横山様
金の子守熊です。ご意見ありがとうございました。
私の、アメリカ情報公開法及び立証責任に関する投稿をご覧になった方の多くは、横山氏と同じ感想を持たれたのではないかと思う。僭越だが、こういう反応は予想していた。そこで以下私の考えを説明する。１ 副島先生は、このサイトでからんできたような（日本人の）チンピラを相 手にしているのではない。先生が闘っている相手は、「アメリカ政府」であ る。アメリカは「論理（ロゴス）の国」である。
２ また、アメリカは「Rule of Law（法の支配）」の国である。この概念は アメリカにおいて発展したものだ。アメリカという国を成り立たしめ、動か している重要な概念の1つである。まともな教育を受けたアメリカ人なら十 分理解しており、論理とともに身に付けている。我々日本人とは違うのだ。
３ 従って「正当な論理で押しつづける」のが正解である。副島先生が、今現 在やっているのは、まさに「正当な論理（ロゴス）で押しつづける」ことで ある。アポロ計画に対する疑惑のデータ（公開情報）を極力集め、それらに 基づく「合理的な推論」から得られた結論（つまり真実）をPUBLIC（みん なの見ている前）で明らかにしようとしているのである。ちなみに「法廷」 もPUBLICである。（だから原則公開である）
４ 横山氏の言われる「アポロ月面有人着陸は捏造であったことを証明するこ と」とは、立証責任の観点から言えば、「本証が真偽不明であることを示 す」ことと同じことである。「真実」は立証責任があるアメリカ政府が握り こんでいる。だから公開情報に基づく合理的な推論により、本証が真偽不明 であることを示すことができれば、それで「勝ち」なのである。今まで世界 中で唱えられたアポロ計画に対する異議は、真偽不明であることを示すに至 っていないのである。だから副島先生が取り組む意義がある。
５ 横山氏が予想される反応、
「アメリカ政府の立証責任に対して法的には勝利したとしても、一般の人には、それがどうした、やっぱり月着陸が無かったとは言い切れないんだろう、全然ダメじゃん、あいつらアホちゃうか、と言われておしまいのような気がします」
というのは、論理も、法の支配もわかっていない日本人の反応であっ て、 本当に「真偽不明」だとPUBLIC=世界が認めればこれは大変な事なの である。政治的価値がないどころではない。だからそうさせないように
「政治＝権力」が動く可能性がある。６ なお、アメリカ情報公開法を活用することは、反証をするための1つの方 法であり、アメリカ政府と闘うやり方の1つである。多くの人々はこのやり 方で闘っている。
以上
金の子守熊拝
副島隆彦です。 続いて （６）です。これで終わりです。(転載貼り付け始め）
433 名前： オーバーテクナナシー 投稿日： 02/06/19 21:56 ID:Yidf4yLa
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/chiri/1024137476/
より質問です。２
もし月面が真空だというのなら、宇宙服は内部の空気圧で パンパンに膨れると思うんだけどね。
しかも宇宙服の素材自体が、もの凄く丈夫でなくては ならないしね。 ・・・月面歩行の光景をみる限り、まるで月に大気があるようだ。ｗ
445 名前： オーバーテクナナシー 投稿日： 02/06/19 23:44 ID:Gw3Q/0wA月面を回転させている最中に水平方向に逆噴射すると 遠心力が重力に負けて徐々に月面方向に引っ張られる 水平方向から徐々に垂直方向に逆噴射を切り替えなければ ならないと思います。３０年前にその様な精密な操作が できたのでしょうか？
469 名前： バンアレン帯！ 投稿日： 02/08/21 02:06 ID:JZ0k2eGJ
バンアレン帯の外側は太陽面から立ち昇る巨大なフレア（火炎） などから発した死の放射能が満ちている。 そのバンアレン帯を超えて月まで24万マイルも飛んで行く間に、 太陽では少なくとも1,485回の彩層爆発によるフレアが生じたはずだ。 この放射能を防御するには厚さ２ｍ以上のシールドが必要だが、 そんなものは月面着陸船にもついていなかった。
この説の方が説得力がある。 現在の技術を使っても厚さ２ｍ以上のシールドが必要なら 一度に地上から打ち上げるのは不可能だ おそらくバンアレン帯の内側で何千回もシャトルで材料を運搬し宇宙空間で組み立てるしかない。 まず作業員が長期滞在できる大型ステーションが必要だ。 そうなると運ぶのは材料だけでなく生活のための物資も必要だ。 現在ＮＡＳＡが行っている活動の中でここまでするだけの計画はない。 月への有人飛行をやるやらないの前の問題が多すぎるし 費用も天文学的なものになるだろう。
478 名前： オーバーテクナナシー 投稿日： 02/08/21 14:14 ID:EqU8sLgc
ttp://moon.nasda.go.jp/ja/qanda/faq/faq6/cosmic_ray.html
>>472の「cSv」ってなにかと思ったけどセンチシーベルトなのかな。
だとすれば大体あうけど。
＞さらに困ったことに，旅行中に一度大きな太陽フレアがおきたら，
＞500cSvを越える被爆の心配がある。500cSvって数字のでところは？って聞いても無理だよな。 ISASニュースNo.238のコピペだもんな。
ネットで検索すると、'72年8月のフレアで 「一日もしないうちに地上で一年間に浴びる放射線量の1000倍以上」 ↑2Svくらい？ '89年9月29日のフレアで「約1Svになる」 5Sv規模のが起きたらまあ、致死量だろうけど、この規模のが常に起きて いるわけでもなし。↓参考
ttp://www.jca.apc.org/~kaimu/radiation.htm>>469の
1485回のフレアがあったはずって言うのはどうなの？フレアの回数ってどこかに資料ない物? あと磁気についてはパス。誰か探してきてくだちい。
http://science.2ch.net/future/kako/1012/10126/1012660449.html
（転載貼り付け終わり）
以上は、２ちゃんねる の 未来技術の 板 の 「アメリカは本当に月面着陸していたのか？」 のスレッドから転載しました。
http://science.2ch.net/future/kako/1012/10126/1012660449.html
これで（１）から（６）まで仕方なく分けて載せましたが、終わりです。
副島隆彦拝
副島隆彦です。 続いて （５）です。(転載貼り付け始め）
155 名前： 40 投稿日： 02/02/09 23:54
Ｂ「月の地表は、本当は赤茶色である。宇宙飛行士はウソをついている」
Ａ「まさか、そんなわけないでしょ」
Ｂ「いいや、月の石には酸化鉄が大量に含まれている。酸化鉄の色は赤茶色だ」
Ａ「いや、月の土壌の主成分は斜長石だから、鉄は少ないはずだよ」
Ｂ「月の石と一口に言っても場所によって異なる。大量の酸化物をふくんだ石も確認されている。
月の海部分の土壌の主成分は玄武岩だ」……最初は、月の石には”酸化鉄が大量に”含まれているっていう話だったのに、
最後は”酸化物が大量に”含まれている、って微妙に変わっちゃってるよ？
しかも、「酸化物が含まれている」っていう最後の発言は、 「月の色は本当は赤茶色」っていう最初の主張の証拠にならないんですがー。 酸化物はみんな赤茶色なんでしょうかー？
156 名前： 40 投稿日： 02/02/10 00:01たしかにさー、>45は直接「酸化鉄が主成分」とは書いてないけどさー。 「月の色は赤茶色」 「月の石には大量の酸化鉄が含まれている」 「酸化鉄の色は赤茶色である」 って発言したことは事実だよね。
で、それがほころびを見せ始めると、いつのまにか「酸化物」全般の話にすりかえていて、 まるでオレが「月に酸化物は存在しない」とでも主張してたかのように話を捻じ曲げてる。 月の石に酸化物が含まれてることぐらい、知ってるよ。 だから、「地表が赤茶色に見えるほど酸化鉄が含まれてるなんて話、聞いたことないぞ？」 って質問してたんだよ。
207 名前： 181 投稿日： 02/02/11 22:43>>205
原子力エンジンでもジェットエンジンの開発なら知っているので、ここに記す。 開始は1951年。
初期の開発担当はＰ＆Ｗ社とＧＥ社。Ｐ＆Ｗは兵器システム125Ａと呼ばれた原子力爆撃機のエンジンを1953年ごろから 試作し、1957年に運転した。 コードはＪ91。幾つかのバージョンがあった。
当初は加圧水型原子炉からの熱を間接的に利用する熱交換器が燃焼室の 代わりになった構造で、後に溶融塩を熱媒体とした方式となり、ケロシンを 燃料とした場合、199,620kgの出力を出した。ＧＥは二台一組の構造を持つＸ-211エンジンシステムを1961年3月までに ほぼ開発。 これはエンジン内の半分の空気をジルコニウム水酸化物により反応が 減速された濃縮ウラン235を燃料とする原子炉炉心を通過させるものだった という。 酸化ベリリウム等のセラミックに包まれた原子炉燃料が試験され、片側半分の 出力だけで12,383kgの推力を達成した。
ロケットエンジンの場合は知らないが、火星有人旅行計画用に開発された ものがそうだったと聞いている。 計画名はネルバ。エンジン自体は完成していたらしいがアポロ計画の終焉 と共に実用化が中止されたそうだ。
208 名前： 181 投稿日： 02/02/11 23:00>>207が俺の知っている限りの情報（ネタ元は三菱重工時代の資料）。
さて、誰かネルバ計画の詳細を教えてくれ〜
211 名前： 味噌煮込み隊2号 ◆acgUIfCA 投稿日： 02/02/12 00:14各元素の地殻濃度（ppm）
O 474,000
Al 82,000
Si 277,000
Fe 41,000
（講談社ブルーバックス「元素111の新知識」より）あくまで地球の地殻における濃度（構成比）であって、 地球全体や太陽系空間での構成比ではないことに注意。 以下、Na,Mgが各23,000ppmで、それ以外は桁外れに少ない。 （と思う。一覧表になってないので見落としてたらごめん）
>204の「鉄は金属元素で二番目」
>209の「鉄はアルミより希少」どっちも正しいといえば正しいんだが。なんだかねえ。
351 名前： 348 投稿日： 02/02/15 05:46ごめん、「月の石と隕石はまったくの別物である」っていう誤解を与えそうな書き方をしてしまいました。
月の石も隕石も、太陽系創成期からほぼそのままの状態を保持し続けているっていう
点では同じなんだよね。だから正確に言うと ”月の石も、隕石も、同じ由来を持っている”（表現へたでごめん）。 だからたとえば、 「地球上にあるきわめて古い年代の岩石」「地球上にある隕石」 「月面の岩石」「月面にある隕石」 それぞれの共通点や相違点を調べてみることで、太陽系創成期の研究が進む、ってわけ。それから、たいていの隕石には特徴的な構造や物質が含まれてたりするので、 きちんと調べれば見分けられるそうです。 そんでもって、放射性元素は、温度とか圧力には影響されず 安定して一定の割合で崩壊していくんだそうです。 ま、だから測定法として有効なんですけどね。 せっかくだし、自分で調べてみては？ 「放射年代測定法」で検索すると、いろいろ興味深いページがヒットしますよ。
432 名前： オーバーテクナナシー 投稿日： 02/06/19 21:53 ID:Yidf4yLahttp://academy.2ch.net/test/read.cgi/chiri/1024137476/
より質問です。
「逆噴射」「逆噴射」と言うけれど、 無重力空間を時速何万kmで移動していて、しかも何トンもあるアポロ操縦部 にかかる力方向 （移動方向） を変えることなんて出来るの？ そもそも何（の物質）を"逆噴射"するの？ 月面着陸を信じてる＆物理に詳しい人、教えてよ。（笑（副島隆彦です。ここまでで（５）です。 ）
副島隆彦です。 続いて （４）です。(転載貼り付け始め）
96 名前： 40 投稿日： 02/02/09 04:36
>95
オレが君に聞いたのはそんなことじゃない。 なぜ、「月の石の主成分は、酸化鉄である」と断言できるのか？ 余計なことは言わなくていいから、その根拠とソースを示してくれ。97 名前： 45 投稿日： 02/02/09 04:39
しかも石の中には角礫岩、玄武岩など形や成分も様々なものがあり、私が 25年前に図書館で見た資料でも玄武岩には鉄やマグネシウムに富んでいた事が 薄片の顕微鏡写真で説明されていた。この時点では酸素が含有されていたことが 説明されていたが、その多くが金属と化合していたことが明示されていなかった。
なお、君がしつこいくらいに強調していた斜長石の場合、月の表土に多く 含まれていた白い石の欠片で、月の高地に多く見られるものだ。カラーで見ると 高地に白っぽい場所が多いのはそのせいだろう。
なお、9年程前に聞いた話では、北米ノースダコタ大学のロバート・ネスの グループが、アポロが持ち帰った石や土を調べた結果、ガラス、鉄、アルミ、 チタン、マグネシウムに富んでおり、その重量の40％余りが酸素原子である事を 指摘している。 もし、1970年代初頭にそれが公表されていたら冷戦で力を 使い果たす前に、欧米の民間企業は宇宙進出を真剣に考えただろう。
又、月の表土の場合、セメントの材料となる二酸化珪素、酸化アルミ、酸化 カルシウムが豊富で、特に月の海では大量のイルメナイトから鉄やチタンが採掘可能なのだ。
信じられないのなら清水建設が月面基地を研究していた頃の資料でも調べてご覧。
あの会社は月の土で基地建材用のコンクリートの製造を研究していたから あそこの技術研究資料にはかなり正確なデータが残っていると思うよ。
98 名前： 40 投稿日： 02/02/09 04:50>私が25年前に図書館で見た資料
>9年程前に聞いた話だーかーらー、正確なソースを示せ。信用できねえよ、君のことばだけじゃ。
>清水建設が月面基地を研究していた頃の資料
気軽に読めるものじゃないんだからさ、具体的に該当箇所を引用しろよ。 自信たっぷりに言い切るか
らには、手元にあるんだろ？ それとも、うろ覚えの思い込みだけで憶測しているのか？
99 名前： 40 投稿日： 02/02/09 04:59それから何度も言うが、 「月の土の主成分は、酸化鉄である」という説をオレは聞いたことがない。
前に示したサイトにもあるように、 「月の土壌は、主に月長石からできている」というのが通説だ。
そして、月長石の主成分は、決して「酸化鉄」などではない。それから勘違いしているようだけど、 「この土壌には、酸化鉄が豊富に含まれている」ということと
「この土壌の主成分は、酸化鉄である」ということはイコールではない。 それはたとえば 「この石には金が豊富に含まれている」ということと 「この石は主に金でできている」ということがまるで違う意味を持つ、 というのと同じことだ。 もう一度聞く。 「月の土壌の主成分は、酸化鉄である」って説の根拠は何だ？ そしてそのソースは？ それだけすっぱり答えてくれ。
100 名前： 45 投稿日： 02/02/09 05:04
もう少し話すと、清水建設が本物の月面表土を試料として、水の合成実験を 行ったところ、1gの土から、土中の金属と化合した酸素を水素ガスを利用して 分離抽出し、0.02gの水を抽出させることに成功したそうです。後に前述のネスのグループに分析させたところ、土中のイルメナイトに含有 されていた酸化鉄鉄に変化したと報告されています。
101 名前： 45 投稿日： 02/02/09 05:15それから、とぼけているのかと思ったが本気で質問しているように見えるので。簡単に以下のサイトでも見てくれ。ヤフーで「月の石 ＆ 酸素」でも検索できる情報だから いい加減知っていると思ったのだが・・・
http://moon.nasda.go.jp/ja/qanda/qanda/qanda038.html
それから私は「主成分」という言い方はしていないぞ。 よく過去のスレを見てくれ。
102 名前： 45 投稿日： 02/02/09 05:19今かこのスレを見たが「月の土の主成分は、酸化鉄である」という言葉は 君が言いだしているぞ 。 どんな思惑があってああいう誘導をやっているのかは察しがつくけど、 とりあえずやめておけ。
104 名前： 45 投稿日： 02/02/09 05:43>>103
君の言いたいことの察しはつくよ。
月の海で採取された玄武岩ではなく、高地の方の斜長石だけが月の石で あるかのように言うんだからね。 あれは鉄分がほとんどないから、酸化鉄は確かに主成分とはいえないわけだ。 その時点で君が何を考えているか”察しがつく”というのはそういうこと。
154 名前： 40 投稿日： 02/02/09 23:54混乱してきたので、酸化鉄に関するところだけ話をまとめてみよう。 発言番号が一部混乱しているので、22=40などをＡ（オレ）。18=26=45＝Ｂとします。 Ｃは別の人のつっこみ。「」の後の数字は発言番号。では、会話形式でどうぞ。
Ｂ「月のカラー写真までがあちこち改ざんされている」18
Ａ「いや、NASA自身、写真は加工済みって発表してるだろ」22
Ｂ「月の土や石に酸化鉄が大量に含まれている事が明確に発表されるまでは
（来日していた）宇宙飛行士たちは月の地面の色を青っぽい灰色とか言っていたぞ！！」24
Ｂ「漏れは月面に人類社会の将来を大きく左右する資源鉱床（おそらくは高エネルギー源として
利用可能な資源・・・未知の放射性物質？）が見つかったのをごまかしていると見ている！」26
Ａ「もし本気で隠蔽するつもりなら、そんなすぐバレる嘘はつかないでしょ。
