価が多少上がったからと言って、「デフレ」でなくなったということではない。金利ゼロ状態を脱却して初めて、「デフレ」を脱したということなのだ。

その金利ゼロが1994年以来、10年以上も続いているのだ。
だから、大不況である。
この大不況によって、その商品やサービスが売れないから、企業が投資をしない。投資できない。
だから、金利ゼロで動かないのだ。

通常の経済状態では、景気が不況に向かえば金利を下げる。そうすると景気は普通レベルに戻る。景気が良過ぎる(過熱化する、バブルになりそうになる)と金利を上げる。そうすると景気は普通レベルに戻る。
これが、通常の経済状態である。
この経済は、金融政策で景気をコントロールできるのだ。

現在は、ゼロ金利なのに資金需要が増加せず、景気が良くならない、普通レベルに戻らない。
金利をゼロ以下にはできない。
だから、その経済はもはや金融政策をしても、景気を回復できないのだ。
(もちろん、放置しても、景気は回復しない。悪くなるばかりである。)
ということで、日本経済は現在、「通常の経済状態」ではなく、大不況であるということである。

財務省および竹中財務大臣は、細々としたデータ(経済統計)を持ち出して、「景気は上向き」とか、「上向きの中の下方修正」とか、曖昧模糊とした言葉を用いて、大不況ではないという認識を国民に植え付けようとしている。
NHKなどメディアも、何の自分たちの見識もなく、メッセンジャーボーイ(使い走り)よろしく、それを垂れ流している。

しかし、金利ゼロ状態を脱却しないかぎり、不況を脱することはありえないのだ。
言い換えれば、金利ゼロ状態を脱出した時初めて、不況を脱出できる可能性が生まれるのだ。
だから、金利ゼロのままであるのに、景気は回復しつつあるという言い方は、真っ赤な嘘である。
財務省、財務大臣、NHKはじめ大メディアは、「真っ赤な嘘」を流し続けているのだ。

現在のこの長期の大不況によって所得が減った。だから家計貯蓄率は急速に減ったのである。
大不況によって、家計貯蓄率が急速に減ったのである。
中谷氏が言うように、家計貯蓄率の低下によって「2010年問題」が起こると言うのであれば、本質的には大不況によって「2010年問題」が起こると言うべきなのだ。
そしてその解決についても、大不況を脱却すべき景気対策(経済政策)の必要を説くべきなのだ。

中谷氏はこの論文では、「2010年問題」を問題にしているが、その原因にも、その解決法にも、「景気」についての言及が一切ないのだ。

プライマリーバランス回復のための、税制改革、歳出削減、地方分権などを主張しているが、どれもピンとはずれである。
大不況下では、プライマリーバランス回復はできないのだ。むしろ、これをすると景気はさらに悪化し、プライマリーバランスがさらに悪化するのである。
それらは景気が良くなった後に、歳入自然増と増税で行なうべきなのである。(好況であれば企業利益も国民所得も非常に上がっているのだ。この上がっている時に、それなりの増税をすべきなのだ。)

いずれにせよ、中谷論文は、「2010年問題」の解決に、景気対策=デフレ脱却という視点が一切ないので、ダメなのである。
中谷氏は日本では、一流の経済学者と見なされているのだと思う。しかし、この体たらくである。
この国の経済学者は、真実のところを国民に言わないのではないのか、という思いです。

NHK初め、新聞5社、テレビ5社も、真実のところを国民に語ろうとしない。

ところで、日本のお金がアメリカに還流するメカニズムがあるらしい。
もしそうであるならば、今、景気回復のための政策をしても、そのお金はアメリカに流れていくことになる。
だから、先ずアメリカに還流しないメカニズムにしてから、景気対策を行なわないといけないようだ。
(了)


[3933] 会員読者からの自己思想紹介メールに答えました。 投稿者:副島隆彦 投稿日:2004/12/25(Sat) 10:32:40

副島隆彦です。以下の長い文は、私たちの会員の大学院生からのものです。かなり学問研究上の悩みでありながら、同時に自分の人生思索上の悩みでもある内容です。私は、これらの思想表明にもまじめに答えなければいけないと思っています。  副島隆彦記

(転載貼り付け始め)

----- Original Message -----
From: **************
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Wednesday, December 22, 2004 4:44 AM
Subject: はじめまして。新しく会員になりました。

(以下、文字化けなど読みにくい事態を考慮して、同内容のテキストファイルを添付しておきました)

副島隆彦 様

はじめまして、私は****と申します。都内在住、27歳の大学院生です。
先日、12月6日から学問道場の会員になりました。ようやく会員用ぼやきの中で前から気になっていた記事を一通り読み終わったところです。

私は副島様のWEBサイトや著書を通して大変な勉強ができたと思っています。まだ未熟者ですが、これからも継続して勉強していきます。差し支えなければ以降、副島先生と呼ぶことにします。以後よろしくお願い致します。

 以下、長文になります。最初のメールこそ、又は、少なくとも最初のメールだけは、一番よく読んでもらえると考え、色々詰め込みました。失礼します。

 私は現在、東京大学工学系大学院 先端学際工学専攻 に在籍しています。「創造性支援システム(creativity support system)」の研究をしています。何やら難しそうに聞こえるかもしれませんが、ごく単純に言えば、「道具が変われば人の思考方法も変わる」という原則を積極的に応用した研究です。

例えば、人間は過去、<紙と鉛筆>の発明によって創造的能力を飛躍的に高めてきました。さらに近年ではコンピュータの発明により、<ワードプロセッサ>や<ハイパーテキスト・ドキュメント>など新しい道具が発明され、人間の知的活動の幅を更に広げています。そこでさらに一歩進めて、人間の創造的作業におけるアイデア生成プロセスまでもコンピュータで支援してしまおうというものです。

初期の研究には、発想支援で知られる川喜田二郎氏のKJ法をコンピュータ上に再現したものがありました。しかし私は現在博士課程なのですが、最近、この分野の抱く根本的困難さと己の不適性(無能)を痛感しており、来年中に「中途退学→就職」の線で考えています。既に指導教官および実家の両親にも話しています。

しかしながら就職といっても、即実戦力となるスキルもコネもありません。今までずっと大学畑を歩んできて、将来のことも考えずに、ぬくぬくとだらけた生活でしたので、これからが本当に大変な時期になります。奨学金返済400万円を福w)リ)┐董・豕・農厳廚鯲・討討い・覆韻譴个覆蠅泙擦鵝・靴・型慧恵呂膨・爐噺世Π嫐・任匹海・船礇譽鵐献鵐阿任發△蠅泙后・・w)w)

次に、私の副島本を読むに至った経緯を、簡単な読書歴を交えながら紹介します。
私は高校・大学を通して、実に24歳まであまり本を読まない人間でした。現在でも月に3冊程度です。私が当時読んでいた本というのは、もっぱら宗教系(インド聖者もの、キリスト教もの、神秘主義思想もの)でした。抽象的で理想主義的なものばかりであり、社会・政治・経済には全く関心がありませんでした。

しかし、大学院修士時代、当時私が在籍していた東工大価値システム専攻で、橋爪大三郎先生の授業を受ける機会があり、結果として橋爪先生の著書を読むようになり、社会に対する関心の眼が開けました。あとは流れで小室直樹・副島隆彦と至りました。ただし読んだと言うよりは、眼を通したと言う方が適切かもしれません。ただ今に至るまで文学・小説の類だけは全く読めません。

私が副島先生の著書のなかで特に好きなものは、「英語で思想を読む」です。各々の解説文の凝縮された文体には不思議と美というものを感じました。好き・嫌いではなくインパクトという点からは、やはり「属国・日本論」を挙げざるを得ません。私の場合は、本を床に叩きつけるほどではないのですが、それでもそれなりに深刻な体験であったし、あり続けています。もはや「覇権国−属国理論」無しに歴史(世界史・日本史)は語れないのではないかと思うほどです。

また「世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち」と「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ」によって、はじめて今のアメリカという国が実感として分かりました。同時に、より一般的に、日本と外国というのはいかに異なるものであるか、日本人はそのことにいかに無自覚であるか、が改めて認識されました。

「人権と差別が表裏一体であること」を指摘された箇所には、思わず唸らされました。このような明確な構図の提案そのものが、新しい社会法則の発見にも等しい成果のように思われます。

「エコノ・グローバリスト」シリーズでは、世界の経済を牛耳っている集団とその悪行をはじめて明確に知りました。私は、人間には真実を見抜く直観力(第六感のようなもの)が本来備わっていると考えているのですが、概して私達は、何かがおかしいことにうすうす気付いていても、日常生活に忙殺されてしまい、漠然としたままに放置しているようです。

だからどうしても頭脳の省エネで、陰謀論的解釈に落ち着いてしまうのでしょう。しかし、あらゆる問題は明確にすることによってしか解決できないということを、私はこのシリーズから改めて学びました。

副島先生の著書を読んでいて度々思うのは、副島隆彦は唯物論者でも唯心論者でもないな、ということです。もちろん「属国日本論をこえて」にあるように、8割方 ネイティビスト(生来決定説)であるという副島先生はノミナリストではあるのでしょう。

しかし私の印象としては、それ以上に、副島隆彦はむしろ唯「人」論者に見えるのです。つまりアメリカ政治思想にしても、「政治と経済は貸借を取ってバランスする論」にしても、活字ものの最新刊である「老人税」の最後のあとがきにある「インフレにもデフレにもどちらに対してもいちばん強いのは人間なのです。」というフレーズを見ても、環境や教育を含めた、社会の全ての問題は、突き詰めれば政治問題であり、具体的かつ日常的な人間問題である、という視覚があるように見えるということです。

そして、このことは副島先生の兄弟弟子である橋爪大三郎氏の「言語派社会学」にも通じるところがあるように見えます。ただし、前者が具体的人間を基準にするのに対して、後者は抽象的人間を基準にするという違いはありますが。

他方、著書の内容もさることながら、私にとっては、やはりその文体(いいまわし)こそが副島言論の真骨頂だと勝手に思っています。例えば、

「科学とは学問のことである」(決然たる政治学への道P167)

「イラク戦争は、シェブロンとべクテルのために強行されたものである。」(預金封鎖P35)

「日本の女とは、一人の男を選んで「この男でいいわ」と覚悟を決めて、この男に取り憑いて生きると決めた生き物だ。」(ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ上P126)

少し長くなりますが、次のような表現も他所で聞いたことがありません。

「時代が、動乱の時代に突入して、全ての人間が方針を失い、おろおろとあわてふためき、右往左往している、まさしくそのときに、ある人物が、一人立ち上がって、衆目の中、こぶしを高く掲げて「我々は、今、○○なのであり、○○を為そうとする人間たちなのだ」「○○とは○○のことなのだ!」と大音声をあたりにとどろかせて、きっぱりと宣言してしまう力。それこそが、まさしく政治の力というものであり「政治のコトバ」なのである。」(決然たる政治学への道P59-60)

その他、数え上げればキリがありません。
次に視点を変えて、「私は全体として副島隆彦の活動をどのように受け止めているのか」について述べます。

結論からいえば、副島隆彦は革命家なのだろう、と思っています。もちろんそれは暴力革命ではなく、思想・言論界における革命です。副島隆彦の普段の肩書きは評論家ですが、私にはどうもこの肩書きがしっくりこないのです。いわゆるTVジャーナリストとも違う。評論家というよりは学者(サイエンティスト)であり、学者というよりは思想家であり、思想家であるとともに革命家でもある、というのがピッタリします。

そして革命家であるゆえに常に戦っている。稚拙な比喩で申し訳ありませんが、世界基準の旗を立て、事実を盾に、論理を剣に、戦っている。使命は国内言論における世界基準の確立であり、目線は国の自立と隆盛にある。そのようなイメージです。大事なことは、この革命が実現してゆくことであり、誰がやるかは問題ではない。この一つの志を共有する者達、共に戦う者達が結集する場が、学問道場であり、副島隆彦の直弟子たちである。私はこのような印象を持ちます。

