副島隆彦です。 以下に載せるのは、ただの高校英語教師にしては、どうも裏の有りそうな、詳しく私、副島隆彦のサイト言論までも追いかけている人間だ。これまでにも仮名、変名で書いてきた人間の一人だろう。ようやく実名らしきもので、私宛てにメールを寄越したので、ここに採集して置きます。 副島隆彦記（転載貼り付け始め）
西久保弘道さまへ
副島隆彦です
貴兄は、私、副島隆彦への初めからの悪意だけで、何かを言いたいのだろう。大きな真実は、やがてあらゆる場面で明らかになります。私は、すでに議論の当事者（たかが、日本国という世界のはずれの一国でのですが）ですから、事態を静観して行かねばならないのです。貴兄のような、悪意の人間に、私は何かをいちいち弁明する立場にありません。
貴兄は、自分自身の「３５年前の人類の月面着陸は本当にあったか、無かったのか」の問いへの真剣な判定だけが重要です。 そこらの馬鹿たちと同じように、副島隆彦が、かつて「日本の腐りきった低脳の愚鈍な、英語学者、英語教師たちと現状の悲惨な国民英語教育」」を徹底的に叩いたことへの憎しみが、貴兄の頭をすっかり曇らせているのでしょう。
貴兄は、それでも実名で私に以下のようなメールを書いてきたので、卑怯者ではないということで、この一点を称揚して、私の主宰するサイトの掲示板に、以下のまま貼り付けます。 以後は、わーわー実名で、言いたいことを言い（書き）なさい。
貴兄らのような頑迷な人間たちは、どうせ死に絶えるのです。どうせ、自分の職場や知人の間でも、たいして尊敬されるよな人間ではないでしょうから。何なら、自分がそれなりの信頼を勝ち得ている人間であることの証明でもしてみせてください。他に言うことはありません。
副島隆彦拝
----- Original Message -----
From: "Hiromichi NISHIKUBO" hirom-n@mti.biglobe.ne.jp
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Wednesday, July 21, 2004 10:15 AM
Subject: Operation Lune について突然のお便り失礼いたします。
また、かなりの長文になりますことも、ご容赦頂ければ幸いです。私は、都内の高校で英語を教えております、西久保と申します。
一応お断りしておきますが、NASAやJAXAとは全く無関係の者です。一昨日（７月１９日）、書店にて『人類の月面着陸はなかったろう論』を拝見し、間違いであれば「筆を折る」という帯の言葉に引かれて購入いたしました。『英文法の謎を解く』シリーズを除いては、先生の著作を拝読するのは初めてでした。
『人類の〜』では、先生の主張される事柄にはほとんど引用先が示されておりませんので、（知人の物理学者の方は、名前の公表を拒否されたのでしょうか？）半信半疑の気持ちで読み進めておりました。
それが、テレビ番組でキューブリック夫人やラムスフェルドの証言（自白）があった、という最終章を読んで、やはり先生の主張が正しいのか、と信じる気持ちになりました。（私自身はその番組を見ておりません）ところが、インターネットの"The Internet Movie Database"で"Operation Lune"を検索しましたところ、番組制作会社のコメントを見つけました。
http://www.pointdujour.fr/Va/programmes/prog_fiche.asp?idProg=20965&pos=1&nb=1&recherche=dark%20side%20&idcateg=&sur=titre&cpt=0
また、user commentにも次のように書かれています。
http://us.imdb.com/title/tt0344160/usercomments先生もすでにご存じかとは思いましたが、このようなサイトについて、先生はどうお考えになるのか、ご意見を頂きたくメールを差し上げた次第です。私としては、"Operation Lune"に関する先生の記述には、重大な事実誤認があると判断せざるをえません。
エイプリルフールに放送されたとテレビ局が発表したのは、「テレビ朝日内部の制作段階で…激しい応酬があったのだろう…テレビ朝日としてはNASAと正面から争うことを放棄して逃げた。」(p.254)
という先生のご推察とは全く異なり、番組が一種のhoaxであることを、日本人視聴者にわかりやすくするためだった、と考えるのが穏当ではないでしょうか。それとも、先生はテレビ朝日の関係者から、何らかの証言を得ていらっしゃるのでしょうか？「デイトリヒ・マフリー」なるKGBのスパイに関連して、
「この部分はこれから調査しなければならない」(p.259)とありますが、なにか新しい事実は発見されたのでしょうか？
上記のIMDbによると、「デイトリヒ・マフリー（＝Dimitri Muffleyだと思われます） 」は、全く架空の人物です。
"Dr. Strangelove"の二人の大統領の名前を組み合わせた、とあります。先生は映画に関する著作もおありになるようですが、なにもお気づきにならなかったのでしょうか。「ついに、アメリカ政府の中枢にいる人間たちが、３５年前の自分たちの権力犯罪の自白を始めた、ということである。」(p.255)
「おそらく、ラムスフェルドらは、ここまで来たらもう居直る、と決めたようだ。…自分たちが３５年前にやったこの大犯罪を、そろそろ、じわじわと少しずつ露見させようとしている。」(pp.270-271)
"real interviews which have been taken out of context or transformed through voice-over or dubbing"(上記Point du Jour社のサイトより）を使った番組から、このような断言をすることはナンセンス以外の何物でもありません。ディレクターのWilliam Karelという人物についても、先生は「〜だろう」という推測でしか語っておられません。
「彼らの果敢な闘いに連携すべく」(p.270)とおっしゃるわりには、彼に連絡すらしていないのでしょうか。メールの一つでもなさっていれば、こんな誤りは犯さなかったでしょうね。数多くの著書をものにされ、何十万、何百万という読者をもたれる先生のような「碩学」に、このような指摘をしなければならないことに、私は深いむなしさと徒労感を感じずにはいられません。
"Operation Lune"の錯誤だけで、先生の主張がすべて誤りだということにはならないでしょう。本当に、人類の月面着陸はなかったのかもしれません。しかし、結論がどう出るにせよ、この間違いはあまりにもひどい。調べるべきことを、しかもインターネットという誰にでもアクセスできる場所に書かれていることを、全く無視して、自分勝手な独断を書き連ねる。『人類の〜』の訂正、いや回収は当然として、それだけで済む問題でしょうか。この知的な不誠実さ、また人間的な不誠実さは、ほとんど詐欺同然ではありませんか。本書が「人生の一本勝負」なんてちゃんちゃらおかしい。
単に読者の飛びつきそうなネタを適当にあしらって作ったとものとしか思えません。読者を馬鹿にするにもほどがあります。先生はこれっきりで「筆を折」られるべきだと、私は思います。ご多忙の中、恐縮ではございますが、ご回答をお待ちしております。
西久保弘道
hirom-n@mti.biglobe.ne.jp（転載貼り付け終わり）
副島隆彦拝
副島隆彦です。 読者からのメールを転載します。（転載貼り付け始め）
＊＊＊＊さまへ
副島隆彦ですメールを有り難う御座います。
＊＊様のような、私の月面本への懐疑的な理解者が、私にとっても頼もしいお客さんです。自分で考えて、ひとづずつ、疑いを明確にしながら、時間をかけて、自分で事実を積み上げてゆく、というタイプの人が独立自営の人間です。ご質問の件ですが、私も、「無重量＝無重力」という荒っぽい考えでいいと思います。それ以上の専門家たちの複雑な話には、付き合いきれないのです。 どんな学問業界も、内部では、こういうコトバ争いをやっています。「今の段階では、自分には、分からないことは、分からない」と素朴に正直に考えて、時間をかけて考えればいいのだと思います。
馬鹿のくせに、自分を勉強秀才とか もの知り（オタクのくせに）だと周りに思わせたいために、それで大きなウソの罠（わな）に自らはまってゆくのです。 副島隆彦拝----- Original Message -----
From: ****＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Monday, July 19, 2004 12:33 AM
Subject: 人類の月面着陸・・・を読みました。初めてメールします。
自己紹介は後述するとしてまず質問があります。
Ｐ４９の所で「月は無重量で・・・・」と言う記述があります。
辞書で調べたら「無重量＝無重力」とありました。
月には重力がある事は既成の事実とすればこの記述は誤りではないでしょうか？又Ｐ５８のジョーさんの記述の中で、「宇宙飛行士の一人が精神異常を起こし、もう一人は嘘をつき続ける為に伝道師になった」とありますが、私は、「 嘘に耐えかねて神にすがり伝道師になった」と見るべきと思ってます。日本に原爆を落としたパイロットが仏教の坊さんになったのと同じと見ています。
この本の中で、ヴァンアレン帯と言う強力な放射能帯が取り上げられています。即ちここを通過する事は至難の技だと。私は思うのです。最新の技術で、放射線を遮蔽する部屋を設けた部屋を、ロケットにつけてその中にマウスや他の生物を入れてここまで飛ばしてみると言う実験も考えられます。
Ｐ２５のＰＡＲＴ�兇任后Ｋ瑤皀椒法次複丕横機砲陵佑忙爐鵑任靴泙辰燭蟒電戮糧鑁�症になったとしたら、３５年前の技術では人間は愚かそれ以外の生き物もこの放射能帯を通過出来ないと言う事になる筈です。
そんな危険な試みは出来なかっただろうし、無理にやったとしたら帰還した飛行士が長生き出来なかった筈ですから。Ｐ４３で、「天文台などが月の写真を撮ってはならないし、公開してはならないと言う圧力」 は本当なのでしょうか？
最後に、私は「ひょっとしたら月には行っていないな」派と言う事にしておきます。（以下は引用する時は匿名にしてください）
名前は＊＊＊＊と言う 昭和２０年東京生まれの男です。一応理系（電気）を出ましたがエンジニアになりそこねリストラされる事２回、今は小さな会社の共同経営して営業をしている者です。
（匿名解除）私は総じてアメリカ人が好きな男ではありますが、アメリカ政府となるとどうにも信頼感を持てないのです。よくテレビに出てくる元タイ大使の岡崎なにがしと言う男が、「米国追随が国益に合致している」と、まるで「１＋１＝２と言う常識が何故分からないんだ」と言わんばかしの発言を聞くと、張り倒したくなる男です。
私は副島さんの日本の米国追随への怒りを支持します。孤独で圧力をかけられる毎日だと思います。私より年下で私と同じ怒りを持っている副島さんの存在を実に頼もしく感じています。応援します。以上です。
＊＊＊＊
会社役員（転載貼り付け終わり）
副島隆彦拝
こんにちは、バードです。＞陶工の末裔 15代沈壽官（ちん・じゅかん）さん→