あと月面飛行士はサンバイザー越しに景色を見ているから、色は違って見えるよ」29
Ｂ「違うな・・・別な場所で別な宇宙飛行士に聞いた人は別な色を指定していたりした！
そのほとんどに共通するのは”（酸化鉄の）赤茶色”を避けていた・・・という事だ」32
Ａ「人によって色が違って見えるのは当然だと思うけど……。逆に、
「赤茶色にはどうしても見えなかった」ってことが、サンバイザーと
色がかぶっていた証明になる気が」35
Ｂ「だがあのサンバイザーごしに外を見ると赤茶色の大地が青白く見えるというのは
どういう理由か？（中略）
ＮＡＳＡがようやく月の石に含まれている鉄が酸素と結合したもの（酸化鉄）である事を
認めたとたん、以後発表された写真が赤茶色になったのは何故だ？」39
Ａ「あの、ひっかっかってたんですけど、ひょっとして「火星」とごっちゃにしてません？
月表面土壌の主成分は斜長石――カルシウムが豊富、鉄とチタンの含有率は低い――
だってさ」40
Ａ「以下に君のこれまでの主張と、それに対するオレの疑問を書いておくから、もう一度きちんと説明してくれ。
１）月の石の主成分は酸化鉄である。
→月の石の主成分は斜長石であり、白っぽい茶色に見えるはず。
（中略）
３）ＮＡＳＡの訂正発表以後、写真に写っている月の地表が「赤茶色」に修整された。
→「赤茶色をした月の地表」を写した写真はそもそも存在しない。あるというならソースを示せ」73
Ｃ「赤茶色の月面ならば20年前にアポロの記録映像番組や15年前に本屋の月面写真で
何回でも見たが？」78
Ｂ「スマソ、オレも勇み足でした。オレが見た写真は、白か茶か灰かせいぜい黄土色で、
赤茶色に見えるのがなかったけど、そういうのもあるのね。調べてきます。
……でも、月の表面が酸化鉄ってことは有り得ねー」81（…… この間、バイキングとかシャトルのやり取りが続く ……）
Ａ「月土壌の主成分が酸化鉄である」ということの証拠とソースを示せ」91
Ｂ「まず君は月の石を斜長石と言ったけど、月の石と一口に言っても、採取された場所では異なることを知った方がいい」95
Ａ「オレが君に聞いたのはそんなことじゃない。
なぜ、「月の石の主成分は、酸化鉄である」と断言できるのか？」96・99
Ｂ「（月の石の重量の４０%あまりは酸素原子であるという大意の発言）
それから私は「主成分」という言い方はしていないぞ。
今このスレを見たが「月の土の主成分は、酸化鉄である」という言葉は
君が言いだしているぞ」95・97・100・101……とまあ、長いので読みにくいかもしれないけど、
これでどこがおかしいのかはっきりするよね（オレの発言の間違いもだけど）。
ダイジェスト版を下に書いてみましょう。（つづく）（副島隆彦です。ここまでが、（４）です。 ）
副島隆彦です。 続いて （３） です。（転載貼り付け始め）
86 名前： 投稿日： 02/02/09 02:12>>84
火星の極冠というのはすべてがドライアイスではなかったのか？ だから夏にはほとんど消えてなくなるんだろう？ 氷が大量に含まれているのなら火星の極地って夏には摂氏零度を超えるという事か？ だとすると真夏の赤道はかなりの高温なんだね？それから私は某電子部品メーカーで品質検査をやっているものだが、検査内容を 故意に過酷にする事で、最新技術の信頼性を短期で確認できるのでは？ 枯れた技術と言っても、古すぎて量産設備がないような部品で宇宙船を作ると やたらとコスト高になるだろう？ 予算枠がきついＮＡＳＡにそんな贅沢は無意味だと思うが？
87 名前： 40 投稿日： 02/02/09 02:15>80
問題にしてるのはそこじゃないんだよ。 色が違ってるのは事実なの。別にそれがおかしいっていってるわけじゃないの。 ＮＡＳＡは色彩が間違ってることを初公開の”直後”に認めてる。 でも >45や >80はそれは”数年後” に ”こっそり” やった、なんて事実と反すること言ってるから、それを突っ込んでるの。
80年代の出版物は当然修整済みだよ。それじゃなくて、バイキング着陸後 数日間の新聞を、図書館で調べてごらん。
88 名前： 40 投稿日： 02/02/09 02:30>86
だから、そういうことはちゃんと調べてから言ってください。
ハイこれ↓ 火星の気温ものっているから。http://www2.crl.go.jp/ka/TNPJP/nineplanets/mars.html
>火星には、ほとんど固体の二酸化炭素("ドライアイス")からなる永久極冠が
>両極にあります(写真7)。北半球の夏には、二酸化炭素は完全に昇華し、
>氷になった水の層が残されます。南半球の二酸化炭素の層は完全には
>消失しないので、南極冠の下に同じような氷の層があるかどうかは分かりません。
>低緯度の地表面下にも、氷が存在するかも知れません。極冠の広がりの季節変化は、
>全球的な大気圧を約25%変動させます(バイキング着陸船地点での測定)。それと、某電子メーカー勤務ならわかると思うけど、コストとリスクは実は同じもの。 それに加えて宇宙空間ではリカバリーが効かないから、ちょっとした部品の誤作動も致命的になる。 だから、安全性が確認されてない部品を使うリスクを犯すより、多少単価が高くても 確実なものを使うのが、総合的なコストを抑えるための宇宙開発の常識。
ちなみにスペースシャトルの主計算機は、いまだに486プロセッサ使ってるよ。 それで今、「コスト下げられないか？」 ってわざわざ衛星打ち上げてまで テストしてるんしょうがー。
なお、MDS-1は１年で静止衛星１０年分の劣化データを得るため、何度もヴァン･アレン帯を 通過する「過酷な」軌道を取ってる。 ていうか、>45がいなくなってからいきなり >80とか >86が現れたのは なーぜー。早く質問に答えてー。
89 名前： オーバーテクナナシー 投稿日： 02/02/09 02:41
アポロ13号は怪しい。アレだけの事故で後遺症もなく無事生還 それを奇跡と言うなら奇跡だが起こる確率が低いのも奇跡だ しかも大気圏突入時の異常に長い沈黙 何かがあったような気がする。
90 名前： 45 投稿日： 02/02/09 02:50では言うけど、私は一枚目の写真が事実か事実に近く。
二枚目のピンク写真は全面ピンク色にフィルターをかけたと見ている。 （バイキングの船体までピンクになったのはおかしいよ。） 一枚目の色彩が間違っていたんじゃない！ 二枚目の色彩を故意に間違えて”修正”と称して発表したとしか思えない。80年代に出た奴は、二枚目の写真がおかしいという声に対して、言い訳を 立てるために画像処理で船体の部分を白色にするなどしたものだと見ている。 （私がこっそり修正と表現したのはそこだよ。）
一枚目と二枚目はたった一日間をおいて出た奴じゃないか！（あの当時の新聞なら私も読んだよ）
それに一枚目と二枚目を良く見てご覧。一枚目は微妙な中間色が良く出ていて 自然な画像だと感じるけど二枚目は違うと思うよ。 君のほうこそあの当時の新聞でその二枚をよく見てご覧。 写真だけのことではないよ。 一枚目の写真が出たときの科学者達の反応はどうだった？二枚目が出たときの反応は？ その上で1980年代以降に出た映像を見てご覧。百聞は一見にしかずだよ。 それから君は米国社会の権力構造がどういう仕組みで成り立っているのか知らないのか？
軍の発言力がどれだけでかいか、今の政権を見るだけでもわかると思うが？
91 名前： 40 投稿日： 02/02/09 02:59> 一枚目と二枚目はたった一日間をおいて出た奴じゃないか！（あの当時の新聞なら私も読んだよ）
それでは、認めてくれたわけですね、「こっそり」じゃないってこと。だってさ、>80年代に出た奴は〜したものだと見ている 。「見ている」ってのは君の考えでさ、要するにはっきりした証拠がないってことでしょ。
WEBにアップしろとまでは言わないけどさ。 百聞は一見にしかずなんて言うなら、すくなくとも書誌データや新聞の日付は ちゃんと提示しなきゃだめでしょ？ 君の脳内だけの真実だ、って言われちゃうよ？ それと、さっきからしてる質問、
１）「月土壌の主成分が酸化鉄である」ということの証拠とソースを示せ。
２）「月の海側に限って強い放射能（なにそれ）が観測されている」という主張の根拠とソースを示せ。にまだ答えてもらってないけど、 「答えることができない」 「証拠もない単なる独りよがりの思い込みである」 って解釈していいですか？ 違うなら答えてください。
90 名前： 45 投稿日： 02/02/09 02:50では言うけど、私は一枚目の写真が事実か事実に近く。 二枚目のピンク写真は全面ピンク色にフィルターをかけたと見ている。 バイキングの船体までピンクになったのはおかしいよ。
一枚目の色彩が間違っていたんじゃない！ 二枚目の色彩を故意に間違えて”修正”と称して発表したとしか思えない。 80年代に出た奴は、二枚目の写真がおかしいという声に対して、言い訳を 立てるために画像処理で船体の部分を白色にするなどしたものだと見ている。 （私が、こっそり修正、と表現したのはそこだよ。）
一枚目と二枚目はたった一日間をおいて出た奴じゃないか！（あの当時の新聞なら私も読んだよ）
それに一枚目と二枚目を良く見てご覧。一枚目は微妙な中間色が良く出ていて 自然な画像だと感じるけど二枚目は違うと思うよ。 君のほうこそあの当時の新聞でその二枚をよく見てご覧。 写真だけのことではないよ。 一枚目の写真が出たときの科学者達の反応はどうだった？ 二枚目が出たときの反応は？その上で1980年代以降に出た映像を見てご覧。百聞は一見にしかずだよ。 それから君は米国社会の権力構造がどういう仕組みで成り立っているのか知らないのか？ 軍の発言力がどれだけでかいか、今の政権を見るだけでもわかると思うが？
91 名前： 40 投稿日： 02/02/09 02:59> 一枚目と二枚目はたった一日間をおいて出た奴じゃないか！（あの当時の新聞なら私も読んだよ）
それでは、認めてくれたわけですね、「こっそり」じゃないってこと。だってさ、
>80年代に出た奴は〜したものだと見ている
「見ている」ってのは君の考えでさ、要するにはっきりした証拠がないってことでしょ。
WEBにアップしろとまでは言わないけどさ。 百聞は一見にしかずなんて言うなら、すくなくとも書誌データや新聞の日付は ちゃんと提示しなきゃだめでしょ？ 君の脳内だけの真実だ、って言われちゃうよ？ それと、さっきからしてる質問、１）「月土壌の主成分が酸化鉄である」ということの証拠とソースを示せ。
２）「月の海側に限って強い放射能（なにそれ）が観測されている」という主張の根拠とソースを示せ。にまだ答えてもらってないけど、 「答えることができない」 「証拠もない単なる独りよがりの思い込みである」 って解釈していいですか？ 違うなら答えてください。
>92
だからさ、何度も言うけど、ソース示してくれよ。１枚目と２枚目と８０年代以降、 それぞれのバイキングの写真のさ。 科学なんだから、君がいくら主観的判断を下したところで何の意味もないんだよ。
大事なのは、第三者が客観的に判断できる材料がきちんと提示されているかどうか。 特に「告発」しようって側には「覚悟」と「証拠」が当然のごとく要求される。 そこらへん、わきまえてから発言してくれよ。
95 名前： 45 投稿日： 02/02/09 04:28まず君は月の石を斜長石と言ったけど、月の石と一口に言っても、採取された場所では異なることを知った方がいい。
アポロ11号 と12号 は“静か”と“嵐”の海に下りたし、14号 は、嵐の海のクレーターの縁のフラ・マウロ高地で船外活動をしただろう？15号 で初めて月面車が使われて、アペニン山脈の裾野一帯の岩石を採取したわけだが、君の言う斜長石はそこで採取されたものだと思う。
16号ではケイリー平原。最後の17号 で、地質学者のハリソン・シュミットを、タウリス・リトローという山間の峡谷に送り込んで多くの地質学的サンプルを集めたわけだ。
回収サンプルの総量は、大雑把にしか覚えていないが、11号は、20kg、12号は、30kg以上、14号は、40kg、15号は、70kg以上、16号は、90kg以上、17号は、110kg。 ・・・合計370kg以上のはずだ。
船外活動時間は、11号が静かの海で21時間半以上、12号は嵐の海で31時間半以上、14号も嵐の海で33時間半以上、15号は雨の海で67時間近く、16号は神酒の海で71時間くらい、17号は晴の海で75時間くらいだったと記憶している。おかしいと思うなら指摘してくれ。
回収された石や表土のうち半分は未公開のまま保管庫に封入されているから、君の言う「多くが配られた」というのは誇大宣伝！！
（副島隆彦です。 ここまでで（３）です。 ）
副島隆彦です。 続いて、（２）です。（転載貼り付け始め）
64 名前： 40 投稿日： 02/02/08 22:17
>因みに宇宙開発に詳しい知人は米国の宇宙開発の主流組織は”徹頭徹尾米空軍”と断言していた。もしその「知人」とやらが実在するなら、そいつは 電波か大ウソつきか単なる知ったか野郎だ。
戦後の米国ロケット開発は陸・海・空三軍の激烈な主導権争いの歴史だよ。 ５０年代初期に陸軍のレッドストーン、海・空軍のヴァンガードが互いに主導権争いをしている 間にスプートニクに先を越されたのは有名な話だし。ちなみにこのときは ヴァンガードが失敗した後、フォン・ブラウンのレッドストーン＝ジュピターが アメリカ初の人工衛星を打ち上げるという栄誉を勝ち取った。「マーキュリー７」の選考過程で海軍出身３人、空軍出身３人が決まった時点で 残りの１人を誰にするか迷った挙句、角が立たないように海兵隊出身者を選んだ、 なんてエピソードもある。 他にもいくらでも例は挙げられるけど、このへんは的川泰宣・宇宙研教授の一般向け好著 『月をめざした二人の科学者』（中公新書、2000年）に詳しいから、とりあえず読め。 ついでに、なかなか知る機会の少ないソ連の事情についても知ることができて興味深いぞ。
>第一、ソユーズとスカイラブのドッキングだってカナーリの部分まで情報交換しないと出来ませんって。
>でも彼らが（冷戦中に）いつそれをやったのかを説明する材料はそれ以前の刊行物で見た覚えなし！これは誤解されやすい点だね。 実は、冷戦中だからといって、米ソ両国の交流が全くなかったわけではない。 統計を調べればわかるとおり、研究所や大学レベルではむしろ積極的に留学生を交換していた。 アポロとソユーズの（スカイラブって書いてあるけど間違いだよ）ドッキングも、 そういう草の根レベルの学術交流がはぐくんだ計画なんだよ。 むしろ、支配者層がいっくら意気投合したところで、現場の人間が 何にも知らないんじゃあ、何もできないんだぜ？
>61
>何年か後にＮＡＳＡの発表で同じ写真が見事に修整されて白色に直されて
>いたんだからさらに笑ったよ。これはねー、何年か後じゃないよ。最初に公開した直後だよ、修整したのは。 あれは本物のカラー写真じゃなくて、擬似カラー写真なの。 モノクロ写真に手作業で彩色したものなんだよ。それで、最初は意思伝達ミスのせいで 現場の職人さんが間違って塗っちゃったんだよ。 まあきっと>45は「それこそ隠蔽の苦しい言い訳だ！」なんて言うんだろうけどね…… それにしても、やっぱり最初の「酸化鉄」うんぬんは火星と混同してたんだね。 ていうか、全体的に事実誤認が多すぎ。考えなくていいから、ちゃんと調べてから発言してくれ。
65 名前： 40 投稿日： 02/02/08 22:23
とか書いてたらもう次の発言が。質より量ですか。>季節の移り変わりとともに地上の色彩が変化すると
>いうのは植物の可能性を暗示していると思う1960年代までの百科事典にはそう書いてあるけどね。 ヴァイキング以降、アレは砂嵐のせいでそう見えるんだろう、ってことで大体話がついてる。 かつてパーシバル・ローウェル以下無数のアマチュア天文ファンが 火星に運河を「発見した」ときと同じように、願望が招いた幻だったんだろうね。
66 名前： 45 投稿日： 02/02/08 22:33
そう説明されている事は想像できるけどね（要するに生命が存在しにくいという方向で考えると不思議とＮＡＳＡの”説明”が事前にわかってしまうから面白い）・・・ でもどうして星を包むような感じでくねった帯状に砂嵐が発生するんだい？ 話はついているって言ってもねえ・・・後でやっぱり植物らしいなんて後出しが控えている予感がするよ。 月の大気や氷の存在だって結局、そういう後出し情報でその存在がほのめかされてきたではないかい？
67 名前： 45 投稿日： 02/02/08 22:40
ちなみに火星の植物に関する話は”運河観測”が発端になったんだ。
ローウェルがスケッチした火星の模様が運河に似ていた事から観測が始まったんだが
当初は運河と思われていたそれが、時期によって微妙に形を変えてくる事から植物相では
ないかという予測が為されたわけだ。運河云々を別としてプロもそうした観測に 加わっていたよ。ちなみにバイキングの着陸予定地点の最大候補もそうした”季節による色の変化が激しい
場所”だったそうだが（あの時まで専門家もその可能性を疑っていたわけだ。・・・やはりというか予定で終わった・・・
68 名前： 40 投稿日： 02/02/08 22:52
オレも大概しつこいけど。>それによって、世界中の有力な学者や言論界にも政治的な圧力さえ可能。
フォン･ブラウンは逆に政治を利用しまくった科学者だぜ？ 「金が出るならどこでもいい」とばかりにナチスに資金援助を受けてＶ−２を開発。 しかも、そのくせナチスに批判的な態度を取りつづけるものだから、何度も投獄寸前までいった。 それでも逮捕されなかったのは、ナチス指導部がフォン･ブラウン抜きでミサイル開発を 続けられないってことを理解していたために、 いやでも彼の振る舞いを黙認せざるを得なかったからなんだよ。