このように考える私はやはり理想主義者なのかもしれません。
確かに私は、「人間は平等である」主義者です。人間は神(GOD)の下に平等であり、唯一なる父の子供達であると信じます。聞かれたらそう答えるという、その意味で平等主義者です。自信満々の確信というのではなくて、ある意味で偽善すれすれの微妙な言ですが、追い詰められた最後の最後という時には、YESと言ってやろうというというほどの気概である、くらいの意味です。しかし、一方で世俗の領域においては、7:3くらいの割合でネイティビスト(生来決定説)でもあります。境遇、肉体、才能、性格は、生まれながらに不平等極まりない。そして不平等である限りやはり苦しい。

「神」や「ネイティビズム」を知るずっと前から、そういう苦しみがあったために、私は青年期、自然、宗教的な本に手が伸びたものでした。一方で、自分が高校生のときに、オウム真理教事件がワイドショーを賑していたことを思えば、大きな流れでは、自分もまた無意識的に同世代の影響を受けていたのだ、とも思います。

(副島隆彦です。ここで、上記A君のメールを中断して、私、副島隆彦の返事メールを載せます。このあと、A君の暴走が、後半で始まりますので、私の返事文をここでのせておいた方がいいだろうと、私が判断しました。

****さまへ
副島隆彦です

丁寧な長文の自己紹介メールをありがとうございます。
**君が、君なりの思考の積み上げを経て、今の考えに到達なさっていることがよく分かりました。

私は、君の自己思想の表明に、どこまでお付き合いできるか自信がありません。君は、27歳の若さで、それほどまでに悩んで、苦しんでこられたのですから、その生き方を、今後も貫かれるのが一番いいと思います。

人は皆、自分への幻想と、自分で考えて信じ込み、信念にしてしまったことを抱きかかえながら生きています。人(他人)のことを、「あいつは、変な宗教(信仰)に凝り固まっているやつだ」 と横からあざ笑うようなことを言う(書く)人間は、その人間自体が、愚かな人です。 自分を内省する、自分とは何かを、自分は何を信じているのか、を考えようとしない低脳(ていのう)人間です。

私も実は、最近、少しずつ、信仰(宗教)の世界にはいってゆこうとしている自分に気付いています。もう50歳を越しましたら、早めの隠居生活を考えるようになりました。言論はやめませんが、すこし「人生を降りよう」かなと、考え始めています。

ただし自分の納得の行く範囲での得心(とくしん)、回心(かいしん)でないと、どうせ私は、暴き系言論人ですから、宗教や超越思想や、神秘主義をも暴いてしまおうとするでしょう。

貴兄の思考努力は評価しますが、もっと、気楽になって、世の中(この日本と言う現実)を眺めて、のんびりと生きる、ということも学ばれたらいいと思います。どうせ、自分ひとり分をきちんと生きてゆけばいいのですから、そんなに、「世界を自分で背負う」という感じになられない方がいいと思います。貴兄の文章は、後半部がやはり、暴走しています。 もっとのんびりなさってください。

自分の研究がうまく成果を出せずに、研究者としての自分に悩んでいる人はたくさんいます。 私の弟子たちの場合は、20台のおわりから30台をどうやって、何のために生きていいか、自分の本当にやりたいことは何なのか、で悩んでいる者たちがたくさんいます。 私は、彼らに、「何でもいいから、職業人として自立せよ」としか 言いません。それ以外の指導は出来ないのです。
**君。そのうちお会いしましょう。私たちの集まりに顔を出してください。今後とも「副島隆彦の学問道場」を宜しくお願いします。
副島隆彦拝


[3932] 「本は、古典作品と、現在のものをどれぐらい時間配分して読むべきか」という切実な私の会員読者からの質問に答えます。 投稿者:副島隆彦 投稿日:2004/12/23(Thu) 11:27:14

副島隆彦です。
以下の文は、本当は、「今日のぼやき」の方に載せるべき内容なのですが、向こうに載せることが、掲載日程、調整の問題で出来ませんので、ここに載せます。急いで書いたものですから、そのうち全面的に改稿します。  副島隆彦拝


(転載貼り付け始め)

----- Original Message -----
From: *********************************
To: snsi@mwb.biglobe.ne.jp
Sent: Wednesday, December 22, 2004 10:27 PM
Subject: 継続の振込連絡(2005年分)

****(大学院生)
 私はちょうどほぼ1年前にこちらの会員になりました。以来、時間を見つけては、過去のぼやきを1番から順にすべてをプリントアウトして読んでいます。とはいえ、速読できる性質の内容ではないので、やっと2002年の3月分までを読み終えたところです。

副島さんのご著書のほうは、34冊ほど買いました。 申し訳ないことですが、古本屋で買ってしまうことが多いです。 そのうちの23冊を読みました。英語関係の本は再読・三読しているものが多いです。
私は、「思想」という言葉でまとめられてしまう対象の内部にある、細かな違いを徹底して探求することに興味を感じています。 少なくとも今の私はそうです。 副島さんの議論には納得できないこともあります。しかし、それでも副島さんの文章は圧倒的に私をひきつける迫力があります。

その理由を私なりにつきつめてみると、副島さんご自身が、「自分の根底にあるものは学者的な性質ではなく、政治活動家のそれだ」とおっしゃられている部分がその源泉なのではないかと思います。

イデオロギーとして破綻していても、そのイデオロギーなり政治党派なりが存在している意味が、一定の人にはあるという考え方や、副島さんが、それら死に絶えた「知的」なものに対して不当なまでに思い入れをし、ありがたがる態度に対して批判すること、そして何よりも副島さんご自分の思想(学問)遍歴を明らかにされ、学問に対して非常に正直で誠実な態度をとられているところにひかれます。

……というようなことを書き連ねた手紙をこれまでに何百何千通という単位で、ご覧になられたでしょうから、煩わしいことだろうと思うので、ここでやめまして、ひとつだけ副島さんに質問をさせてください。

 それはいわゆる「古典」(と呼ばれる作品)についての副島さんのお考えです。
私は大学院に通っておりますので、本を読む時間はふんだんに与えられている身ですが、それ
でも読む量には限界があります。自分の専門(哲学、教育思想)に関する領域の古典は当然読む必要がありますし、新しい本や論文にもある程度目を通すことも当然です。しかし、ほかにも読みたい本はいくらでもあります。副島さんの本がまさにそういう本です。
「この人の本は全部読み尽くしてみたい」と思うような書き手が、副島さん以外にも10人、20人ぐらいいます。

私の場合、それらの人の著作を手当たり次第読んでいるわけですが、当然のこととしてそれらの現在の本を読んでいると、それぞれの専門領域で、古典や名著と呼ばれている作品にさかのぼって、それらを読みたくなります。そうしますと、自分が読みたい本、あるいは、「読まなくてはいけない」というような切迫感を感じてしまう本が、幾何級数的に増えていきます。
 
さらに原語で読みたい本(原語でしか読めない本)も少なくないです。ところが、英語で読むのは日本語で読むよりもずっと時間がかかりますし、ほかの言語の場合はその言語の勉強自体が必要な場合も多いです。このような事態は、本を読む人は多かれ少なかれ感じていることだろうと思いますが、 広範な領域をカヴァーし、発言されている副島さんは、膨大な量の「読むべき本」にどのように対処されているのか、とくに若いころにどのように対処されていたのかををぜひ伺いたいと思います。

結局、ずいぶん長くなってしまいましたが、これで失礼いたします。今後とも副島さんのお仕事を追いかけていきますので、健康に留意されてこれからもがんばってください。  *****


*****さまへ
副島隆彦です

 拙本をたくさんお読みいただきありがとう御座います。急いでお答えします。
貴兄からの上記の一点のご質問は、知識人・読書人を目指しかつ現にそうである人々にとって、きわめて切実で重要な課題です。

この質問は、つきつめると、「現在、書店で流通している本と、古典的な名著のかずかずのどちらを若き知識人としては、優先的に読むべきか」 ということになります。上記の貴兄の文章の中の、

「・・・・それは「古典」(と呼ばれる作品)についての副島さんのお考えです。私は大学院に通っており、本を読む時間はふんだんに与えられている身ですが、それでも読む量には限界があります。自分の専門(哲学、教育思想)に関する領域の古典は当然読む必要がありますし、新しい本や論文にもある程度目を通すことも当然でしょう。しかし、ほかにも読みたい本はいくらでもあります。副島さんの本がまさにそういう本です。・・・・」 の箇所です。

私は、貴兄のこの真剣な質問をきわめて重要な知識課題だと思います。私自身が長年、この問題で苦労してきたという自覚のある課題だからです。
古典の教養に裏打ちされない文科系の知識人は、軽薄(けいはく)であり、人間的な重みに欠けるので、どうせたいした書き手(言論人、学者)ではありません。日本の読書人階級の中にあっても、自然と淘汰(とうた)、選別されて、やがて捨てられてゆきます。

本物の知識人、言論人の本だけが、10年、20年と岩浜の岩礁のように残ります。しかし一時期、ベストセラーと呼ばれるような本たちでも、その多くは消えてしまいます。30年残る本は、きわめてわずかです。本には、それぞれ「本の命」がありまして、書いた著者本人の、生身の人間としての命や運命とは、別個独立の運命をたどるようになります。「本の命」は、書いた者とは別個に長らえ、あるいは死に絶えます。たった一ヶ月で死んでしまう本が、大半です。

今のような「出版洪水のさ中」にある時代には、本の出版点数だけが気が狂ったように書店に並びます。 が、多くは消えてしまいます。そういうものだとして、今の出版社は、「売れない本」は、どんどん、つぶして、断裁(だんさい)=壊して、薬で溶かして新聞紙用の再生紙になってゆきます。

一方、classics 「クラシック」 と呼ばれる、「古典」「古典作品」「古典の名著」とよばれる本が、時代の風雪に耐えて生き残って、多くは文庫本になって、ひっそりと大型書店の隅(すみ)に、さがせば探し出せるようになっています。それでも、そういう日本基準の古典的な名著でも、今は、古本屋で探さないとなかなか入手できないものが多いです。

たとえば岩波書店の岩波文庫の、「青帯」(思想、学術) 、「黄色帯」(日本の古代からの古典作品)、「赤帯」(西洋の古典的な作品)などを、今探し出して、それらを 渉猟(しょうりょう、さがしもとめる)ことは、40代までの私がやったことです。もう今の私は、やりません。出来ません。もう、私は、古典的な大作と呼ばれるような本で、まだ自分が読んでいないものを、今さら読めないのです。もう、私には、そういう人生時間は残されていないのです。

私は、明らかに、日本知識人であり、日本読書人階級の人間であります。私が自分で積み上げた読書人生の重みから、私は、たいていの人間の、その「読書量と読書の幅」を、ほぼ一発で見抜くことが出来ます。たいていの人間は、私のような読書人にはかないませんから、私の目の前にいて、そして30分間も話せば、その人の知識の厚みは、すぐに露見して私の判定にかかります。

それは、生来の秀才で、それぞれの分野で、相当な専門人になってゆくような人たちに対しても私は、容赦しません。このことは、私が、全く知らない理科系の知識にもある程度はあてはまります。高校時代に数学や物理が抜群に出来たような人たちは、日本の秀才階級ですが、しかし、こういう人たちには、いわゆる「読書生活」はありません。理科系の人間には、ですから総じて古典教養などみじんもありません。文化的な教養としてピアノやヴァイオリンをそれなりに上手に轢けるような人たちはいます。ただし医師になるようなタイプは、文科系と理科系の中間の人たちがいます。

本当のエリートと、専門職業エリートは、一般書店に行って、そこで自分が読みたい本に出会って、それを家で読みふける、という生き方をしていません。そういうことをしていると、「国家試験を中心とした、競争型の勉強」では、落ちこぼれ、となり、競争に敗れるからです。ですから、文科系と理科系を問わず専門職エリートほど、本を読んでいません。たいした量の本も読まずに、それで、40歳、50歳を迎えるのです。 そして、つまらないエリートのまま60歳を迎えます。あとは、しらけて大学教授用の年金の計算でして、ほとんどただの人として終わります。 彼らには、古典的教養 など、かけらもありません。私は、そのように断言します。