＞http://www.tokyo-np.co.jp/doyou/text/d47.html
＞（重掲[3769]より）イザヤ・ベンダサンはこういう、15代沈壽官（ちん・じゅかん）さん（日本名大迫一輝さん）のような人たちことを言っていたのですね。よくわかりました。有難うございました。
＞まずは、私は戦前の日本を肯定する立場です。戦争をするのなら、
＞勝てる戦いをと考えています。日独伊の同盟を結んでいて、ドイツ
＞との戦いでロシア、イギリスと苦境にあるのですからアジア側から
＞日本が挟み打ちだと思うのですが。
＞（重掲[3765]より）そうですね、そうだと善戦していたかもしれないですね。
でも当時の日本の指導層で、それを考えていた人はいたのでしょうか。そしてそれを日本政府の方針として、纏められるひとがいたのでしょうか。
それともうひとつ。善戦はしてもいずれアメリカと交戦することになり、敗戦したのではないでしょうか。日露戦争は英米がバックアップしてくれたから勝ちました。
当時（昭和）の日本も、アメリカが味方してくれないと、やはり勝てなかったのではないでしょうか。（了）
今日（2004.7.16）、大森貝塚遺跡庭園（東京品川区）に行って来た。1877年、エドワード・モース（1838-1925）は、横浜から新橋に向かう汽車の窓から、この貝塚（縄文時代のゴミ捨て場）を発見した。これが、日本考古学の第一歩だった。3000年くらい前のものだ。この庭園では、地層の下に埋まった貝殻を見学することができた。詳しい調査結果は、モース著/近藤義郎・佐藤真編 『大森貝塚』（岩波文庫）にまとめられている。
モースは、動物学者であり、博物学者である。人間的には、気性の荒い人物だったようだ。学校時代は、何度か退学処分を受けている。モースは、エセックス研究所の研究員やボードイン大学の教授として働いていた。1877年、東京大学理学部の動物学・生理学教授として就任しに、来日した。日本及び日本人を愛したことは、家族に着物を着せた写真を残していることからわかる。
エドワード・モース関連の資料は、品川歴史館と大田区立郷土博物館の一角に展示されていた。この貝塚庭園の近所にある。品川歴史館には、モースの著書である"Japanese Homes and Their Surroundings"(1886)が展示されている。開かれたページには、箸の持ち方が挿絵入りで説明されていた。モースは日本に関するあらゆる事項を克明に記した。南方熊楠みたいな人物である。
モースは、ダーウィンの進化論を支持したことでも有名である。1870年頃、モースはダーウィニズムに”改宗”した。もともと、キリスト教嫌いだった。『種の起源』が発行されたのが1859年。当時、公然と進化論を支持することは危険だった。公演を通じて、日本に意図的に進化論を紹介したのは、モースが初めてだった。
大田区立郷土博物館は、アメリカのピーポディ博物館（マサチューセッツ州セーラム）と姉妹提携を結んでいる。モースが縁だ。このピーポディ博物館の前身は、東インド会社海運協会だった。この東インド会社海運協会は、海賊まがいの行為で、コレクションを収集したのだろうが、詳しいことはわからなかった。そして、ピーポディは、今日でも活動している、アメリカ最古の博物館である。日本の民族コレクションを収蔵しているものとしては、世界最大である。
何しろ、大田区立郷土博物館は、1994年に、ピーポディ博物館から日本の明治期の「手ぬぐい」を借りて、展覧会を開いている。これは実に奇怪なことだ。日本の郷土博物館より、アメリカのピーポディ博物館の方が、日本の民俗学的資料を貧欲に収集していることに、驚嘆した。モースは東京大学教授を辞した（1879）後、ピーポディ博物館の館長を勤めた。
そして、今でも、東京の片隅に、エドワード・モースの功績を称える記念碑や資料館が残っている。そのことに、私は感謝した。（了）
山田宏哉記
副島隆彦です。 読者からのメールを転載します。（転載貼り付け始め）
飛田英語教室
とびた しげじさまへメールを有り難う御座います。
拙本をお読みいただき有難うございます。私は、死ぬまでには「日本国民のための英語の基本語の、本当の意味とその使い方」 というような本を作りたいと思います。たとえば聖書の中のコトバで、私たちが、中国の故事と同じように使っている基本語をきちんと日本人が理解できるように、工夫したいと思っています。私の人生時間がそのために残されていればの話ですが。「副島隆彦の学問道場」 http://seojima.to の中の「日本英語の謎、掲示板」にいらしてください。 副島隆彦拝
----- Original Message -----
From: ***＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Friday, July 09, 2004 3:30 PM
Subject: 始めまして！副島隆彦様へ
このメールが副島隆彦氏に届くのか否か不安ですが、・・
貴著の『続・英文法の謎を解く』を読ませて頂いております。７９ぺ−ジの中段に「恥を山ほどかきながらしか外国生活はありえない」うんぬんの部分にひどく興奮を覚えました。
多くは語りませんが、私も１９７０年代にロンドンに5年程、遊学しておりました。心のそこに潜んでいた弱虫根性が少々、貴方様の鉄拳によって鍛え直されたようです。副島氏の勇気ある大胆な直言に目からウロコの思いです。これからも大いに活躍される事を期待しております。
鎌倉市由比ガ浜１−１−２９
飛田英語教室 とびた しげじ
http://www2.odn（転載貼り付け終わり）
副島隆彦拝
こんばんは、青山省吾です。
７月も早いものですでに半分、私の頭の中は8月の予定に入っています。個人的にバカンスが羨ましいといい続けるのも後1ヶ月半、オリンピックが夏場にあるのも白人の人達は休みなのでノンビリ競技を見て暇をつぶすためかと。バードさんいつもたくさんの真摯な返答を有難うございます。今回は薩摩（鹿児島）についての返信です。まずは、バードさんの投稿から抜粋します。
→ 転載貼り付け開始
ところで、前掲書『日本人とユダヤ人』に、
「・・・鹿児島県には、島津義弘に連れてこられた朝鮮出身の陶芸師がおられるが、あれから三百年もたつのに、まだ日本人として認められず、外人として処遇されているそうだから。・・・」（Ｐ１１４）
という記述があります。あと有田や唐津などにかつて朝鮮人技術者が来たと思いますが、今でもそんなことあるのでしょうか・・・私としては、今だ外人として処遇されているというのは信じがたいのですが・・・（了）
→ 転載貼り付け終了バードさん、私は鹿児島出身で、日本各地を転々としてますので、なにかいい返答が出来るのではないかと思います。
まずは、太閤秀吉の朝鮮の役で島津義弘公が朝鮮からさらってきた陶工の末裔の人達について書かれているサイトを探してきました。
陶工の末裔 15代沈壽官（ちん・じゅかん）さん→
http://www.tokyo-np.co.jp/doyou/text/d47.html
※ 14代沈寿官（ちん・じゅかん）さんは司馬遼太郎氏の本のモデルになり、薩摩隼人とはこんな感じの人達かと度々、司馬遼太郎氏の本で紹介された方です。私の考えとしましては、江戸時代と明治時代以降で朝鮮人への接し方が180度変わったと思います。江戸時代は朝鮮通信使に見られるように大陸からの文化が流入してくるルートの一つとして先進の地域と江戸期の日本人には見なされていたのではないかと思います。
逆に明治維新以降の日本人にとって朝鮮は欧州と比較した際、古臭い東アジア文化の国として馬鹿にされだしたのではないでしょうか。そして植民地時代の一段下とされる時代、第2次大戦後の都市部の土地乗っ取りや横暴な振る舞いが日本人全体に白人とは違う独特の“外人”と思わせる下地を作ったと思います。
次のサイトで上げる陶工の屋敷と氏族の屋敷を見較べたら分かるのですが、陶工の住む家の門構えと薩摩藩の士族と変わることなく、特別扱いされていたことが分かると思います。
陶工の屋敷→
http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/~adachi/essay/Yakimono/chinjyukan/chinjyukan.htmこちらが薩摩藩の麓と呼ばれる武家屋敷（知覧町）の街並みです。→
http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/~adachi/essay/Yakimono/chiran/chiran.htmですから、山本七平氏＝イザヤ・ベンダサンが“いまだ外人として処遇されているということは信じがたい…”と感慨を述べていますが、外人と見なされたとしても2通りあると思います。
一つは朝鮮人陶工達は当時の先端の技術者なので厚遇され、日本でも藩が1つ1つが国で日本人としての意識などない狭い世界の時代での朝鮮人という外人の解釈。もう一つは明治維新以降は植民地となり食えない朝鮮人が日本に出稼ぎに押し寄せて下層地区を都市部に形成し、戦後はややこしい人達と思われた全く異なる朝鮮人像があると考えます。
現代で例えますとカナダ政府が中国人の移民に対し受け入れの基準がIT技術者や医師、金持ちには入国を認めるが貧乏な奴（犯罪の温床）には全く認めないのと一緒で前者の人達はキチンと扱われ、後者は強制送還となるように外人といっても色々ですよね。
この掲示板に投稿するのは２度目です．
そのときは投稿規定が厳しくなかったので，今回はじめてのつもりで投稿します．１. 副島本５冊
私なりのベスト５です(*^_^*)
(１)「属国・日本論」
(２)「決然たる政治学への道」
(３)「世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち」
(４)「法律学の正体」
(５)「預金封鎖「統制経済」へ向かう日本」２. 簡単な自己紹介
1955 年 7 月：札幌に生まれる．
1980 年 3 月：北海学園大学工学部土木工学科卒業
1984 年 4 月：杉村工業株式会社入社
2000 年12 月：杉村工業株式会社代表取締役社長に就任．現在に至る．３. メッセージ
以前投稿したのが2001年1月でした．もう3年以上もたつんですね．
今回も前回同様，私のHPのCMです．以前私のHPを読まれた方から,
「観念的な独り言」，「エンタテーメント性に欠ける」等の御批判があり，もっともだと思いました．
今回，できるだけ解説を増やし，一応私なりには完結した説明になっていると思うので，不十分な点は御
質問等があれば答えていこうと思っています．
また，直接的には私のHPの「今月読んだ本」に「月面」の感想を書いたので，みてくれれば幸いです．
その他の副島さんの本の感想もいくつかあります．URLはこの記事に表示されているものです．
本論１．Equilibriumの定義
（貼り付け転載開始）１．COUBUILD Learner’s Dictionary の定義
Equilibrium is a state of balance or stability in a situation or in someone’s mind.