しかも戦後は旧敵国だったアメリカに投降して、今度はアメリカで研究を続けた。 ナチスに加担した人間なんか雇うな、って批判も何度も出たけれど、 やっぱりフォン･ブラウンに研究をやめさせることは誰にもできなかった。 ただでさえ50年代のアメリカはソ連に大幅な遅れを取っていたからね。 せいぜい、レッドストーンの打ち上げを遅らせることしかできなかった。
フォン･ブラウンほど悪魔に魂を売ってなくても、たいていの科学者は 「政治の圧力に屈して学問的良心を売り渡すくらいなら、そもそも科学者なんかにはならない」 って考えてる。
70 名前： 40 投稿日： 02/02/08 23:05
まだあったか。>でもどうして星を包むような感じでくねった帯状に砂嵐が発生するんだい？
……あのさ、「偏西風」って知ってる？ 地球を蛇行しながら取り巻いてる激しい風の流れなんだけど。
実を言えば、地球の気象についてさえ、そのメカニズムはよくわかっていないことが多い。 この偏西風にしても、自転の影響で生まれるらしい、ってことはわかっていても、 どうしてそういう経路をたどるのかはいまだわかっていない。 火星ならなおさらだよ。だから今でも各国が頻繁に探査機を打ち上げてるの。「のぞみ」とかね。「わからない」＝「隠してる」って思うの、やめれ。 それから、そのい〜かげんな「知人」の話を聞くだけじゃなくて、 自分でちゃんと１次資料に当たって調べなよ。 君は「政府が情報をゆがめてる」って言うけど、真実は その「知人」とやらが君に入れる情報をゆがめてるだけだよ。 なんつったって「徹頭徹尾米空軍」なんてほら吹いてるくらいだし。
てゆーかさ、君が、「民間人には知りえない重大な秘密」って思ってることをさ、 その「知人」はどうして知ることができたの？ アメリカの高官かなんかなの、その人？
72 名前： 40 投稿日： 02/02/08 23:20
>67
>ローウェルがスケッチした火星の模様が運河に似ていた事から観測が始まったんだがほら、これも知ったかぶってボロがでたね。誤認です。
近代火星観測の歴史は1878年火星大接近時におけるスキャパレリの観測にはじまる。 スキャパレリは自身の観測を元に、火星には"Canali" （伊語で「溝」という意味。 「運河」という意味はない）がある、と発表した（実はこれも錯覚だったんだけど）。 ところが、それが英訳されたときに "Canal"=運河 と訳されてしまった。 それを読んだアメリカの富豪パーシバル・ローウェルが早合点して 私財を投げうって天文台を作り、先入観を元にした観測結果から 「火星には運河がある」って言い出した、ってのがことの真相だよ。>45はこの、スキャパレリとローウェルの業績を混同している。 つーか、この程度の陰謀でもなんでもない、それこそ子供向けガイドブックにすら 載っている事実さえ間違って思い込んでる人間に、より厳密な証拠が 求められる問題を語る資格はないと思うんだが、どうか。
73 名前： 40 投稿日： 02/02/08 23:45とりあえず、以下に君のこれまでの主張と、それに対するオレの疑問を書いておくから、もう一度きちんと説明してくれ。
１）月の石の主成分は酸化鉄である。
→月の石の主成分は斜長石であり、白っぽい茶色に見えるはず。２）月の海側にやたらと強い放射能が計測されている。
→海側に限らず、月全体で満遍なく強力な放射線が計測されているが？３）ＮＡＳＡの訂正発表以後、写真に写っている月の地表が「赤茶色」に修整された。
→「赤茶色をした月の地表」を写した写真はそもそも存在しない。あるというならソースを示せ。４）アメリカにおける宇宙開発の主流組織は”徹頭徹尾米空軍”であった。
→アメリカにおける宇宙開発は三軍の主導権争いの歴史である。根拠のない憶測には目をつぶるとしても、君の発言には事実関係だけをとってもこれだけの食い違いがある。 きちんと説明してくれたまえ。
76 名前： 45 投稿日： 02/02/09 00:23>>70
言い方がまずかったかな・・・資料を見ると変色部分は時に大きな海のように 広がったり、巨大な網のようになったりしている。 しかも火星の極冠が夏に小さくなると極地の色彩が暗くなるというのは偏西風云々とは異なる現象ではないかい？しかも同時に濃緑色地域が運河のような模様を描いて拡大というのは四季の変化による気温の上昇と大気中の水蒸気 濃度上昇による植物相の変化を感じさせると思うが？
ＮＡＳＡが説明するととたんにそういうデータまで忘れて全てを偏西風と砂嵐のせいにするのかい？
それならバイキングの船体までがピンクになったのも偏西風の御影響というわけか？ 数年後に同じ写真が白色に修整されたのも偏西風について解明が進んだ結果かね？それから知人（かなりの年配です）は仕事で米国へ時々行っている医学者だよ。 彼の情報源は60年代から70年代前半の宇宙開発計画に詳しい退役軍人との事だ。 知人の話では宇宙開発の実権は国防省（空軍）の監督下にあり、一般人に 見せるものは主にＮＡＳＡで、極秘のものは空軍の直接監督下で開発する というものでこの事自体は特に重要機密でもなんでもない。宇宙開発部門 に対する空軍の発言力は北米防空司令部の存在を見ても理解できると思うが？
知人はこういう状況を指して宇宙開発はＮＡＳＡが中心というのはおかしい。と語り ＮＡＳＡの宇宙開発は事実上米空軍の宇宙開発計画の一部ではないかと指摘したわけだ。 まあ、その事から空軍の保有する技術でも比較的古いものがＮＡＳＡの宇宙開発に使われて それがハイテクだと一般人は思わされていると考えていたようだ。（バイキングにしても スペースシャトルにしても所々にやけに古くて低性能の機材や部品が使われているとよく聞く。）
なお、ＮＡＳＡの前身であるＮＡＣＡの記録を見るとＮＡＳＡが元々軍用 航空技術の研究機関だった事は明白だ。（その研究内容から見ると現空軍である 陸軍航空隊とのつながりは深い事がわかる。）
81 名前： 40 投稿日： 02/02/09 01:12
>78
スマソ、オレも勇み足でした。オレが見た写真は、白か茶か灰かせいぜい黄土色で、 赤茶色に見えるのがなかったけど、そういうのもあるのね。調べてきます。 ……でも、月の表面が酸化鉄ってことは有り得ねー。>実態は空軍が主導権を握り、陸軍と海軍が割り込もうとしたという程度だろう？
これも言い過ぎでしたね。でも、「徹頭徹尾空軍主導」とか「ＮＡＳＡは傀儡」て言っちゃうと ぜんぜん違うから…… って、アレですね、大きなでまかせがあるからって小さなでまかせ積み重ねていいってことはないですよね。 反省します。
82 名前： 40 投稿日： 02/02/09 01:22>80
そう見ようと思えば見える程度。ってゆーか、何度も 『「バイキングの色違いは擬似カラーのデータのズレだ」とNASAは "初公開直後"に訂正している』って言ってんじゃん！ それがなんで「"数年後"にこっそり訂正」って話になるの？ ぜんぜん違うじゃん。ていうかね、質問してるのはこっちなんですわ。 「月面写真にはおかしなところがある」って>45が主張するから、 「どこよ？ ……それならＮＡＳＡがとっくに認めてるよ。ほら、どこがおかしいの？」 って。
それでは、修正した質問をもう一度。
１）「月土壌の主成分が酸化鉄である」ということの証拠とソースを示せ。
２）「月の海側に限って強い放射能（なにそれ）が観測されている」という主張の根拠とソースを示せ。
>45さん、答えてください。84 名前： 40 投稿日： 02/02/09 01:31
78,81,83の後でこういうこと書き込むのも、厚顔無恥かつ同レベルなはなしなんですけど。
いちお>76の単純な事実誤認について指摘。> 火星の極冠が夏に小さくなると極地の色彩が暗くなる
極冠の主成分は氷とドライアイス。当然色は白い。が、その下にある地表は赤茶色。
だから極冠が縮めば色が暗く見えてくるのは当たり前。それこそ、偏西風とは何の関係もない。> 彼の情報源は60年代から70年代前半の宇宙開発計画に詳しい退役軍人との事だ
それって、又聞きの又聞きじゃあ……。しかも、どっちも専門家ですらないし。
>極秘のものは空軍の直接監督下で開発するというものでこの事自体は特に重要機密でもなんでもない 。NASAは非軍事、空軍は軍事っておおまかに住み分けている。官僚的で効率悪いけど予算も別々。 だから、NASAが空軍の傀儡って事実は存在しない。それに、空軍のロケット打ち上げ情報は
ほとんど機密指定ですよ。>バイキングにしてもスペースシャトルにしても所々にやけに古くて低性能の機材や部品が使われている 古くて低性能なパーツを使うのは、それが信頼性が確立されている「枯れた」技術だから。
バグが取りきれてない最新のパーツ使って未知のトラブルが起きたら、宇宙では取り返しがつかないからです。余談だけど、今回のＨ２Ａで打ち上げた「MDS-1」って衛星は、そういう最新で安価な民生用部品が
宇宙でも正常に動作するかどうかを１年かけてテストすることになってる。（副島隆彦です。 ここまでで、（２）です。）
副島隆彦です。 今日は、２００３年５月１４日です。私は、以下の２ちゃんねるのサイトを、３回ぐらい読み直しています。
未来技術板 「アメリカは本当に月面着陸していたのか？」 のスレッドから
http://science.2ch.net/future/kako/1012/10126/1012660449.html
です。これをずっと読んでいると、「４０」氏と、「４５」氏の二人の、中年の技術者か
大学の研究者の、お互いの名前も知らない、ネット上の優れた会話になっている。
非常に優れた専門的な会話をやっている。どうか、皆さんもこの対話をじっくりと読んで欲しい。この対話は、２００２年の２月に行なわれているので、２００２年の４月１３日に放映された
テレビ朝日の「これマジ？」の悪い影響など全く受けていない。純粋に理科系の地球物理学かを、
専門にしている人物ふたりのやりとりである。私は、この「４０」氏と「４５」氏のまじめで、誠実な本来の理科系人間の持つ、「事実を確定する」
「自分の頭で考える」という態度と、ずば抜けた探求心に感銘を受けた。
ネット上で、低脳の馬鹿たちが、自分の非才を恥じることなく書き散らしているのとは、全く異なる。私は、ネットのあちこちで、以下と同じような優れた対話や情報を、この２週間 （４月２９日に、
初回の｢人類の月面着陸は無かったろう論｣を書いてから）で、いくつか見つけている。
それらもじょじょに公開します。じっくりと考えながら読んで下さい。副島隆彦記
（整除の上、転載貼りつけ始め）
27 名前： オーバーテクナナシー 投稿日： 02/02/07 15:07
月面着陸をリアルタイムで見てドキドキしてた餓鬼のころ、２１世紀になったら
自分も月まで、最低でも宇宙ステーション行けるかも？とか思ってたもんだ。
ところが満足な宇宙ステーションもできてやしねえ。今のバラックみたい代物を
見てたら、３０年以上前に月に行ったなんて信じられない世代が出てきても不思議
じゃないね。32 名前： 投稿日： 02/02/07 15:39
>>29
違うな・・・別な場所で別な宇宙飛行士に聞いた人は別な色を指定していたりした！
そのほとんどに共通するのは”（酸化鉄の）赤茶色”を避けていた・・・という事だ。それからヘリウム3の事はとっくに知っているよ。
漏れ（俺の意味。副島隆彦注記） が指摘したいのは別なもの（カラー写真で見ると偏在性が明確に出るもの）だ。 君は月の海側に、やたらと強い放射能が計測されているという話を聞いていないのか？
又、レアメタルも豊富な模様。月の石のデータからこの事実は確認されているが、 具体的にどこにどれくらい分布しているのかは未公開。39 名前： 投稿日： 02/02/07 16:43
>>32
アポロ宇宙飛行士の船外活動服のバイザーに金メッキがある事ぐらい知っている。
だがあのサンバイザーごしに外を見ると赤茶色の大地が青白く見えるというのは どういう理由か？ それから、聞く場所や時間が違うと、別な色を指定した飛行士もいたよ。これは どういう事だ？そしてＮＡＳＡが、ようやく月の石に含まれている鉄が酸素と結合したもの（酸化鉄）である事を
認めたとたん、以後発表された写真が赤茶色になったのは何故だ？（それまで本当の色を忘れていた
というのか？普通そこまでされたら馬鹿にされていると思うもんだが・・・）>>35さんの意見も漏れなりに考えた。地球からは月の海は常に正面を
向いている以上、観測されやすい事は確かなのだから。だがよく考えて欲しいのだが、民間のどの研究機関が月の資源分布を調査しているのだ？ 目の前に何があろうが調べてその結果を公表する人間集団がいなければ、 結局何もわからずじまいでは？
第一、高精細度の写真がほとんどいまだに公表されていない事の説明には 全然なっていないが？調べて容易にわかるデータなら非公開というのは おかしすぎる。 それともそうした調査は本当に個人でも容易に可能なのか？ 可能だという人はひも付きでない民間で月の資源データ分析をしている所を 教えてみそ。
月の海の放射能が強かった事は、（20年程前の私の大学時代に）宇宙飛行士の 医学データを調べていた人から教えてもらいました。
彼の話では、「船外活動時間が余り長すぎた場合、身体各部が癌にかかる恐れが あるほど強い放射能にさらされていたようだ」との事。詳しいデータを 書いたメモが今見つからないので、それがアポロ何号のことか、月の海のどこを 調査中での事なのかを書けないのが残念。
それからアポロ計画だけど、私はアポロ中止後、その発展型の宇宙開発が軍の手で密かに遂行されたと思う。兵器輸出までやって大儲けしている米軍の宇宙開発予算は アポロの十倍はあると聞いております。
さらに米軍基地を高空から写したものの中に、異常に幅がでかく、全長も数十キロもの超巨大滑走路が設けられているものがある事を10数年前に聞いています。 それを教えてくれた知人は、水平離着陸型スペースシャトルの開発と 試験運用がそこで行われているのではないかと、当時見ておりましたが・・・
45 名前： 投稿日： 02/02/08 10:11>>41
予算に関しては再調査してみるよ。でも漏れの見た資料では、初期はともかく 後期はかなり安価で打ち上げ可能な状況だった。 それから秘密計画の介入する余地なら軍内部でやりようはあると思うが？因みに宇宙開発に詳しい私の知人は、米国の宇宙開発の主流組織は”徹頭徹尾米空軍”と断言し
ていた。 彼の話ではＮＡＳＡの本当の役目は遅くとも1960年代初頭に終了し、アポロ計画が 成功を収めた頃には軍内部で行われていた真の宇宙開発から世間の目をそらすための 広告組織と化していたとの事だ。詳しい話を聞けたらそのメモを投稿する。まあ過去の米軍が何を打ち上げたかなんて、確かに不透明な部分が多い。 （ＮＲＯという偵察衛星運用機関に関してさえ長期にわたって知られずじまいだった し・・・） 公表されたデータだけを見て秘密計画の介入する余地がないという>>43は権力者という権力者が うそのつけない正直者揃いだと思い込んでいるのか？
ちなみにソ連と米国の宇宙開発の動きを見ると妙に分担し合っているように見えるのだが？これも偶然か？ 第一、ソユーズとスカイラブのドッキングだってカナーリの部分まで情報交換しないと出来ませんって。 でも彼らが （冷戦中に） いつそれをやったのかを説明する材料はそれ以前の刊行物で見た覚えなし！ （後付けの説明ならば信用するかね？） 両国の支配層が宇宙に関してなんらかの協力関係を持っていても不思議ではないと思われ。
それから>>44は>>39の質問をずらして答えているように見える。>>39の文を見ると月面の資源分布の調査ということだろ？
月の石が配られたといっても、多数撮られたはずの高精細度写真も同様に公表・配布しなかっのは何故だ？ あれでは採取した月の石に関する分析も不十分になると思うぞ。
さらにあれが本当に月の石だという確認はやったのか？あの頃のウォーターゲートスキャンダルの騒動を見るとなんか米国って些細なことでも人を騙す国に見えたのだが？あとでその辺の石ころか、別系統で保管されていた隕石でごまかしたなんて暴露されたら 笑えるぞ。
48 名前： 45 投稿日： 02/02/08 14:42
>>46
持論ねえ・・・宇宙開発に関して語ろうとしたら、その計画にＧＯサインを 出したり煽ったりした政治や軍や諜報関係者の思惑まで語らなければならない ので、どんどん本題から離れるような気がするのだが・・・第一、ああいう世界の人間の真意を民間人の漏れが知るのは奇跡でもない限り不可能だと思われ・・・ でもまあ、あくまでも妄想として漏れの意見をまとめると 、”かつての”ＮＡＳＡは、核戦争後の地球からエリートを避難させられる 惑星環境の捜索・探査を目的として活動していた。
過去にＮＡＳＡが公表した月や火星のデータに関しておかしなものがあった のは、避難先の候補地や計画推進の策源地としての可能性を一般に気づかせないためではないか？
こうした計画に米ソが協力したか、黙認していたのかは判らないが、少なくとも 英国や他の先進国（米国の風下にある国々）もある程度知らされていた？ （それによって、世界中の有力な学者や言論界にも政治的な圧力さえ可能。）
これは私なりの推理なのですが、世界主要国の支配層は地球を何十回も滅ぼすほどの核 兵器システムを作り上げた時点で、それが暴走するか、もしくは技術情報の抑止失敗による 混乱と世界滅亡を懸念して、地球脱出を考えた可能性はあると思います。 その為に （表面的には） 敵対している連中同志が手を結ぶことがあっても 不思議はないと思いますよ。
権力や金力に取り付かれた人間というのは自己保存の念だけならヘビよりも しぶとい連中ですから・・・