すでに、18歳のときに、私は岩波書店お青帯と黄色帯、それから、当時の岩波新書(青版)の半分ぐらいは、目を通して重要なものについては、だいたい読んでいました。その他の一般書籍も相当に乱読しました。私は、そういう特殊な人間です。
ですから、19歳で一流大学にはいって、政治学や、経済学や、社会学などを志したような勉強秀才たちが、どれぐらい貧相な読書量しかないか、簡単に言えば、受験勉強しかしていないかを、よく知っています。こんな連中が、後年、有名な大学教授になったからといって、「個別の業界(学会)の専門人集団の中でのエリート学者」でしかない、とよく知っています。そして、それらの学識は、世界水準からは、大きく劣った、原住民の呪い師(マジシャン)程度の人たちです。日本語という壁に守られてかろうじて棲息しているだけの人たちです。

私は、こうこうことばかり書いてきましたから、「傲慢不遜の副島隆彦」と敵の同業者たちから言われて来ました。が、そういう評価は、どうでもいいのです。大切なことは、日本国民に何を書いて伝えることが出来たか、です。日本国民の利益になるように、分かり易く大きな真実を書いて伝えたか、です。

ですから、三澤さん。 私は、貴兄が下さった質問の重要性がよく分かっています。私たちは、限られた人生時間の中で、どれほどの読書が出来るのか。そして、そのうちのどれぐらいを、時流にのっている新刊の本に費やし、それ以外に、どれぐらいの読書時間を、古典作品にまわして投入できるのか、という、この重要な課題に、私は、本気で真正面(まっしょうめん)から答えなければいけないと、何度でも思います。しかし、今日は、これ以上は、私の時間が無いので出来ません。
後日、必ず、全面的にお答えします。

ちなみに、「クラシック」という言葉についてですが、 たとえば、西欧音楽の「クラシック」という言葉は、使い方が間違っています。 バッハやハイドン、モーツアルトなどの作品は、×「クラシック」とはいわず、 正しくは、 classical music「クラシカル・ミュージック」というのです。不協和音が入りだした20世紀のドビュッシーあたりから現代音楽というのではなかったですか。丁度、西暦1500年ぐらいからを、西洋近代( modern ) といいますから、ですから、16世紀以降の音楽は、近代音楽なのであって、ギリシャ、ローマや、中世のイタリアの音楽とは、ちがうのです。

そして、英語(西欧語)のクラシック classics 「古典」というのは、古代ギリシア、 ローマ時代の文芸、思想の作品(著作)をさします。しかし、同時に、19世紀までの大作、とよばれる文学、思想作品も今では、古典(クラシックス classics )と呼ばれ、分類されます。 スピノザの「エチカ」や、ヘーゲルの「精神現象学」などの、ヨーロッパ世界の知識人(それでも全部で2万人ぐらいだったでしょう)に強い影響を与えたような大作が、古典なのです。このあとは、20世紀になると、ハイデガーの「存在と時間」とかが、加わってゆきます。マックス・ヴェーバーの本なども20世紀初頭の本ですが、すでに古典に入るでしょう。

もう時間が無いので、結論だけ書きます。三澤さん。あんまり、こういうことで、神経をすり減らして悩まないで下さい。ご自分の目の前の読みたい本を、読めばいいのです。 それが一番いいです。
古典的な大作をそれなりに読んでいないと、自分は、大学知識人になれないのではないか、たいした論文は書けないのではないか、という、不安や恐怖は、それは、被害妄想というものです。そういう考えを捨てなさい。「自分は、大秀才でありたい。そうあるべきだ」と思うのは、20台の終わりまでです。人は、みな、それぞれに自分自身の能力を過信し、そして、うぬぼれ、やがて、そのこと自体に、自ら裏切られ、失意し、自分の頭がたいしたことは無かったと、自覚し、そのことをやがて受け入れて、そして死んでゆくのです。

今の私から見れば、丸山真男(まるやままさお)もたいしたことはなかったなあ、となります。
こんな国では、大秀才や大知識人は生まれようがありません。これは、いつもの私の自嘲癖の文ではありません。古典作品など、ほとんどの日本人が、いくら知識人、読書人を気取ってみても、真実のところは、いくらも読んでいないのです。そんな人生時間、生活時間は、どう探しても、見つかるわけが無い。私もそうです。18歳のとき以来、私には、満足な読書時間はもう2度とありませんでした。目先の生活に追われてあっと言う間に、自分の中年時代が終わりました。

ですから、もの書き言論人としての私は、すべてをやっつけ仕事でやってきました。締め切りに追われながら苦しみながら書いてきました。 もういいや、で「えい。や」と、「読んだことにして」、がりがりと、「該当箇所のようなところを、鋭く見抜いて」それで、古典大作の海を、自分なりに苦心して渡ってきました。 どんな人も本当はたいしたことはないのです。

そして、三澤さん。つい最近、私は、私たちのような生来の読書人階級ではない、全くの馬鹿な若者が、吐いた、次の一行に、私は、のけぞった記憶があります。こいつは平然と言ったのです。 「本なんか読む奴ってさあ。 あれは、脳内セックスなんだってな。本を読んで、気持ちがよくなるらしいんだよ」  と、本当にその馬鹿は、言ったのです。

  三澤さん。 私たちは、こういう馬鹿たちの海の中で生きている、いまや絶滅種(ぜつめつしゅ)にも等しい少数派の人間なのです。そして、このことは、世界的な傾向でしょう。日本だけのことではありません。 これが、ハイデガーの書いた、
「最後の人間たち」(ラスト・マン)たち、すなわち、本など読まないオタク人間か、自分の利益や、金儲けのことしか考えないユダヤ人のような連中がはびこる時代のまっただなかを私たちは生きているのです。

貴兄が私に投げかけた、この「本は、何を、どう読むべきか」 という、人生道場、人生相談の知識版特有 の重要な課題(テーマ)については、私は、もっと本気で、近いうちに、この文章に加筆する形で、全面的にお答えします。お待ち下さい。
それでも、貴兄が、私、副島隆彦の本を、「すべて読まなければ気がすまない、10人、20人の日本の知識人のひとり」にかぞえ、たくさんの私の本を読んでくださって (あくまで、ご自分のために、ですが) 本当にありがとうございます。
「私は、私」ですから、私は、自分の本が、出来ることなら、古典と言うほどの100年ももたなくていいから、せめて私の死後、20年間ぐらいは生き残ってほしいものだと、思って今を、懸命に生きています。私は、なるべく嘘(うそ)をつかないで、本当のことだけを書いてみんなに伝えてゆきたいのです。  副島隆彦拝

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝


[3931] S君の「台湾からのレポート」に期待する。 投稿者:副島隆彦 投稿日:2004/12/21(Tue) 04:10:45

副島隆彦です。 台湾に大学教師として在住する会員のS君からの最新報告です。
ここに本当の台湾人たちの様子が描かれています。私が、「アジア人どうし戦わず」論で展開していることと一致していると思います。

2004年12月11日の台湾の総選挙である「立法院選挙」では、
与党の「民進党」は、89議席(前回80)に減らしたが第一党の地位は守った。 野党連合の「国民党」が79議席(66)、「台連」が、
12議席(12)で、合わせると91議席の過半数を取った。

私、副島隆彦は、明白に、「台湾人の独立を主張する民進党と総統(大頭領)の陳水扁」を支持している。

 それにしても、黄文雄(こうぶんゆう)とか、金美麗(きんびれい)とかの、在日台湾人言論人たちは、アメリカのCIAの手先に成り下がって、台湾の独立に反対する、奇妙な謀略言論を書くから許せない。
この二人は、中国と台湾を戦争させ、それに日本も巻き込めばいい、という戦略で動かれている特殊な人間たちだ。 私は、彼らの動きと奇怪な言論を阻止します。 副島隆彦の眼力を甘く見るな。 副島隆彦記)

(転載貼り付け始め)

S君へ
副島隆彦です

優れた君の最新の台湾論をありがとう。
やっぱりそうですか、という感じです。君は、君の「台湾からのレポート」を定期的に「今日のぼやき」に書くべきなのです。日々のお仕事で忙しいでしょうがご検討ください。 副島隆彦拝


----- Original Message -----
From: **************
To: snsi@mwb.biglobe.ne.jp
Sent: Monday, December 20, 2004 11:16 PM
Subject: 2005年分の継続手続きについて

 副島先生、SNSIの皆様。ごぶさたしております。台湾におります****です。

今回は少し台湾の現況をお伝えします。台湾は先日立法議員選挙が終わり、陳水扁(チェンシュエビエン)総統率いる民主進歩党(民進党、ミンチンタン)は期待通りには票を得られず、国民党(グオミンタン)、親民党(チンミンタン)を中心とする野党連合に敗北、過半数を取れませんでした。

急進的な台湾独立(台独)を嫌う中間層が野党に流れたのだと日本でも報じられました。しかし、これを単に、「独立反対」と解釈するのはあまりにも短絡的です。台湾の民衆の本音は「危ない目にはあいたくない」が、「あんな連中と一緒になるのもごめんだ」ということでしょう。

 台湾では今、大きな二つの流れがあり、日に日に大きくなっています。しかしながらそれは、まったく相反する流れでもあります。一つは、中国への接近です。工場を海外に移した、父親が中国に単身赴任している、一家全部中国に引っ越し、商売を始めた、などというのは、本当によくある話です。最近では、中国の将来性を見越して、中国の大学に入学したり、弁護士の資格を取りに行ったりするのが若者の間で流
行しているようです。

それから、大陸新娘(タールーシンニャアン)と呼ばれる、中国出身のお嫁さんも台湾に相当数嫁いで来ており、片親が中国籍という子どもたちも将来的に相当数に上るといわれています。この点で台湾と中国というのは、外から見ると分からないかもしれませんが、かなり人的交流が進んでいます。

 しかしながら一方で、台湾人の心理の中で「本土化」が着々と進んでいます。10年ほど前だと「私は中国人だ」と答えていたのが、今では皆が「私は台湾人だ」と言うようになりました。今では、「私は中国人だ」という人の方が少数派になっています。

中国の人を「彼ら」として扱い、「我々台湾人は…」と言うようになりました。半世紀以上も別の政府でやってきているわけだから、当然の結果ではあります。そして皮肉なことに、中国との交流が増加するにつれて、「我々」と「彼ら」を分ける意識がはっきりしてきているようです。

外国に留学したり、中国で商売をしたりして中国人と親しくなっても、台湾問題に対する中国人の高圧的な態度に辟易し、そこで台湾人意識に目覚める、という話をよく耳にします。

 現在の若い台湾人で、中国と統一したいと考える人はほとんどいないと言っていいでしょう。統一する理由が見あたらないからです。よっぽどの中華民族礼賛主義者でなければ、統一を唱える者などいません。

(※3つ目の野党の「新党」は、中国との統一派と言えるかもしれませんが、かなりの弱小政党です) 現実の政治においても、もはや中国との統一、という選択肢はないと言っていいと思います。

野党の国民党や親民党は民進党の「台独」に対して批判をしますが、とは言え、決して「統一派」ではありません。野党の立場だから与党を批判しているだけです。国民党連合が将来、与党に返り咲いたとしても、現状維持路線(ずるずる引き延ばし作戦)を取るだけで、中国との統一という選択肢はないはずです。

そのくらい、今の台湾人というのは、アイデンティティが形成されつつあります。やはり、東アジアでもっとも不安定な要因となるのが、台湾問題であろうと思います。そしてその問題は、「台湾人のアイデンティティの確立」によってさらに危険度を増していくだろうと思います。

日本は北朝鮮の問題ばかりに振り回されず、さらに重要な問題である台湾問題に向き合う必要があるだろうと思います。また時間があれば、お便りします。それでは失礼します。  ****