（光訳）Equilibriumとは、ある状況や、または人の思考活動のつりあった状態、または安定状態。
２．プログレッシブ英和辞典の定義１．釣り合い、平行、均衡
２． （心の）平静、落ち着き
３． （化学）（反応の）平衡(貼り付け転載終わり)
これが最も簡単な定義である。今までに述べたような一般的なつりあい、思考活動の安定状態equanimityのことを言っている。最も基本的なものである。化学に関することが出ているが、これは、熱が暑いところから冷たいところへと移動することをさす。大切なのは近代を推進することに最も威力を発揮してきたmodern science, つまり物理学における定義である。
(転載貼り付け開始)平衡 equilibrium
1つの系全体がつりあって、見かけ上変化が起こらないような安定な状態を、平衡という。例として次のようなものがあげられる。
１．温度の違う物体を接触させると、熱が高温部から低温部へ流れて、両方の温度が等しくなったところで熱平衡になる。（光注記 chemical equilibriumという）
２．天秤で物体の質量を量るときに、腕が水平になるように分銅を調節すれば力学的平衡がえられる。（光注記 これが物理学上のequilibrium。こっちが大事。））「岩波科学百科」岩波書店 P.1040
(転載貼り付け終わり)
「ひとつの系」とは太陽系solar systemを思えばよい。「系」とはsystemのことである。鉄道網や交通網もtransportation systemという。ダイヤが乱れたときはそれまでうまくバランスの取れていたシステムの安定が乱れたときである。systemとは見かけ上安定した状態にあるもので、２つ以上の相対立する力が、一見働いていないかに見える状態のことである。惑星はただ前に進むだけの力しか働いていないように見えるし、天秤棒のつりあいの場合まったく何も力が働いていないようにしか見えない。宇宙船内の無重量状態もまるで何の重力も推進力も働いていないで、ただ宙に浮かんでいる「無重力」のような状態としか見えない。
しかし、天秤棒の片方の錘を一旦はずしてしまうと、反対側に勢いがついてぐるりと回ってしまう。これをmoment of forceという。大切なのでのちアリストテレスのところで詳述する。いわば、見たままでは何の力もないように見える状態でも、実際にはそれ相応の力が働いていたのである。
（転載貼り付け開始）１．Oxford English Dictionaryの定義
（光訳）
１a物理上の定義対立する２つの力間が等しく釣り合った状態。つまり、次のような物質系の状態である。物質系に働く諸力、または、それらのうち考慮に入れられる力が、それらの合力があらゆるあらゆる点でゼロとなるように定められた物質系の状態である。
２a何らかの力間が等しく釣り合った状態。何らかの入り組んだ固体のさまざまな部分間での重要性や影響が等しいこと。
2．Webster English dictionaryの定義1 : a state of balance between or among opposing forces or processes resulting in the absence of acceleration or the absence of net change:
as
A : a state of static balance of a body or system acted upon by forces whose resultant is zero.
B : a state of dynamic balance attained in a reversible chemical reaction when velocities in both directions are equal.(光訳)
１．加速度と最終的変化の不在となる相対する力、あるいは作用間が釣り合った状態。
a.合力がゼロとなる力が働く物体や組織が、静止して釣り合った状態。
b.双方向に向かう速度が等しいとき、可逆的な化学反応で達する動的な釣り合い状態。（転載貼り付け終わり）
これら物理学上のequilibriumの定義で注目してほしいのは合力resultantである。力は合成、分解ができるという考えである。ニュートン自身は重力に対するもうひとつの力として、慣性inertiaという言葉を使ったが、無重量状態とは、その二つの力が合わさって、宇宙船内では力がゼロ（本当は宇宙船とともに横に進んでいる）のように見えることを言う。この合力resultantとは、２つの別方向の力が描き出す平行四辺形の対角線として求められる。
（転載貼り付け開始）力の平行四辺形 parallelogram of forces
力は、大きさと向きを持つベクトルで表される。１つの物体のある点に、同時に２つの力が働いているとき、これら２つの力のベクトルを、隣り合う２辺とする平行四辺形の対角線ベクトルが、２力の合力を表す。この平行四辺形を力の平行四辺形という。
岩波科学百科 岩波書店 P.７２８
(転載貼り付け終わり)
ここから次のような法則がうまれる。
「２つのベクトルAとBの和A＋Bは、AとBのベクトルが隣り合った２つの辺である平行四辺形の対角線の大きさと方向によって与えられる。」これを、これを平行四辺形の法則law of parallelogramというのだそう。となると、これは足し算だから、当然２つの力のわがゼロになることもあるわけだ。この状態が釣り合いであり、equilibrium of forcesというのだ。
（転載貼り付け開始）１つの物体にいくつかの力が働いているときに、その物体が静止したままであるならば、それらの力はつりあっているという。そのとき、それらの力をベクトルで表わせばベクトルの和はゼロになって、力が働いていないのと同じことになっている。一般に、物体に働いている力のベクトルの和がゼロであるならば、それらの力はつりあっているという。
岩波科学百科 岩波書店 P.７２８
（転載貼り付け終わり）
まとめとして、物理学のequilibriumとは、１． 相対立する２つの力がつりあった状態のことである。
２． ２つ以上の力は合成することができる。これを合力resultantという。
３． 合力は、２つ以上の力のベクトルの和である。
４． ２つ以上の力のベクトルが隣り合う２辺とする平行四辺形の対角線として求められる。
５． このベクトルのわがゼロのとき、力はつりあっているequilibrium of forcesという。力が働いていないと同じことになっている。(すなわち、合力ゼロの状態)ということである。
念のため、ブリタニカによる定義も転載しておく。
（転載貼り付け開始）Equilibrium, in physics, condition in which the resultant or vector sum of all forces acting upon a particle is zero. A rigid body (by definition distinguished from a particle in having the property of extension) is considered to be in equilibrium if, in addition, the algebraic sum of the moments of the force components, both translational and rotational, along or about each of three mutually perpendicular axes chosen with respect to the body, is equal to zero. Thus, the body in equilibrium experiences neither linear acceleration nor angular acceleration and, unless disturbed by an outside force, will continue in that condition indefinitely.
Encyclopedia Britannica
(転載貼り付け終わり)
近代社会つまり、資本主義、民主政体、近代法、がラショナリズムrationalismで始まったとするならば、その本質はバランスのとれている状態の比、つまり、equilibriumの追求だったのだ。社会制度ばかりではなく、その思想の追求が、近代学問modern scienceそのものをまず物理学physicsとして、自然哲学natural philosophyから微分させることに成功させたのである。近代学問とは、コパーニカン・レヴォリューションとして、神学から既に微分され始めていた哲学から２重微分されたものである。それは、ティコ=ブラーエ（火星の１５年分の精密な観測記録を数学の得意な弟子ケプラーに任せた）、 ケプラー（太陽に近い惑星ほど早く回ることを証明した）、ガリレオ（木星の衛星。エネルギーは保存される、重力は一定である）、デカルト(解析幾何学)、ニュートン(equilibrium of forces)をへて、前出の１７世紀の近代市民社会の出現の経過とともに生まれたのである。
Equilibrium追求の姿勢が、バランスオブパワーの思想になって、近代市民社会を作り上げ、「力の均衡」equilibrium of forcesの発見によって近代学問modern scienceとなった。
そのことは、物理学と並んで、学問的理論モデルを次から次へと作り続けている、理論学問の花、経済学を近代学問となした、ある決定的な発見からも証明できる。
（転載貼り付け開始）科学としての経済学に、更なる大きな発展をもたらした重要な概念についてここで触れたい。経済系という観念、あるいは経済分析で行う主な変数―価格と数量―の間の一般均衡的関係の概念である。この概念は、需要と供給を典型とする「部分均衡」を、いくつか結合し相互に関連させることから生まれた。部分均衡の需要と供給は、価格との関連での特定の財の提供量と購入量に限定される。すでに述べたごとく、力学からの類推によって、変化は書力の不均衡で説明され、これが均衡へ向かう運動を生ぜしめるとされる。
(中略)
経済系の考え方を、未熟な形ながら、方程式の体系で適切に提示したのは、1874年と1877年に出版されたL.ヴァルラスの『純粋経済学要論』であった。
西洋思想事典 平凡社 経済学の観念史 P.650,651
（転載貼り付け終わり）
上記みてのとおり、均衡、力学、科学（近代学問のこと）などのような言葉が並んでいる。ニュートンの物理学に対するのと同様、ワルラスの一般均衡理論general equilibrium theoryの発見によって理論経済学が近代学問になったことは明らかである。ひとまずの結論として、私が言いたいのは、equilibriumこそはラショナルであること、すなわち、力のレイシオの均衡点を求めようとするという近代的発想なのだ、ということである。
Equilibriumの思想こそは正義の思想の起源であり、近代の始まりである人間が他人から攻撃を受けたり、人間関係や恋愛などで苦しむとき、心が不安定な状態になることがある。いったいこれはなんなのだろうか？それは、心 mind、つまり思考活動がバランスを失った状態のことである。
では、それとは反対に、バランスの取れた心の状態とはいったいどのような状態なのか？幸福happinessという言葉が浮かんでくるだろう。しかし、人間の幸福感peace of mind とはこの心の安定状態のことを言う。それをequanimityという。
（転載貼り付け開始）Equanimity is a calm state of mind and attitude to life, so that you never lose your temper or become upset.