57 名前： 投稿日： 02/02/08 20:20第三の選択ねえ・・・ 第三の選択というのは加速した環境破壊で人が住めなくなった地球を捨てて
エリート共が脱出するという話だろ？ 核戦争の原因を作った奴らがいざという時地球を捨てて脱出というのとは違うな。むしろ>>48の意見は第三の選択が話題になる何年か前に出ていた「地球破壊」 という本の内容を思い出させる。 たしかあれは核を含む（当時としては）最新兵器による戦術戦略論を紹介した
本だった。ほんの末尾に核戦争で地球がゴーストプラネットと化しても生き残れるように 火星に基地をあらかじめ作るという考え（米軍事筋の発想らしい）が紹介されていた。
58 名前： 45 投稿日： 02/02/08 20:23
>>57
大当たり！！ 第三の選択という指摘は予想していたけど あれが「地球破壊」から来た発想だとよくわかったな！！ ここで話すけど「第三の選択」というのはアングリアＴＶフィルムという英国の民放が
作った冗談番組だとされているね。後に日本のフジテレビが、新聞の放送欄のスケジュールを無視して（本来なら 「スパイ大作戦」があるはずだった）一時間枠で放送したのだが、なぜか コマーシャルなしという奇怪なやり方で放送したため、様々な憶測が乱れ飛んだんだ。
ちなみに放送中のテロップを見た奴の話だとそれとなくエイプリルフール のジョーク番組でもありますよというような暗示が為されたらしい。（マスコミ 陰謀説もむべなるかなだ） だけど私の考えの大元のネタは第三の選択以前に出た本で「地球破壊」というものだ。
まあ、子供だった私はこの本でこういう兵器（核など）を生み出す権力者達が 自分達の利権を生み出した兵器で世界が滅びるときにいさぎよく死ぬだろうか？と 妄想したわけだ。 まあ数年後（大学一年）にフジで密かに放送された第三の選択の話を聞いた時には 驚いたけどね。たしかに私の考えと似ていた。
60 名前： 45 投稿日： 02/02/08 20:47>>56
知人の指摘ではＮＡＳＡの宇宙計画とは別個に10倍近い予算で空軍が 戦後長期にわたりやっているとの事。 ＮＡＳＡ以上の何かが生み出されてもおかしくないのに空軍からスピンオフされた 技術で建造されたスペースシャトルが最先端の宇宙船というのは明らかにおかしい との事でした。
61 名前： 45 投稿日： 02/02/08 20:58
なお。バイキングが撮ったという火星地上の写真を見たときは笑ったよ。
コスモスという科学番組（司会者は故カール・セーガン）で出ていた奴を ビデオで見たんだが、火星をテーマにした回で （写真の一角に移りこんでいた） バイキングの船体までピンク色になっていた！他のビデオや機材で見ても同じだったから、色調整のミスではない。何年か後にＮＡＳＡの発表で同じ写真が見事に修整されて白色に直されて いたんだからさらに笑ったよ。 「これでは全面緑色の月写真と同種の詐欺だ」と感じたね！
63 名前： 45 投稿日： 02/02/08 22:01
>>62
信じているというよりも、「その可能性を疑っている」だよ。
真実なんて神ならぬ身の私にはわからない。 でも「地球破壊」を読んだ影響で大国の軍事システムや、それを形成させている 権力者の非日常的な冷酷さと利己性を考えると「あいつらなら、神さえ騙そうとするだろう」 という考えが私の中に出来た事は確かだ。政治の裏側で行われていることなんか 知らない奴が見たら信じられないほどの詐術だよ。その為か、世界の主だった権威者たちがお墨付きを与える常識に無条件の信頼を 寄せられなくなったね。 でも様々な角度から調査して「矛盾がない」と判断したら信じる事にしている。 だから私はアポロ11号は月に到達したと信じられるし、宇宙服無しでいきなり 火星に放り出されたら死ぬと思うよ。
でもデータがいくらか捻じ曲げられたり、重要なデータが隠蔽されているとしか思えない感触も得ているわけだ。それゆえ、今現在も疑惑は晴れないというわけ。 まあ、その意味で月の地面には氷の形で水が各所にあると思うし、 火星の大気圧はＮＡＳＡのデータよりも高いと考えているわけだ。
ついでに火星の地上で下等な植物 （せいぜいコケ類） が存在する可能性も 無視できないと思う。季節の移り変わりとともに地上の色彩が変化すると いうのは植物の可能性を暗示していると思う。
（副島隆彦です。ここまでを載せます。 ここの掲示板が、あまりにもファイルが大き過ぎるということで、アップロードを拒否しました。それで、４回に分けて、載せて見ます。以上が、その（１）です。 副島隆彦記）
私は、町工場の技術者です。重掲[3034]「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する」の下記文章は、アポロ論以前で掲示されたのならともかく、「文系は理系よりえらいんだ」の、挑発文書にしか感じられません。また理系への説得力のある文書とも思われない。なぜなら企業の技術者は、「自社の市場の技術動向が理解できないトップが、方針を誤り・・・」と愚痴を言って自分を誤魔化して、常に使用人である悲哀の中で仕事している。
適切でない事例だが大手メーカは、マイナスイオン効果を歌った空気清浄機などを販売しているが、マイナスイオンが科学的に人体に良いとの検証がなされているように思えない。このように？と思う製品でも技術者は設計を行っており、上司の承認を受けない技術開発は企業の中に存在しない。現在、社会・政治の影響を受けた企業で、工場閉鎖・研究所縮小となって企業内技術者は解雇され、かわりに身分が安定しない派遣技術者が企業の技術開発を支えている現象もおきている。＜引用開始＞
＞もっとも、私が興味が持ったのはむしろ副島先生の「月面着陸なかった論」に対する多くの理科系の人たちの激しい反発だった。私はすぐに、理科系の人たちは「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する」という大きな事実から目を反らしたいのだ、と気付いた。＜中略＞
＞だが、私は、学問や知識に関しては妥協を許さないため、以下、意地悪に見えようとも「学問の独立」や「自然科学の中立」といった考え方がいかに理科系の人々の願望にすぎないか、ということを今話題のアポロ計画を辿りながら嫌というほど示そうと思う。＜中略＞
＞この大きな事実を見ずして「私は科学の専門家です。門外漢はだまっとれ」みたいな態度で知識をひけらかさないでほしい、とかねてから思っている。
＜引用終了＞私はアポロの話から掲示板をみているが、技術対象がますます細分化している現状では、投稿した文書の中に「私は科学の専門家です。」らしい技術解説があったとは思えない。技術は理論だけでは説明できない部分もあると言われています。たとえばＡ社が持つトップ技術でＸ製品を製造しているとして、Ｘ製品は、検証（明確になっている）されている理論Ｘ＝Ａ＋Ｂ＋Ｃ・・・から構成されているとします。別な会社がＸ製品を、理論Ｘ＝Ａ＋Ｂ＋Ｃ・・・から組み合わせても、未知の誤差因子（ノイズ等）βによりＡ・Ｂ間の相互作用が発生して、＝Ｘ製品とならない。この部分があるからＡ社ではＸを製造できるがＢ社ではできないとなる場合がある。従って技術面からの検証は、これから月へ行って確認する方法以外で「月へ行けた技術」の細かい断片的技術に対して個々検証する方法は、よほど重大な矛盾が露呈しなければ水掛け論になり困難である。
技術は、対象となるものの計測方法が開発されないと進歩できません。すなわち目的の機能をもった製品として実現するためには、その目的に適合する評価方法（計測方法）を定義して、その定義が問題ないことを検証する必要があると思います。
例えが悪いのですが、２５年前８インチサイズのＦＤには、０．１２８Ｍバイトの記録（不正確な記憶ですが）しかできませんでした。いまＣＤには６４０Ｍバイト以上の記録が可能です。アポロ問題は、ＦＤやＣＤの読取装置（軍事などのトップ技術）を持っていない私たちが、２５年前にＣＤが完成していたかを検証するようなものと思います。この場合の目的機能は、１２ｃｍの円盤に６４０Ｍバイト以上データを読み書きできる製品です。実現する方法は、自由で、今のＣＤと同じ方法をとる必要がありませんので、記録の原理、光ピックアップの精密制御方法、円盤の精密回転方法等で、選択できる技術、検証する項目が沢山あります。技術者はその細かいところを分担して設計していますから、どうしても細かい差異点で議論となる傾向があり、木を見て森を見ない論戦となるのではと思います。アポロ問題は、トップ技術ですから素人が直接評価できませんが、年月がたち、そのトップ技術が民間技術に拡散したとき、又はＥＵの人工衛星のような傍証ができるようになってから検証できると思います。
副島氏が、あえてＴＶ画像、写真などのわかりやすい事例から、問題提起したために木の議論になって、真実に近い情報を時系列に配置して森の真理を推定する方法の評価となっていないところが課題と思います。
技術の汎用的な評価方法を研究している「品質工学」で、創始者である田口玄一氏は、技術者論として「技術者は社会的な立場の条件を与える専門家ではない。問題解決の手段を担当する人間である。」（ロバスト設計のための機能性評価；2000年発行）と言っています。前項の専門家は、社会を指導する者をさしており、その指導者の指導力により技術力が発揮できるかが決定されます。隷属している技術者ですが、技術を愛する田口先生からの励ましの引用を行って終わりにします。
＜引用開始＞
科学と技術の間には大きな隔たりがある。自然界の現象を研究し普遍的な法則性を探求するのが自然科学であり、社会現象を分析、探求するのが社会科学である。いわば、科学とは現象をみつめ、理解することに他ならない。
では、技術とは何か。
技術とは自然界にないものを創造することである。自然界にあるものと同じものを作ったとしてもそれは「技術」とは呼ばれない。テレビを例に取れば分かりやすいだろう。テレビは自然界にないものだ。もちろん、いくら自然現象を探求したところで、どのようにテレビを設計すればいいのかの答えは見つからない。技術の世界は創造なのである。逆にいえば、自然界にないものだからこそ、ソニーと他社とはテレビの設計が異なるのである。同じ機能の製品でも、いろいろな方法で設計・生産することが可能なのだ。いろいろな方法で作れるだけに、問題も発生しやすくなる。もし、製品設計によって使用時にトラブルを起こしたなら、その責任は「創造主」である技術者にある。
Ｐ４２ タグチメソドわが発想法 田口玄一著 発行：１９９９年 経済界
＜引用終了＞
もちろん創造するには、対象となる製品の固有技術や、科学知識が基本となります。日本語が苦手なため、ハチャメチャな点はご容赦下さい。 以上。
会員番号1836の横山です。金の子守熊さん、丁寧なご説明ありがとうございました。
立証責任に関して一言述べたいと思います。
有料版ぼやき「４３２」にも述べられていましたが、「アポロ月面有人着陸が事実であるということの立証責任は、アメリカ政府及びその同調者の側にある」というのは、理論的には確かにその通りだと思います。しかし、一般の人は、アポロ月面有人着陸のことを、既に、揺るぎない事実と考えており、それに何の疑いも持っていないわけです。それに対して、我々が「アポロ月面有人着陸はなかった」と唱えると、一般の人は、アポロ月着陸がなかったと主張する方が変であり、そんなことを言うなら、アポロ月着陸が無かったことを証明をしてみろ、と考えると思います。実際、そういう主張が世の中の多くを占めていますし、はっきり言って、自分もそういう考え方でした。一般の人に、考え方の向きを変えてもらわない限り、我々がいくら「アメリカ政府はアポロ月面有人着陸が事実であるということをちゃんと証明してみろ」と叫んだところで、いったいこの人たちは、何でそんな当たり前のことにケチをつけているんだ、頭がおかしいんじゃないのか、と変人扱いされるだけだと思います。
今後とも、あくまで「証明責任はアメリカ政府にある」という、正当な論理で押し続けるのがよいでしょうか。一般の人に、いきなり「証明責任はアメリカ政府にある」と言っても、ほとんどわかってもらえないと思います。これは論理の問題ではありません。論理的には「証明責任はアメリカ政府にある」ということが正しいのはわかりました。そうではなくて、一般の人から見た場合は、我々の方が「アポロ月面有人着陸は捏造であった」ということを立証する責任があるように見えること、つまり、我々の側が本証であり、我々の主張が真偽不明と反証される立場にあるように見えることを、何とかできないのかと思うのです。
『有料版ぼやき「４３２」 問題は、「人類の月面着陸は在ったか、無かったか」の事実である。副島隆彦が信用できるか否かではいない。勘違いするな。２００３．５．９』が、そもそもどちらが本証なのかを示すためにあったとすれば、これこそ無料版に掲載して、一般の人を啓蒙すべきだったように思います。会員以外に読ませるにはもったいないでしょうか。これによって、ぼやき４３０の「月着陸はなかった論」に、アポロ月面有人着陸は捏造であったことを「証明」できるものが一切なくても全く構わなくて、単に、アポロ月面有人着陸が真偽不明であることをきちんと示すものが１つでもあれば、法的な考え方からすれば、アポロ月面有人着陸があったと主張する人に対して勝利している、ということが理解してもらえると思います。
このままでは、たとえ、アメリカ政府の立証責任に対して法的には勝利したとしても、一般の人には、それがどうした、やっぱり月着陸が無かったとは言い切れないんだろう、全然ダメじゃん、あいつらアホちゃうか、と言われておしまいのような気がします。これでは、一般の人の意識を覆す威力がありません。したがって、私は、はっきりと、アポロ月面有人着陸は捏造であったことを証明することで、この問題に決着がつくことを希望します。法的には、アポロ月面有人着陸が真偽不明と断定された段階でＯＫだとしても、それだけでは、ほとんど政治的価値がないと思います。
以上
学問道場のみなさん、おはようございます。会員番号１２４８
大澤 知弘です。「MSN Hotmail 今月のヒント」から転載します。
（転載開始）
迷惑メールの差出人がメールの『本文に埋め込んだ画像』を使って、メールを開いた人のアドレスが実在することを確認するという手口が増えています。このような画像が含まれているメールを開くと、メールを開いたユーザーの一部の情報が迷惑メールの差出人に送られ、そのアドレスが実在することを知られてしまうことがあります。
（転載終了）大澤 です。
「ユーザーの一部の情報」がどんなものなのかわかりませんがやはり、変なメイルは絶対に開かない、ということだと思います。大澤 知弘拝
「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する」という主張を少し誤解されているようなので補足説明させていただきます。私流にもっとわかりやすい言葉で表現すれば、それは「ある研究においては、真実を追究するものは殺され、真実を隠すものは優遇される」ということです。「ある研究においてはお金をもらへ、ある研究においてはお金をもらえない」という話ではありません。
ぼやきにあるように１４−１５世紀においてはコペルニクス、ティコブラーエ、ケプラーブルーノ、ガリレオ、など地動説を研究したものが幽閉、迫害、死刑などに追い込まれてきました。まさに「真実を追究するものは殺され」ました。一方歴史には登場しませんが、地動説をとなえたたくさんの教会お抱えの御用学者がいたはずです。彼らは優遇され、研究費もたくさんもらったことでしょう。
さてひるがえって今の２１世紀ですが、「真実を追究するものは殺される」し「真実を隠すものは優遇される」ということがあるでしょうか？「こんな２１世紀にそんなことはあるわけないじゃん！！」と一笑にふされる方が多いと思います。しかし、実はそれは「歴史は進歩する」というヘーゲルやフランシ・スフクヤマの考え方に多かれ少なかれ影響をうけているからそう思えるだけなのです。
具体的にみてみましょう。、例えば自然科学では「優生学」。ここは私が詳しいわけではありませんがこの学問においては「真実を追究するものは殺される」あるいは言葉が強すぎれば、「真実を追究するものは迫害される」はずです。詳しくは過去の学問道場での副島氏のぼやきをみてください。また社会科学でいえばアメリカ通信で有名な片岡徹哉氏。そのくわしい経緯は知りませんが、その研究内容のため筑波大学を追われたときいています。
さて、では「真実を隠すものは優遇される」というのはどうでしょう？これこそはいかになさそうですが、実はこれが「月の研究」だと主張しているのが副島氏なのです。つまり１５世紀には教会がその威信をまもるために天動説を擁護し、その御用学者をかかえていたのとまったく同じように、２０世紀においてはアメリカがその威信をまもるために「月の研究」すなわち、月の石の分析や月の地震などの月の調査をアポロ計画という名の下に行っていたのではないかということなのです。
前にも書きましたが、普通は歴史は進歩すると考えますから、この２１世紀の民主主義の世の中にそんなことがあるわけないと思います。それに対して、副島氏や山田さんは、「人類というのはそんなにかしこくない、いつでも同じようなことを同じようにやっているのだ」と主張しているのです。
金の子守熊です。
副島先生の告発文を拝見して以来、実務家の習性かもしれないが、私なりに、どうやったら真実が明らかにできるか、ということを考えていた。そうしているうちに次の投稿を拝見した。（引用開始）
[3055]重掲[3043]の訂正と立場の明確化 投稿者：1836 横山投稿日：2003/05/13(Tue) 12:05:30
（前略）