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝


[3930] アメリカ歴代政権と人種、エスニックグループ、社会階層の相関図 投稿者: 投稿日:2004/12/20(Mon) 19:53:48

光です。皆さんご無沙汰をしております。

いまアメリカの人種の面からの統計を調べているのですが、白人だけは人種の一くくりになるので、その内訳がわからなくなりました。そこで中公新書の越智道雄氏の「ワスプ」や「ユダヤエリート」などいくつかの新書を読んでみて、気づいたことを書いてみます。

その中で驚いたことが3つあります。

1. マッカーシズムは実はホワイトエスニック(この場合アイリッシュが表で裏がユダヤ人)による上層ワスプの突き上げという側面があった。
2. ヒューイー・ロングによるポピュリズムは中、下層ワスプによるマイノリティー攻撃という側面があった。
3. ルーズベルト政権のニューディールはウィルソンから続くユダヤ人によるグローバリズムの始まりであった。

ということです。ワスプという言い方は適切であるかどうかはわかりません。以下、数冊の新書だけ読んでざーっとかいてみた大雑把な「アメリカ人種と階層と政権との相関図」です。


(投稿者による本文はじめ)

白人
 1.ワスプ
  アングロ・サクソン(これが定義が非常にあいまいで人数などもはっきりしない。センサスで回答した人の答えが千差万別である)、スコットランド系、スコッチ・アイリッシュ、ウェールズ、ドイツ系、オランダ系、スウェーデン系、ノルウェー系、デンマーク系、フィンランド系、スイス系、フランス・ユグノー系

これらの人種が下記2つの派に分かれる
  ‥貮凜┘好織屮螢奪轡絅瓮鵐函▲リスト教右派─上層ワスプ、最も保守
  ▲優コン─,紡亶海靴討任た、民族的誇り、マイノリティーに差別的になる
  リベラル─マイノリティーに対して反省的になる

 2.ホワイト・エスニック
  アイリッシュ、イタリア系、ポーランド系、ロシア・東欧系

 3.ユダヤ人
  ―ゞ掬に正統派・厳格正統派─少数
  ⊇ゞ掬に改革派・保守派に属するリベラル派─多数

ヒスパニック
黒人
アジア人

(人数は資料によってまちまちでまだよく調べていない。)

(これ以外に下層ワスプが攻撃の矛先をマイノリティーに向けるポピュリズムがどこに入るのかがよくわからない。中西部のまじめな白人で中央政界から自分たちの手に政治を取り戻す人々、これがどこに入るのかわからない。1の△任呂覆い里漏里だが,覆里△覆里わからない)

歴代政権と人種、エスニックグループ、社会階層の相関図

1.1ワスプの,鉢△函■魁イ劉,くっついたのが今のブッシュ政権(トリニティーとネオとザイオン)

2.ワスプとユダヤ△くっついたのがクリントン政権

3.1の,鉢△砲覆辰燭里ブッシュパパ

4.2のアイリッシュと1の.優コンと3の,くっついたのがレーガン政権(このときネオコンのビルクリストルが「ナショナル・インタレスト」で1の.リスト教右派との同盟を主張)

5.1の,鉢、東部エスタブリッシュメント、キリスト教右派とリベラルがくっついたのがカーター政権

6.1の,鉢△3の,くっついたのがニクソン政権

7.1の△鉢とユダヤの,くっついたのがジョンソン政権

8.2のアイリッシュと1の△鉢とユダヤの,くっついたのがケネディ政権

9.1の,つくったのがアイゼンハワー政権

(このとき、アイゼンハワーのユダヤ人嫌いのため、「赤狩り」と称してマッカーシーをかついでアイリッシュ人脈を利用して上層ワスプを攻撃したのがユダヤ人。反共というのは建前に過ぎない。そのときユダヤ人に育てられたのがケネディーとレーガン。マッカーシーはジョゼフ・ケネディーに育てられた。マッカーシーは共和党にくせにアイゼンハワーを突き上げてばかりいた。)

10.1の,鉢とユダヤの,作ったのがトルーマン政権

11.1の,鉢とユダヤの,つくったのがルーズベルト政権

(このとき湧き上がったのがヒューイー・ロングのポピュリズム。公共事業による上層ワスプ攻撃。表面上商売がたき。ただし、ロングはアイソレーショニズム=国内問題優先で国民にお金を還元するのが目的。ルーズベルトはユダヤ人にそそのかされたグローバリスト。TVAのような失業者救済はたてまえ。本当は武器貸与法で参戦、外国(つまりはヨーロッパのこと。アジアなどは2次的問題。)干渉主義。

歴代ポピュリストはユダヤ人から嫌われている。ヒューイー・ロング、ロス・ペロー、ブキャナンすべて。宗教的理由やアイソレーショニストということもあるが、ワスプのどの階層なのかほんとのところわからない。近年はマイノリティーやホワイトエスニックも連携しているのか?それがリバータリアンやマイケル・ムーアフィーバーなのかわからない。

12.フーバー、クーリッジ、マッキンレーは1の

13.1の,肇罐瀬筬,つくったのがウィルソン政権

(投稿者本文終わり)


こんなかんじでかなり雑ですが書いておきます。メモなしで書いたのでかなり大雑把です。先生の映画本と「覇権アメ」をこれに照らし合わせる作業をこれからしてみます。

とりあえずは学問道場の先進生の方からのご意見批判を承りたいと思います。事実関係の間違いや可能性の薄いものがありましたらご指摘ください


[3929] NHK 投稿者:あお 投稿日:2004/12/19(Sun) 23:53:51

こんばんは、青山です。再度ウィルスでの問題が起こったのですね。幸い深夜発生で事なきを得ました。

今日(19日)がNHKの会長へのTV討論だったからか、煙幕がわりに昨夜(18日)は珍しくおもしろい番組がありました。見逃した方は再放送があると思いますのでご覧になって下さい。日本陸軍(陸自)のイラク駐留が決まる1ヶ月前にイラク関連の報道番組はやるべきなのですが、1年延長が正式決定なった今になって次の番組をやるのは後日、文句を言われないためのアリバイ作りとしか思えません。“サマワよりも新潟を”と。新潟を助ける為にイラク駐留軍を撤退するいえばアメリカのメンツもつぶれなかったと思うのですが。

内容はイラク戦争に関しての特集(イラクに駆り出されたアーカンソー州の州兵の晒された無防備な実情、カタールの放送局アルジャジーラが放送するイラクでの惨劇とアメリカが伝える報道との落差ぶり)でした。100%自分が間違っていても、自分達は正しいと主張するアメリカ側の報道官、中東担当者はアメリカが衰退した後世の歴史で罵声を浴びるのかなと思って見てました。

副島先生の“属国”とビル・トッテン氏の“属国”はトッテン氏のパクリだったんですね。丁度、同じ年の出版物でどちらが先なんだと思ったことが以前ありました。


[3928] Re[3927]: Re[3926]: 緊急警告。 この掲示板に、また悪質なウイスル・攻撃がありました。 投稿者:小坂 タカシ 投稿日:2004/12/19(Sun) 19:24:01

小坂です。

須藤さん、お疲れ様です。相変わらず、大馬鹿の臆病者が、アホなことをやっていますね。

私も本日午前7時ごろこちらの掲示板を開き感染してしまいましたが、私のパソコンはウインドウズXPバージョンですので、『スタートボタン→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→システムの復元』と進み、結局『システムの復元』にて昨日の12月18日付けにシステムを復元して、元通りに回復致しました。

ウインドウズXP使用の方は、この方法で復旧が可能だと思いますので、試されたらよろしいと思います。


[3927] Re[3926]: 緊急警告。 この掲示板に、また悪質なウイスル・攻撃がありました。 投稿者:SNSI・副島隆彦事務所(須藤) 投稿日:2004/12/19(Sun) 17:22:17

SNSIの須藤と申します。

以下に、上から時系列順に今回被害に会った掲示板を列挙します。
投稿者のIPアドレスは全て「217.20.126.133」です。
既にメール、電話併せていくつかのお問い合わせがありました。

「重たい掲示板」以外は全ての掲示板が「タグ禁止」になっていたので、今回の被害は前回よりはましなはずです。「重掲」以外ではウィルスが自動で立ち上がることはありません。

◆法律
[1461]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:08:26

◆白金
[4058]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:08:50

◆理科系
[1194]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:09:05

◆金融
[744]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:09:13

◆在外
[1515]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:09:17

◆小室文献目録
[3562]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:09:25

◆片岡
[164]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:09:36

◆映画
[560] Untitled - 投稿者: 投稿日:2004/12/19(Sun) 03:09:40

◆医療掲示板
[1359]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:09:46

◆アジ政
1360]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:09:51

◆リバータりアン
[54]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:09:57

◆晒し首
[158]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:10:50
--------------------------------------------------------------------------------
[157]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:10:02

◆副島文献目録
[118]Untitled 投稿者:投稿日:2004/12/19(Sun) 03:11:31

須藤よしなおです。
きわめて有効と思われる対処方法を、過去「重たい掲示板」に投稿してございますので、 以下に転載致します。
もしも、これらの方法を実行できる技術をお持ちであれば問題はありませんが、
そうでない場合には私共にご連絡いただければ最大限ご協力いたします。

(「重たい掲示板」より転載はじめ)

[3886] 今回のウイルス攻撃での対応について + α 投稿者:SNSI・副島隆彦事務所(須藤) 投稿日:2004/10/26(Tue) 07:21:37

とある先輩から頂いた有益な情報です。
まだPCの不具合が直りきっていない方は是非以下の対処方法を試みてみて下さい。

(転載はじめ)

標記の件ご連絡します。

【結論】
・今回のネット攻撃を受けたパソコンへの対策として、ウイルス駆除だけでなく、スパイウエアというものへの対策・駆除が必要です。
・スパイウエアソフトは、最新のウイルス対策ソフトでも、駆除しにくいものです。

・以下に、スパイウエア駆除の専用ソフト(無料)をインストールできるサイトがあるので、ご利用ください。
・たとえば、パソコンの動きが遅くてしかたがない場合には、スパイウエアが勝手にパソコンの裏側で稼動している場合が考えられます。「ウイルス対策ソフトの最新版でチェックしてるから大丈夫」と思っていても、駆除できないスパイウエアが、パソコンの裏側でCPUの容量を勝手に奪っていることがありえます。今回のネット攻撃にあわずに済んだ方も、このスパイウエア対策ソフトによるチェックをお勧めします。

http://enchanting.cside.com/security/spyware.html
・「Spybot」、「CWShredder」の両方のソフトのご利用をお勧めします。


【上記サイトの文言の一部を転載開始】
スパイウェア対策をしよう

スパイウェア、というと日本ではあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、本人の知らぬ間に趣味や嗜好・個人情報を収集し、ネットの特定の場所に送るプログラムのことを言います。
スパイウェアはフリーウェアやアドウェア(企業の広告を表示するかわりに無料で使えるツール)・シェアウェアに、特に外国製のものに多く含まれています。
そしてそれらのツール・ソフトウェアをインストールすることで知らず知らずのうちにスパイウェアがPCに侵入します。
またホームページを閲覧しているだけで侵入するクッキー型のスパイウェアや、ホームページ閲覧に必要なプラグインだと思わせてダウンロードさせるスパイウェアが存在します。
スパイウェアはインターネットのブラウザ履歴やクッキーから、どんなサイトに行きどんな趣向を好むのかなどを調査し、本人が知らぬ間にネットの特定の場所に送ります。そしてその情報は企業のマーケティングなどに利用されます。
中には情報収集の他に、ポップアップの広告やサイトを勝手に表示したり、ブラウザのスタートページを勝手に書き換えるといった悪質なものもあります。
またバグ(プログラムの欠陥)の存在するスパイウェアだったり、あまりに常駐するスパイウェアが多いとPCが不安定になったり、回線が途切れるなどの実害があります。

スパイウェアとウィルスの違い

このような説明を聞くとウィルスとどう違うの?と思われるかもしれませんが、スパイウェアの場合はウィルスのように感染や破壊活動をすることはまずなく、もっぱら個人情報の収集に用いられています。
ほとんどのスパイウェアはユーザーにその存在を知らされることなく侵入しますが、一部には作者、もしくは企業自らスパイウェア入りのツールであることを公言し、それを利用者に認識させたうえで使用するか否かを求める場合もあります。
たとえば「スパイウェアによるマーティングを行うかわりに無料でソフトを提供します。それを了承出来る人だけインストールをしてください」という規約など。