(光訳)Equanimityとは、思考活動や人生に対する心構えが落ち着いた状態のことである。そのため、腹を立てたり取り乱したり取ることは決してない。
（COUBUILD Learner’s Dictionary）
(特に緊張時の)落ち着き、平成、冷静；運命に対するあきらめプログレッシブ英和辞典
（転載貼り付け終わり）
光です。このequa- = equi-という接頭辞はラテン語aequusに由来し、物の量や表面などが平らだったり、等しかったりすることつまり、equalのことである。
（ちなみにequusは馬、equitoは馬にまたがることであり、バランスを取ることが馬に乗ることであるという示唆に富む。equine「馬のような」という英語に残っている。）（転載貼り付け開始）
aequus
(1) equal in itself, even; of the surface, of the ground, level
(2) equal to something else, in amount, in dimensions, or generallyCassell’s Latin Dictionary
（光訳）
（１）本質的な(それ自体の)等しさ。均等(等しいこと)；（表面や地面に関して）平らな
（２）(量、次元、または一般的に)他と等しいこと（転載貼り付け終わり）
光です。このaequusに由来する言葉で、equanimity同様、「人間の心の安定感、幸福感」を表す言葉にequilibrium「均衡」というのがある。これに関しては、この文章のテーマであるから、後述する。ここでは、心に関係した定義の一部をあげておく。
（転載貼り付け開始）Equilibrium
c考えや気分がうまくつりあいのとれた（安定した）状態。
（Oxford English Dictionary）
b.知性、または、感情が釣り合った状態。（１）平静、落ち着き（Webster English Dictionary）
１． 2. （心の）平静、落ち着き（プログレッシブ英和辞典）
（転載貼り付け終わり）
光です。女性というのは男性よりもホルモンの数が圧倒的に多く、常にホルモンバランスに思考や気分が影響されるという。女性の気持ちの変化が男性よりも移り気であったり、幼少時から異性のことや恋愛のことをより意識したりして育っていくのは、多様な分泌物のバランスという生理学的、生物学的均衡状態が不安定なために、男性よりも安定を望む気持ちが強いからである。つぎに、
バランスとしてまず意識されるのが、国家間同士の安定した関係である。特に近代的国家関係では、それは17，18世紀以来の「バランスオブパワー」という「勢力均衡の状態」という伝統がある。なぜならば、小国にさや取りの余地を与え、それが独自外交のチャンスとなるからである。
17世紀、バランスオブパワーの思想は著しく発展し、ヨーロッパ国家間にて広く受け入れられるようになる。これは、狂信的宗教戦争からヨーロッパが抜け出すために、外交目的、戦争目的から宗教問題をきりはなし、戦争目的を限定的なものにする、というリシュリューの思想、とその後継者マザランの商業的利益のための現状維持政策が反映されていったからである。
その後1660年，親政を開始したルイ14世の治世以降、バランスオブパワーの思想は著しく発展するが、それは、当時のヨーロッパで近代的諸システムが構築されてきていたからである。
（転載貼り付け開始）ウェストファリア条約(1648年)とユトレヒト(1713年)とで一般条約が結ばれたことにより、ヨーロッパのかなりの地域を、統合されたシステムと見ることがより容易になり、それが一般的となった。貿易の均衡やイギリスの憲法に見られる権力均衡などの関連概念が受け入れられてきたのもこの時期である。力の平行四辺形が一般になじみのある概念となり、さまざまな人間に関する研究だけでなく、科学の諸分野(例えば生物学)でも、機械論的傾向が強くなりつつあった。
（『西洋思想事典』平凡社 バランスオブパワー P５３３）
ルイ14世との最後の戦争を通して、勢力均衡は完全にシステムとして意識されるようになり、(中略)それは国際政治の一般理論としての資格を獲得したのである。
（『西洋思想事典』平凡社 バランスオブパワー P５３３）
（転載貼り付け終わり）
光です。16世紀末から17世紀に掛けて起こった世界史的出来事を大雑把にあげてみる。
16世紀末のオランダの独立
1630年のガリレオの宗教裁判ordeal, inquisition
ピューリタン革命
30年戦争
ウェストファリア条約(1648年)これら、世界史的大事件を経て、ヨーロッパには近代システムが誕生した。具体的には、資本主義、民主政体、近代法の確立である。それは、オランダの「こじき、ゴイセン」ユダヤ商人などに代表される、各国の商取引の保護と維持、信仰の自由などといった理由もあるかもしれない。しかし、その根本は実はこのような、「均衡」equilibriumの追求だったのである。
（転載貼り付け開始）この成熟した理論（光 注記 勢力均衡理論のことである）によれば、ヨーロッパはニュートンの天文学的体系にほぼ類似したものとなる。大国であると小国であるとにかかわらず、引力あるいは圧力が国家間には働いており、この力は国の規模と国家相互間の距離にある程度関係している。
（『西洋思想事典』平凡社 バランスオブパワー P５３３）
（転載貼り付け終わり）
光です。さて、ニュートンが出てきました。彼こそが近代学問modern scienceを、微分differentiateした張本人である。もっとはっきりいうと、自然哲学natural philosophyという古代ギリシャ以来脈々と続いてきた「学問」から,物理学physicsとして分離、微分differentiateした張本人である。かれの著作「光学optics」における方法methodologyこそがサイエンスの真髄である。だが、ほんとうのニュートン力学mechanicsの核心は、「自然界をバランスの均衡したシステム（つまり、系、太陽「系」の系）」とみなしたことなのである。equilibriumの思想である。
「自然界をバランスの均衡したシステム（つまり、系、太陽「系」の系）」、これがそうである。近代科学modern natural science, physicsの真髄である。（ちなみにニュートンの死んだ年1727年まではnatural philosophy自然哲学、窮理学であった。）
ではEquilibriumの思想とは何であろうか？
ratio レイシオウ とは比、割合のことであり、分数で表される数字のことをラショナル・ナンバー＝有理数という。理のある数字、とか無理やりにできない数という意味ではない。副島先生によれば、rational number は、「有比数」 という日本語訳がいいという説がいくつかあるそうである。つまり、はっきりと分数fractions化できる数のことをいう。バランス、つまり天秤棒で２対３の比で釣り合う、つりあわないという考えである。 ここで注意しなければならないことは、比そのものが分数だということではない。このことに関しては、後述する。
equilibriumとはそのような天秤棒の比に代表される自然界の力がつりあった状態equal balanceであり、２つの数や量などの比ratioがつりあっている｢中｣の状態である。つまり、rational＝reasonableの状態である。(この二つの重要な単語については後、詳述します。）まずは以下、equilibriumの定義からはじめよう。
こんばんは、青山省吾です。
７月になり、雨もろくに降ることなく梅雨明けです。いつものごとく暑いと思いながらの会社への行き帰りです。他の勤め人はどんな心境なのか、みんな日本流ガンジー主義（やられっぱなし、我慢強い、政治は考えない）の実践者なのかと具にもつかない事を考えて電車に揺られてます。
ああ、稼いでいる国なのだから欧州並みのバカンスが欲しい。白人の上層はバカンスしながら為替、株の相場でチョチョイと動かしてボロ儲けしているのに、溜め込んでる日本はむしり取られるだけ・・・現代版のアリとキリギリスの話はせつないです。
バードさんいつもたくさんの真摯な返答を有難うございます。今回は山本五十六大将についての返信です。まずは、バードさんの投稿から抜粋します。
→ 転載貼り付け開始
当時代わりに誰が何をやれたのかを考えると、彼らの責任をどうこう言っても仕様がないのではないかという気がします。
彼らはもう許してやってもいい、それよりも当時の日本を追い詰め、アメリカのルーズベルト大統領を操（あやつ）った勢力、今のグローバリストに繋がるこの勢力を、私は問題にしたいと思います。私が今後もし山本大将らを検証することがあるならば、この勢力を検証するために行なうことになるでしょう。
特に山本大将はその後、他の日本人軍人とともに傷つき殉職した人です。それなりに日本を支えようとした人として接したいと思います。
→ 転載貼り付け終了まずは、私は戦前の日本を肯定する立場です。戦争をするのなら、勝てる戦いをと考えています。日独伊の同盟を結んでいて、ドイツとの戦いでロシア、イギリスと苦境にあるのですからアジア側から日本が挟み打ちだと思うのですが。
私が山本五十六大将について取り上げたのは、以前、何の本だったのか忘れたのですが海軍航空隊の猛者の回顧録を読んでからです。敗戦後、山本大将が昭和天皇に“半年間は暴れまわってみせるが、その後は厳しい・・・”と語ったと聞き猛者は“なんて愚将なんだ。戦とは必ず勝てると踏んでからやるものだろう！！多くの仲間の死を無駄にして”といった内容を述べていました。
海軍航空隊の猛者の立場は戦後、アメリカに植えつけられた日本はバカな戦争をやったという考えからではありません。武人として単純に戦争とは勝つからするという一点です。
山本大将は戦死していますが、立案した戦略で振り回され、死んでいくのは多くの名もない下の階級の兵隊さん達なのですから、優秀といえるか怪しい企画者？と優秀な企画？を実際に忠実に遂行する優秀な兵隊さん達を私には同様に並べることは難しいですね。ただ、山本大将につきましては名将と称賛されることは多いですが批判されることは少ないと思います。
７月の会員向けぼやき【574】で官僚上がりの政治家について、試験だけ優秀な官僚がいかに使えないかの話が出てきますが、戦前と戦後と日本の負けパターンは決まってるんですよね。