アポロの技術は軍事技術であり、核心部分は公開されていませんし、今後も公開しません。各種素材、設計技術、製造工程、運用方法、パイロットや管制官等の訓練、それら全てが国家機密です。機材を受注した企業の解散等により、既に失われてしまった技術・ノウハウもあります。結局、追試は不可能で、アポロ月面着陸の再現性は証明できません。
ここで、私の技術的立場をはっきりさせておきます。私は、アメリカの有人月面着陸の有無は、過去に残された様々なデータを検証することによってのみ判定できると考えます
（中略）
私は、だからこそ、歴史を検証してきた専門家のアプローチが必要だと考えます。あるいは、訴訟において真偽を判定する方法に精通したスタッフの力が必要だと考えます。ＮＡＳＡの主張する「有人月面着陸はあったのだ」を突き崩すには、副島先生のようなプロが、理科系人間を家畜として働かせながら検証するしかないと考えます。
（引用終り）金の子守熊です。私は、ソシアルサイエンス（政治学）の立場でなく、経験学問であるザ・ロウ（法学）の立場で考えている。「アポロが月面有人着陸したか」とか「当時そのようなことが技術的に可能であったか」という問題はそのままでは、訴訟物＝訴訟の対象にはならない、と考える。
裁判＝正義の実現とは、「�／世篏ゞ気亡悗錣蕕覆い海鉢�学問的事実scientific factsにも関わらないこと��その上で、俗世間のことに関し善悪の判断を下すこと」（副島隆彦「世界覇権国アメリカの衰退が始まる２９ｐ）であるからである。訴訟するに値する法律上の利益がない、と判断されるだろう。また、「公開しません」と言われているが、本当にそうか確認する必要がある。そこで、次のように考え、提案する。
１ アポロ計画は、国家プロジェクトすなわち行政政策である。２ そうである以上、NASAが所有するアポロ計画に関する資料は、行政機関 の記録(records)として、公開の対象になる。
３ 従って、アメリカ情報公開法(Freedom of imformation act:FOIA)に基 づき、情報公開請求を行う。（外国人も請求ができる。請求の理由を言う必 要も無い）
４ そしてその内容をまとめ公表する。
FOIAについては、U.S.Department of Justice（アメリカ司法省）のホームページにその概要が載っている。
また、NASA自体もFOIAの対象機関として対応の受け皿を用意している。
http://www.hq.nasa.gov/office/pao/FOIA/main.html
後は、請求するだけ、と言ってしまえば簡単だが、少しでも情報公開の効果を上げるため、私の公務員としての経験上、次の工夫がいる。
１ 具体的に請求する。
例えば、「アポロ有人着陸を立証する資料」ということでは、もちろん受 け付けてくれるが、「そういう名称の記録は無い」と回答されるだろう。抽 象的な内容だと相手に恣意的に内容を解釈（特定）されてしまう。２ 細かいに事項に分けて請求する。
上記１に関連するが、できるだけ文書名（単一事項単一文書で作成されて いる事が多い）を細かく指定する。３ 請求内容を体系的に組み立てる。
例えば、発射、大気圏脱出、月軌道到達、月面着陸、月面離脱、帰還など の段階ごとに、「事実であることを検証するに絶対必要な事項」を設定し、 それに基づき請求する。４ そして段階的に請求する。
現在、副島先生及び協力者の方々によって、検証のためのデータ集めをされておられるが、それらとNASAが請求に基づき公開した、あるいは公開しない内容」とつき合わせる。どういうことかというと、FIOAに基づき請求された情報を公開しない、あるいは部分的に公開する場合は、必ずその理由または、いつの時点で公開できるか、を説明しなければならない。
そういう理由こそ、真実を語っている。（そのために上記１〜３の整理が効いてくる）意図的な情報隠しには制裁措置があり、内部告発者保護法も用意されている。その内容に不満がある場合には、不服審査や訴訟ができるのである。ここで始めて「訴訟」の対象になる。
次に、「公開しない理由」を簡単に紹介する。（日本語訳は、松井茂著「情報公開法（第2版）」2003年、有斐閣、による）どの理由で拒否してくるか。
１ 文書不存在
２ 国家秘密（大統領命令、記録除外、諜報活動、国土安全保護）
３ 内部的な行政機関の規則
４ 法律除外情報（営業秘密保護法、プライバシー保護法）
５ 営業上の情報（営業秘密、商業上及び金融上の秘密）
６ 行政機関の内部的な覚書
７ プライバシー
８ 法執行記録（法執行目的、法執行手続の妨害、公平な裁判の剥奪、プライ バシーの侵害、情報源の保護、脱法行為、生命若しくは身体の安全）
９ 金融制度情報
１０油井情報（石油、天然ガスなどの所在を表す地図）最後に、立証責任について。アポロ計画が「壮大な実験」ならば、「再現性」の立証責任は、実験を行った者＝アメリカ政府にある。それに異議を唱える側にはない。ナチュラルサイエンスの立場から言えば当然だろう。
また、「法」の立場から言えばアメリカ政府は、異議を唱える者たちに対し、必要十分な情報を公開していないことにより、「知る権利を侵している」ということになる。これに対する説明責任はやはりアメリカ政府にある。
だから立証責任は、アメリカ政府及びその同調者の側にあるのであって（これを「本証」という）、副島先生を始めとして異議を唱える側は、PUBLIC（みんなが見ている前）に対し、本証が真偽不明であることを示しさえすれば良いのである（これを「反証」という）。法的な考え方からすればそうなる。これがわからない人とはこの件に関しては議論にならない、つまり削除の対象であろうと考える。
以上
金の子守熊拝
廣瀬哲雄と申します。副島隆彦先生の依頼により、
アポロ関連の新聞記事を収集しています。
とりあえず、
アポロ11号が発射された1969年7月から、
アポロ計画が終了した、1972年の12月までの、
毎日や朝日、読売といった日本の新聞に掲載された新聞記事を収集しております。この年代の新聞記事は、データ検索ができませんので、
新聞の縮刷版をめくり、
当時のNASAや、
他の研究機関が発表した記事を中心に集めています。
集めた記事は、タイプして、
当学問道場内にある
「文章の倉庫 (7) 自然学問・理科系学問」
http://soejima.to/souko/text_data/wforum.cgi?room=7
に掲載しておりますので、
どうぞご覧下さい。また、内容は順次追加していきますので、
お楽しみに
会員番号1836の横山です。最初に、重掲[3043]における数値の誤りについて述べます。この記事では静止衛星軌道の高度が地上3600kmとなっていますが、全て３万６千キロメートル(36000km)の誤りです。お詫びして訂正します。
本題に入ります。
私は理系の人間として、重掲[3034]（ナチュラル・サイエンスは政治に従属する）における山田さんの文章にショックを受け、さらに重掲[3053]（そもそも理系技術者は一定の政治的利益追求のために、技術部隊として雇われているのだ）によってトドメの一撃を受けています。ここできちんと、正しいことは正しいとはっきり認めたいと思います。語弊を恐れず自分の言葉で復唱します。理系の人間は、文系の人間に都合がいいから飼われているだけの家畜であり、それを自覚しないで偉そうなことを言うな、何様のつもりだ、というご意見に賛成します。ＮＡＳＡはアメリカの政治的な目的を達成するための機関であり、その予算は全て、アメリカの政治的都合で決定されていることを認めます。ＮＡＳＡのスタッフは全て、アメリカの政治的な都合という枠の中で活動してきたことを認めます。学問の独立や自然科学の中立が建前に過ぎないことを認めます。ＮＡＳＡが有人の月面着陸を絶対に成功させなくてはならなかったという、政治的な責任・使命の重さを認めます。ＮＡＳＡの資料は必ずしも正しくないことを認めます。山田さんの主張に、間違いは一つもなかったと認めます。
その上で、私の政治的立場をはっきりさせておきます。私は、副島先生がＮＡＳＡの欺瞞を暴露することを希望します。ＮＡＳＡはアメリカの科学技術の象徴であり、この権威が失墜することは、自分を含め、アメリカの科学技術に対して盲目的に追従している多くの人たちの目を覚ますことになります。この政治的な効果は絶大です。もちろん、可能性としては、その逆もあります。次に、ぼやき「４３３」に紹介された方のメールに関する意見を述べます。メールの主旨である「まともな理科系の人間は衝撃など受けていない」については心情的に納得できません。しかし、論破する理論的な根拠を思いつきませんので、この方の主張が正しく、私はまともな理科系の人間でないことを認めます。科学において再現性が重要であることには大賛成です。しかしながら、アメリカの有人月面着陸は、現実問題として、追試できるとは考えられません。アメリカにとって、当面は、政治的に、アポロ計画を再現する必要性がありません。前節で述べたこと（＝政治に従属する）から、ＮＡＳＡはアポロ計画を再現しません。一方、米国以外が、当時と同じ機材および同等以上の能力のあるスタッフをそろえることは経済的に困難で、技術的には不可能です。アポロの技術は軍事技術であり、核心部分は公開されていませんし、今後も公開しません。各種素材、設計技術、製造工程、運用方法、パイロットや管制官等の訓練、それら全てが国家機密です。機材を受注した企業の解散等により、既に失われてしまった技術・ノウハウもあります。結局、追試は不可能で、アポロ月面着陸の再現性は証明できません。
ここで、私の技術的立場をはっきりさせておきます。私は、アメリカの有人月面着陸の有無は、過去に残された様々なデータを検証することによってのみ判定できると考えます。これが、まともな理科系人間の考えでないことは、極めて遺憾ですが、再度、認めます。上記の立場に対して、メールで主張された「映像や写真では事実かどうかを判定できない」「ＮＡＳＡが提出したデータは信用できない」を適用すると、私の立場では、アメリカの有人月面着陸の有無を科学的に判定することは不可能ということになります。これも大筋で認めます。したがって、私の立場ではお手上げです。ではどうするか。私は、だからこそ、歴史を検証してきた専門家のアプローチが必要だと考えます。あるいは、訴訟において真偽を判定する方法に精通したスタッフの力が必要だと考えます。ＮＡＳＡの主張する「有人月面着陸はあったのだ」を突き崩すには、副島先生のようなプロが、理科系人間を家畜として働かせながら検証するしかないと考えます。副島先生がこの話題に労力を費やすことに関しては、私は、先生にとってそれだけの政治的価値があるからだと考えます。
私は航空・宇宙工学の専門家ではないし、アポロマニアでもないので、ネットから一般的な情報を探して持ってくるくらいしかお役に立てません。本家のＮＡＳＡの一次資料をじっくり読む時間もないので、日本の受け皿である、宇宙開発事業団（ＮＡＳＤＡ）の、日本語に翻訳された公式資料あたりから引っ張って来るのが精一杯です。この程度の者ですが、上手に使っていただければ幸いです。先生のおっしゃるように、乗りかかった船ですので、できるだけのことはやりたいと思います。ただし、ＮＡＳＡを相手に、月着陸を捏造だと主張するからには、少なくとも基本的な物理学の知識・データについては完璧を期す必要があります。
最後に１点だけ付け加えます。衛星写真等によって、たとえ月面におけるアポロの残骸を撮影できたとしても、それがアポロ計画の成功を証明したことにはなりません。月面着陸は実は全て無人だった、という可能性を否定できないのです。有人の月着陸を行ったことをきちんと証明するのに、どの程度の「痕跡」を撮影すればよいのか。ここでも水掛け論がぱっくり口を開けています。
以上
副島隆彦です。再度、忠告します。会員でない人は、ここの一つ下（隣りの、あるいは次のページ？）の「読者からの個人メールの転載掲示板」に投稿しなさい。
何度言ったら分かるのですか。
会員以外に人たちは、丁寧な自己紹介が無ければ、勝手に、権威を生みつつあるこの「重掲」には投稿しないで下さい。以後は、どんどん消します。今、４本ほど、「読者からの個人宛メールの転載掲示板」の方に、移して置きました。
この掲示板の方にも、nao君や、ＰＢＳ君の優れた投稿があります。皆さん読みに行って下さい。「副島系・理科系掲示板」にも、始めから、ジョー君が頑張って書いてくれています。「ネット荒（あら）し」と言うのですか、私は、ネット若者用語を知りませんが、仮名、変名でしか文章を書けない卑怯者の、感情丸出しだけの、内容の無い投稿以外は、「読者からの個人メールの転載掲示板」の方は削除しませんので、みんなに読んで欲しいのなら、情報や知識を持参して書いてください。みんなで読みに行きますのでご心配なく。
下に↓山田宏哉君の優れた文章が載りました。理科系の人たちは、今後も、この「学問道場」で勉強を続ける気があるなら、しっかり「自分の頭で考える」ということを学びなさい。
副島隆彦記
そもそも理系技術者は一定の政治的利益追求のために、技術部隊として雇われているのだ山田宏哉です。
先日、副島先生及び学問道場の方より電話があり、私の書いた重掲[3034]「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する」論が問題となって、私のプロフィール（個人情報）が２ちゃんねる等に流出している、と知らせていただきました。私は、見ていないのですが、私の言論が一定の衝撃力を持っていることがわかって嬉しく思いました。「山田宏哉の小論文を読んで口惜しくて眠れなかった」という少々どう反応してよいやら、という感想もいただきました。ただ、自明の当たり前のことを言ったに過ぎないのに、なぜこんなに問題になるのかかえって不思議にも感じます。
この「そもそも理系技術者は一定の政治的利益追求のために、技術部隊として雇われているのだ」論では前稿では舌足らずだったため、十分に言い尽くせなかったことを誤解の余地のないように敷衍（ふえん。付け加えること）している。「自分は理系で頭が良くて、政治的には全くの中立で、真実しか言わない」という態度のうぬぼれた（しかし私の文章でショックを受けた）理系技術者たちにトドメの一撃を加えようと思います。（なお、私は「敵」に攻撃を加える際は、一撃で一気に勝負を付けてしまうたちです。ダラダラとしたおしゃべりのような論争はしないし、つきあわないので悪しからず。）
私は、これまで「理系は頭がよく、文系は馬鹿」というような言葉を聞く度、「この人たちは何もわかっていない」と不愉快な気分になってきた。だから、この文章にはそのような固定観念や常識に対する、ソシアル・サイエンス系の人間からの反論・反撃という意味もこめられている。
まず、私の前稿「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する」論の趣旨は、「政治学の研究成果が理系の学問分野にも影響を与えている」といった類の学問の内容に関わる学問談義では断じてない。勘違いしないでほしい。ナチュラル・サイエンスの研究体制や制度そのものが、不可避的に現実政治に翻弄（ほんろう）されるのだ、という意味なのである。
そこで、理科系の技術者に問うが、あなたの膨大な研究開発費や給料は一体どこから出ているのか？ あなたはあなたにお金を出している人たちに逆らうことができるのか？ 彼らの望まない分野の研究をし、望まない研究成果を発表することはできるのか？
このような問題を考える前に、言っておきたいことがある。たいていの理科系の人たちは「権力闘争」（「出世競争」とおきかえてもよい）や「敵と味方の区別」といった政治（学）の考え方を軽視しすぎている。古来から、あらゆる組織のトップに立つ人間は、たいてい事務系の帝王学を修めたようなタイプの人間であって、細かい技術に精通した人間ではない。例えば現在の東大総長の佐々木毅はなんと「君主たるものは愛されるより怖れられなければならない」と『君主論』で書いたマキャベリが専門である。
そもそも、国立大学や私立大、企業の研究所に理系の研究者なり技術者として雇われるためには、国（大学）や企業が有意義と認めた研究分野を専攻しなければならない。逆に言えば、国（大学）や企業が有意義と認めない研究分野では雇ってもらえず、食べていけない。例えば、ITが国家戦略ともなれば、SEが大量発生し、重厚長大な分野の技術者は打ち捨てられていく。
だから、理系の技術者は自分で自分の好きな分野を選んでいるように見えても、あくまで政治（と経済）が要請する分野の範囲内から選ばねばならず、その枠内から逃れることはできない。このルールに従わないものは、自称UFO研究家や発明家とでもなって、変人扱いされるのが関の山である。
そしてさらに重要なことは、どの研究分野が重要で、どの程度の予算を投入すべきか決定するのは、当の理系の技術者・研究者ではない、という事実である。それを決めるのは、理系の技術者の上に立つ、政治的・経済的な価値判断を下す事務系の支配層に属する人々である。つまりは、理系技術者は、国や企業や大学の一定の政治的（経済的）利益追求のために、技術部隊（もの言わぬ便利な道具・ツール）として雇われている（利用されている）のである。
これを「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する」と言わずして何というのか。広い意味での政治があるからこそ、ナチュラル・サイエンスも制度として存在可能なのであって、その逆ではない。この自覚なしに、「自分だけはしがらみのない科学の人」のような立場を取るのはやめてほしい。