そうした事情もあってかウィルスとは区別されているのが現状です。

それ故にウィルス対策ソフトではこのスパイウェアは検出されず、駆除には専用のツールを使う必要があります。
(Norton AntiVirus 2004 ウイルスバスター2004 など、最近のウィルス対策ソフトにはスパイウェア検出機能が付いています。しかし下で紹介しているスパイウェア対策ソフトと比べるとまだ発見率は低いようです。)
【上記サイトの文言の一部を転載終わり】

【補足:ご参考/わたしの場合の経緯】
今回のネットへの攻撃においては、わたしも第1回目の攻撃で、自分の会社のパソコンがやられてしまいました。ただし、同僚や上司のパソコンにウイルスが感染することなく(会社全体でウイルス駆除の体勢がととのっていたため)、すぐにAntiVilusの最新版を使って被害は最小限に抑えることができました。ただし、インターネットエクスプローラの初期画面がどうしても特定の英語サイトに行ってしまい、「まだ、何かやられているな」という感じでした。
昨日、パソコン雑誌(「日経PC21」2004年12月号)を購読したところ、スパイウエアの話と、駆除方法が記載(35ページ目)されており、本日、早速、このスパイウエア対策ソフト(無料)を使ってスキャンすると、スパイウエアが複数検出されました。駆除したところ、すぐにインターネットエクスプローラの初期画面不具合が直りました。
 最新のウイルス対策ソフトでは駆除できない、スパイウエアというものがあることを今回、十分に理解できました。

(転載おわり)

(「重たい掲示板」より転載おわり)

須藤よしなおです。
ウィルス対策ソフトがインストールされていない場合には、以下のURLである程度は対策できるようですので、参考になさって下さい。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/tools.list.html

ウィルス駆除がどうしても上手くいかない場合にはご連絡を頂ければ幸いです。
須藤喜直拝


[3926] 緊急警告。 この掲示板に、また悪質なウイスル・攻撃がありました。 投稿者:副島隆彦 投稿日:2004/12/19(Sun) 09:52:12

副島隆彦です。

この「重たい掲示板」を始めとする、私たちの学問道場の各、掲示板に、今朝2時ごろから、強力なウイルス貼り付け攻撃(サイバー・アタック)がありました。
私も今朝、2時に異変に気づきました。私たちの技術陣が即座に対応して、現在は、防御体制を敷いていますから、大丈夫です。

しかし、不用意に、貼り付けてあるウイスル付のURL(リンク先)を
開いたりしますと、私たちが前回感染して、ひどい目にあったウイルスと同じものにやられるでしょう。

前回、感染した人は、駆除しながら、対策を立てたでしょうから大丈夫ですが、前回罹(かか)らなかった人たちの中から、一定数(数百人規模で)今回の被害者が出ることは必定だと思われます。ご注意ください。 ウイルス対策ソフトの情報を、どんどん私たちの技術陣が
出しますので、自分のコンピュータを守り抜いてください。
最悪の場合には、PC(コンピュータ)が、壊れるか、あるいは、
OS(オペレーション・システム、基本設計システム)の再インストールという、手間のかかる作業を、やるしかありません。PCが得意でない高齢者たちは、誰かにやってもらうしかないでしょう。困ったことです。

私たちは、この先、本当に、会員になってくれる人たちだけからなる
閉じられたサイトの運営を目指さなければいけないくなるかもしれません。 私たちは、狙われているのでしょう。人々に真実を告げる者ちゃちは、いじめられ、弾圧されるのです。 共に闘い抜きましょう。

副島隆彦拝


[3925] 「アングロ・サクソン人」という言葉は、安易に使ってはいけません。 投稿者:副島隆彦 投稿日:2004/12/19(Sun) 09:00:34

副島隆彦です。

今、下の「3924」のバード君の文章に気づいて、その中の
「アメリカの支配者は、アングロサクソンである」というビル・トッテン氏の言葉を使って、自分の考えを書いている。

バード君。それから多くの人に教えておきます。
アングロサクソン Anglo Saxon 人 という言葉を、あまりにいい加減に使っています。これは、副島隆彦の本から知識、思想、学問を習ってきた人としては失格です。

私は、このことを、例の映画評論本(今年、講談社文庫から2冊本で再刊された )の中とかではっきり書いているはずです。

アングロ族も、サクソン族も、ジュード族も、これらは、もともとは
ケルト系(Celtic )の種族です。古代ローマ帝国の版図の中ではの話です。そして、ゲルマン民族であるともされるのです。ゲルマンGermans
(ジャーマン、ドイツ人の起源。”チュートンの森”から生まれた、と
グロチウスは言っている) ではあるが、ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)の「ガリア戦記」のころの、ガリアとかダキアとかにも棲息していた民族である。

その前提として、これらの考えは、「歴史学」 History という学問方法に従ったときの考えです。古代史としての歴史学も、文献中心ですから、文献や石碑や碑文に「なになに人」「なになに族」という言葉が残っていなければいけない。また、それだけが根拠です。学問とはそういうものです。

そして、今、「彼らは、アングロサクソンだ」という言葉を使っていいのは、誇り高いフランス人たちだけだ。彼らから見たら、今のアメリカ人(イギリスから流れ出していった貧乏、下層白人であるケルト系の
アイルランド人や、スコットランド人を無視して、イングリッシュを
前提にして言えば、の話だが) は、「あいつらは、ノルマン貴族であり、フランス王の従兄弟であった者が、1066年に、イギリス(ブリタニア)を「ノルマン・コンクエスト」(ノルマン人よるイギリス征服)で、征服した時に、屈服した原住民、現地人どもだ。それが、アングロ=サクソンどもだ。我々の被征服民だ。あいつらアングロ=サクソンどもは、我らに征服された民族だ」 という使い方。これだけが、
正しいのです。

日本の知識人階級は、イギリス人と、アメリカ人の違いが分からないから、まとめて「英米白人は、アングロサクソン族」と言いさえすれば、それで自分は、知的だと思っている程度の、土人の秀才たち程度です。

アメリカ人のインテリに、「あなたたちはアングロサクソンですよね」
などど聞いてごらんなさい。「何言っているんだ。このアジア人は」
という顔をされるでしょう。

日本の知識層のアメリカ理解は、あまりに浅薄である。話にならない。
別に、インドネシア人やマレーシア人のことを私たちがそれほど知っていなくても、私はかまわないが、アメリカ人のことを知らないと、それは、困ったことになるのです。だから、私、副島隆彦は、いち早く、
現代アメリカ政治思想の諸流派の研究を自力、独力で始めたのです。
私の主著さえもしっかり読まないで、何かをここに書いてくるのは、
不見識を言われます。 

最低、3回は、しっかりと細かく、各、人名まで「覇権アメ」と「属国・日本論」を読んでから出ないと、ここに投稿するのはやめなさい。私が不愉快になりますので。私の本の内容の細かい点での間違いや、
研究不足を、丁寧に論及してくださるとかの、文章であれば、私は、どんな人からの投稿であっても、ありがたく拝聴する。

学問とは、「大きな枠組みの中の諸真実」を、みんなで、掘り当てて、探り当てながら、着実に積み上げてゆく作業のことです。

ですから、「こいつら、アングロサクソンどもめ」とフランス人なら今でも使うのです。 これに対して、アメリカ人のエリート階級の上層白人は、「何を言うか。あの時の、征服者は、バイキングであり、フランス人化した、フランス王の私生児(めかけ腹)であり、そいつが征服王
ウイリアムを名乗ったのだ」 と言い返す。

ですから、「アメリカ白人は、アングロサクソンだ」という低劣な、アメリカ理解は、私、副島隆彦のアメリカ研究が出て、水準があがったのですから、みんなで恥を知って、全廃しなければいけないのです。

アメリカの手先インテリの筆頭の、岡崎久彦氏や、中西輝正(なかにしてるまさ)氏等も、私からの「基本知識を知らなさ過ぎる」と指摘されて、今は、「アメリカ人は、アングロサクソンだ」という馬鹿なことは書かなくなりました。誰か調べてみなさい。

いいですか。バード君。もっとこういう基本のところでの勉強不足が目立つのです。それから、ビル・トッテンという人物ですが、
彼は、アメリカ共産党(CPUSA、シー・ピー・ユーエスエイCommunist Party of the USA) の流れの人です。
彼は、60年代後半のベトナム反戦の運動の真っ盛りのUCLAにいたのであり、おそらくCPUSA の党員だったでしょう。

私は、いくつかの研究会で、ビル・トッテン氏にあって、一度は、あからさまに " Weren't you a menber of The CPUSA at UCLA ? " と聞いたことがあります。日本語で言えば、非常に失礼かも知れないが、世界基準のインテリの間では、こういう事実確認は、失礼ではない。

これに対する、彼の返事がふるっていた。「コーミュニズムを、共同体主義(キョードウタイ、シューギー)と考えれば、ワタシワー、そうでーす」というものだった。

私は、ビル・トッテン氏が、きっと今も彼のサイトで、自分の祖国であるアメリカ帝国(この言葉を、最近は彼も使うようになったようだ)の悪行の数々を、アメリカの左翼たちの言論を日本語に丁寧に訳して、
紹介して、「アメリカはワルーイ国。日本人を騙そうとしてイール」
と啓蒙活動をしてくれていることは、ありがたいことだと、思っている。おそらく彼のサイトから勉強している人たちのレベルは、それなりのものだろう。

私は、ジョン・リードの伝統に連なる、理想家家肌の、古いアメリカ左翼の伝統への尊敬があるので、アメリカ共産党をさえ嫌わない。私の「映画レッズ論」を読んでほしい。今でも、70歳の爺さんたちの中にCPUSAの残党がいるだろう。

しかし、ビル・トッテン氏は、私が、ノウム・チョムスキーの反戦思想やアメリカ帝国批判に、同調しないで、彼を深く疑っているように、
こういう手合いを、「グローバリストが放つ、第五列」だと思っている。このことは、「覇権アメ」にすでに10年前に書いた。

ビル・トッテン氏が、「私もアングロサクソン(日本人向けに、WASPのつもりで言っている)ですが・・・」などということがあるものか。彼は、あの体の特徴からしても、明らかに、アユケナージュ・ユダヤ人である。 大きな鼻と耳を見てみるといい。
自分がジューならジューとはっきりと言うべきだ。そうしないから、私のような鋭い人間が、彼の言論を警戒するのだ。どうして、これぐらいのことも知らないで、副島隆彦の本の本当の読者になれるというのか。

そして、「副島隆彦が書いているアメリカ研究の細部が正しいか否かを、検証するために、ビル・トッテンの文章と比較する」という事をやった、日本左翼系(リベラル)の人たちが数人いた。彼らは、私の本からたくさんのことを学んているくせに、そのことをおくびにも出さない。典型的な属国知識人だ。

ビル・トッテン氏は、私が、「属国・日本論」を書いて出した、半年後に、「日本はアメリカの属国ではない」という本を、ごま書房から出した。私は、この本の内容の、私の本からの多くの盗用を、面と向かって
指摘して、反省を促した。彼は、日本文は読めないから、ゴマブックスが雇ったライターが、自分の英文の半端な訳と、副島隆彦の本からの
剽窃(ひょうせつ)で出されたのだ、と気づいただろうが、キョトンとした顔をしたまま、謝罪しなかった。「ワタシハー、がいじんデース。ヨク、ワカリマセーン」という防御をしたのだろう。そういう人だ。その程度の人だ。

ですから、「アメリカ白人はアングロ=サクソン人」という愚劣な文は、もう二度と誰も書かないようにしなさい。書けば、「馬鹿だな。こいつは」とすでに、日本のインテリ、読書人階級では思われます。
私、副島隆彦のアメリカ研究が出てから、10年で、すべての政治思想系のインテリは、いくら日本土人の秀才だと言っても、今では、それぐらいは賢くなっているのです。賢くないのは、私の本をまだしっかり読んでいないで、私のそばに寄ってくる者たちだ。