※イザヤ・ベンダヤサン＝山本七平氏の本、“日本人とユダヤ人”の記述がありましたが以前、副島先生が紹介されていて山元七平氏の“私の中の日本軍”を読み返してみようと思います。
副島隆彦氏の本はいつも政治思想の本である。映画評論にしても（「アメリカの秘密」）、経済の本にしても（「預金封鎖」など）、サラリーマン啓発本にしても（「あなたが金持ちサラリーマンになる方法」）、題名からすると一見違う内容に見えるがやっぱり政治思想の本である。英語学習書（「英文法の謎を解く」）の中でさえ、様々な政治思想がかいまみえる。
そして「人類の月面着陸は無かったろう論」もやっぱり政治思想の本である。
次の部分を読むとよくわかる。
＜引用開始＞
アメリカ国民こそは、われわれ日本人よりも、もっと強烈に、この“アメリカ科学信仰”（つまりサイエントロジーだ）を長いこと信じ込まされて、信じ続け、近代学問（モダン・サイエンス）という名の“科学信仰”の域まで達している国民（帝国臣民）である。アメリカ人ほど、自分たちが大学で習う各種のサイエンスやヒューマニティーズ（人文教養）の固定したおかしな科学信仰に凝り固まっている。ユダヤ＝キリスト教（Ｊｕｄｅｏ−Ｃｈｒｉｓｔｉａｎｉｔｙ）が今のネオコン思想Ｎｅｏ−Ｃｏｎｓｅｒｖａｔｉｖｅｓやエバンジェリスト・キリスト教原理主義Ｅｖａｎｇｅｌｉｓｔｓの思想的な源流である。「自分たちは正しい」という“アメリカ科学信仰”がこれほどに蔓延するのもこういう、アメリカ国民洗脳教育が徹底して行われているからだ。だから日本のような属国群よりも帝国内部のほうが、深いところで１０倍は腐敗と堕落と迷妄が大きい。この私の長年の推論が、今回の「人類の月面着陸の捏造問題」で証明されそうである。アメリカは、グローバリストたちによって汚染（ｐｏｌｌｕｔｅｄポルーテッド）された国である。思想洗脳の放射能を一番、大量に浴びているのはアメリカ国民自身である。
＜引用終わり＞肯定派の人にはこの部分を読んで、こう自分に問うてほしい。「自分が信じているのはアポロ着陸なのだろうか、それともアメリカなのだろうか？」
月面着陸ねつぞう派の人でもこの部分を何回か読んでほしい。私が感じたように背筋が寒くなるまで読んでほしい。
この「人類の月面着陸は無かったろう論」を「戦線拡大」とか言っている人がいる。多くの人もそう思っているようである。私は違うと思う。この本はエコノグローバリストシリーズや「やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる」などと並んで、「アメリカ帝国の権力乱用暴き本」の１つである。そして、この本こそ渾身の一擲とも言える、もっとも強力な本である。エコノグローバリストシリーズなどの経済本の内容を自分のまわりの人びとに話しても、「アメリカが何百兆円も日本から奪っているというが、それは日本が悪いのではないか」とか「バブル崩壊をアメリカのせいにしても、それは責任逃れである。日本内部のどこが悪かったのかを議論しなくてはいけない」とか言われ、どうしてもなかなか納得させることができない。それはこのサイトの人が日常的に経験していることである。
だが、この本の内容はちがう。アメリカの権力乱用というものを明確にかつ赤裸々に白日のもとにさらすことができるのだ。
この本は他にも「高卒や高専卒の人たちが、日本の製造業を世界一にしたのだ」とか「近代科学とはどうはじめまったのか」など、理系の人間をうーんとうならせるようなことがたくさん書いてある。だから理系の人にはぜひ買って読んでほしい。しかしながら、それでもやっぱり私にとっては、この本はすばらしい政治思想の本である。
実名使用のすすめに従い、ジョーあらため下条（会員番号１３５６）とします。今後もよろしくおねがいします。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
長々と「構造」について述べてきたが、では構造と構造でないものを分けるのは何であろうか？例えば最初の書き込みに「構造でない例」としてサッカーをあげた。もしサッカーというスポーツが構造であれば、選手が勝手に走り回り、選手個人の自主性のみを生かすことで、最強のサッカーチームをつくることが可能となるはずである。しかし実際にはそんなことはない。
実は「構造」と「構造でないもの」を分けるのは、その構造のおかれた状況やその目的の複雑さによる。系の複雑さといってもいい。
再び、フリードマン夫妻の「選択の自由」から引用する。これは、「どういう状況において、個人の自主的な判断のほうが、上からの命令よりも、全体を有利あるいは最適化できるのか」という観点で書かれた文章である。
＜引用はじめ＞
しかし、人びとを組織するのに、命令による方法だけに依存したり、これを主要な方法としたりすることができるのは、非常に少人数のグループの場合だけのことだ。家族の長が、これ以上に独裁的であることはできないほど独裁的である場合においてさえ、命令だけでその家族員すべての行動を管理することは不可能だ。軍隊でさえ、その規模がかなりの大きさになれば、もはや命令だけで動かすことはできない。一兵卒の行動でさえ、すべての面にわたり、将軍が命令だけで自由に動かそうとしても、そのために必要な情報を将軍が完全に掌握できるとは、とても考えられない。命令の連鎖体系のあらゆる段階において、将校だろうが兵卒だろうが、すべての兵隊がそれぞれの特殊な状況について、自分の指揮官には知ることができないが自分には知ることのできる情報を、それぞれなりに考慮に入れて行動してもいいという自主的な裁量権が与えられなければ、この連鎖体系は役に立たない。すなわち、命令といっても、自発的な相互の協力というやり方は、命令ほどには明白に目につかず、命令よりはるかにとらえにくいやり方だが、非常に多くの人びとの活動を相互に調整するためには、命令よりもはるかにもっと基本的な方法だ。
＜引用終わり＞上からの命令によるものよりは個人の自主的な判断のほうが、人数が増えるにしたがって有利になってくる。構造というのは「各構成要素が自発的に最上の効果を得ようとするほうが有利」であるから、系が複雑になるにしたがって構造としての性格が強くなっていくわけである。
したがって、サッカーというスポーツもボールが１つで、ゴールが２つ、多く点を取ったほうが勝ちという単純なルールおよびゲーム設定だから監督の采配が大きく影響してくる。これが例えばボールが１０個でゴールが２０個というふうにルールを変えれば、監督の采配に従うよりも個人の自主的な判断にまかせたほうがゲームをはるかに有利に進めることができるであろう。ただ、そんなルールでは多分ゲームとしてはつまらない。
以下続く。
副島隆彦です。 昨日７月１０日の、私たちの自力での講演会である「真実の暴き講演会』は、無事終わりました。４２０名ぐらいのお客さまがあつまってくれまして、丁度、満席でよかったです。
夕刻に雨が降ってきたのですが、夜にはあがりました。私が話した内容は、これなら何とか、ビデオにして販売できるかなあ、
と今のところは考えています。公共の課題であり、公共の利害に関わることしか私は話ませんでした。大物政治家たちや特別職の公務員たちの経歴や素行は、それらは、どんなに暴かれても、すべて「公共の利害に関わるもの」だと思います。ここを、封じ込めたら、本当の言論の自由が無くなります。その時期になりましたら、講演ビデオの販売や、会員専用ページでの掲載を行ってゆきます。乞うご期待。副島隆彦拝
（転載貼り付け始め）
＊＊＊＊さまへ副島隆彦です
拙本をお読みいただいた感想のメールを有り難う御座います。私は、月面着陸が無かったことを確信しています。それが、このあと、どのように露見して、このＮＡＳＡＮのよる捏造の事実やがて人々に受け入れられてゆくのか、その筋道については、まだ想定の最中です。
大事件になるのかも分かりません。 私は、ただ、このまま自分の考える真実を主張し続けて、突き進むだけです。
今のところ、私の主張（本の中の記述）で、しまった、これは謝りだと思う点は、２，３の誤記を除いてはありません。他の人々にこの本がどのような影響を与えるのか、までは私はあまり考えていません。考えようがないのです。この先も、なるようにしかなりません。＊＊＊さまからの貴重な情報と知識をありがとうございます。
副島隆彦拝
----- Original Message -----
From:＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: snsi@mwb.biglobe.ne.jp
Sent: Sunday, July 11, 2004 1:34 AM
Subject: 「人類の月着陸はなかったろう論」を読んで＊＊＊＊と申します。
「人類の月面着陸はなかったろう論」を読ませていただきました。「英文法の謎を解く」以来の読者です。文中の気になった点を書いて送ります。私自身はＮＡＳＡはいかがわしい組織だと思いますが、月着陸についてはわからない、という立場です。ＮＡＳＡという組織がいかがわしいという部分はあとのほうで触れます。
もうすでにメールで着ているかもしれませんが、以下がクレメンタインの写したアポロ１５号とされる画像です。
http://page.freett.com/dateiwao/funshaato.htmhttp://apollomaniacs.web.infosee
ほかに１６号とされる画像もありました。当然、１１号、１２号、１４号、１７号の画像は？ という話になりますが今のところはないようです。
アポロ１７号の映像を一体どうやって写したのかという問題ですが、以下のように考察します。
まず、画像は３カットからできています。それぞれ乗員の影（太陽の高度）から撮影時間が違っていることがわかります。あるいは変えています。真空という理由で音は別にとったものです。
アポロ計画の中では３つのテレビカメラ（１１号の着陸船のサイドアームに付属、固定式、月面車に付属）があります。どれも覗く部分がありません。このうち遠隔操作ができるのは月面車のものだけです。問題の画像が、ローアングルなので一致します。
最後のカットに月面車の一部が映っています。また、画面の動き（カメラの動き）が一定の速度でモーター・ドライブっぽいです。
一体誰が操作したか？ という点ですが、ヒューストン及び乗員だとＮＡＳＡは言っています。 ＮＡＳＡの立場だと画像を見ないと遠隔操作ができないので消去法（月面車にはテレビ画面がありません）で司令船かヒューストンということになります。以下は月面車の画像です。