だから、当然ながら、理系の技術者は、できるだけ自分の雇用者の望むような研究分野で彼らが望むような研究成果なり開発結果を出さなければならない。特に企業においてはそうだ。逆らうなんてとんでもない。大学においても、「大学の威信」に貢献したり、文部科学省（税金）からたくさん研究費をぶん取ってこれそうな研究が歓迎されるのは言うまでもない。果たしてこれで、「学問の独立」とか「自然科学の中立」とでも言えるのだろうか？
もちろん、このような政治的な自覚をしている人は滅多にいないだろう。特に平凡な日常が続いているだけに見えるような時代においては。そのような状況では、アポロ計画に関して言えば、根拠もなく何となく感覚だけで、「NASAは絶対に正しい」となってしまうのである。
しかし、NASAもまたアメリカの国益に逆らうことは絶対に出来ないし、国民の「有人宇宙旅行」という願望を表現したケネディ大統領の命令に従うしかなかったのである。たとえそれが、ナチュラルサイエンス的見地を無視したものであっても。（これについては前稿で述べた） 何しろ、国民を敵に回して税金がNASAに回らなくなったら、それこそ彼らにとって死活問題なのである。だからNASAの、「なんとしてでも有人の月旅行をしなければならない」というプレッシャーや責任感・使命感は筆舌に尽くしがたいものだったろう。
どうして、理科系の人々はこういう政治的な見方をする人が極端に少ないのか。（もっともこういう人はもともと文系志望だが）
だから副島隆彦も言うように「文科系の連中にいいように利用されて終わる」のだ。アインシュタインだって、ひとたび国家が危機に陥れば、ナチスに対抗するためにアメリカの原子爆弾開発に貢献した。よく、「その後、アインシュタインは平和主義者になって原爆開発を後悔した」ということが美談として語られるが、それは戦後ある程度平和な世の中が訪れたからこそ、である。自分の住む国が滅びたり、自分の勤めている大学や企業が倒産してしまったら、そんなことを言っている場合ではない。政治権力の利益のために理系の人々が技術部隊として利用されるのは、構造的な問題であって、個人の性格の問題ではない。
私は何か間違ったことを言っているだろうか。細かい事実誤認はあるにせよ、大筋では当たり前のことを言っているだけだ。ただ、あまりに露骨なため、みなが口にしないだけの話だ。
また、以上のことについては理科系以外の学問についてもほぼ同じことが言えるが、この人たちには自惚れは感じられないので特に触れなかった。私が何を言っているか理解できない人は本稿と前稿を何度も読み返してほしい。「政治に従属するナチュラル・サイエンス」に関して、言うべきことは言ったと思う。このテーマに関しては、ひとまずこれで終わりにする。（了）
会員番号1688の力武です。アポロの話はいろいろなところで出てくるのですが、月面着陸についてあったか
なかったかを第3者が客観的に検証しない限り証明はできないのは事実です。欧
州の探査船の成果に期待するというのは正しい考え方でしょう。しかし、アポロ、ソユーズ、スペースシャトルなどの宇宙計画を、単純な再現性
という考え方だけで説明するのには無理が伴うでしょう。プロジェクトの個々の
要素のfailure rate(故障あるいは失敗の率)を考えると、再現性が高い(たとえ
ば80%以上)とはとてもいい切れないからです。もちろん再現実験が可能ならばそ
れにこしたことはないですが、実験の結果が単に偶然成功しただけなのか、そう
でなくてちゃんと意図した通りにできているのかについては、統計的に有為かど
うかを考える必要があります。それだけの回数の実験を行うには、月着陸計画に
はコストの制約があります。ですから、統計的に判断することは不可能でしょう
ね。以下は主観です。
私個人はアポロ計画での月着陸は現実にあったと理解しています。ただし、その
理解に客観性がない、という主張も有効でしょう。何人もNASAを利害関係なく第
三者評価していませんから。しかし、アポロ計画は事実ではないという主張を否
定する多くの反証を私は信用します。もし事実ではないことが後日証明されても、
それで人格崩壊までには行かないでしょうが :-) でも、とっても寂しい気分に
はなるだろうな。それがきっとアノミーの表現の一つなのでしょう。以前同様のアポロ計画の信憑性に関する議論があった時に、あまりにも反証が薄
弱なので、感情的に反応してしまったことがあります。このような反応自身がイ
デオロギーによる洗脳なのかもしれませんが、これについては当時の私にとって、
アポロの生中継(と称する番組)(私は4歳だったので良く覚えていません)、そし
てその後の報道以外に情報がない以上、他に信じようがないとしかいいようがあ
りません。
会員番号1836 横山です。アポロ計画に関する情報は、宇宙開発事業団(NASDA)のホームページのあちこちに散らばっており、網羅するには手間がかかります。以下に最も役立つと思われるポインタを２つご紹介します。
○月探査機展示 http://moon.nasda.go.jp/ja/history/index.html
このページから、ルナ（旧ソビエト連邦）、レインジャー（アメリカ）、サーベイヤー（アメリカ）、アポロ（アメリカ）、クレメンタイン（アメリカ）、ルナ・プロスペクター（アメリカ）の各月探査機のデータにアクセスできます。アポロ計画に関しては、SA-6 から アポロ17号までの一覧が掲載されています。
○スペース百科／宇宙飛行 http://space.nasda.go.jp/db/kensaku_html/type22_j.html
このページから、ほぼ全ての有人飛行計画に関する情報にアクセスできます。アポロ計画のページ (http://space.nasda.go.jp/db/kaihatu/hikou/hikou_j/aporo_j.html) には計画全体のまとめがあります。アポロ１号のバージル・イワン(ガス)・グリソム船長らの事故に関する記述もあります。アポロ１号に関しては、ＦＡＱ：アポロ１号 (http://moon.nasda.go.jp/ja/qanda/faq/faq4/Apollo1.html) にも説明があります。
副島隆彦です。横山君へ。下 ↓の丁寧な文章をありがとう。今、ずっと読んでいたのですか、以下の、君が、リンクしてくれた先の、ＮＡＳＤＡ（日本の宇宙開発事業団）の、「月探査機」のあたりを調べても、アポロ計画の
１１号前後の説明が、全く見当たらないのです。どこに載っているのでしょうか。http://spaceboy.nasda.go.jp/note/tansa/j/tan9907_satwrld01_j.html
旧ソビエトの月探査機のロケットのことは、一覧表になっていて書かれているのに。
アポロ１８号以降の計画が、慌ただしく中止になった事は、君が貼ってくれた、
http://moon.nasda.go.jp/ja/qanda/faq/faq4/discontinuation.html
で、ぺラリと一枚で、説明されていますね。
アポロ１号で焼け死んだ、ガズ・グリソム Gus Grissom 船長などの事が何も書いてありません。
そして、アポロ２号から７号までが、一体、何をやっていたのか、有人なのか無人だったのかさえ分かりません。
９号、１０号は、有人だったことははっきりしているのですが、打ち上げさえしなかった、とどこかに書いてありました。
私は、今、立花隆著の『宇宙からの帰還』（１９８３年、中央公論社刊）等の記述を、細かく調べながら読んでいます。おかしな記述がたくさん出て来ます。私の弟子の廣瀬君が、今、当時の各新聞の記事をすべて洗っています。
もうすぐ、ここに報告してくれるでしょう。アポロのことは、ＮＡＳＤＡの説明にはない。ＮＡＳＡの月面基地計画だけが、載っている。
それで、いきなり、１９６９年７月のアポロ１１号の、月面到着大成功です。あれほど、他の月面探査機の打ち上げに、次々と失敗しているのに。それは、上記の、ＮＡＳＤＡのサイトの、一覧表を、じっくりと見ていると分かります。実に不思議です。
アポロ１１号の月面着陸と、同じ１９６９年の２月に、ボニーという猿が載った宇宙船が、ハワイ沖で回収されて、中で、死んでいるボニーが見つかっています。地球周回軌道を回っていたようです。
それから、わずか、半年もしないで、人類の月面着陸ですか？横山君も、乗りかかった船（宇宙船？）ですから、どうか、さらに調べて、なるべく細かく報告してください。
副島隆彦拝
会員番号1836の横山と申します。副島先生の本は『属国・日本論』『日本の危機の本質』『悪の経済学』をはじめとして、特に経済論に関するものを中心に10冊以上読んでいます。この学問道場には、社会・経済の本当の姿を知りたくてやってきました。他の専門家・評論家が「日本はこうすべきだ、ああすべきだ」と無責任な空理空論を書き散らしているのにうんざりしていたところ、たまたま副島先生のホームページを見つけ、「日本は属国であり、世界覇権国の意思に従うしかないのだ」「日本が不況のどん底でのた打ち回っている原因は、実は米国にあるのだ」という主張に仰天し、以後、先生の著書を恐る恐る読むようになりました。前置きが長くなりましたが、以下では「アポロ月着陸は無かった論」に関する正直な感想を述べたいと思います。アポロ月着陸は、子供の頃からいろいろな雑誌や本（小学館の小学○年生、学研の科学／学習、学研の図鑑、科学雑誌ニュートン）やＴＶ放送で見聞きしておりましたが、私はこれらの内容に対して、これまで一度も疑問を抱いたことはありません。幼少の頃よりあらゆるメディアで大々的に発表され、たくさんの記事、書籍、報道番組になっているものに対して、それらが全て虚構かもしれないと疑うような発想は自分にはありませんでした。この度、ぼやき４３０で「アポロ月着陸は無かった論」を見て、初めて、月着陸を疑ってみる気になりましたが、それでも、アポロ月着陸が無かったとはとても信じられません。私は今の今でも、NASAは、1969年の時点で、月に人を送り、帰還させるだけの技術を持っていたと思っていますが、その根拠は、と聞かれれば「それを覆すマスコミ報道がないから」としか言いようがありません。私は航空・宇宙工学の専門家ではないため、自らの力でアポロ月着陸を検証することができません。その分野の専門家の言葉を信じるしかないと思っています。
この状況は「歴史・経済・社会の専門家でないから、属国・日本論を検証できない」というのと同じかもしれません。ただ、属国・日本論に関しては、これまでの惨めな日本の状況を一貫して説明できるモデルだと実感をもって感じ取ることができるため、私は満幅の信頼を寄せています。しかし、アポロ月着陸に関してはそうではありません。私は、この学問道場に集まっている理科系の人が束になったところで、月着陸は無かったことを技術面から証明するのは不可能だと感じます。もし月着陸は本当は無かったとしても、NASAには、世界中の専門家を技術論で騙し切れるだけの、その程度の水準くらいはありそうです。もし、NASAの欺瞞を技術面から証明できる人が存在したとしても、それはその道（航空・宇宙工学）の専門家でしょうから、それを公にして自分の首を締めるようなことはしないと考えます。有料版のぼやきでは、今回の問題の本質がずばり述べられています。（有料版ぼやき「４３２」 問題は、「人類の月面着陸は在ったか、無かったか」の事実である。副島隆彦が信用できるか否かではいない。勘違いするな。２００３．５．９ より引用開始）
今回の問題は、人類は、本当に、１９６９年７月に月面に到着したのか、それとも、月面到着は、欺瞞の捏造（ねつぞう）であったのか。その、事実（fact ファクト）が争われている。だから、問題は、副島隆彦の書いていることを信じるのか、信じないのか、という問題ではない。そうではないのだ。「人類の月面着陸は在ったか、無かったか」の事実に関わる。この一点だ。それを証明できるはずがない、反証も不可能だ、という、それこそ 水掛（みずか）け論に持ち込まれる事、その事、自体がアメリカの思う壺である。
（有料版ぼやき「４３２」より引用終了）
横山です。今のところ、重掲にせよ、理科系掲示板にせよ、すっかり「水掛け論」になっていると思います。私は、残念ながら、副島先生の技術面からのアポロ計画批判にはほとんど納得できませんでしたが、計画自体が、そもそも、どう考えてもおかしいではいか、とする根本的な指摘に関しては、なるほどと思うものもありました。例えば、精密な高性能望遠鏡で（横山の割込：あるいは衛星写真で）月面着陸の痕跡と残骸の機材が観察できるはずではないのかと改めて問われてみて、初めて、確かにそういう写真は見たことがないと気づいたのです。
以下では『無料版ぼやき「４３０」私は告発する。人類の月面着陸（1969年、アポロ計画）は無かったろう。広がっている噂どおり。大嘘つきのアメリカ帝国めが。２００３．４．２９――冒頭加筆しました。２００３．５．４――「重掲」に再度書きました。２００３．５．８ 』の各論点について、私の意見を述べます。子供の頃から月着陸には非常に興味があったものの、何の疑問を持ったことがないという人間のざっくばらんな感想が何かのお役に立てれば幸いです。
（１）ＮＡＳＤＡのページで公開されている映像について
出展：http://moon.nasda.go.jp/ja/popular/story03/slowed_film.html
まだ10回しかこの映像を見ていませんが、私には、今から３４年前の１９６９年に、月面で撮られた映像だと言われても、それを論破するに足る根拠が思いつきませんでした。カメラが動いたり、ズームしたりしているのは確かに「できすぎ」の感がありますが、技術的に不可能というほどではないと思いました。地上からカメラを操作しているとの指摘が重掲[3017]にあり、それなら月と地球の間を電波が往復する時間（約2.5秒）がかかるから、制御するのは難しいという意見もありました。また、重掲[3018]には、飛行士が地面に置いたというカメラは素朴で、フジカ・シングル・エイトのような８ミリフィルムのようなものであるとありましたが、私にはこのフジカ・シングル・エイトがどんなものかわかりませんし、飛行士のカメラが、実際、どの程度の性能だったのかを知りませんので何とも言えません。ＮＡＳＡの機材が優秀なのだと言われれば、そうかなと思ってしまいます。（２）月着陸船を燃料ブースターもなしに打ち上げている点について
燃料タンクとロケットエンジンぐらいはあったように思いました。日本惑星協会のホームページ(http://www.planetary.or.jp/know_apollo.html)に、アポロ計画に関する説明があります。その中から、月着陸船に関する記述を引用します。（日本惑星協会のホームページより引用開始）
月着陸船は、下降部と上昇部で構成されており、重量は１万５０６５ｋｇである。これ等二つの構成部分は、上昇部が月面から戻って指令・機械船にドッキングするまでは一つの装置として機能する。
下降部は、着陸船の下部を構成している直径４．２ｍ、厚さ１．７ｍの８角形のプリズム（prism）である。下降部の重量は２０３４ｋｇで、その中には８２１２ｋｇの推進燃料が積み込まれている。下降部の側面からは、先端にパッドが付いた下降部を月面から１．５ｍの高さに保つ４本の支脚柱が伸びている。支脚柱の１本には、 宇宙飛行士が月面に降り立つ梯子が取り付けられている。下降部には、着陸用エンジン、エアロジン５０燃料タンクが２基、窒素四酸化酸化剤タンクが２基、水、酸素およびヘリウム・タンク、月面に設置する観測ステーションと実験機器、それに１５号、１６号、１７号の場合は月面移動車が収納されている。また、下降部は上昇部が月面から離陸する際の発射台の役目を持ち、最終的には月面に残される。１１号に搭載された観測ステーションはＥＡＳＥＰ（Early Apollo Surface Experiments Package）と呼ばれ、１５〜１７号の場合は、ＡＬＳＥＰ（Apollo Lunar Surface Experiments Package）と呼ばれた。
上昇部は高さが約２．８ｍ、幅が４Ｘ４．３ｍの特殊な形状をした装置で、下降部の上に装着されている。上昇部の重量は２０３４ｋｇで、２６３９ｋｇの上昇燃料が積み込まれている。上昇部には、６．６３３ｍのスペースを持つ宇宙飛行士を収容する与圧コンパートメントがある。側面には宇宙飛行士が出入するハッチが、頭部には指令・機械船とのドッキング・ハッチが取り付けられている。頭部にはまた、ランデブー・パラボラ・レーダー、Ｓバンド・パラボラ・アンテナ、ＶＨＦアンテナが取り付けられている。三角窓は出入口のハッチの上と両側に取り付けられている。この他、姿勢制御酸化剤タンク、水タンク、姿勢制御加圧ガスタンク、上昇燃料タンク、反動制御ロケットなどが収納されている。
（日本惑星協会のホームページより引用終了）
横山です。月面からの離脱に必要なエネルギーは理科系掲示板[618]にもある通り、少なくて済みそうですので、小さい燃料タンクとロケットエンジンで十分だと思います。
（３）３４年前のコンピュータで姿勢制御が可能なのかという点について
私には判断できません。アポロ宇宙船の場合、地球と月以外に外乱となる要素がほとんどないので、軌道計算は複雑ではないと思います。他の天体や太陽風等の影響を考慮した、詳細な計算は地上の管制センターで行い、宇宙船ではその結果を元に、若干補正する程度でも十分のように思います。姿勢制御に必要な計算量がどの程度なのかよくわかりませんが、３４年前の素朴な計算機でも処理可能だと言われると、そうかなと思ってしまいます。空気も重力もほとんど無い宇宙空間での制御ですので、宇宙船の形状がどんなに複雑だろうと、単に、重心を中心とする、３次元の、モーメント制御問題に過ぎないと直感的に思うからです。（４）人間を月に送る前に、小動物さえも送る実験をしていない点について