だからと言って、そんなに神経質になることはありません。人のことなどあまり気にしないで、自分が真剣に思いつめたことは、人(自分)は、本気になって思いのたけを洗いざらい書けばいい。それが、言論の自由です。

副島隆彦拝


[3924] アメリカ支配者のルーツについて 投稿者:バード(2262) 投稿日:2004/12/18(Sat) 21:29:32

バードです。

ここの読者の方々ならば、常識に属するのだろうと思いますが、アメリカの支配者のルーツに関しての投稿です。

ビル・トッテン氏は、アメリカ支配者(=アメリカ・グローバリスト)はアングロサクソンであると言っています。そのルーツについて、氏はその著書『「脱アメリカ」が日本を復活させる』(徳間書店:2000年10月)に書いています。
長くなるがそれを引用する。さすがによくまとまっている−−欧米人は論理の進め方がうまい−−ので、長くても読みやすいと思います。

(引用開始:『「脱アメリカ」が日本を復活させる』)

侵略・拡大・搾取の意思の権化のようなアメリカだが、大多数の一般国民はそのようなことはほとんど考えていない。奴隷として連れてこられた黒人、鉄道建設のために働いた中国人、プエルトリコやその他の国々から労働者としてやってきた人々・・・、こういう人たちの子孫がすなわち一般国民であり、その上にほんのひと握りの支配者がいる。これがアメリカだ。

アメリカの支配者たちは、自らをアングロサクソンである、とことさらに強調する。
彼らはいったい何者なのか。
私もアングロサクソンだが、どうも彼らとは相容れない。しかし、彼らがいま日本に対してしようとしていることは、アングロサクソンゆえによく理解できる。

大ざっぱな話しになるが、アングロサクソンはゲルマン民族の一部である。ゲルマン民族は紀元前5〜4世紀に厳寒の北ヨーロッパに住んでいた人たちだ。これが大移動してヨーロッパ各地に広がっていく。要するに、寒いところから暖かなところへと,住み処(か)を求めて移動したのである。
(引用者注:高校教科書の世界史年表や参考書によれば、4世紀(375年)にゲルマン民族大移動は始まった。それによって西ローマ帝国が滅亡して(476年)、ヨーロッパはゲルマン世界となった。ゲルマン系とは、金髪・青い目・長頭型で高い鼻をもち、いわゆる「白人」の特徴を強く備える、とある。そこに、ドイツ人の元女子プロテニス選手のシュティフィ・グラフの写真を載せている。)

もともとヨーロッパでも温暖な地域にはケルト人が住んでいて、農業を営んでいた。これをケルト人のヨーロッパと呼ぶ。ゲルマン民族は次第にケルト人を圧迫していった。農耕民族のケルト人と狩猟民族のゲルマン民族では、勝負は見えている。いまではケルト人はすっかり少数派の民族となってしまった。
ゲルマン民族は多くの部族の総称だが、いまでは主に、アングロサクソン族とフランク族とに淘汰されている。

5世紀くらいまでには、アングロサクソンはいまのドイツやスカンジナビア半島に広く分布するようになった。5世紀半ばにドイツ西北部からイギリスに渡ったアングロサクソンが、アメリカ人のルーツになる。
現代でいうと、アングロサクソンはアメリカ,イギリス,ドイツ,スカンジナビア半島にいて、言語はゲルマン語派、宗教はプロテスタント(宗教改革者ルターはドイツ人)である。一方のフランク族はフランス,イタリア,スペイン,ポルトガルにいて、言語はラテン語が祖語、宗教はカトリックとなっている。
(略)

アメリカのルーツのイギリスでいうと、11世紀の中ごろに、ノルマン人の進入があった。フランスのノルマンディー地方にいた人たちがイギリスに渡り、そこにいたアングロサクソン系の王に代わってこの地を支配するようになったのである。この新しい王がノルマンディー公であり、即位してウィリアム王となる。
(引用者注:1066年、ノルマン制服、ウィリアム1世。)

ウィリアム王はフランス王の臣下だから、イギリスはこのときフランスの領土となったわけだ。しかし実際は、ウィリアム王の領土はフランス王のそれよりも広大であった。この状態が三百年続いたが、英仏百年戦争によって、イギリスはフランスにあった領土をすべて失い、現在のように元の島国となる。
(引用者注:1339〜1453年、百年戦争。)

つまり、イギリスはフランス語を話すフランス人(フランク族)の王が支配し、国民はアングロサクソン族だった。英語というのは、このフランスから来た王族たちが話したアングロ・ノルマン(フランス語の一方言)と、土着のアングロサクソン語が合体してできたものといわれている。
ちなみに、ノルマンディーとは「北の人たち」という意味だ。いかにもゲルマン民族をルーツとしている人たちにふさわしい。

いずれにしてもヨーロッパは、北のほうに住んでいたひと握りの狩猟民族が南下してきて、もともと住んでいた農耕民族を席巻して作った国々なのである。一方でこのゲルマン民族は、ローマ帝国に影響されてキリスト教化した。

こうして見てくると、アングロサクソンというのは、まずはフランク族と共にヨーロッパを手に入れたということになる。
続いてフランク族のスペインがアメリカ大陸を手に入れようとしたが、アングロサクソンに北アメリカ大陸をとられてしまった。
(引用者注、開始)
1492年、コロンブス(スペイン)、サンサルバドルに到着、すなわち、アメリカ大陸発見
1497年、ジョン・カボット(イギリス)、北米(カナダ東南岸部、米国東北岸部)へ向かう。
1500年、カブラル(ポルトガル)、ブラジル漂着。
  ブラジル沿岸はポルトガル領となる。
1501年、アメリゴ・ヴェスプッチ(ポルトガル)、南米調査。
  そこがインドでないことを証明し、新大陸であることが判明する。
1521年、コルテス(スペイン)、アステカ王国(メキシコ)征服。
1533年、ピサロ(スペイン)、インカ帝国(ペルー)征服。
1534年、ジャック・カルティエ(フランス)、カナダを探検。
1584年、ウォルター・ローリー(イギリス)、ヴァージニア植民地(米国東岸)建設(〜86)。・・・失敗。
  スペイン無敵艦隊の来週のうわさがたつと、植民者は姿を消した。
1607年、イギリス、ヴァージニアを植民地とする。
1620年、ピルグリム・ファーザーズ(ピューリタンの一団)が、メイフラワー号で、プリマスに上陸。
1664年、イギリス、ニューアムステルダムをオランダから奪取。ニューヨークと改名。
1733年、ジョージア植民地、13の植民地成立。
1775年、独立戦争始まる。(1783年まで)
1776年、独立宣言を発表。
(引用者注、終了)

話が少しそれるが、ヨーロッパが農業からいち早く工業化していったのも、この”生い立ち”から説明できる。狩猟民族のゲルマン人は、農業のような「育てる」文化には、どうしてもなじめなかった。自然とさえ、共存するよりも、戦うほうを選んだ。その手段として、科学技術が発達していった。

アメリカ人がことさらアングロサクソンを強調するとき、はるか昔のゲルマン人の大移動に始まり、侵略・征服の歴史を繰り返してきた自分たちのルーツへの回帰がある。日本流に言えば、これはアメリカ人の業なのだ。

ただし、アングロサクソンだからといって、みんなが侵略好きのままというわけではない。そのような自らの獣性を抑えるようになっていくのが、人類の進歩というものだ。
アメリカ国民も多くはそうだと思うし、ヨーロッパ諸国もそうなった。いまだに「先祖返り」のような人たちが支配しているのは、ひとりアメリカのみ。やはりアメリカは、世界の中で最も異質な国なのである。(P80〜83)

(引用終了:『「脱アメリカ」が日本を復活させる』)

そうだ、ゲルマン民族大移動は、現住先住民を侵略、略奪、征服、滅亡させるということだったのである。(日本の子供たちは学校でこのことを知るであろうか。大移動は知っているが、この当たり前のことが、なぜか認識されないままに終わるのではないか。トッテン氏のように簡潔かつ明瞭に(シンプルに)語る大人が日本には少ない。)
そう言えば、ユダヤ人の属したイスラエル諸部族も、(神の命に従ってということで)同じようにカナンの地というところ(現在のエレサレムのある地域)を征服したのだ。

こうしてみると、大航海時代以来の、スペイン、ポルトガル、イギリスなどの領土獲得の競争や闘争も、ゲルマン民族同士の争いごとだったことになる。(これにユダヤ人やユダヤ系の人々が隠然と、その中枢で絡んでいたのだろう。)

このようにトッテン氏によれば、アングロサクソンは「侵略の民」だった。そしてその中には、今も侵略好きをやめられない人が、少数ながらいるということだ。
その、獣性を残した、侵略好きのアングロサクソンが、アメリカの支配者(グローバリスト)の大きな部分を構成しているということだ。(イギリス貴族の中にも、いるようだ。)
そのことによって、現在のアメリカは、侵略、拡大、搾取による覇権の意思を保持する国になっているのであると、トッテン氏は断言しているのだ。

(引用開始:『「脱アメリカ」が日本を復活させる』)

・・・アメリカ的意思、すなわち侵略による覇権の意思は、世界の国々を崩壊させることもやってのける。もちろん、いまもそれは変わっていない。
戦争は絶対にしてはいけないことだと私も思っている日本の人たちが過去の過ちを反省する姿勢もすばらしい。しかし、アメリカに対してはそのことで負い目を感じる必要はない、いや感じてはいけないのである。そうでないと、今度はアメリカ型資本主義という恐ろしい搾取のシステムによって、日本の国民が不幸のどん底に落とされてしまうことになる。アメリカは軍事戦略だけでなく、経済経営面での戦略も本当にしたたかだ。このことを真に認識してもらいたい。(P51)

(引用終了:『「脱アメリカ」が日本を復活させる』)

このように、ビル・トッテン氏はわれわれ日本人に対して警告し続けているのだ。

ところで、ビル・トッテン氏は「一般国民の上に、ほんのひと握りの支配者がいる。これがアメリカだ。」と言っている。
この「ほんのひと握りの支配者」とは、次の「ブルー・ブラッド(青い血)」の人々のことを指しているのだろう。
それが大統領をも動かす人たちだ。これがアメリカ・グローバリストの中枢だだろう。

(引用開始:副島隆彦著『決然たる政治学への道』(弓立社・2002年8月))

アメリカは、ズバリ、4つの階層(クラス、階級)から成り立っていることから説明しよう。それは、次のとおりだ。

(1)ブルー・ブラッド(Blue Blood 青い血)と呼ばれる人々。あるいは、「ザ・シークレット・クラブ The Secret Club」と呼ばれる秘密クラブのメンバー。この人々が、アメリカの真の支配者階級である。300人前後だ。アメリカの隠れた貴族たちだ。
(2)ビジネス・クラス(Business Class)大企業経営陣に属する人々。ほとんどが弁護士資格を持ち、高級官僚として政治の仕事についたりもする。
(3)ミドル・クラス(Middle Class)大企業管理職層。および自営業者たち。専門職の人々。
(4)残りは全て、ワーカー(Worker)である。有色人種も一般労働者の白人も、移民も、全て、ひとまとめにされてここに含まれる。おそらくこの層が、国民の90%を占める。