k.co.jp/apollo/lrvkit/aps_lrvkit01.htm
http://nssdc.gsfc.nasa.gov/planetary/lunar/apollo_lrv.htmlhttp://www.nasm.si.e
du/exhibitions/attm/nojs/la.a17.3.htmlどうやってあんなに小さい宇宙船で軌道計算ができたのか？ ヒューストンが複雑な軌道計算のパートを受け持ったそうです。
ここからは否定派のサイト見ての疑問点です。
月着陸船が着地する映像では着陸船のアームの影がまっすぐである。
ちょうど真上からと撮れば地面がでこぼこでも問題がない。
月に置いてきた反射板が人間が設置して反射するはずがない。つまり反射角が合わない。反射板は曲面の集合体で多少の角度は問題がない。これはロケットを打ち込んだときにも使えますが。写真に合成つなぎ目がある。
先生も見ていると思われる否定派のサイトにある月面車とクルーの写真にある継ぎ目とされる部分ですが、小石が写っている先が、急につるつるの映像になっているのはその先が崖だったという可能性もあります。今度は私が考えた月着陸の怪しい点。
先生の本の中に紹介されている１７号映像と、同じサイトにある１７号のクルーものですが、昼間なのに月面でヘルメットのバイザーを下げずに活動しているクルー（飛行士）がいる。大丈夫なんでしょうか？アポロ１５号、月面車２０時間１５分走行。月着陸船から充電しながら走ったのですかね、とても信じられません。
以前ＴＶでやっていた話。
日本の研究所（確か東大）に、月の石が１００グラムぐらい標本が来て研究をしたのだが、検査法は米国指定。 おまけに１トンぐらい月から持ってきたのに全部回収。その後しばらくして、科博に月の石を寄贈。ご丁寧にアクリル詰め。他の国でも検査法指定しているのですかね。最後にＮＡＳＡについて
先生も触れていますが、ＮＡＳＡの前身が ＮＡＣＡ というのは一般にあまり知られていません。軍用機の審査をして改良を薦める空軍と深いつながりのある組織です。ちょっと話がそれますが、アメリカ空軍というのは無駄な兵器ばかり作っています。このことはもっと本に書かれるべきだと思います。（例：Ｂ２９と比べて搭載量以外進歩がない。スピードが遅い） Ｂ３６。ＩＣＢＭの時代に次々開発される迎撃戦闘機。
ＩＣＢＭと原潜で核配備が完成したのに音速爆撃機ＸＢ−７０を開発（記念撮影中戦闘機と衝突。パイロット死亡。開発中止。）。
ＮＡＳＡの話にもどりますと。
１９６０年代、科学者ジェームズ・ラブロック ＮＡＳＡ在職中に、火星に生命がいないことを科学的に証明。結果，ＮＡＳＡをクビになった。１９８５年ごろ。ＮＡＳＡ、ソ連版スペースシャトルの噂完全否定。１９８８年 エネルギア、ブランを成功させる。余程スペースシャトルの効率が悪いらしく後にロケットのみになる。
気象観測用と称してＵ２を運用。確か、Ｕ２はＣＩＡの管轄だったような気がします。長々と書きましたが、「属国日本史論、幕末の本」を期待しています。 ＊＊＊＊
（転載貼り付け終わり）
副島隆彦拝
「副島隆彦 真実の暴き講演会」に行った。正確にはまだ行っている唯中と表現するのがただしい。自宅から遠く離れた「東京のホテル」でいま投稿している。講演会の余韻がまだ残っているが、もう日は昇って外は明るくなった。
今日は投票日である「不在者投票」はしていないので、投票に間に合うように帰宅しなければなりません。「全国区」はすでに誰に投票するかは決めているが、「地方区」はまだだれにするかは決めていない。帰りの新幹線のなかでゆっくり考えようと思う。
ところで「副島講演会」は初めてであるのに、私は何度も「講演会」に参加しているのだという不思議な感覚におそわれた。うまく表現ができないのが残念である。忘れないうちにとりあえず投稿しておきます。 「アポロ月面着陸はなかったろう論」はまだ半分もよんでいない。残りは今夜読むことにしよう。
備忘録その一
目黒での講演会、座席７４番で聞かせて頂きました。講演を聞いて感じたのは、日本の国は単一民族の国だと言われていますが、様々な歴史を経て、多民族の血が混じりあっているということです。
非常に簡単ですが感想を書き込ませて頂きます。
お疲れ様でした。
昨日（2004.7.9）、九段下の昭和館へ行ってきた。靖国通り沿いにある。戦中・戦後の国民生活に関わる実物資料を展示している。音楽として、当時の「東京ラプソディ」や「リンゴの唄」を聴くことができたのも嬉しい。昭和館では、純粋に、銃後（直接、兵士として戦闘に参加しない国民。後方支援）の暮らし（の道具）を紹介している。学校や教科書に習ったものとは、やや趣を異にする。むしろ、幼い頃、祖父母に聞いた戦中の話を再現したみたいだった。生活そのものを大切にしている。展示品を見るごとに、あの話はこういうことだったのか、と懐かしい思いがした。
1938年、国家総動員法が施行された。これにより、政府は議会の承認なしに、国民生活を統制できるようになった。配給切符なしには、食料すら買えなくなり、金属回収令（1941）によって、寺の鐘までもが没収されるようになった。ただし国民は案外、貴金属をお国のために、喜んで供出した。当時のニュースは、これを「たのもしい銃後の心意気」などと表現していた。
昔、祖母に聞いた戦時中の苦労した話は、だいだいこの頃の生活を指していたことが判明した。
昭和館では、携帯電話のような音声ガイドを、無料で貸し出している。ぜひ利用すべきだ。なんと、敗戦の玉音放送（天皇によるラジオ放送）を、そのまま聴くことができた。これだけでも、昭和館に出かける十分な理由になる。4分39秒だった。
1945年8月15日正午、この玉音放送を聞いて、日本中が泣き崩れた、とされる。「耐えがたきを 耐え 忍びがたきを 忍び」という箇所が有名だ。
ただし、非常に遠まわしな表現をしている。私には、全体として、何を言っているのかよくわからなかった。歴史的知識がなければ、降伏宣言だとは、わからなかっただろう。おそらく、当時の日本人も、さほど違わなかったはずだ。以前、年輩の方に「玉音放送そのものは何が何だかよくわからなかった」という話を聞いた。
なお、この玉音放送は、生放送ではなく、レコード盤に録音したものが再生された。その現物のレコード盤は、常時、摂氏4℃のケースに入れられ、港区のNHK放送博物館で展示している。私はすでに現物を見ていた。ごく普通のレコード盤だ。こんなレコード盤１枚が、歴史を大きく動かしたのかと思うと、自然と感慨深くなった。
昭和館には、特定の政治的な主張を押し付けようとする厚かましさがない。これには、好感が持てる。戦争（平和）そのものには中立的（非難も翼賛もしない）だ。残虐な戦闘シーンの映像や写真などは、一切ない。軍国主義や在日朝鮮人がどうの、といった話（展示）もない。
ここの特徴は、展示してあるものより、展示していないものによって、示される。すぐ近所に靖国神社があることといい、穏健な保守派が設立したものだろう。
戦前の国民生活は、ストイックだが、思いの他、明るかった。これがわかったことが最大の収穫だった。強固な目的意識（米英を駆逐して、東洋平和を実現する）があったからだ。栄養価に富んで、容易に生産できるガボチャとサツマイモしか食べられないことくらいは、問題ではなかっただろう。
虚脱感に襲われて暗いのは、むしろ戦後である。この点は、勘違いするべきではない。人は、物質的な欠乏には我慢できても、「何もすることがない」「生きている意味がない」という無気力感にはほとんど耐えられない。悲しくも尊い性（さが）である。（了）
山田宏哉記
副島隆彦です。 以下の文は、今、ここの「ふじむら掲示板」に書いたものです。こちらにも転載します。（転載貼り付け始め）
ふじむら掲示板
[4506] 私は、農水省の全頭検査を支持します。 - 投稿者：副島隆彦 投稿日：2004/07/10(Sat) 06:27:23副島隆彦です。 今日は、今から、「真実の暴き講演会」に行かなければなりません。
その前に、アルル君が、下の「４５０４」で、農水省の、今のアメリカからの牛肉輸入の禁止措置に対して反対している問題について、私の考えを書きます。
私は、アルル君の考えに反対です。今はまだ、アメリカ牛の輸出を簡単には許すべきではない、と私は考えます。
私は、食糧安保主義 の立場に賛成です。 国内の和牛農家を守れ、という立場です。それが、農水官僚たちの利権を守ることになっても、食糧安保を支持します。 世界は、いま、各国ごとに閉じて行こうとしている。
アメリカ帝国の横暴に対して、抵抗できるのは各国の、気弱な官僚たちが、それぞれの国の法律を盾にとって、「それはのめません。それは、出来ません」と抵抗するだけだ。 政治家たちは、自分がやられるのが
怖いので逃げ回っている。狂牛病に罹っていることの検査である全頭検査を、６年前の日本の狂牛病騒ぎのに、日本に要求したのは、アメリカ政府だ。 それで日本は苦労した。 それなのに、今度はアメリカが同じ立場になったら、とたんに、「全頭検査はもうやらなくてもいい」と言い出した。 こんな勝手なことを許してはならない。
１９９５年の自動車交渉の時は、橋龍は、１ドル９０円割れ、で脅された。「自動車交渉をのまないと、日本の輸出大企業すべてを、超円高で全滅させるぞ」と脅された。 実物経済と金融は、連動している。
いくら、貧しい若者が、吉野家の牛丼を食べられなくなって、怒っているといっても、我慢すべきだ。
問題は、新実力者になりつつある、農水族の中川昭一 （現経済産業大臣）が、メキシコとのFTZ（自由貿易圏）で、豚肉を自由化したという大手腕を発揮したのだから、この手で、オーストラリア産の牛や、メキシコ産の牛を、日本にどんどん持ってこればいいのに、それが、どこの流通回路で、阻止されているのか、である。私は、食糧尊王攘夷主義者にもなろうと思います。
副島隆彦拝（転載貼り付け終わり）
日本国民を各種の謀略ばい菌（兵器）から、守ることが大切です。アメリカが開発して放つ、バイオ・ケミカル・ウェポン（生物化学兵器）との闘いが、これからは東アジア地域でも重要になってきます。東アジア圏は、貧乏な後進国地帯でもあるので、ばい菌、細菌兵器で食糧と健康をやらえれたら、１億人規模で人口が減る。核兵器よりも今後はおそろしいものだ、と私は思います。
副島隆彦拝
はじめまして。
突然の投稿をお許しください。ワケがあって、現在無職のものです。
副島先生の御著書に出会ったのは、
「現代アメリカ政治思想の大研究」を日本橋の丸善で