無人機を使った実験は何回もやっています（http://spaceboy.nasda.go.jp/note/tansa/j/tan9907_satwrld01_j.html、http://spaceboy.nasda.go.jp/note/tansa/j/tan07_j.html、理科系掲示板[614]）。小動物を送る実験をせず、無人機からいきなり有人機だったのは唐突のようにも思いますが、無人機による実験で十分なデータを得ていたのだといわれると、そうかなと思ってしまいます。（５）たった３年半で、慌ただしく、計６回の月着陸を行った理由について
月着陸のミッションには膨大なヒト・モノ・カネが必要です。長期にわたって設備や人員を維持し続けることが経済的に難しいとなれば、短期間のうちに遂行して撤退するのもやむを得ないと思います。NASDAの説明(http://moon.nasda.go.jp/ja/qanda/faq/faq4/discontinuation.html)も妥当だと思いました。（６）月から持ち帰った物質（岩石）の成分や組成の成果は、明らかにされているかについて
明らかにされているものだと思っていました(http://spaceboy.nasda.go.jp/note/tansa/j/tan106_moonrelation.html)。（７）アポロ計画の終了以後、ＮＡＳＡは月面開発の計画を以後一切しないことについて
月面基地計画があったと思いました(http://spaceboy.nasda.go.jp/note/tansa/j/tan108_nasamoon.html)。（８）地表からどれぐらいの距離から「宇宙」になるのかについて
国際航空連盟(FAI: Federatia Aeronautica Internationale)が高度100kmから上を宇宙と定義しているようです。米国空軍は80kmから上を宇宙と定義しているようです(http://www.linkclub.or.jp/~nasa-nbl/myself/myscience.html#f10)。宇宙情報センターの青少年教育活動/教材における『「もっとしりたい!うちゅう(3)」（小学生用）』(http://spaceboy.nasda.go.jp/spacef/cosmic/pdf/qanda2_a.pdf) によると、宇宙は100kmあたりから始まっているとのことです。この高度では、地上の実験室でつくる“真空”よりも、もっと空気が薄いそうです。宇宙事業法の定義では、「宇宙空間」とは、地表の上方の空間であって、地球周回軌道上で物体を運用することが実際に可能な高度以上の空間をいいます(http://www.nasda.go.jp/lib/space-law/chapter_4/4-1-2-6/4-1-2-61_j.html)。小学館の国語大辞典の「気圏」の定義は、「地球の大気が存在する範囲で、高度1000kmくらいまで」とのことですので、地球の大気が存在しない空間を宇宙と呼ぶなら、高度1000km以上が宇宙になります。（９）静止衛星が地上3600kmの距離にある理由について
高度3600kmの円軌道の公転周期が24時間になるからです(http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1998/00149/contents/187.htm)。空気抵抗の問題ではありません。（１０）６回の月面着陸の映像はすべて、全く同じような背景と場所を写している。
着陸地点は全て別々の場所、すなわち、静かの海（23.49E、0.67N）、嵐の大洋（23.41E、3.04S）、フラウマロ高地（17.48W、3.67S）、アペニン山脈とハドリー谷との間（3.65W、26.10N）、デカルト高地（16E、10S）、タウルス・リトロー地域（31.76E、20.16N）にそれぞれ着陸したそうです（http://moon.nasda.go.jp/ja/history/apollo.html、http://home.att.ne.jp/orange/FifteenHours/Sdevelopment.html、http://home.att.ne.jp/orange/FifteenHours/Sdevelopment.html）。よって、もし全て同じような背景と場所を写しているとすればかなり変です。（１１）月面着陸の痕跡と残骸の機材が精密な高性能望遠鏡で観察できるはずだ。
確かにそんな写真を見たことはありません。専門家の意見を伺いたいと思います。（１２）宇宙服では高温の中で長時間耐えることができない。
地上における、１気圧の空気が存在する場所での「高温」と、宇宙空間における「高温」とを同じとして議論するのは間違っています。温度とは、気体やプラズマを構成する分子、イオン、電子の速度分布を表すものです。例えば、蛍光灯の内部は水銀蒸気のプラズマによって満たされていますが、このプラズマの温度は１万度以上あります。つまり、あの蛍光灯のガラスの内部の「温度」は１万度以上なのです。しかし、このプラズマは非常に希薄であるため、合計の熱量は小さく、蛍光灯の周囲を覆うガラスの外部の温度は60℃程度までしか上昇しないのです。宇宙服が耐えるべきは、宇宙空間における「高低温」「真空」「宇宙線」であり、消防士の防火服とはまた別の特性が必要になると思います。（１３）ヴァンアレン放射能帯における放射能について
これについてはあまり自信がありません。Web上では問題ないとする見方があります(http://moon.nasda.go.jp/ja/popular/story03/van_allen.html, http://lsda.jsc.nasa.gov/books/apollo/S2ch3.htm)。バンアレン帯は高度2000〜5000kmの場所にあり、人工衛星を打ち上げる場合は、この高度を避けるか、あるいは特別の耐放射線設計（特に太陽電池の機能劣化への対策）を行うようです。しかし、このバンアレン帯を超えた、高度3600kmの静止衛星軌道上には、1960年以降、通信衛星、気象衛星、放送衛星等の多くの人工衛星が運用されていますので、専門家は、放射能の強さがどの程度なのか、よく知っているはずです。以上がぼやき４３０を読んだざっくばらんな感想です。
さて、ここで、私がこの話題に興味をもつ理由について述べたいと思います。副島先生には大変失礼ですが、私は「副島隆彦の書いていることを信じるのか、信じないのか」が、ここの会員の、特に理科系の人たちの心の中で、どのように推移し、決着されるかに興味があります。私は、副島先生の文章に、物理に関する基本的な知識が不足していることが見て取れたため、先生の反論には納得できませんでした。しかし、そもそもアポロ計画って変じゃないのか、という根本的な疑問に対しては、確かに腹の底にずしりと来る物を感じたのです。この、しこりのようなイヤな感じは、月面着陸の痕跡と残骸の機材を、何らかの方法で撮影したものが出てこない限り（しかも、それが新たな捏造ではないと証明されない限り）なくなりそうにありません。技術的に月着陸の有無を議論しようとしても、結局のところ、水掛け論にしかならない以上、やはり先生のようなプロの思想戦闘員にお任せするしかないと思います。以後は先生の闘いを凝視したいと思います。
参考URL
○宇宙情報センター http://spaceboy.nasda.go.jp/
○宇宙をとらえて http://home.att.ne.jp/orange/FifteenHours/Sdevelopment.html
○アポロマニアックス http://www2k.biglobe.ne.jp/~t_muto/apollo/index.htm
○ＮＡＳＡアポロ計画の謎 http://www2g.biglobe.ne.jp/~aviation/apollo.html
○アポロは月面に行かなかったか？ http://www.geocities.co.jp/Technopolis/2391/page_X_apollo_001.html
○月面反射板は人類が月へ降り立った証拠ではない http://www.h5.dion.ne.jp/~aw.pprp/objection/objection.html以上
さっき、ヤフーのトップに出ていたニュースがもうフロントから消えてしまっています。見逃した方も多いかと思いますので、ここに転載させていただきます。
NYタイムズでさえ、こんなものなのですから・・・・・。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊転載始め＊＊＊＊＊＊
１１日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、今月初めに他紙の記事を盗用した疑いで辞職したジェーソン・ブレア元同紙記者（２７）について、過去７カ月間に執筆した記事７３本のうち３６本にねつ造やライバル紙ワシントン・ポストなど他紙からの盗用が見つかったとする調査結果を報じた。ニューヨーク・タイムズは「読者の信頼を放棄する巨大な恥」（サルツバーガー会長）と指摘。絶大な影響力を誇る１５２年の歴史上「最悪の出来事」と位置付け、読者や関係者にあらためて謝罪した。
調査によると、ブレア記者はイラク戦争で負傷した米兵が収容された海軍病院や、劇的な救出で話題になった女性兵士の実家など、実際には取材に行っていない場所や会ってない人物について自ら取材したかのように描写。談話や発信地のねつ造、盗用を繰り返した。
昨年秋に全米を揺るがした首都ワシントン周辺での無差別狙撃殺人事件では、容疑者の逮捕状況や動機に関する“特ダネ”を連発したが、同記者がこの時期の大半をニューヨークで過ごしていたことが社に精算を請求した領収書などから判明。記事の重要部分が誤報だったことも分かった。（ニューヨーク共同）（毎日新聞）
[5月11日12時30分更新]
以上転載貼り付け終わり
学問道場のみなさん、こんにちは。会員番号１２４８
大澤 知弘です。先生に先を越されてしまいました。
先生はきっと、嬉しいのではないかと思っております。
だが私は昨日、山田宏哉君の小論を寝る前に読んでしまい、眠れませんでした。
悔しかったからであります。かつて柄谷行人の本を電車の中で読んで、床に叩きつけた人が私の年長の知人にいましたが、夕べ彼の気持ちが理解できました。
しかし、負けた―っ、と思って悔しがるのはいいのかどうかわかりません。
身体に悪いです。
今でも手近にあるもので掴めるものに、手を出しそうになります。
これを壁に投げつければ少しはスッキリするだろうか、とも考えます。
しかし憎たらしい文章を山田宏哉君は書いてくれました。
悔しくて夜眠れないことの心地よさを味わったのは、実に久しぶりです。この掲示板は毎日３０００人以上の人が見ています。
３０００人の目の前で、自分をしっかり背負っている人の書く文章は、行間から「力」が漲っています。
読んでいるこちらのほうにも、その気力は伝わってきて、斬られるけれどもまた、再生するのであります。
これが真の言論の力なんでしょうね。
「剣客商売」はもう無くなってしまいましたが、これからは「論客商売」でしょう。
カッコいいなあー。キンチャクダイの言葉を編集すれば（参照・読者からの個人メール・・・掲示板）、科学的に定義された神は「進化した人間の意識体」になりますが、神ではない人間の意識体の集合体であるインターネットの世界では、せめて！奴隷から解放されたいものです。
意識体の世界においてでさえも、自分を背負えないのならば誰が自分を大切にするのだろう。
自分を律するのは自分自身のみである、これはあらゆる精神病の克服手段である。ネオコンは、あの１９６０年代に形而上で踏みとどまった連中であると思います（参照・有料版のル・モンドの翻訳）。
そこのところが少しだけ（三ミリくらい）、私が彼らを好きな理由でもあるのです（あくまで三ミリくらい）。以上、山田宏哉君と３０００人に捧ぐ。
大澤 知弘拝
副島隆彦です。[3034]の「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する 投稿者：山田宏哉 」は、さすがである。こういう文章から上を、優れた文章という。
私は、今、Giordano Bruno ジョルダーノ・ブルーノ という１６世紀の、イタリアの思想家の本を読んでいる。彼は、異端審問にかけられそうになって、ドミニコ派から、宗教改革（ジュネーヴのカルヴァン派）に 逃れだしていって、やがて、「世界は、アトム（原子）と、モナド（単子）からなる、という汎神論（すべてに神が宿る）を唱えて、ヨーロッパ近代学問（モダン・サイエンス）の礎（いしずえ）を築いた。
スピノザ、ライプニッツ、ゲーテらに影響を与えた。
ジョルダーノ・ブルーノは、コペルニクスの地動説（コパーニカン・レヴォルーション）を支持した。１６００年に火あぶりの刑に処せられた。日本のような、東アジアの一種族の国では、知性も教養も、たかが知れた貧乏な不勉強ばかりが、満ちているので、自分の馬鹿な原住民の頭で、何か、分かったようなことを言う。何も、何にも、勉強していないのだ。
「・・・なのでしょうか？」と疑問文で自分の考えを書いて終わるな。
自己疑問で終わるような文章を書くな。まわりに失礼だろう。それから、人に、「私は、何か間違っているのでしょうか？」とか、「よろしくご教示下さい。お願いします」などと、へりくだった風にして、書くな。
ご教示しなければいけないほうは、大変な、労力がかかるのです。往来（公共の場）で、人に教えを乞いねがうという態度は許されない。
どうして、何でもただ（無料）で、出来ると思っているのだ。お金を払いなさい。歴史学は、人文（じんぶん）学＝下等学問に、過ぎなくて、文学の一種です。それを、ソシアル・サイエンス（社会学問）の一種だと思う、その、私、副島隆彦の本をほとんど読んでいない不勉強人間は、ここには来るな。
会員でもないのに、まじめな自己紹介無しの、仮名、偽名、変名は、ここには、書き込むな、とあれほど指示を出しても、駄目ですか。誰か、ばしばし消しなさい。みんな、一般大衆なのですから、自分の名前で、勝負しなさい。名前は、記号に過ぎないし、個体識別の目印に過ぎない。
「堀」と書かれても、私は、どの堀さんか、分からない。私が、分からない人に、私たちは何を語り書けることが出来るのか。
ここは、２ちゃんねるのような、「名無し」の、闇討ちの、卑怯者たちが、集まる場所ではありません。実名で、堂々と、きちんと、礼儀正しく来なさい。そのまえに会員になりなさい。けちん坊めが。「学問道場」の会員であれば、すこしぐらい頭がおかしいな、と判断できる文章でも、我慢して付き合ってあげます。調子に乗るな。この東アジアの原住民レベルの者たちめが。自分の不勉強を恥じて、私の本を、１０冊読んで、会員になってから、何か書いてきなさい。
誰か、この失礼な人たちの文章を、あっちに持ってゆきなさい。自分の低脳に自覚が無い。どうして、こんなひどい連中に、まとわりつかれなくては、ならないのか。公共の場（パブリック・ドメイン）で、ものを考えるということは、やはりたくさんのばい菌と、いっしょに存在する、ということなのだ。
副島隆彦記
ナチュラル・サイエンスは政治に従属する山田宏哉です。
初めに断っておくと、私は1969年7月16日（月面着陸があったとされる日）の真実がどうであったか、現時点ではわからない。考える材料を集めている最中だからである。ただ、人類の月面着陸が実は嘘っぱちの政治的演出だったとしても、政治の性質を考えれば、ことさら不思議なことではない、と思っている。
もっとも、私が興味が持ったのはむしろ副島先生の「月面着陸なかった論」に対する多くの理科系の人たちの激しい反発だった。私はすぐに、理科系の人たちは「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する」という大きな事実から目を反らしたいのだ、と気付いた。たしかにそれはそうで、プロ野球の選手が「野球は玉遊びにすぎない」と本当のことを言われて怒るのと同じである。自分の存在を否定されるのと同じだからである。
私は、理科系の副島隆彦の読者の「先生、専門外のことには口を出さないでくれ」という態度が好きではないが、理解はできる。この人たちは、副島隆彦が文科系（私の嫌いな言葉だ）の分野で辛辣なことを書くのは、痛快で大好きだが、「学問の王様は政治学である」みたいな考えで、自分たちの領域に入ってこられては技術者としての自分のアイデンティティが否定される困る、と考えているのだろう。（もっとも「学問の王様は政治学である」というのは私の確信でもある）
だが、私は、学問や知識に関しては妥協を許さないため、以下、意地悪に見えようとも「学問の独立」や「自然科学の中立」といった考え方がいかに理科系の人々の願望にすぎないか、ということを今話題のアポロ計画を辿りながら嫌というほど示そうと思う。
ここに、ロバート・L・パークという物理学者（メリーランド大教授 専門は結晶構造）一般向けに書いた「VOODOO SCIENCE」（邦題「私たちはなぜ科学に騙されるのか」主婦の友社 2001年）という平易な理科本がある。この中で米ソの宇宙開発戦争の実態が活写されている。重要で示唆に富む部分を引用しながら「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する」という大きな真実を解説していこうと思う。
なお、ロバート・L・パーク自身は、「実は人類は月に行っていなかった」などとは全く考えていない。
（引用開始）
ケネディ大統領には、国民が心に秘めている願望を把握する天賦の才があった。ケネディは、有人宇宙飛行が冷戦の象徴として絶大な意味を持っていることをすぐに見抜き、ウィースナ報告書の忠告を無視して、宇宙計画の焦点を「機械」から「血も肉もある人間」へと――「無人」から「有人」へと――移行せよ、と即座にNASAに指示を出した。