この4分類は、アメリカ人なら誰でも知っている。事実として受け容れる。こんな簡単な真実さえ、アメリカ紹介を専門にしている日本人知識人たちは日本国民にこれまで教えなかった。
そこで、何が(1)の「ザ・シークレット・クラブ」(アメリカ「唯一」の秘密クラブ)かが、問われる。これは、ヨーロッパに中世からあったフリーメイソンの流れを汲むものかもしれない。アメリカ人たちは、これを単にMason(メイソン)と呼ぶ。ユダヤ系の大富豪たちも、それにからまるだろう。これには、さらに、いわゆるMafiaマフィアの最高幹部たちも加わっているだろう。これ以上のことは、今の私には分からない。(略)
ちなみに、アメリカのマフィアと日本のヤクザは違う。アメリカのマフィアは、もし、その人がマフィアであると分かれば、その場で逮捕される。すなわち、マフィアは、秘密結社であり、非合法組織なのだ。このことも日本人は知らない。
1920年代に、石油王や金融王や鉄鋼王や自動車王、鉄道王、電気王となった人々が築いたロックフェラー家やカーネギー家、ヴァンダービルド家、グールド家、スタンフォード家などが、イギリス貴族の支配を脱して、アメリカの世界覇権を奪った(略)。
ところが、アメリカには、他にもっと古い、名家中の名家の、本物のブルー・ブラッドがいる。それは、セジウィック家と、ド・フォレスト家である。これに比べれば、ケネディ家などは、アイルランド系の成金にすぎない。ジョン・F・ケネディが大統領の現職のまま暗殺された理由も、そもそもは、このあたりの問題からだ。
(略)ベクテルは、カリフォルニア州に本社を置く、アメリカ最大の建設会社である。そして、このベクテルに勤めていたのが、シュルツ元国務長官であり、ワインバーガー元国防長官らである。彼らは、(1)のザ「シークレット・クラブのメンバーではない。彼らは、(1)に雇われた(2)のビニネス・クラスの人間であるに過ぎない。だから、彼らは、年収二千万ドル(30億円)をもらってもいいのである。(略)彼ら(2)は、(1)から支払われる当然の報酬を受け取っているだけだ。(1)から企業経営を任されて、立派に利益を上げたのだから、当然、その分け前をもらえるのだ。これが、先述した、CEO(チーフ・エグゼクティブ・オフィサー、最高経営責任者)だ。かつて日米自動車交渉の頃、反日を叫んでいた、クライスラーのアイアコッカ前会長も実はこの(2)の人だ。(略)ジョージ・ブッシュ前大統領は、父親のプレスコット・ブッシュが、テキサスの石油事業で成功した人だから、一応(1)に所属するように見えるが、やはり(2)に近い。リチャード・ニクソンや、ロナルド・レーガン元大統領らも、いくら、国民政治家として大物であったとしても(1)に入ることはできない。彼らは、典型的な(2)の人間である。これが、アメリカなのである。これらの事実に、着眼しているのは、日本人学者では、青木保氏(文化人類学者)である。
ちなみに、ダグラス・マッカーサーも、(2)のクラスだ。
彼の父親が、スペインに、広大なコンセッション(植民地型の大領地や企業支配権)を持っていた。(後略)
(P117〜120)

(引用終了:副島隆彦著『決然たる政治学への道』)

また次に転載するように、やはり、「ユダヤ系がWASPと絡まり合い、表面上は、WASPのふりをしているが、本当はユダヤ系である」ということだ。

(転載貼り付け開始:ぼやき「579」2004.7.31)

ちなみに、前大統領夫人のヒラリー・ロダム・クリントン上院議員も「ロダム」という姓が示す通りオランダ系であり、つまり、やっぱりユダヤ系であるということだ。だから、現在はニューヨーク選出の上院議員なのである。「ヒラリーはユダヤ票に弱い」が聞いてあきれる真相である。<引用者注:ヒラリーは隠しているのか。>彼らは、俗に「ヤンキー」Yankee と呼ばれる人たちの系譜なのである。ヤンキーとは実は、ユダヤ人のことなのである。 古いニューヨークの起源は、「ニュー・アムステルダム」だったのでありオランダが開いた植民地である。ここにユダヤ系オランダ人500家族が移り住み、インディアンとの毛皮交易を中心に商業を発達させて、のちに金融都市になって行った。

その後、英国が戦争でオランダを打ち負かして現在の名称に変わったのである。このように米国の政治は、ユダヤ系がWASP(ワスプ、 White Anglo-Saxon Protestant )と絡まり合い、表面上は、WASPのふりをしているが、本当はユダヤ系である、という人々がアメリカの上層階級を占めているのである。こうした大きな根底のところを見ないと物事(ものごと)の真実はわからないものである。

(転載貼り付け終了:ぼやき)

だから、WASPの精神はユダヤの精神そっくりなのだ。
このような基本的な事実が、NHKを始めとする5新聞、5テレビをみていると、数ヶ月すると段々頭から薄れて行く。
これらメディアが、手先をしている証拠だ。気をつけて、生きねばならない。

ところで、次に転載するように、去る10月14日、自力再建を目指していたダイエー社長の高木邦夫社長が、やむなく産業再建機構の活用をのんだ。

(転載貼り付け開始:アサヒ・コム)
http://www.asahi.com/special/041014/TKY200410130326.html

ダイエー、産業再生機構活用 高木社長は辞任へ
 巨額の負債を抱える大手スーパー・ダイエーは13日深夜、産業再生機構に再建支援を要請した。機構の活用に難色を示してきた高木邦夫社長が同日夕、中川経済産業相との会談後、記者団に方針転換を表明。その後、機構を訪ねた。(後略)

(転載貼り付け終了)

NHKはその姿を、まるで罪人であるかのように、アップでしつこく放映していた。大方の日本人は見ただろう。
そこまで長く高木氏のしぐさを追っかけ回すのであれば、それに関係した監査法人や銀行各社、官庁、大臣たちを、どうして同じように追っかけ回さないのか、と思いながら見ていた。このNHKの偏向報道め、と思いながら見ていた。
しかしともかく、それは、重掲[3923]にある通り、アメリカ・グローバリストの一派(ジェイ・ロックフェラー一派)、およびその手先日本人に追い詰められ、それでも頑張っていた、高木氏の立派な姿だったのだ。
私はその詳細をタイムリーに読めなかった。認識不足であった。
こういうのがタイムリーに分るには、もっと情報を持たなければならないのだろう。
(了)


[3923] ダイエーの現在を内側から報告する会員からのメールを転載します。 投稿者:副島隆彦 投稿日:2004/12/18(Sat) 06:50:56

副島隆彦です。  ダイエーに勤務する会員からの近況報告です。
私のダイエーの現在分析を書いて返事メールにしました。 
ダイエーの創業者、中内功(なかうちいさお)とその周りの
忠臣たちには、命がけでダイエーを守り抜く闘いをゲリラ戦でも
いいから、内部でしぶとく続けてください。 
副島隆彦記


(転載貼り付け始め)

近況報告  2004.12.16

  私は現在、産業再生機構行きになってしまったスーパーのダイエーで働いております。

01年の10月から働いていますので、もう3年になります。今日のぼやきの有料化が02年からで、01年10月には有料化の案内がありましたから、私の社会人としての人生は「今日のぼやき」と共にあったという感じでしょうか。本当に時が過ぎるのは早いものです。

 詳しく説明しますと、現在働いているダイエーには、2001年10月から派遣社員として半年派遣され、その後正社員になり、現在に至ります。この頃「紹介予定派遣」という制度があります。最初は派遣社員として働いて、能力が認められれば派遣先の正社員になれるというものです。この制度を利用しての就職でした。現在も派遣会社にこの制度があるかどうかはわかりません。

 ダイエーも、当時は人事部の面接だけを通して合格した「新入社員」よりも、現場の上司が直接働きぶりをみて、「使えるか・使えないか」の判断をして正社員にする「紹介予定派遣」を活用していたようです。

しかし、現在は「新入社員」だけに戻ってしまっています。活用されなくなったのは、「派遣社員は使えない!」という現場の声と、派遣で働く側が「ダイエーの正社員の給与より、派遣社員の身分でもらう給与の方が高い!」ので、社員になりたがらない人が多かったからだと思います。

 こういった事を経て現在に至りますが、最近では「ダイエーのスポンサーがどこになるか?」という事で、TVや新聞をにぎわしております。しかし現場の一社員としてはどうすることもできないので、ただ黙々と仕事をする毎日です。今は「年末」の一年で一番忙しい時期でもあり、そういった事を考える暇も無いという感じです。

 2005年は、日本国も大変、ダイエーという会社も大変ですが、まずは自分の足元を見つめなおして、頑張るしかないなと思っています。それでは来年もよろしくお願いします。 以上 会員番号**** ****


****さまへ
副島隆彦です

学問道場の会員の継続をまことにありがとうございます。 合わせて近況報告をありがとうございます。ダイエーの今の様子が分かります。

フランスの大スーパー、カルフールに、はじめダイエーを乗っ取らせる計画を練って、カルフールをダミーにして、ダイエーつぶし、のっとり計画を、3年前から実行してきました。

 そこでカルフール自身も、日本からの直営店舗の撤退を一昨日、決定しました。

カルフールがもう必要ない、という段階に来ましたので、ティモシー・コリンズ(ゴールドマン・サックス)は、孫正義 に命令して、福岡ドームとダイエー・ホークスを孫に、乗っ取らせたあと、は、「コロニー・キャピタル」という、「植民地支配用資本」という
ふざけた、人を食った名前の、日本原住民支配用の、別のダミー会社を使って、ダイエー乗っ取りをやる必要がないので、今や、孫に直接ぼろくず値で、八つ裂きにしたダイエーの3分の1ぐらいを買わせました。

あとは、サーべラス(ダン・クエールが表面の頭目)が、ダイエーの残り店舗のうちの、有料店舗に3分の1ぐらいを買うでしょう。

ダイエーの本体は、中内功の忠臣、高木社長が、あれだけ体を張って、満身創痍で、それでも今でも抵抗している。高木さんというのは、立派な人だ。それを、中川昭一(なかがわしょういち)経産大臣が、「酒乱になりながら、髪を振り乱して」守ろうとしている。

今の日本の政治家で、見るべき人は、中川昭一と、谷垣さだかず財務大臣と、与謝野馨(よさのかこる。公明党が彼をいじめなければ、彼が、首相だった)の3人だ。「馬鹿殿さま」の振りをして、「どっちつかず」の「おどおど」でブッシュ政権に立ち向かってほしい。

ダイエーの資本の中心部分は、予定通りウォルマートに行く。
ただし、ウォルマートの創業者の、4年前に死んだサム・ウオールトンの息子たちが、ゴールドマン戦略にすんなり乗っているのか、それとも、二の足を踏んでいるのかがまだ分からない。


ダイエーのあと残り滓(かす)は、車の解体・窃盗屋と同じく、ダイエーをばらばらにしたあとの臓物のような、ばら肉のような部分(不良店舗と、不良土地・建物=ここに山口組の人間たちが立てこもって抵抗している。差し押さえをさせないように占拠している。彼らだって行き場が無いのだから。 )をくず値で、日本の国内の地場のスーパーに払いさ下するでしょう。

いくら何でも、この段階まで来ると、もう、イオン(旧ジャスコ)の岡田卓也も、イトー・ヨーカドウの伊藤まさとし(表面は、鈴木敏文に任せてある)も、いくら何でも、自分とライバルだったダイエーの死肉をあさることはしません。明日はわが身ですから。

ダイエーの福岡(九州全体)を、最後に守っていた、中内功を助けるために頼まれて、命を張った任侠の人、高塚猛(こいづかたけし)は、「社内の女性社員へのセクハラ事件」というスキャンダルを仕組まれて、それで、何と最後には、先月、福岡県警に逮捕された。

福岡県警の幹部(すなわち、警察・検察)にも、アメリカ・ユダヤ人の手先になっている連中がいて、その系統が動いて、それで高塚を「セクハラで逮捕」という弾圧手段までやった。「金と女」の手口でアメリカは、日本の愛国者たちを弾圧する。 「社員の女に抱きついたりして、いやらしいことをした」ということで、原住民(日本人)の女たちの神経を逆なですることで、こういう非道な手を使って、愛国者たちを次々に葬り去ってゆく。 許さん!  