手にとって買ったのが最初でした。初版です。
政治系の売り場の隅のほうで平積みになってたのですが、
わりと速いペースで、売れていたと思います。それ以後、かなり先生の本を購入させていただき、
価値観というか、激変しました。本当に、その本に出会えてよかったと思います。
さて、最近、あの「大森実」氏の新刊が出版されましたが、
大変興味深く、大森氏の集大成みたいな感じの本みたくなってます。副島先生の属国・日本の言論を事前に読んでいれば、
大森氏の著作の読後でも副島先生の本を読めば、
大森氏の自制した文章の奥の「真にいいたいこと」が、
より深く理解できるのではないかと感じました。大森氏は、クリントン擁護が目立って、
評判を一部で落としましたが、
まだまだ健在だと感じました。それで、私の、あくまでも希望なのですが、
「副島先生と大森実の対談本」が、出版されれば・・・
と、考えるのですが・・・
テーマは、
20世紀の日本と世界
（例えば、戦前と戦後の日本の大国との関係＝属国論）、
21世紀の日本の生き方
（例えば、いかにして属国の立場を抜け出すか）、・・などなど。大それた希望で、すいません。
でも、副島先生と大森実氏の対談は魅力的なのですが・・・おととい、「人類の月面着陸・・・」を購入させていただき、
現在、読んでいます。副島先生におかれましては御自愛ください。
副島先生の本で勉強させて頂いてる私の立場としては、
今後も本を書き続けてほしいのですが・・・。
副島先生、私のメールに対する返信をわざわざありがとうございました。重掲で論争をしなさい、とのことでしたので、メールの内容を投稿してやろうと思いましたが、既に先生が重掲[3752]で転載されていたようです。
私がこのようなことで重掲に投稿しない理由は、なるべく水準の高い内容を載せておくべきという思いがあるからです。
仮に私が今回のメールの内容を投稿したとすると、過去の投稿が下に潜ってしまいます。
今回、私は山田君を諭す目的の内容を書いています。
道場内部の情報公開が主目的なのかもしれませんが、重掲[3751]等も似たようなものであり投稿されています。
先生の仰る「自由な言論」については、理解しましたが、今回の私のような投稿者が何十人も登場したら、どうなるとお考えですか。何でもかんでも重掲に投稿してしまっては、読みにくくなってしまうと思います。過去の投稿がどんどんサーバーに保存されてしまいますしね。学問道場での言論戦というのは、重掲[3751]等も含めて今回のメールの様な内容を投稿して応酬するということも大枠として含まれて良いのですか？私は制限するべきだと思います。
内向き、外向き、共に国益につながることをテーマとして論ずるべきであると、考えています。返信を読むと私に特定して述べていないように読めるのですが、私は、匿名性を期待して先生にメールを送信したわけではないということを、ここで表明させてください。
私は、自分の名前を明らかにするために、最初に名乗りました。それから、「あなたの文章はつまらないから読みたくない」と、斬り捨てる書き方はしていないつもりです。確かに読者の立場から書きましたが、文才を追い求める考え違いをするな、問題意識を持って判断力を磨きなさい、といったことを書いたつもりです。アメリカにだまされて、日本経済はボロボロになった、と先生は述べています。何事も、だまされないようにしっかり判断力を磨くことは重要ではないのですか。ここのあたりの視点が山田君には欠けている、と感じた次第です。文章がうまいけどだまされる人、というのは言論人としてはだめなのではないか、と考えます。
メールで送って、コソコソしているなどと誤解されるのは嫌ですから、投稿することとしました。私は、自分の意見を相手に伝える時には、コソコソする意志は毛頭ありません。躊躇はしますが。
投稿条件の過半を満たしていませんし、読者の立場から書きましたので、管理人様が不適切であると判断されたら、副島先生がお読みになった後に、削除してください。
読者の立場の投稿は、これを最後にいたします。私は、私の伝える内容が、山田君の階段になれば良いと考えているのです。他意は全くありません。確かに不愉快には感じていましたが。早く皆さんと同じステージに上がれると良いと思います。それとも脱落するかでしょう。
私は何事においても、日本の総力が上がる方向に持って行きたいと考える人間です。物書きとして、言論をぶつけ合うことを主目的としてはおりません。
[3755]が投稿されていますが、それも良いと思いました。
３５７２については、白銀掲示板のように、山田掲示版を作ったらどうでしようかと前【だいぶ前ですが】に会員ページに記載したところでした。
それが最も良いことと思います。
安達拝
副島隆彦です。 とある人物とのやりとり。こういうのが楽しい。（転載貼り付け始め）
＊＊＊＊君へ
副島隆彦です私も君の推理に賛成です。やはり、ハワードヒューズだと思う。当時でも最高のロケット打ち上げ技術と通信技術を持っていたのはアメリカではヒューズです。
それが、欧州ロールスロイス社のロケット技術に唯一対抗出来た。 ジェット・エンジンも、ロケット・エンジンも今でも世界最高は、ヨーロッパ（イギリス）、ロスチャイルド系であるロールスロイスです。自衛隊のヘリコプターやジェット機のエンジンを、ロールスロイス社製から、ジェネラル・ダイナミックス社製に変えさせたくて、それで、ラムズフェルドやらチェーニーやらが、日本に来て圧力をかけるのです。それが来日の本当の理由です。新聞報道のほとんどは、表面だけのきれい事、すなわち嘘八百（うそはっぴゃく）です。
ロス・ペローという人物が、ＥＤＳ（エレクトリック・データ・サービス）という先端の電子通信技術の会社をヒューズ・エレクトリックに売却して、それが今は、ＧＥ（ジー・イー）になっているはずです。
私は、ここらあたりの資本関係からも人類月面着陸ねつ造問題を、考えています。「ＯＯ７ ダイヤモンドは永遠に」を見てみます。今のソニー・ピクチャー（コロンビア）のアメリカ人社長が、優れた人物で、「００７」の制作権を今も握っていて、それで他の大手に負けないようです。
副島隆彦拝
----- Original Message -----
From: ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Wednesday, July 07, 2004 1:33 PM
Subject: ハワード・ヒューズ＊＊＊＊です。
月問題はマイブームなので、報告いたします。
昨日、気になって「007 ダイヤモンドは永遠に」を再チェックしてみました。最新のＤＶＤ版にはコメンタリーが入っているのですが、それでやっとワタクシは、この回のブロフェルドがハワード・ヒューズであるということに気づきました。スタッフがハッキリとハワード・ヒューズがモデルだと言い放っていることがミソです・笑。
ラスベガスのペントハウスに住んでいるところなんぞも、まんま、です。しかも「まだ月計画が進行中の時期にもかかわらず、宇宙飛行士がポヨヨ〜ンと飛んでいる横をボンドが駆け抜け、しかも宇宙服にしっかりと星条旗入り」だったりするのですから恐れ入ります・笑。1971年の作品です。
ヒューズはダイヤモンドの利権を脅かす存在として描かれているわけですが、もうひとつ、ヒューズの経歴の中で見逃せないものがあります。
それは映画のプロデューサー、監督の経験があるという点です。
それも実機を使った大予算の映画まで撮影している真の実力の持ち主です。もちろんヒューズのオイル・ビジネス、マフィア、軍産複合体、ＣＩＡへの関与も多大です。つまり、仮に月問題がヤラセだとして一世一代の大ばくち映像を作るに際し、具体的な作業（監督と編集）はキューブリックがやったにしろ、ハワード・ヒューズが偽映像のプロデューサーとして君臨していたのはほぼ間違いないと推測できるのではないでしょうか。
ボクは英語が分かりませんので、コメンタリーの大切な部分、ニュアンスの部分を聞き取る能力がございません。しかし、副島先生をして、本映画の再チェックをする価値は絶大なのでは？と予想するところであります。かしこ。
（転載貼り付け終わり）
副島隆彦拝
副島隆彦です。 会員からの私あてのメールが来ていました。こちらに転載します。
私からの提案ですが、今後は、出来る限り、みんな実名、本名の投稿をするということにしませんか。そうしないと、責任のある言論にならない。どうしてみんな、そんなに自分の名前（親と、先祖が決めた運命だ）を表に出すことを恥ずかしがるのですか。副島隆彦拝
（転載貼り付け始め）
１９６８番の伊藤勝巳くんへ
副島隆彦です。
私あてのメールを有り難うございます。人のことはいいから、ご自分が他の人に読んでもらえるような文章を書きなさい。 貴兄が、読みたくない文は読まなければいいのです。
内容で論争をするのなら、きちんと 山田宏哉君と、重掲で論争をしなさい。 アルル君がやっているように。その場合は、「私は学問道場の一読者ですが、あなたの文章はつまらないから読みたくない」 という観客席からの、自分の「客」としての無前提の優位性にたった書き方はやめるべきです。
学問道場は、 手加減無しの言論戦をやるところであって、このルールの前では、すべての参加者に、一切の特権も、差別もありません。 会員だからという甘えも許しません。その文章が示す質と、書き手に能力だけがすべてを決します。
判定するのは読み手全体であって、 特定の「私は、読者ですが」も許されないのです。 自由な言論というのは、そういうものです。
今後は、私に弟子入りした者たちも、会員の皆さんも、なるべく実名、本名で書いて下さい。 「自分は公務員だから、『政治活動（発言）禁止規定の法律』があるので、本名では書けません」 とか、「私は、大企業の社員なので職場で露見するので実名は遠慮します」 とか、 「自分の周囲の人間関係に配慮して、本名は控えます」 とか、そういう風に冒頭断り書きを書いてから投稿＝意見表明、小論文提出を やってください。
「ネットでは、匿名、仮名があたりまえ」（言論責任なんか取れないもーん。自分のようなゴミのような人間には） という、 そういう考えが、やがて、日本の言論と、思想・表現の自由を、謀略言論の力でおかしくされて、ゆがめられて、言論煽動され、そしておかしな国にさせられる原因となるのです。
最近、私は、「しまった。日本のネット言論の革命が、やられたのは、あのおびただし女性生殖器の氾濫という アメリカのＣＩＡによる謀略 と、 それから ２ちゃんねる文化が、匿名・仮名、名無しのごんべえの公衆便所（公共）言論をつくって腐らせたからだ」 と気づきました。