パーク前掲書 P152
（引用終了）山田宏哉です。
アメリカは当初ガガーリンに人類初の宇宙旅行を先にこされ焦っていた。
本書によると、ウィースナMIT（マサチュ―セッツ工科大）教授（当時）が長をつとめる調査団は、「無人宇宙船の方が効率よく低予算で活動できる」という報告書をケネディに提出していた。が、ケネディは政治的理由でこのような「科学的見地」を無視してしまうわけだ。このように米ソの宇宙開発競争はそもそも当初から政治的なものであり、ナチュラル・サイエンス的な色は薄かった。引用を続ける。（引用開始）
それから1ヶ月もたたないうちに、ケネディは国民に対して「1960年代のうちに、月に人類を送り、無事、地球にもどすことをお約束する」と明言した。冷戦という状況下で、それは危険な賭けだった。･･･
宇宙開発競争において、知識の進歩は二の次であり、国家のテクノロジーを誇示する小道具にすぎなかった。･･･取るに足りない調査結果がまぶしいばかりの偉業として宣伝され、スペースシャトルの目的は「科学」ではなく「政治」になった。
パーク前掲書 P152
（引用終了）山田宏哉です。
パークはここで宇宙開発は政治であったと、あからさまに書いている。つまりは、「ナチュラル・サイエンスは政治に従属する」という私が何度も言っていることだ。（私は自分の考えの正しさを専門家の権威を借りて証明する、という方法は嫌いだが、思考力の足りない人には効果的だと思う） 「1960年代のうちに、月に人類を送り、無事、地球にもどすことをお約束する」というケネディの約束が絶好のタイミングで守られた、という点も注目に値する。（引用開始）
１９６９年７月１６日、ケネディ大統領の約束ははたされた。信じられないことに、ニール・アームストロングが、地球から約３８万キロ離れた月面に立ったのである！アポロ11号をどう表現すればいいだろう？ それは技術がなしとげた偉業であり、比類なき大胆不敵な行為であった。アポロ11号の月面着陸は、世界支配をめざす米ソ間の闘争を超越し、人類全体にとっての誇りとなり、さまざまな発想の源となり、人類が到達できる高みの象徴となった。
･･･そのうえアポロ11号は政治的圧勝でもあった。全世界がアメリカの偉業に畏敬の念をおぼえた。
パーク前掲書 P154
（引用終了）山田宏哉です。
このようにパークはアメリカ人として興奮気味に語っているが、案外重要なのは物理学者のパークがうっかり漏らした「信じられないことに」という一言のような気がする。「そのうえアポロ11号は政治的圧勝でもあった。全世界がアメリカの偉業に畏敬の念をおぼえた。」という部分も見逃せない。確かに、仮にアメリカの月面着陸が捏造だとしたら、このように捏造する「動機」はあったのである。だがこれ以上の詳しい事実は私にはわからない。
だが、アメリカが政治的に決定的勝利を収めた後、せっかくアポロ計画はナチュラル・サイエンス的に見れば最も面白く刺激に満ちた時点にまで来たにもかかわらず、アポロ計画はあえなく終わってしまう。アポロ計画は「はじまりではなく終わり」（前掲書P155）だった。「科学の精神」も何もあったもんじゃない。
もっとも、私が言いたいのは、何度も言っているようにこのようにナチュラル・サイエンスは究極的には政治に従属するものであって、理科系の人たちにはこの問題を見てみぬ振りをすることはできない、ということだ。
この大きな事実を見ずして「私は科学の専門家です。門外漢はだまっとれ」みたいな態度で知識をひけらかさないでほしい、とかねてから思っている。（了）
本日横浜の県立歴史博物館へ行き、ペリー来航記念展、その他常設展を見てきました。縄文弥生土器を始め、仏像、北条関係の遺品など二時間では見切れないものでした。
そこで手にしたチラシになんと「ひろヤマガタとNASAの世界」というのがあり、月の石やその他多くの展示物がNASAからもたらされた、とあるのです。写真も多いようですので、皆様ぜひどうぞ
真贋を確かめにいらしてください。ご報告お待ちしております。場所は二箇所あり、大桟橋国際客船ターミナル大桟橋ホール、と
みなとみらい２１新港地区３街区 象の鼻パーク、です。
桜木町から２０分、関内から徒歩１５分。
期間：４/５〜９/２８ 毎日午前１０時から午後９時まで年中無休です、
私は、歴博後は、WEBデザインの体験学習があり、時間がなかったのですが、そのうち行ってきます。今日、元校長氏と少し話す機会があり、彼も今の教育界を憂いていました。日本の良さが失われてしまう、との危惧でした。私も同感でしたが、やはり、敗戦が原因だろう、とのこと。敗戦以後、アメリカの言いなりになってしまった、ということは否めませんね。
しかし、フィリピンも、タイもマレーシアもアメリカに対して、プライドを持って嫌なことは嫌、だめなことはだめと言えるのですが、どうして日本はここまで自虐的になってしまったのでしょうね。
いつになったら、自立した国になれるのでしょうか。
以前投稿した事のある者です。
ゴールド（金）関係と中国関係がフイールドで、
その分野を中心に発言したことがあります。私は私大文系学部の出身ですので、
テクニカル的な事はあまり明るくないことを
前提に、お聞きくだされば幸甚に存じます。副島先生の米国のアポロ計画の件がかなり話題になっていますが、
実は、私、月到達の話はインチキだと言う説は10年以上前に
聞いたことがあります。
ただその説の出所が、旧ソ連や中国からのものでしたので、
当時はさほど気にもしないで、そのまま忘れかかって
いました。
経済や政治関係の専門書を読んでいて気が付いておられる方も
おいでかもしれませんが、時々、旧ソ連や中国あるいは東欧の
古い文献を読んでいて、ハッと意外な点を指摘している事
があります。もちろん不正確なものもありますが、時には
現在では忘却されかかっていることや、意図的に隠されている
ような事もあるから、無視できないのです。私は英語と中国語の文献しか縦横には読めませんので
あまり偉そうな事は言えないのかも知れませんが、
日本語訳の文献からでも気がつくこともあるのです。例えば、金についての問題であれ、米国発の情報からだけでは、
真に迫ることができないのは当然ですし、中国経済問題なら
なおさらです。あまりに米国発の情報に頼りきっている日本のマスコミばかり
に頼っていては、物事の本質を見誤る可能性が大きいと思うのです。
いや、その米国発の情報すらきちんと分析できていない人が多すぎ
ますね（笑）是非､専門の方に伺いたいのですが、1969年当時のNASAの巨大な
コンピューターの性能は、現在なら誰にでも扱えるごく普通の
PCの性能にすら及ばないという話を科学雑誌の記事か何かで、
読んだことがありますが、本当でしょうか？
本当だとすれば、その程度の性能で、人類を無事月まで送り、
帰ってくるだけの事はできたのでしょうか？
よろしくご教示ください。お願いいたします。以上、割り込みでした。お邪魔いたしました。
写真のご紹介ありがとうございました。
ニュースウイークの表紙と、introduction の二つ目の写真、
”eaarthrise from Apollo 8" ですが、どちらも同じような地球の写真ですね。
ただ、相当、合成ぽく見えるのはなぜかな、と思います。
二つの写真を比べると、地球は同じようなのに、月の大きさが全然違うこと、更に、地球の写真の明度と鮮度が良すぎるからか、と思いました。
写真に詳しいかた教えていただければ幸いです。
飛行士ナメの青い地球、星条旗付の写真は、ともかくありました。
http://www.retroweb.com/apollo_retrospective.html
真偽の問題はともかく、こういう画が「撮って」あったことだけ確認します。
失礼しました。とりあえずの疑問の一端は解けました。
約１０年前に日本の金融界と経済界は変わりました。
日本の教育界も、ますます変わりつつあります。
戦後、６３３制になり、青年期に一貫した教育を行う旧制中学で大人になる、ということの良さがなくなり、日本人が弱くなりました。
その後の改革もほとんど失敗に終わっています。
ゆとりある教育は、ゆとりの無い塾通いと私立への逃避
静かの海から見ると青い地球は天頂に見える。
これは知りませんでした。ありがとうございます。
恥を承知で尋ねてみてよかった。
これは極めて重要な事実ではないでしょうか。
今日まで知りませんでした。どうして「技術者」の皆さんはこのことを
教えてくれなかったんでしょうか。理科系にとっては常識
なんでしょうか？文科系的で悪いですけれども、政治を司ってきたのは文科系ですので、
理科系の方は、文科系はバカだからと侮らないでいただきたい。
そもそも日本固有とも言える、文科系理科系という二元構造がいいとも、悪いともいまは言いません。ただ文科系の人間には理科系に対する
尊敬と引け目と、かなり強烈だが無意識的な、つまりよりたちが悪い
かもしれない裏返しの「差別意識」があります。それは別の機会に議論
するとしましょう。これはこれで、別途きちっと議論したいことですので。話が逸れてしまいました。ごめんなさい。ここはとりあえず文科系の頭で考えさえてください。数字も出典も
挙げられなくて、すみません。
「静かの海から天頂を仰ぐと青い地球が見える」。
なんと素晴らしい画なのでしょうか。技術が許せば、
月面に立つ飛行士が漆黒の天頂を見上げたとき、
その宇宙服のシールドの、広角レンズのような強化プラスチック（？）
に青い地球らしきものがリフレクトする。これこそが人類が月面に立つ
その瞬間の象徴的映像として、記録されるべき「映像感覚」です。
そのシールドに他の飛行士を写した写真があるじゃないですか。カメラが３６０度はパーンできない。それはいいとしても、９０度くら
いはパーンしてもいいんじゃないですか。飛行士の被るシールドの婉
曲度にもよりますが、９０度までいかなくても、かなり強い婉曲を
した、広角鏡のようなものだとしたら、飛行士が少し空を見上げたら、その丸い金魚蜂のような空間に、天頂に青く輝く地球を移す
ことは不可能ではないはずです。専門学校で教える写真技術の基本
のような話です。私の感性では、それこそが人類が月面に立ったとき
の象徴的映像、少なくともその候補でなければならない、と確信し
ます。ということで、私が言いたかったことは、科学的あるいは数学的
議論ではなく、映像のプロたちが、そして政治的に発想する人間が
あたりまえに考えることは、こうであるはずだ、という程度のことです。それがない、ということに、私はその方面の専門家として、
理科系の人々の「思い」はともかく、「どう考えても解せない」と
感じたんです。これは何の引用も、論証もない、感覚的な
視点ですので、いかなる批判に対してもオープンです。科学的、数学的議論が大切なことは認めますが、私が仮に文科系の
指揮官だったとして理科系の部下たちに何を求めたかをシミュレート
してみたいだけです。どうしたかったのかという、我々自身の感性を
信じたい。子供のころ教わって、真面目に信じていたことが、ウソだらけだったと、４０を過ぎて感じている今日この頃、もはや、どんな大きなウソが箪笥の奥から出てきても、慌てることはありません。副島先生の猿の惑星論で思い出すのは、パート２で出てくる
地底人です。核戦争で顔面がケロイドになっていながら、地下で
核ミサイルを前に賛美歌を歌うあの可哀相な人々です。子供のころ
あれを見て、無性に恐ろしく、悲しく感じたことを憶えています。
私は以前から、あの地底人たちが日本の理科系の人
たちのように思えて仕方がありませんでした。
ノー・オフェンスです。これについてはまた別途述べたいと
思います。議論をしてまいりましょう。
会員番号２２２９です。先日会員登録させていただいたばかりの者ですが、副島先生のぼやきと本を読みながら自分なりに勉強しています。最近の掲示板は月面着陸に関しての書き込みで一杯になっていますが、その内容で疑問に感じる事があり、今回お便りさせていただく事にしました。
私は月面着陸はなかったと確信しています。こう書くと、たちまち「根拠を言え、決定的な証拠を提示しろ。」ということになるのでしょう。本当はこちらの方こそ「目を覚まして下さい。」と言いたいところです。この件に関しては、彼らの言うところの「決定的な証拠」を数字で示しでもしなければ発言すら許されないのでしょうか？私は文系の人間ですので、徹底的に数字で突き詰めなければならないとする理系の気持ちが理解できません。その証拠がない限り、彼らにとってアメリカの発表する宇宙開発に関する情報はすべて信用に足るものであり続けるのでしょうか？立証責任がどちら側にあるのかまで問題にしています。立証責任を考えるなら、保護法益はなんなのかをまず考えるべきなのではないかと思います。守るべきは、日本の国益、真実の人類の歴史ではないのでしょうか？これらが侵害されている可能性がある以上、（事実侵害されていると確信していますが）対策を考えるべきなのでは？理系の人たちにとっては、国益よりも数字による証明のほうが優先すべきものなのでしょうか？
こうして世界中で、月へ行った、行かない、と時間をかけて議論がわきおっこたとして誰が利益を得るのかと考えると、それは他ならぬアメリカではないでしょうか？究極のところはこちらが月へ行き映像を持ち帰って比較するか、アメリカの国家機密が漏れるかしなければ、全人類が納得するような結果は出ないのだから、のらりくらりと言い訳を並べて煙に巻いてしまえばいいとでも考えているのではないでしょうか。
なぜだか最近、テポドンが日本の上空を飛んだ時の事を思い出します。あのときも、ミサイルだったのか衛星だったのかということに異常にこだわって肝心なこと、国益を守るということに関する議論が棚上げされました。重要なことは、発射されたのがミサイルかどうかではなく、その技術が北朝鮮に既にあるという事実、日本がアメリカとセットで仮想敵国とされている事実、こうした行為をする政権であるという
事実だったはずです。ミサイルであった可能性、それを根拠に北朝鮮対策に真剣に取り組むべきだった。工作員の検挙、不審船対策、法整備、あの当時からやるべきことは、やれたはずのことは数多くあったはず。拉致に関しても、証拠がないと言い張る人たちが最後までいた。拉致の可能性、それだけで行方不明の同胞の捜索の方法は変更されるべきだったのではないか？こうした意見には、月着陸に関する問題を北朝鮮問題と単純に比較するなという批判がされることだろうと思います。しかし、守るべきは国益という目的は同じです。
今、月面着陸に関して真偽を追求し語り合うのはもちろん重要なことだと思いますが、数字のみで行った行かないの議論に終始し、そこから先に進めないというのは果たして国益につながるのか？と疑問に感じるのです。いったいＮＡＳＤＡとＮＡＳＡとの関係はどうなっているのか？スペースシャトルに乗せてもらうのにお金を払ったように、何かの名目で資金の流れがあるのか？宇宙開発という分野で国益が侵害されている可能性についても考える必要があるのではないでしょうか？いくつかの論点を同時進行で考えていっても良いのでは・・・と思うのですが。
会員番号2038 ＊＊＊＊ です
本年2月で50歳になりました。華のニッパチ（北の湖）
と昔誰かがいっていたように思うが、いまはただの親父です。
副島様の著書はほとんど（但し英文は除く）読んでしまいました。
がしかし、養老孟司のいうところの （バカの壁）にあたっていて
ちっとも頭に残りません。
人類はまだ月へは行っていないというのが気になって
連休の間仕事もせずに色々と考えてみました。副島様には大変感謝いたします。
目からウロコが何枚も落ちたようです。以下はただの親父の戯言です。
1、月面の砂について
なぜあんなにきれいな靴跡ができるのか。
そもそもなぜ月面に砂（塵）があるのか。
月には大気も水もないのではないか。
どうして岩石は風化するのか。
風化の原因が隕石の落下、太陽風、温度差
にあるとする人もいるが、砂の厚さ（深さ）に
場所による差があるのはなぜか。（靴跡の深さに
差がある。）背景の山はなぜ侵食をうけた様に
丸いのか。そもそもエンジン噴射で着陸船付近
の砂（塵）は薄くなければならないはずである。
第1歩が岩の上では靴跡が残らない。
まず地上の星の砂漠にスプリンクラーで水をまき
ほこりがたたない様にする。念のため周囲を黒いネットで
風除けをしよう。
砂に適度な湿気をあたえるときれいな靴跡がとれる。
車輪の回転でも砂はきれいな
放物線を描いて飛んでゆくだろう。こうして（地上の星）
を現実の物とする。
周回軌道上へ運ばれた地上の石は、地上のＮＡＳＡの
検疫所で調べられ各国の研究所へ配付された。2、なぜ地上のように歩かないのか
そもそもなぜスローモーションようになるのか
月と地上の差は重力（1/6）と大気（0）の有無
ではないのか。月上で垂直飛びをしたならば
地上の6倍以上跳ねられるのではないのか。
太陽に向かって地上と同じスピードで拍手は打てないのか。
人間の筋力が月では衰えるのか、しかし彼らは
地上と同じ様に普通にしゃべっているように聞こえるが。
心臓の鼓動もスローモーションになるのだろうか。
月でも地上でも生命維持装置をつけて立っている
姿勢は同じになるはずである。重心は月でも地上でも
同じ位置にあるはずだから、軍人（飛行士）の姿勢から、背中の荷は
人の体重以下にみえる。であれば地上の3倍は跳ねてほしかった。
右足に重心をおいた、引きずるような歩き方はやめてくれ、
だから重心を失ってずっこけるのだ。（歌でごまかすな、もっとまじめに
仕事をしろ、訓練がたりない）
アポロ17号ビデオの最後の跳躍は非常にまずい、腰のカードが上下
にゆれている。カードの裏が見えている。大気がないのに
以上