高塚さん。牢獄で耐えてください。あなたはよく戦った。福岡の人たちの中の心ある人たちは、あなたを応援しています。 中内功の薫陶を受けた、まだ残党としてしぶとくダイエーに生き残っている第一線、生え抜き社員たちへ。全国の会社内に深く深く、愛国のネットワークを作って、UFJ銀行内の愛国派の人たちと密かに連携をとって、生き延びてください。UFJの寺西さんたち、副頭取クラスの真の愛社人間、愛国者たち3人も、先週、{金融庁への調査妨害」という名目で、地検特捜に、逮捕までされてしまった。検察内部のアメリカの手先ども。ポール・ヴォルカー(まだ、今も”実質世界皇帝”ディヴィッド・ロックフェラー、90歳が手塩にかけて育てた子分)の子分になっている小泉と平蔵の言いなりなって、こんなことまでするのか。

 帝国軍(金融ユダヤ人ども)は、あと3年で、帝国に内部崩壊が始まって、自壊して日本から帰ってゆきますから、それまで堪えて堪えて耐え抜いて下さい。

こうやって、ゴールドマン・サックス(ジェイ・ロックフェラーの系統)が、最後は、日本の流通も握りました。楽天の三木谷(みきたに)も、ゴールドマンの手下を、竹中平蔵と宮内義彦オリックスの間接管理を受けて、やっているはずです。

そして、デイヴィッド・ロックフェラーの系統のシティ・バンク日本支店の連中は、日本支社の幹部の連中は、全員首で、そして大幅に撤退する方向で動いています。 ユダヤ人の本業のサラ金(高利貸し)さえ出来ればいいので、初めからの計画(策略)どおり、「武富士」さえ買収できれば、あとは、「銀行業なんか、ちまちまやっても、今の日本では儲からない」ということで撤退です。

 東アジアの属国のひとつである日本の景気があまりにも悪いままなので、ニューヨーク・ユダヤ商人の大資本たちは、「日本はもうしゃぶりつくしたので、そろそろ資本を引き上げるか」という段階に来たようです。

私、副島隆彦が、5年前に『堕ちよ。日本経済』で書いたとおりだ。「日本は、もっともっと、経済基礎体力を落とせ。そして、ぼろぼろになることで、それでアメリカの乗っ取り支配に対して、粘り強く抵抗せよ。景気回復など簡単にしてたまるか。もっともっとどん底までゆくべきなのだ。そうしたら、支配した現地のあまりの惨状に幻滅して、もうこれ以上は毟(むし)り取れないとわかって、嫌(いや)になる。そして、そのうち帝国軍は帝国にもどってゆく。

それまでは原住民(日本人)は、乞食(こじき)になってでも生き延びなければならない」 という戦略を、私が5年前に示した。この通りなのです。韓国からもどんどんアメリカ資本が、「儲からない。現地資本を乗っ取ってもうまみが無い」ということで撤退を始めています。私は、このように先の先まで読んでいました。

その一方で、原住民官僚(=ペリシテ人に相当する)の厚生労働省が、それぞれのダイエー店舗の原住民の雇用・生産活動を、どうしても、原住民の労働力を使わなければ、いくら一番上の「資本=株式」をゴールドマンに握られても、それでも、守る、という官僚社会主義者の本性で、「パート、アルバイト待遇でひどい状態においてある、従業員たちを、なるべく人間(本百姓、ほんびゃくしょう)らしく扱わせろ」という現地人保護戦略に出ている。 こうすることで、ユダヤ人資本に屈したダイエー経営陣に負担を強いる。

こうすることで貧しい原住民の大衆の待遇改善をやることの一環として、「スーパーのパート、アルバイトの大規模の正社員化」という、強制的な手法に出て、それで、貴兄もこの流れにのっているのです。
この流れを読んで、賢く生きてください。ダイエー内部からの動きの貴重な報告をまた、お願いします。   副島隆彦拝

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝


[3922] “今日のぼやき617”を読んで【2回目】 投稿者:あお 投稿日:2004/12/16(Thu) 00:44:47

こんばんは、今回も引き続き“今日のぼやき”【617】の感想です。

私自身、子供を持つ人間なのですが、親の立場として自分の子が首をチョン切られたら、その立場になったらどれだけ辛く悲しく苦しいことか。あれだけカミさんがもがき苦しんで産んだ子の将来がただ首を落とされるだけとは。赤ちゃんから大きくした自分の子の死に様がそんな無惨な死に方だったとしたら。我が身に置き換えたら悲しくて悲しく涙が溢れます。実際にお腹を痛めて産んだ女性の悲しみの深さはどんなものか。

日本国内で気狂いが起こした猟奇事件の数々(神戸の榊原=東少年が首を切って校門に置いた、トンカチで撲殺した。長崎の小学生が幼児のチンチンを切って、立体駐車場から落とした事件、宅間が小学生を刺し殺して回った)とその後の顛末を見ると殺された側はただ殺され損というやりきれない結末ではないでしょうか。少年だからといって更正する可能性があると言い張って過剰に守っていますが、殺された側が受けた仕打ちで裁きをと思います。宅間にしても地中に埋めて首だけ出す状態にして、非業の死を遂げた遺族の方々にノコギリ挽きの刑をまかせればいいのです。ニヒルを気取った宅間も自分の首がノコギリで少しずつ挽かれたらあんなに落ち着いていられないでしょう。

江戸時代のように磔、獄門、市中引廻し、島流し等、犯した罪の報いにはそれ相応の裁きが待っていたら、奈良県で小学生女子がなぶりものにされて殺される事件を防ぐ抑止力になったのではないでしょうか。

その延長で私が意識するのは、イラクでは他国の民間人の首を刈るのを当然の報いとするぐらい、イラク人は何万人、何十万もの人々が殺されている訳ですが。身内、友人を殺された憎しみで煮えたぎった土地に香田さんは何の目的で行ったのかは分かりませんが、悲しいことに日本人も中東のイスラム教徒に、かつての尊王攘夷のように問答無用で切り殺されても文句が言えない立場になってしまったのかと。


[3921] 独占と覇権 投稿者:会員番号2### 投稿日:2004/12/16(Thu) 00:12:01

覇権とは何か?占有である。未開領域の開拓による空間、時間の占有が圧倒的パワーを生む。平たく言えば自ら土俵をつくりあげて戦うことだ。モンゴル帝国はユーラシアという未開地を占有した。トルコ/ペルシャ/インド/中国/ロシアはそのモンゴル帝国のなりの果てにすぎない。大国ではあっても覇権によって世界の中心となる運命にない。ポルトガルは航行技術によりインド航路を占有し、制海権という土俵をつくりあげ覇権国となった。1494年バチカン裁定とも言えるトルデシリャス条約はブラジル西部を通る西経45度により世界を二分し、経線の東をポルトガル、西をスペインに与えた。だからブラジルはポルトガル語になった。スペインには遠いブラジルの西側、すなわちインドに比べるとゴミが与えられていたことから当時の覇権国は圧倒的にポルトガルであった。アフガニスタン攻撃で有名になったインド洋のディエゴガルシアというのはポルトガル語で、当時から覇権国の重要戦略拠点である。地球の裏側の分断線は1529年サラゴサ条約で東経144度と決まっている。東アジアは日本を含めて丸ごとポルトガルのものだった。スペインはフィリピン統治によってサラゴサ条約の東経144度線を無視しているから既にポルトガルの覇権を奪っていたのである。オランダは制海権をスペインから奪うために、リスク管理として株式会社を発明している。株式、近代法という土俵をつくりあげた。英国は海洋に加え、地底の金鉱、炭鉱を占有した。アメリカは油田である。中国がつくりあげたユニバーサルな土俵は見当たらないから世界覇権国となるとは考えられない。アメリカから覇権を奪い取る国もまた新たな土俵をつくりあげなければならないのである。
さて覇権のパワーから圧倒的に下流にある日本の、信長、秀吉、家康の時代、戦の勝敗を決めるものは何だったのか?鉄砲の数である。鉄砲を独占した者が統治者となれることに信長は気づき秀吉は実行したのである。気付いたのか気付かされたのか?発想も高いところから低いところに流れる。鉄砲を握らせることでジパングの統治を行わせることができるのである。信長、秀吉、家康の戦いは覇権を巡るカソリック国とプロテスタント国の代理抗争である。

[3920] 銀相場春曲夏鈍−相場・運命・人生 その1 投稿者:野須虎多無数 投稿日:2004/12/15(Wed) 23:57:29

我々、凡人(個人)は、株・先物に限らず、何に基づいて相場をやるのか考えたことがありますか?
一見、知っているふりを教える戦後教育では、「個人の自由意志に基づいて」、しかし、自由意志など考慮されなかった江戸時代にも盛んだったことを考えると、「欲望から」とするのが一般的でしょう。
では、「欲望」に基づいて「相場」を行うと、なぜ多くの人が失敗するのでしょう。でも、中には、「欲望」に基づいて「相場」を行うとされる個人(相場の達人、名人は、必ず、個人であって、組織ではありません)であっても、歴史的な成功を修めている人がいることは、どう説明するのでしょう?
 何か根本的なことが抜けているようですが?
 
 また、「別に、原因なんか無いよ、損得は、運だよ」という意見があるかもしれません。でも、そうすると、損得の確率は、毎回1/2あるのに、失敗する人には、どうして毎回「損」の確率が多く割り当てられるのでしょう。成功する人には、どうして毎回「得」の確率が多く割り当てられるのでしょう? 確率論では、「相場」の参加者は、損得の計算では、平均すれば、皆まあまあの状態があってもよさそうなのに、決して、そのようなことが実際の「相場」で起きないのは、何故なのでしょう? いや、そもそも、誰が、損得を参加者に割り当てているのでしょう? 「運」が「損得を参加者に割り当てている」とすれば、どうして「運」は参加者が「損するか得するか」先に知っているのでしょう?

 以後、不定期ながら、気が付いた時に、「金融情報メモ」の掲示板の方に、「TOCOM銀先物」を例に、私の考えを投稿させていただきます。
尚、「A」さんは、2004.12.13日に、東京銀2005/10限を1枚229.9円で買ったことにします。
最後に、私は、お釈迦様の教えを信じる1仏教徒なので、以下のお経を添付させていただきます。
凖胝觀音經(じゅんてい かんのん きょう)

凖胝功聚。寂靜にして心常に誦すれば一切の大難能く是の人を侵すこと無し。天上及び人間福を受くること佛の如く等し。此の如意珠に遇はば定んで無等等を得ん。若し我れ誓願大悲の裡一人として二世の願を成ぜずんば我れ虚妄罪過の裡に堕して本覺に歸らず大悲を捨てん。
曩謨 颯哆南 三藐三勃陀倶胝南 怛姪他 唵 折戻 主戻 凖胝 娑婆訶
のうば さったなん さんみゃくさんぼだくちなん たにゃた おん しゃれい しゅれい じゅんてい そわか  合掌


[3919] はじめまして 投稿者:新世紀 投稿日:2004/12/15(Wed) 15:08:58

伝統的保守主義の理念を基に若者主体で運営するNPO法人ヒューマンコミュニケ―ションと申します。今、私達若者が行政セクターの対する政策提言や具体的な社会活動を行う市民セクターとして活動しています。
乱世のおける若者の社会的な立ち位置の一例として皆様の提案申し上げます。
参考資料としてホームページをご覧下さい。

http://humanzu.hp.infoseek.co.jp/index.html


[3918] 光文社の山田順編集長が、また「学問道場」のパクリ本を出しました 投稿者:アルルの男・ヒロシ 投稿日:2004/12/14(Tue) 21:30:00

アルルです。

こういうことであまり目くじらを立てたくないのですが、光文社の山田順(やまだ・じゅん)編集長が、また学問道場の主に「ぼやき」のコンテンツから着想を盗用した、ゴーストライター本を出したようです。

ほとんど作家はタッチしていないという説もありますが、これだけかけるのだから、自分で文章を書けばいいのに、と思ってしまいました。どうも、光文社の編集は、グローバリスト的ですね。

っていうか、編集提案料よこせ(笑)

内容は、「角栄はアメリカの虎の尾を踏んだ」という説を否定している内容です。徳本栄一郎という人は、「無法外資」という本を出しています。無法外資といいながら、結構この人の書く記事は、外資擁護だったと記憶しています。

角栄失脚 歪められた真実 ペーパーバックス
徳本 栄一郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933491/qid=1103027080/sr=1-3/ref=sr_1_8_3/249-5385300-2294732