今後は、個人人生に支障がない限り、ネット言論は、極力、実名、本名でやってください。 自分の名前は、親と、ご先祖がくれたものであり、自分ではどうにもならない運命です。そして、かつ、それは、他者（自分の周りの他のひとたち）にとっての「記号」「認識番号（表示）」なのであって、自分の名前だからといって、自分のもの（一身専属権）だと思ったら大間違いです。
商業新聞の大新聞の読者投稿欄 も、実名投稿が基本です。それなりの理由がなければ、「匿名希望」は掲載の時に受け入れないで、はねられるはずです。 この旧来の意見公表、言論ルールのところにまで、私はたちは、戻って、そこから始め直すべきだと、私は強く思います。みんな。自分の言論に責任を持ちなさい。 そして、恥じることなく、自分といいう人間をもっと表に出しなさい。 自分の名前などは、他の人々からは「記号」でしかないのだ、ということを分かりなさい。
副島隆彦拝
（転載貼り付け始め）
----- Original Message -----
From: ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
To: GZE03120@nifty.ne.jp
Sent: Tuesday, July 06, 2004 9:23 PM
Subject: これは一会員からの意見メールです副島隆彦先生へ
私は会員番号１９６８番の伊藤勝巳と申します。
山田君の件に関して、下書きをして送信しようと思っていましたが、思いの丈を書いたら、なんだかスッキリしてしまい、なおかつ、ちょっと書きすぎたかなという思いや、副島先生のコメントが一切無いことへの不安がありましたので、しばらく躊躇しておりました。ですから今はこれほど怒っていませんが、伝えるべき内容は、やはり伝えておくべきだと考え直しました。
山田君がこれから生きていく上での心構えというものを考え違いしている、ということが主旨です。もとより山田君が国家・国益のことを考えない人であるなら、道場を去るべきでしょう。失礼な物言いがあるかもしれませんが、お許しください。以下が下書きした内容です。
これまでは単なる傍観者でしたが、このたびは我慢できる一線を越えましたので、初めて意見メールを送ります。
重掲[3731]で転載されているメールをお読みになったでしょうか。
実は私も、重掲[3731]で転載されているメールの内容と同じく、不愉快に感じております。若輩者、山田君は実にくだらない内容を投稿していると常々感じておりました。副島先生が「山田君は文章が上手だなあ」という旨の投稿をしてから、いっそう投稿が増えました。私は先生のコメントを読んだとき、得る物がほとんどない文章に対して、皮肉を込めて書いているのだろうと考えました。彼の投稿が増えたことに対しては、額面通りに受け取ってしまったようだ、と感じました。先生は、今は若いからこれから成長する可能性に期待しているのであろう、としか考えられません。
私は、内容の伴わない文章などは、読むにあたり全く価値が無いと考えています。あるテーマに関して、驚きや感銘を伴うような結論を見るにつけ、自分の思考の幅が広がっていくことを感じ、より広く深く物事を理解することができるようになっていきます。
山田君が、読む価値が無い文章を、読む価値が無いと指摘されて、逆ギレするなど、もってのほかです。先生は、今のうちから、山田君をビシビシと鍛えていくべきであると、私は提言いたします。弟子の希望するあるテーマを与え、結論を出させ、先生の現在の価値観に
基づく結論を押しつける。これは先生の結論の方が真実に近いに決まってますから、これでよいのです。あとは、その結論を軸に、弟子が真実に近いと思う方向に微修正するでしょう。ある程度の型にはめることは必要だと考えます。
先生が述べているように、「自分たちの運命を自分の手に握るべく本気で自分の頭で考えて、あれこれ予測できるような人材」にするよう仕向けるべきです。あるいは、一人前の物書きにすることが目的であるなら、このまま放っておかれるのがよろしいでしょう。私は、今のままなら、山田君はモノにならない、と考えています。売れない小説家にでもなるのがオチでしょう。ちなみに、私が以前から勝手に付けている山田君のニックネームは、「勘違い野郎」です。実にしっくりきます。人間は、少々のことには目くじらを立てたりしませんが、あまりにひどいと感じるときは声をあげるものです。
全くの余談ですが、今度の参議院選挙は、あまりにひどい小泉と竹中の売国奴ぶりに国民がどう反応するか、選挙結果を楽しみにしています。私は愛知県の県民ですから、UFJ銀行を国有化し、外資に売り飛ばし、関連会社を手始めにトヨタ自動車を支配下に置こうとする動きを知って以降、怒りが沸々と沸いてきています。翻って全国的に見て、小泉−反小泉のシーソーはどちらに振れているかがよくわかりません。竹
中を比例代表から立候補させるなど、小泉は国民をなめているのはよくわかります。現在は先生の政治関係のぼやきを見たいと思っています。山田君が勘違いしていると感じている内の一つの理由がわかりました。重掲[3733]を見ると、どうやら無条件で投稿させているのは副島先生自身のようですね。実に解せません。文才だけを追い求める人間が社会的に役に立つとお考えなのでしょうか。それだけでは足りないと思います。客観的意見として、言うべきことはしっかり伝えなければなりません。
ここからはお願いですが、以下の内容（ここから−ここまで）を山田君にお伝えください。私が間違いであるなら先生が適切に選別（メール自体をゴミ箱に捨てる）していただけるものと考えております。
（ここから）
君はそもそも何がしたいのか？わずかなりでも国家戦略立案の役に立つ人材になりたいのではないのか？小説家にでもなりたいのか？小説家になりたいのなら、今後学問道場に投稿しないこと。最近の投稿はくだらない雑文の類だ。文章だけうまくなっても意味はない。学問道場に投稿するなら、何か問題意識を持って、解決に向けての提言でもしてみたらどうか。それが無いことに雑文を読む者の、イライラの原因があると考えなさい。君の投稿内容のレベルは、若いから許されていると判断しなさい。将来、予想に反して、もしかしたら伸びるかもしれない、という考えに基づき、他人が明確な批判をしないと考えなさい。書くならば、読者よりも高いレベルにいないと満足させられないと理解しなさい。初めから高みにいる人はいないと考えなさい。
まずは考える対象の「外堀を埋める」努力をしなさい、記憶力は一流のはずなのだから。あとは記憶を組み立てる判断力が問題となるのです。わかりましたか？馬鹿者。できることからすぐに始めなさい。
（ここまで）
−最後に−
ここからは時間に余裕がある場合にのみ、お読みください。
重掲[3735]では、化学工学を専門とする学問道場の会員という者が山田君を賞賛しているというメールが紹介されています。私も化学を専攻していましたから、同じ仲間ということになります。その仲間があんな頭の弱そうな文章を書くのか？ 山田君の文章に感銘して、賞賛するのか？ただただ信じられない、と驚きます。本当に頭の弱い
人物なのか？彼のメールアドレスを教えてもらいたいくらいです。もしかしたら有益な見解が得られるかもしれません。・私が、重掲[3731]に限定して、山田君が勘違いしていると感じている部分を、見解として書いてみました。（○：山田君の投稿、→：私の見解）
○どっかの新聞記事を転載して、こちょこちょと記事にも劣る数行のコメントをつけることが高級な言論なのか。ふざけるなよ。それが、なんだ。ただの著作権違反じゃないか。文弱の馬鹿どもめ。私は、自分が体験したこと、見聞したこと以外を、得意気に論じる人間が、大嫌いです。ユダヤの陰謀、とかユダヤ人の知人・友人もいないくせに、軽々しく言うな。
→雑文を掲載するより、物事を判断する材料になる分有益だと思う。彼らは文弱かもしれないが馬鹿ではない。判断力が乏しいと思われる山田君の方が馬鹿ということになる。自分が経験したことだけを論ずるなら、視野がものすごく狭くなるじゃないか。
○ケチをつけるのだけは一人前、というのは本当に最悪の人間です。実際に、歴史的・社会的な場を巡る体験記という手法は、私が、本当に血の滲むような努力の末に考え出した、苦肉の策です。生活の全てを文筆に捧げなければできません。単なる傍観
者が、私のことに口を出すというだけでも失礼です。→体験記を書くことによって文章力を磨くことは良いことです。どんどん自分のホームページにのみアップロードさせなさい。学問道場のホームページには、リンクだけを張りなさい。ある本に、このような内容が書いてありました。種を植えたら、芽が出て大きくなってくるまで一生懸命水をやるでしょう？新入社員は、先輩社員から、それこそ芽が出るまで一生懸命教えてもらえます。もうわかった、と早めに芽を出す
と、周りの社員は芽の貧弱さにがっかりします。また、これからはライバルになりますから、もう水はもらえません。ですから、しっかり実力を蓄えた上で、芽を出さなければなりません、という内容です。全くもってその通りなのです。山田君に口を出すということがどのようなことか、よく考えてみる必要があるのです。
○ただ、外から見ると、気軽に書いているようにしか見えないのでしょう。無名時代は、これくらい、冷たく扱われるのが普通なのでしょう。社会的に認められるまでは、怒っても仕方ないのかもしれません。
→書くべき内容が違う、という批判に対して間違って解釈しているようです。一度、どこのホームページでも良いので、ハンドルネームを使っても良いので、掲示板に無差別に投稿してみることをおすすめします。「どう？俺の文章、うまいでしょ？もっとあるよ。そうだ、今まで書いた文章すべて投稿してあげます。」といった具合でやってみて、どのようなレスポンスがあるか、確かめてみなさい。答えがはっきりします。そこでも「文弱の馬鹿ども」と言っているようなら、残念ながら山田君は真性馬鹿です。
○ですが、私にも守るべきものがあります。私は、副島先生を除けば、学問道場で誰よりもプロ意識をもってやっています。素人がプロの技術を云々するなんて、おこがましい。あなたに見る眼がないだけです。勝負は受けて立ちます。このような侮辱は、本気で叩き潰します。
→これも、書くべき内容が違う、という批判に対して間違って解釈しているようです。見解は、「上に同じ」です。
（転載貼り付けおわり）
副島隆彦拝